2017年9月11日月曜日

ソロギターとプリアンプ

最近、なんのストレスかはわからないが、ともかく恐ろしい勢いで機材を購入している
さすがに老後がマジで心配になってきたが
逆に「これで老後は何も買わずともギター楽しめるじゃないか」とささやくのは誰なの・・

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ソロギターを生音だけで楽しむ方法はある、というかむしろそちらが王道です
しかし、ワタシがソロギターをはじめたとき、
youtubeのソロギター動画にはライン録音のものが多かったということもあるし
アコースティックギターのイロハも知らなかった私にはこう思えたのでした

「いい音のためにはギターにお金をかけるより、ラインの機材にお金をかけた方が早道かも」

以来5年、まあライン好きは変わっておりませんが、
「早道」というのはどうでしたでしょうかねえ・・・、「機材リスト」の中身が示すようにまさに泥沼
ギターは1本の値段が何十万単位になるので、それなりにストッパーが機能するのですが
機材個々のお値段はそれほどでもないので、ついついポチる
それも比較したいものだから同じ種類のものをいくつも買う(^_^;)
気がつけば、そこら辺の楽器屋より機材はよほど充実しているというか・・・情けない



さて前置きが長くなりましたが、そんな機材好きの私でさえ、最後まで興味の湧かなかった機材

それが、プリアンプ

であります。
「音でかくするだけやし」
「パッシブPUにはいるけどアクティブならいらんし」
「そもそもリバーブのようにあからさまに音が変わるなんてありえんでしょ~~~~」
ということは・・・
早い話、なんでもええやん!、というのが正直なところでして
必要性はわかるものの、善し悪しにこだわる心は皆無でありました

そんな私でしたけど、妙に世間の評価は気になると言うことで最初に選んだのがこれ

L.R.BAGGS PARA ACOUSTIC D.I.

通称「パラアコ」と言えば、まあ誰もは知らないでしょうけど、わかる人にはわかる大定番
とにかく素直にピックアップの音を増幅してくれます
色づけはほとんど無いけれど、プリアンプに必要な仕事はきっちりとこなす
そんなイメージのプリアンプです
電池と48vファンタムでしか動かないということで、少し使いづらい面もありますが
とにかく持ってれば安心ということで長期間お世話になっております


次にエフェクター兼用のマルチとして選んだのがこれ

【ZOOM A3】

いやはや、多機能で便利!プリアンプとして、エフェクターとして、2音源のミキサーとして
何をやらせてもそこそこな仕事はこなしてくれます
買った当初はプリアンプとしてしか使ってなかったのですが
エフェクターとしても「使えん」ってことは決して無く、
最近ではマルチエフェクターとしてほぼ常用していたのでした

 


そんな「プリアンプにはこだわりません派」の私でしたが
どうも最近ネット界隈でアコギ用プリアンプの話題がアツいと感じ始めたのが運の尽き
「ホンマかいな」「そんなん気の迷いやわ」「フラシーボやわ」
との懐疑的なところは捨てきれないのではありましたが
とにかく自分で見て試さない限り信じないという悪い癖も災いして・・・
試すだけは試してみようと重い腰を上げたのは、つい最近のことです

ところで、試すは良いけどプリアンプの知識もほぼ無く
善し悪しの基準もないわけで、試す対象をどう決めるかがまずは問題となりました
ただ、いまさら一般的なメーカー製のものを試す気にはどうもなりません
生意気にも「無名の名器」と言ったのを見つけたい、などと大それたことを考えながら
ネットをさまようこと数日・・・(笑)

結局、無名の名器といわけではないのですが
ハンドメイド的な雰囲気が漂う中で評価の高い製品と言うことでこの2つを選びました
もちろん「金に糸目はつけん!」というわけにもいきませんから
頑張れば買えそうかなと言う範囲ですけどw

