2021年7月24日土曜日

BOSS RC-10R のクローン化

恥ずかしながらルーパーとしては全く使えていない「BOSS RC-10R 」
しかしながら、「リズムマシン付きレコーダー」としては大変重宝しているし
もしかしたら、いつの日かルーパーとして活躍することもあるかも知れない(笑)

そんなBOSS RC-10R の2台目が、とある事情で我が家にやってきた
そうなると、「いつもと同じ状態で使いたい」と思うのは当然であります
システム設定や記録データの状態も含めて全く同じにしようと、やってみました

けっして特別なこと・・ではありません
基本的には「バックアップ→リカバリー」を
同一機ではなく、異なる個体間で行うというだけのことです

システムプログラムのバージョンをあわせる
これについてBOSSからのアナウンスはどこにもないのですが
一般的な話としてシステムプログラムが変更になると、
メニュー体系や設定値が変更になることがあります
RC-10rのこれまでのバージョンアップは全て不具合修正で、
機能追加等は行われていませんので、バージョンが異なっても大丈夫なようには思いますが
万一そのような変更があった場合は、クローン化で不具合を生じることが考えられます
「転ばぬ先の杖」といった意味でも2台を同じバージョンにしておく方が無難と思います

さて、今回の状況は・・
 ・1台目:Ver 1.09
 ・2台目:Ver 1.05(新品買ったんだけど・・・売れてないのかなあRC-10R)
 ※バージョンの確認はRC-10RのMENUボタンを押しながら電源オンで可能です
当然ながら古いバージョンにあわせるということは出来ないので
2台目をVer 1.09にバージョンアップします
システムプログラム及びバージョンアップ方法は以下をご参照ください


1台目のデータバックアップ
詳しくは「RC-10R パラメーター・ガイド」に記載されていますが、概ね以下の手順です
うちにはMacが無いのでWindows10での手順となります

1. RC-10R の電源を入れ、USB 端子とパソコンのUSB 端子をUSB ケーブル
  (USB2.0)で接続
2.[ MENU]ボタンを押します。
3.[ VALUE]つまみを回して「MASS STORAGE」を選びます。
4.[ VALUE]つまみを押します。
  押したあと、VALUEはOFFとなっているのが見える
5.[ VALUE]つまみを回して「ON」を選びます。
  パソコンとの間で接続が完了すると「CONNECTING...」と表示
  ※ 停止状態でないときや、保存していないフレーズがあるときはUSB接続不可
6.PCに「BOSS RC-10Rドライブ」が表示されるので「ROLAND」フォルダー
  ごとパソコンにコピー


以上でバックアップは完了です

バックアップだけで作業を終わる場合は「ハードウェアの安全の取り外し」を行って
RC-10RからUSBケーブルを抜いてください

2台目へのデータリカバリー
手順の1~5まで(RC-10RとPCの接続)は、上記と同じです

6.BOSS RC-10Rドライブの「ROLAND」フォルダーを削除
7.パソコンにバックアップしてある「ROLAND」フォルダーを
  BOSS RC-10Rドライブにコピー
8.コピーが完了したら「ハードウェアの安全の取り外し」を行って、RC-10Rから
  USBケーブルを抜く

 ※1 この操作でRC-10R(2台目) に保存されているフレーズ・メモリーは消えます
 ※2 リカバリー時以外は、BOSS RC-10Rドライブ内のフォルダーは削除しない

バックアップ&リカバリーの注意点
共通の留意点としては以下があります

■ドライブ「BOSS RC-10R」は絶対にパソコンでフォーマットしない
 RC-10R が正しく動作しなくなる
 ※この場合は『工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)』(取扱説明書)
  の操作でRC-10R を初期化すると正常動作するようになりますが、
  すべてのフレーズ・メモリーは失われて元に戻すことができません。

■USBドライブの取り出しをするまでは、絶対に以下の操作をしない
 パソコンが応答しなくなったり、RC-10R のデータが失われたりすることがある
  ・USBケーブルを抜く。
  ・パソコンをサスペンド、休止、再起動、終了する。
  ・RC-10Rの電源を切る。
 ※本体メモリーの失われた記憶内容の修復、補償はBOSSでは行えない

おわりに
こんな情報、誰が必要とするのだろうと、思わなくもない(笑)

