2018年3月31日土曜日

年度末、乗り切ったかも\(^o^)/

年度末の過酷なお仕事、どうやら乗り切った模様です
もちろんまだ油断はできませんが、期待も込めて「乗りきった宣言!」(笑)
仕事だけじゃ無く、確定申告も済んで還付金もいただいたし(返ってきただけ?)
ようやく落ち着いて桜を眺められる気分になってきました

そんなわけで、昨日は近所で満開となった桜を撮りに行ってきました


それにしても年々、加齢とともにきつくなる年度末・・・
いや、そもそもこの先、お仕事をいただくことができるのか・・・
開放感とともにそんなプチ不安もつきまとう微妙な心持ちの「桜の頃」であります
でもね、来年も再来年も元気で頑張って「乗りきった宣言!」やりたい~~!!

 
さて、「馬の鼻先にニンジン」とは良く言ったもので
ニンジンさえちらつかせればziziのような駄馬も、まだそこそこ走りまする(爆)
しかし今年のニンジンはやけに高く付いた(^_^;)
ニンジンのご紹介、そのうち少しずつしていこうと思います
 


また今年も頑張ろ~~!!!

2018年3月28日水曜日

オーディオI/F TASCAM US-100


以前にも一度取り上げたことがある機材なんですが、
レトロなオーディオインターフェイスで、今後あまり使う機会もないかと思うので
しまい込む前に、改めてまとめ直してみます


ドライバー不要という不思議な仕様

このおかげで、2009.10の発売から7年経過するのにWINDOWS10でも問題なく作動します
もちろん遅延のないモニターも可能で、問題なく使えました
あと、うちの環境限定なのかもしれませんが
USB3.0というUS-100の発売時にはなかった環境でも動作しています
電源もUSBバスパワー駆動ですから、USBケーブルを挿すだけで使用可能な状態になります
(自動で録音再生デバイスが切り替わらないケースもあるのでその場合は手動設定してね)

ギター入力端子(前面パネル)

1MΩというハイインピーダンス仕様のギター入力です
おそらくエレキギターの入力を想定したものだと思うのですが
もちろんアコギのピックアップ出力にも使用できます
ただし、ギターを入力すると他の入力はつかえなくなるため、
 「ギター端子とマイク端子の同時使用」はできません
また、この端子はモノラル仕様ですから
AUDACITY等での録音時、録音の設定をステレオ録音としてもLRに同じ音が録音されます
以下はSUNRIZE S-2の出力を、AUDACITYで録音したものです
AUDACITYでリバーブをかけましたが、ちゃんとしたEQやプリアンプを通らない音なので
まんまエレキなのはご愛敬ということで・・・(^_^;)



マイク入力端子(背面パネル)

キャノン端子と標準フォン(TS)端子が使えます(2本同時には使えません)
このとき背面にある「入力切替スイッチ」は「マイク」に設定します
残念なのはファンタム電源の供給がないことで、
コンデンサーマイクを使うには別途ファンタム電源供給装置が必要になります
ダイナミックマイクは問題なく使用可能です
以下は「コンデンサーマイク→ファンタム電源→US-100」で録音したギター音です
AUDACITYでリバーブをかけていますが、そこそこいい感じ



RCA入力端子(背面パネル)・ライン入力時

背面のRCA端子は本機でステレオ入力を行う端子ですが
入力切替スイッチによってオーディオ機器などのライン出力を扱う場合と
アナログレコードプレーヤーの出力を扱う場合の2ケースに分けられます
 ライン入力時は背面にある「入力切替スイッチ」は「LINE」に設定します

ミュージックプレーヤ、カセットプレーヤー、等いろいろなオーディオ機器を接続可能ですが
私が最も使用したのは「カセットテープのデジタル化」でした
カセットデッキ→US-100→パソコンの接続で実に簡単にデジタル化が可能です

RCA入力端子(背面パネル)・フォン入力時

背面にある「入力切替スイッチ」は「PHONO」に設定します
PHONEではありませんよ、PHONO・・レコードプレーヤーのことです(笑)
レコードプレーヤーの出力も他のオーディオ機器と同じRCA端子なのですが
アナログレコードプレーヤーの出力信号は、通常のライン出力信号と異なります
US-100はフォノアンプを内蔵しているため、レコードの音を正しく増幅することが可能です
そのための入力切替スイッチの切替が必要なわけです

さて、US-100が今の時代でも重宝されそうなシチュエーションは?