【PAS Vivid Forcus Type.G】

熊本で製作されるハンドメイド(多分)製品です
PASの製品は実は結構前から興味がありました
EPASという製品でしたが、うえに書いた事情から興味はあっても買うほどでは無く
うじうじしてるうちに販売完了となってしまいました
その後継機種、なのかどうかは定かではないですが
PASのHPで見かけたこの機種を選んでみました


【ALBIT A1FD aco】

これも埼玉県で製作される日本製です
何に惹かれたかと言えばこれ、「真空管プリアンプ」
それと左右にそびえ立つスイッチガード(笑)
中身的にはA1FDというベース用プリアンプと同様なのだそうですが
ベースは意外にも音のレンジが広く
アンプなどもそうですが「ベース用」という機材はアコギにも相性が良いことが多いのです
それに加えて2ピックアップのステレオ入力も可能というところが
ziziさんの心をくすぐりました(笑)





試した結果は如何に・・・・

まあ正直に言えば、「たまげました」w

ちょっと長くなるので、詳しい話はまたの機会に!

2017年9月7日木曜日

リバーブの好み、うつろう男心・・

ギターに限らずリバーブやプリアンプの音の好みも時間経過とともに変化するものです
特にリバーブは機種による違いもそこそこ大きいので
好みが変わるたんび、「良い!」という噂を聞くたび、財布が軽くなっていくのですが
恐ろしいことに、好みがまた回帰するということも十分にあるわけでして
古い機材も手放せずにいるという、この優柔不断さ・・・・(笑)

【ごく初期】
さて、ソロギをはじめた当初は、そもそも「好み」などと言うものはなく
とにかくカラオケエコーのような残響がギターの音につけられると言うだけで喜んでいました
それに、まさか自分がライブのようなことをするとは思いもしなかったので
最初に買ったのは全てラックリバーブ
でも「好みを探そうとしていた」ということはTCやLexiconをまぜてみたりということでも
良く分かります、暗中模索の時期でした

   BOSS RV-1000
   KORG DRV-1000
   Lexicon MPX110
   TC_electronic_M350
   YAMAHA REV-100
   ZOOM STUDIO_1201

【Lexicon命!期】
大好きな岸部眞明さんが使ってるということもありましたが
基本的に太くて優しいリバーブが好きだと感じていました
それにネット情報を漁るたびに「世界中のスタジオで使われてる」なんてのを目にして
リバーブと言えばLexiconだろ!って(笑)
いえ、でも本当に素晴らしいリバーブで、アタックやリリースの自然さ、優しさは秀逸です
この時期にNova Reverbも買ってます、
これはもう、比べてみたいという欲求が勝った結果でしたが、
Nova Reverbのすっきりさも、なかなか小気味の良いもので、いい気分転換になってました

   Lexicon LXP-1
   Lexicon LXP-5
   Digitech RV-7
   Digitech SUPERNATURAL
   Digitech iStomp(Lexicon Hall reverb)
   TC_electronic_NR-1 Nova Reverb

【マルチってなんじゃラホイ期】
時期的にはLexiconと並行しますが、
複数のエフェクトを同時に使えるという機能性に興味を引かれた時期です
さすがに個々のエフェクトの質というのはそこそこレベルで
濃密感などはあまり感じたことがないのですが、
それでも録音じゃなく現場使用なら十分かもと思います
A3はプリアンプとしてもなかなか使えるやつでして結構重宝しております
ただこの手の機種をリバーブとして使うには、かなりの慣れと音の作り込みを要すると感じました

   ZOOM A3
   ZOOM MS-70CDR

【芯のあるリバーブは無いかいな期】
ここ1年くらいの好みです
ずっとLexiconメインでつかってきたリバーブでしたが、なんとなくピンとこなくなり
好きだったHallリバーブからPlateリバーブに切り替えて少しましに感じていたのでしたが
どうにもアタックが物足りないのです
で、そう感じてしまうとアタックだけで無く全体的な原音感の薄さも気になり始め
「芯のあるリバーブは無いものか」ってことに・・・・
リバーブに芯を作るにはいくつかやり方があると思うのですが