たしかに「リズム機能付レコーダー」と考えれば少しお高いこともあるし
ルーパーとしても、リズムとのシンクロや2トラックの使用法などやや操作がややこしい
といった部分も有り、賛否ありそうな機材です
しかし、私にとっては
 ・超コンパクト
 ・44.1kHzサンプリングながら音が良い
 ・リズムの種類が豊富、しかも同じリズムで2パターンあったりフィルやエンディング
  まであったりと「おまけ機能」としては良く出来ている
 ・使いたいリズムを保存し簡単に呼び出せる
 ・録音操作も簡単、しかもステレオ6時間!
これらに加えて「やる気さえあればルーパーとしても使える(かも)」という部分も
私の心を捕らえて放さない要素となっています(笑)

BOSSさんの意図した使い方は全く出来ていませんが
それでも「宅録用として据え置き」「持ち出し用」の2台が欲しくなる・・・
そんな機材なのでありますよw


2021年7月18日日曜日

実家スタジオ化構想 設計図

色々と事情があって空き家となってしまった実家
遠いのでしばしば帰省というわけにもいかないのですが、なんとか楽しめる場所にしたい

そこで考えたのが、「田舎をいかしてそこそこ音量でギターが弾ける場づくり」です
ついでにライブ配信もできる形に出来たらな~~~ってw

設計図


設置場所が260km離れた実家だけに、
なにかが「足りない!」ってとき、とりに帰るなんてことは気軽に出来ません
可能な限り過不足がないようにするには事前に「設計図」を描く必要があります

特に問題となりそうなのが「ケーブル類」
機器接続や、電源確保にはほんとうにたくさんのケーブルが必要です
下図においても
 ・機器接続用:14本(11種類)
 ・電源供給用:2本(汎用電源サプライ用、機器個々の電源ケーブルは除く)
ということで、最低16本を持って行かなくてはなりません
もちろん、必要な長さというのも考える必要がありますから
それらを含めて頭の中だけで整理するのはもう無理です
設計図は必須といっても良いかもしれません


BOSS RC-10Rだけは、買い足しが必要ですが
その他は全て手持ち機材ですので、出費は最小限!!
というか、「余剰機材,どんだけ~~~~~」

上図の中の緑の四角は一体ナニ?
それは機材用の台です
そのために、設計図も機材の実際の大きさに忠実に作成しています
そうでないと予定した機材台に収まるかどうかもわかりませんしねw

当初は木材で自作しようかとも考えたのでしたが
たまたまamazonでこんなのを見つけてしまいました、そう「シューズスタンド」です(笑)
2段あって収納力も十分ですし、なんといっても台が傾斜していて
機材が操作しやすい「はず」です(実戦投入前なのであくまで予想です)

おまけに、幅が可変(内寸で50~80cm)ですから、
少々の機材変更にも十分対応できそうです
 ※棚板1枚の幅が10cmなので、6枚使えば60cmとわかりやすい作りになってます

多少強度が心配なので内寸60cmで使うことを予定していますが、
80cmで使う場合でも、1段あたりの耐荷重は3.4kgあります
ちなみに、設計図下段のROLAND GR-33は重量2.5kg・・・なんとか大丈夫でしょうw


それにしても、シューズスタンドを使っちゃおう!とは

なんてすてきな発想(笑)


上手くいけば、ですけど・・


2021年7月12日月曜日

KEIBA パワーアップニッパー

弦交換には必需品といっても良い「ニッパー」
私の場合は、張り終わった新弦の端末カットだけではなく
古い弦を外すときにも12フレット付近で切断してから外すので、
私にとっての必要度はとても高い工具です
使用中のニッパーが今ひとつということで、買い換えたいと思ったのですが
ほんとならギター関連工具から探すべきところ、今回は「一般工具」から選んでみました

KEIBA パワーアップニッパー


「KEIBA」とは???
『KEIBA』は世界20ヶ国以上のプロフェッショナルが愛用する作業工具ブランド。
抜群の切れ味、特注高級鋼材の耐久性、国内一貫生産による安定した品質、
機能を追求した美しいデザインなど、随所にこだわりとノウハウが注ぎ込まれています。
・・・とのことでありますw

もちろん日本製で新潟県三条市の「株式会社マルト長谷川工作所」の製作
どうやら「KEIBA=競馬」ということのようなのですが
社長さんが競馬好きなのかどうかは・・・・わかりません(笑)
【2021.7.13追記】
ツイッターの方でマルト長谷川工作所様から
KEIBAの名前の由来について教えていただけました、ありがとうございました!!
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KEIBAの由来ですが 初代社長が競走馬の雄姿に強く惹かれたことや
当時馬を飼い可愛がっていたこと等が 理由となっております
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呼び寸法(mm)165
トラスコ品番760-8713
材質クロバナ入り70カーボン鋼(CR-V70C)
全長(mm)165 質量(g)160
切断能力(Φmm) 軟線2.3 硬線1.8


これまでは何を使ってたのか?