すでに化石とも言えそうなUS-100ですけど、今何に使えるのか・・・
もちろんいろいろあるでしょうけど、私が思うのは

「オーディオインターフェイス機能の無いミキサーをPCに接続」

ということです
上記のRCA入力端子(背面パネル)・ライン入力時を利用してミキサーを接続します
そうすればミキサーの豊富な入出力機能や音声加工機能が
ミキサーにオーディオI/F機能が無くてもそのままPC録音やライブ配信に活用できます

そして、実はもう一つUS-100を使う利点があります
「オーディオインターフェイス機能付きのミキサー」というのはたくさんの種類がありますが
ミキサーからパソコンへ音声を送るとき、やや出力不足を感じる場合があります
自分の使ってるYAMAHA MG10XUなどもそうです
でもUS-100をインターフェイスにしてやればそんな不満は吹き飛びます(笑)
「44.1/48KHz、16ビット」という今ではロースペックな部類に入るとは言え
まだまだ活用方法はあるかもしれませんね

以下はYAMAHA MG10XUに
 ・ボーカル用:iCON D5(ダイナミックマイク)
 ・ギター用:sE 2200aⅡ(コンデンサーマイク)
を繋いで、MG10XUでリバーブをかけた音を
MG10XUのオーディオインターフェイス機能は使わずに
ヘッドホン出力からUS-100に送ってPCで録音(AUDACITY)したものです
 ※ 今になって気がつきましたが、だいぶ音割れしてます・・・申し分けないw



これ書いて、少し気分が落ち着いたので、安心してしまい込めます(笑)
 
 

2018年3月24日土曜日

変換ネジ TOMOCA CAMERA-AKG

以前に紹介したのは「変換ネジ TOMOCA AKG-CAMERA」でしたが
今日ご紹介するのは、その逆の変換ネジです



ややこしいのでもう一度整理しておきますと、こんな用途のネジです

 ◆マイクスタンドにカメラをセットしたい TOMOCA AKG-CAMERA
 ◆カメラ三脚にマイクをセットしたい TOMOCA CAMERA-AKG(今回の記事)

なんだか自分でもこんがらがってきそう(笑)

前回も書きましたが、マイクホルダのネジ径には主流なものとしては2つありまして
  3/8インチ(AKG規格)
  5/8インチ(SHURE規格)
今回紹介したTOMOCA CAMERA-AKGは、AKG規格に対応した変換ネジなので
 AKG規格のマイクホルダーを使用することが条件となります



このことを踏まえて・・・下表を眺めてみる(笑)

【前回やりたかったこと:AKG規格のマイクスタンドにカメラを取り付けたかった】
 ・下表で「スタンド・AKG」と「ホルダー・CAMERAの交差点(青枠)が該当します

【今回やりたかったこと:カメラスタンドにAKG規格のマイクホルダーを取り付けたかった】
 ・下表で「スタンド・CAMERA」と「ホルダー・AKGの交差点(赤枠)が該当します

サウンドハウスのスタンド・ホルダー変換ネジ一覧表

え?、これでも何のことかさっぱり??

う~~ん、どうしよう(笑)
まあでも「マイクスタンド欲しいんだけど、確かカメラの三脚余ってたよな~~~」
なんてときがあなたの人生にもきっと訪れる!そのときにでも再度お読みください(^_^;)



で、今回なぜこれが必要になったのか・・・・まずは写真からご覧ください


これを思い付くのにずいぶんかかったのですが、こんなストーリーです

 ●写真のマイクを「椅子に腰掛けたときの口の高さ」近くにセッティングしたい
    ▼
 ●足元からだとミニブームマイクスタンドでギリギリ届くけど、イス周りがごちゃごちゃしてヤダ
    ▼
 ●机の上に小さなマイクスタンドを置いてもよいけど、机上がごちゃごちゃしてヤダ
    ▼
 ●そういえばカメラ用のマジックアームクランプがどっかで一つ余ってたよ