一つ目はミキシングによる方法で
原音のチャンネルとリバーブのチャンネルの2ラインを最終の出力前にミックスします
ただこれだと単にリバーブのMIXつまみとおんなじじゃん!ってことになるのですが
ミキサーだとリバーブのMIXとはちょっと違った感じの出音にすることができます
また、PAの場合だとスピーカーの例えばRにWET、LにDRYを出してやると
結構威力を発揮することもあります

二つ目は基本的に「すっきりさわやか系」のリバーブを使うことじゃないかと思ってます
ただこのさわやか系リバーブは残響の癖とかが出やすい、というかわかりやすい
ちょっとしたざらつきとかも好みの分かれる部分になりそうです

   LINE6 HD500X
   tc electronic HALL of FAME2
   Strymon BigSky
   Boss RV-500
   Strymon BlueSky

【リバーブ探しは果てしない・・】
ソロギターを初めて5年だというのに、上に書いたリバーブだけで概ね20個
他にミキサーやアンプに付いてるリバーブもあるし・・・(^_^;)
「そんなにちょろちょろ買わんと、最高の一台を買ったらええのに」
そりゃまあそうですけど、

「好みが変わるんだから、最高の1台は無い!!、残念!!」

ってわけですね、悲しいことに・・・そして、好みだけの問題じゃ無くて、
実はギターやピックアップやプリアンプとの相性の問題もあります
使うギター、PU、プリアンプが1種類ならまだリバーブも決めやすいのですが
それが複数となると・・・もしかして好み以上にややこしい話になりそう(^_^;)

でもいまのところStrymonで一応の満足には達してますし
万一好みが元に戻ったとしても、気分転換が欲しくなったとしても
たんまり在庫がありますから(笑)

怖いのはめちゃくちゃ高評価な新製品の出現でしょうか
くわばらくわばら・・・


2017年9月2日土曜日

初めての象牙ナット&サドル

宇坂ギターも2012年の製作と言うことでまる5年が経過しました
毎日弾くという前提で、
ナット・サドルがどの程度の寿命を持つのかはちょっと定かではありませんが
以前、マーチン巻きをyoutubeで調べたとき
martinの職人さんが「ナットの溝に弦をかけるのはギリギリ最後」と言っていたので
消耗品であることは間違いなさそうです

しかし、交換のタイミングというのは実に難しい
音がぼやけてきたとかというケースでの交換は普通に考えられますが
それもはっきりとしたタイミングにはなりにくいので
音の変化に頼らず、数年おきとか定期的に交換される人もいるでしょうし
弦高調整の一環や、単に気分転換という場合もあるでしょう

で、今回ワタシの背中を押したのは・・・・
今ならとってもお安く象牙に交換できるとルシアー宇坂氏に聞いたためだったり(^_^;)
まあちょっと音がへたってきたなあと感じることもあったし
妙に新品弦の音の保ちが良くないと感じたりと言うこともあったのですが
「格安」の二文字の破壊力が絶大だったのは間違いないです

【交換後の写真】
象牙の証、しましま模様がなんかとても嬉しい(笑)
6弦のやや浅めのかかり具合も良い感じです

肝心の音の方はですね
明らかにブライトさが増して抜けが良くなっています
「5、6弦の音が立つように」と預けるときにお願いしたのですが、大成功です
宇坂氏は預けたときの弦を外さずに元の弦のまま作業をしてくれたので
音の比較がとてもやりやすくて助かりました

こうして手をかけるほどにギターがいとおしくなってきます
そんな意味でもメンテナンスというのは大事な作業だなあと思う次第

「そんな話はええから、格安ってなんぼやったん?」

そうですよね、でもこれ材料がある間だけの期間限定価格なのだそうです
ですから、はっきり価格を書くのも気が引けますが
概ね相場の半額程度という感じです
もしご興味があればToshi.G工房にお問い合わせされてみればいかがでしょう