これまで弦交換で使ってたのもニッパーですが、100均の安いニッパーです
切れなくはないのですが、
 ・6弦を切るのにけっこう力がいる
 ・巻き弦では芯線を切ったあとに巻いてある細い線が切れ残ることが多い
などなど、かなり我慢して使ってたわけです
実際、写真のように閉じた状態でも、元々の製作精度のせいか、使用による摩耗のせいか、
わずかな隙間が生じています、これじゃ切れ残りもするわな~
まあ「我慢の限界!」ってほどでもないのですが、
世の中にはもっと楽できるニッパーがあるんじゃないかしら??というのが、購入動機です

ちなみにこれまで使ってきた中で切れ味最強のニッパー・・・は??
意外や意外、ペグワインダーにおまけでついているこれ!!
ほんとうに気持ちよく切れるし、切れ端が飛び散りににくい
でも、なんか微妙に握りにくく使いにくいため、このところ徐々に縁遠くなってきました
もちろんお出かけ時の荷物を減らしたい!なんてときには大重宝しますが・・


さて使い心地は?
【基本的なこと】
収納時は鎖で握りが開くのを留めていますが、それがなければバネで大きく開きます
これはけっこう重要な部分でして、弦を切るたびに握りを開く動作はとても面倒です
それが勝手に開いてくれるのはとてもありがたいです

また、165mmという大きすぎないサイズも、ほんとにちょうど良い
手のひらサイズ+αというのは、ギター用工具というイメージにぴったりです
 ※「作業イメージに合う」って意外に大事!(笑)
あと、人差し指から小指の4本がかかる握り部分が外側に湾曲していて
力が入れやすいこと、これも地味だけど使いやすい要素となっています

【切れ味】
100均ニッパーとは比べるべくもなく「良い切れ味」です
写真のようにテコの原理を利用(ボルトカッターなどと同じ原理)して、
通常のニッパーの半分ほどの力で切れるのも素晴らしいですね


以下の動画は、1~6弦を束ねたものを一気に切断したときのものです
「豆腐を切るように」なんてことはもちろん無いのですが(笑)
以前のニッパーでは出来なかったことです
それに、加えて巻き弦の細い巻き線も残すことなく切れているのが素晴らしいです!
もちろんこんな乱暴な切り方をしても刃こぼれなどありません


まとめ
ギターの弦の交換用だからと、それほど考えずギター用品から選びがちな工具類ですが、
そもそも工具であるのだから、
ギターメーカーや用品メーカーのものより、本職用の一般工具の方が性能良さそう・・・
そんな思いから、今回それを実践してみたということですが、
たしかに、文句のない切れ味!我ながら良い選択だったと思います

ただ、モノタロウ価格は税別3千円・・・・ちとお高い(^0^;)
切れさえすれば百均で上等!という考えも全然有りです
しかし、めんどくさい弦交換が少しでも楽しくなるなら、・・・
こういうお道具にちょっと贅沢してみるのも良いかも知れませんね!!!


2021年7月6日火曜日

ARIAPROII AGS-203L

SH価格で3セット680円!!
しかも2021.6現在送料無料という驚異的な価格の
アコギ用フォスファーブロンズ弦である

ARIAPROII AGS-203L

私の弦レビューページでも「珍しく好意的な評価」 をしている弦です
しかしここ数年手持ちギターのエリクサー化がほぼ完了したこともあり
使う機会がほとんど無くなっておりました
高評価をしたにもかかわらず、記憶もどんどん曖昧になり「どんな弦だっけ?」って(笑)


■アコースティックギター弦
■フォスファーブロンズ
■ライトゲージ
■.012、.016、.024、.032、.042、.053
■お得な3セットパック 

そんなとき、「H27.8.3交換」と付箋の貼られたMORRIS SS101Ⅲが目にとまりました
H27っていつだっけと指折り数えますに、なんともうすぐ7年になろうとするエリクサー
調弦すると未だに良い音で鳴っているのには、もうあきれるばかりですけど
弦切れも怖いし、7年も保てばもう本望でしょう

加えて、このギターにはアンセムSLをつけていたんですが、
このところピエゾ音が今ひとつぱっとしないのでチェックも必要・・・
なんて事情もあり、再度エリクサーを張ってしまうより、
惜しげの無い弦で頻繁に交換しながらチェックを繰り返したいという諸々により
数年ぶりにARIAPROII AGS-203Lに白羽の矢が!!となった次第であります