写真の黒い枝状のものが「マジックアームクランプ」ですが、普通は下の写真のように使います


で、このマジックアームクランプをカメラじゃなくマイクに使ってまえ~というのが今回の計画
いやいや、思うつぼの結果に自画自賛(笑)
足元も机上も全くごちゃごちゃせずにマイクセッティング完了です

まあ、クランプ可能な板が頭上近くにすでにあった、というのも幸運でしたが
「窮すれば通ず」でありますよ
378円のネジ一個に救われました(笑)

2018年3月20日火曜日

グライコ MXR M108S

グライコ=グラフィックイコライザーの略です
イコライザー(EQ)には大きく分けて2種類あります
どちらがよいというものではありませんが、操作感はかなり異なります

 ・グラフィックイコライザー:増幅、減衰可能な周波数域が固定されているタイプ
 ・パラメトリックイコライザー:増幅、減衰可能な周波数域が可変なタイプ


写真のようにスライダーがたくさん並んでいるEQはグライコです
各スライダーの受け持つ周波数が決まっていて、その周辺を増減可能になっています

【EQの役割】

一般的に言えば、まずは「自分の好みの音質に整える」ことでしょうか
好みと言ってもいろいろあると思いますが、周波数特性に依存してる部分は意外に大きいです
例えば、アコギのPUの音が「ちょっと安っぽいなあ」って思うときに
500Hz~1kHz前後の中音域をやや削り、低音、高音を少し上げてあげるだけで
「これこれ!!」ってことになったりするわけです
もちろん、もっとベーシックな太さ、暖かさ、力強さというような部分は
EQでは調整しきれない部分もあるかもしれませんが、
音への不満の半分以上はカバーしてくれる気がします

もう一つは「環境への対応」でしょう
室内、路上、ライブ会場というように音を出す環境が異なると、同じ設定の機材を持ち込んでも
出音は大きく異なります
PAさんがついている場合は、意見交換しながら調整することもできますが
細かいこと言って嫌われるのも避けたい・・・・(笑)
こんなときにも手元にEQがあれば重宝します
「低音の迫力が足りないなあ」「ちょっと音がキンキンしすぎるなあ」
くらいの不満なら十分なんとかしてくれますし、場合によってはハウリング対策にも使えます

【プリアンプにもEQはついてるけど?】

そこなんですよ(笑)
じゃあ単体のEQなんていらないじゃないか、と自分もそう思ってました
でも、いろんなプリアンプを使ってると、そのEQの効き方とか操作のコツとかが結構違ってて
そのたびに「イラッ!」(^_^;)
そこが楽しいという面も否定はしませんが、それってまあまあ最初のうちだけだったり・・・

それに、プリアンプを色々使ってその評価を自分なりに考えるとき
最も困ったのは、プリアンプって増幅機能とEQ機能の総合性能で考えるべきなのかどうか
いえもちろん使い勝手も含めた総合力で判断すべきなのでしょうが
そこがそもそも「プリアンプを比較しにくい原因」となってる気もするのです

プリアンプの「素の音」を比較できないかなあ・・・
それも難しい話なんですが、EQを他力本願としたときのプリアンプの能力ってどう違うんだろう
そんなことを漠然と考えていたときに思い付いたのが単体EQです
エフェクターの数珠つなぎは可能な限り避けたいのですが、興味には逆らえません(笑)
とりあえずこんな感じでつないでみました
ちなみにEQは空間系の手前であればどこに繋いでもOKだと思いますが
PA-PRE(プリアンプ)の取説に「EQはプリと楽器の間に挟むと良いよ」って書いてあったので
今のところ最前段に配置しています


【小さい、軽い】

重量は347g、大きさは122mm×94mmくらい
想像していたよりも一回り小さいけど、スライダーの操作には支障の無い大きさ
良い感じじゃないでしょうか
スライダーも結構重いというか固さのある動きで、不用意に移動してしまうのを防いでくれます

【18v駆動】

一般的なエフェクターは9v駆動が多いので注意が必要です
パワーサプライを使用する場合は18v(センターマイナス)を供給できる機種を選んでください
この高電圧でヘッドルームを稼いでるとかの情報もどこかでちらっと見た気がするんですが
電気音痴の私には意味不明です(爆)

【眩しい】

残念ながら、神々しいということじゃなくて・・・、純粋に眩しいw
ここまで光らなくてもなあと思うのですが、っまユルス
フットスイッチでバイパス状態にするとEQスライダーのライトは消灯し
左右端のVOLUMEとGAINのみ点灯します


【使用方法や音について】

音の好みや使用環境(目的)によっても使い方は異なりますが
上に書いたようにMIDを削って、LOWとHIGHをやや盛るというのが基本ラインです
このEQのバンドは以下の10バンドに対応してます

①31.25Hz,②62.5Hz,③125Hz,④250Hz,⑤500Hz
 
⑥1kHz,⑦2kHz,⑧4kHz,⑨8kHz,⑩16kHz

これに対してギターの各開放弦の周波数はこんな感じ
  ・6弦開放:82.4Hz
  ・5弦開放:110.0Hz(基準音)
  ・4弦開放:146.8Hz
  ・3弦開放:196.0Hz
  ・2弦開放:246.9Hz
  ・1弦開放:329.6Hz
よく、クリップチューナーなどで基準音を440Hzとしてそれを5弦にあわせるので
5弦開放=440Hzと思いがちですが、
A=440Hzという国際規格はギターの5弦の2オクターブ上の音を規定したものです
周波数が倍になると「1オクターブ上がる」という関係なので
5弦開放=110Hz×2×2=440Hzが基準周波数となっています

ということで、ギターの弦そのものが出す基音は6弦開放から1弦12Fを使うとすれば
82.4Hz(6弦開放)~330Hz×2=660Hz(1弦12F)となりますが、
これに「みんな大好き倍音~」が加わりますから、
ギターの音色としては概ね2kHzくらいまで感じていると思います
(それより上もキラキラには重要な帯域ですが)

ということで話をEQのバンドに戻すと

  ①②:弦の音ではなくて「箱鳴り」の部分です、ボディタップによる音もこのあたりでしょうか
  ③  :5、6弦当たりの基音で、力強さだとか迫力とかに重要になります
       ドンシャリの「ドン」に当たるかも
  ④⑤:4~1弦の基音バンドですが、そういったとらえ方よりも、暖かみとか太さとか
       そういう風に考えた方がよいかもしれません
       ただし、強すぎるとリアル感が薄れて「なんだかしょぼい」となりがちです
       私の場合、特に⑤あたりは「絞る」使い方の方が多いです
  ⑥  :ここから先は主に倍音域です、1kHz前後は「音の輪郭」といった領域
  ⑦⑧:キレの生まれる領域です、弦へのタッチ音や擦過音もこのあたりかな
       ドンシャリの「シャリ」に当たるかも
  ⑨⑩:超高域ですがキラキラ感とエア感を担ってる領域
      耳障りにならない程度に上げるとなんとなくギターが生き生きしてくる

まあ、こんなことを踏まえながら各スライダーを上下していくわけですが
グライコがパライコに比べて使いやすいのは
この上下の状態が一目で確認できる点にあります
逆にパライコというのはグライコよりも感覚的な調整になりますから
しっかりした耳と明確な音の理想像を持っている人向けといえるかもしれません

さて、音の善し悪しは・・・・正直分かりません(笑)
しかし、ノイズも無く、スライダーの効きも良いということで不満はありませんです

2018年3月16日金曜日

ヘッドフォン(JTS HP-535)のイヤーパッド交換

JTSというメーカのヘッドフォンにHP-535というコスパのよい機種がある
送料税込みで約2700円というお値段だが、私にはかなりいい音に聞こえる

ちょうどモニター用とリスニング用の中間的な音質で、若干のドンシャリ系
いつもモニター用に使ってるSONY MDR-CD900STほどの忠実感はないけど
音楽用にはむしろメリハリがあって聞きやすいくらいだ
側圧もそれほど強くなく、装着感もほどよい感じで、値段を考えるとよくできたヘッドフォンである
(低音が少々出すぎるのでモニター用途にはちと厳しいですが)