使用感など


【弦交換】
各弦は透明の番号付きプラスチック袋に収められており、
一見防湿性にも優れるように見えるのでありますが、
1セット単位でホッチキス止めされているため、湿気の侵入防止はあまり期待できません
なので、「買ったらすぐ使う」が基本と考えた方が良さそうです
しかし、なぜにホッチキスしちゃうかなあ・・・


私は弦交換の際、ボールエンドから1cmくらいのところを軽く折り曲げるのですが
5,6弦ではやはり固さを感じてしまいます
この「固さ」はいろんな意味でARIAPROII AGS-203Lの特徴の一つと言えるかも知れません

【調弦】
チューニングの安定性・・・ほぼ及第点です、と言うかけっこう優秀ですw
これも「固さ」ゆえなのでしょうか(笑)
そういえば、ARIAPROII AGS-203Lは6弦がライト弦としてはやや細めの053・・・
これも、ARIAの考える固さ対策なのでしょうか

【音の感想】
もう、以前に感じたと同じ「ごく普通の音」
でも私の中の平均点よりはちょっと上と感じるくらいには十分に良い音です
パワー感は十分!そして倍音感もほどほどにあります
極上とは言えないまでも、
価格との関係で見れば「圧倒的コスパ」といって良いのではないでしょうか

【演奏性】
これはね~~~、あまり褒めるところがない(^0^;)
ざらざらした触感、押弦のときに感じる固さ・・・最も困るのは、スライドのしにくさ!
もう、指が食いついたようにすべらない、すべらない(笑)
しかし、世の中にはフィンガーイースやファストフレットという便利なものがあります
私は、ファストフレットを愛用しております(頻繁には使いませんが)
たま~に使うくらいであれば5年以上ももつという、優れものです
これをつけると、滑りやすさとスライド音の低減が得られ、弾きやすさも格段に向上します
ただし、においが・・・こればかりは許容に個人差がありそうだなとは思いますw


【音の保ち】
問題は「いつまで保つか」って話ですけど、キラキラ感を基準にすれば
6弦は半月くらい、全弦トータルで見れば概ね1ヶ月ってところでしょうか
柔らかな音がすきなら1.5~2ヶ月くらいは大丈夫かもしれません
しかし、音は時間の経過とともに確実に劣化しますが、
それとともに弦のざらざら感が少し緩和されて多少弾きやすくなるという
オマケ的メリットがあるのは見逃せません(笑)

ただ、仮に1ヶ月ごとに交換だとすれば・・
頻繁な張り替えがめんどくさい部分も否定できませんが
その分、ギターのお手入れも頻繁に出来るといったこともあり、
悪いことばかりでもありませんw

これじゃ指が痛いわ!と思われる方に
「固さ」の対策としては、011ゲージを使ってみるというのがあります
ARIAPROII AGS-203Lではなく、ARIAPROII AGS-203XLをつかってみるわけですね
これも値段は変わらず、3セットのSH価格で680円(税、送料込)です
パッケージの色が少し明るいのが特徴です


いわゆる011ゲージでエリクサーなら「カスタムライト」と呼ばれるタイプですが
6弦が050とかなり細く、指へのダメージも随分軽減されます
パワー感はそれなりに減少しますけど、抜けの良さやほどよい倍音感は健在で
私自身は「使える011」だと感じています

しかし、おすすめしかねるARIA弦もw

ずっと以前はARIAPROⅡブランドだったのですが、現在はARIAブランドで販売されている
 ・ARIA AGS-203C/XL Extra Light(010ゲージ、3セット)
 ・ARIA AGS-203C/L Light(011ゲージ、3セット)
これらは、3セットで1500円以下という激安の「コーティング弦」なのですが
 ・抜けが悪く
 ・パワー感は皆無
 ・コーティングなのにすぐ錆び、音の保ちも悪い

という、まさに三拍子そろった弦・・・(笑)
安いので「怖いもの見たさで購入」というのはお止めしませんけど(^0^;)



あまり参考にはならないサンプル音源w


交換から7日目の音です
思い出し練習してる「SWEET MEMORIES」・・・
完璧に忘れてしまってて白紙状態だったとこからの練習(笑)
激安弦だけど練習用としては十分な音、と思います

ギター:Morris SS101Ⅲ
マイク:RODE NT3
プリアンプ:GOLDEN AGE Pre70jr
レコーダー:Behringer X AIR16