 
しかし、2011年末の購入からすでに6年が経過しイヤーパッドがひび割れ始めた
サウンドハウスではこの交換用パッドを左右2個で432円という爆安販売中だったので
「在庫僅少」というのにも釣られたのは確かだが・・・買ってみた


イヤーパッドというのは、経年劣化というか加水分解というかそういうもので劣化を起こします
古い耳当て部分のスポンジがボロボロになっものをご覧になった経験のある方も多いはずです
今回のイヤーパッドはこんな感じでひび割れておりまして
ひび割れが亀裂になり、最終的にボロボロに崩壊する前の初期段階です
まだ使える、といえば使えるのですが、まあボブレンのケースを買ったついでに買ってみた(笑)


交換方法はごくごく単純です
写真のプラスチック部分とイヤーパッドの境目は「溝状」になっていて
イヤーパッドはその溝にはまり込んでるだけなので
古いものを溝から引きずり出して、新しいのと交換するだけです


しか~し・・・・

単純ではあっても簡単ではない(笑)
はぎ取るのは単純に力ずくで良いのだが、新しいのを入れるのはなかなか難しい

 ◆まず、新品を装着前に十分伸ばす
 ◆装着は、とにかくどこか一部分を確実に溝の中に押し込んで
 ◆そこを起点に少しずつ溝はめ範囲を広げていくが
 ◆最後は、もろに力ずくしかない(^_^;)
 ◆イヤーパッドの溝に入る部分は割と薄いので「破れ」が気になるが、
   気にしてたら入らない(笑)
 ◆一応全部溝に入ったら、イヤーパッドを少し回転させて溝になじませる

まあこんな感じ?、自分は最初のトライでは力尽きて断念
2回目のトライは「もう力尽くで引っ張って破れても悔い無し!」って感じでようやく成功
しかし、薄く見えてもなかなか破けないのには、ある意味驚いた
苦労の成果を是非見ていただきたい(笑)



2018年3月12日月曜日

オーディオI/F ONKYO SE-U33GXV

とってもレトロなオーディオインターフェイスです

2008/10/18発売ですから、もう9歳のおじいちゃん機材(笑)
2008年と言えばまだブラウン管テレビでアナログ波を見てたころ
9年といえど考えてみれば「結構前」なんですね

山のようなカセットテープとLPレコードをデジタル化するために購入したものでした
数百本のカセットテープと数十枚のLPのデジタル化にトラブルも無く大活躍してくれましたが
時まさにWINDOWS XP時代、WIN10となった今ではもう使えないだろうと
機材のお片付けのついでに、実は一度ゴミ箱に放り込んだのですが・・・・


後で「しまった~」なんてことにならないように、WIN10環境での動作を調べたところ
PCへの音源入力(録音)については使用可能らしいという情報を見つけました
とりあえず、ゴミ箱から回収して、早速実験!(笑)

【録音デバイスとして】

実験のPC環境は、「WINDOWS 10 pro 1603 32bit版」です
USBにコードを差すとなにごともなく接続完了、ドライバのインストールも不要です
早速、カセットテープをPCに録音してみます


使用した録音ソフトはAudacityです
録音デバイスは下の画像にもあるように「ライン(SE-U33GXV Audio)」
Audacityの録音ボタンを押すと・・・・
お~~~、当たり前のように録音していきます
最新のオーディオインターフェイスと何ら変わりません

むしろ、ドライバーのインストールが不要な分だけ手間がかからずよいかも(笑)
ヘッドフォンで聴くと(下の波形画像でも)少し音が右側に偏ってますが
これは、録音時のデッキと今回再生に使ったデッキの違いで生じたものと思われ
オーディオインターフェイスのせいというわけではありません

録音音質も良いです
試しに長渕剛さんのアルバムLICENSEを録音したカセットテープから
「パークハウス701 in 1985」の最初の1分間を録音してみました
いつも思いますけどテープ録音の音って、なんだか暖かくて良い感じですね



【再生デバイスとして】

ネット情報では「録音はできるけど、PC音源の再生はダメだ」というのが多かったんですが・・・

なんとあっさり成功(笑)

再生デバイス名は録音時と同じ「ライン(SE-U33GXV Audio)」です
もしかしてですが、失敗した皆様は「スイッチの切替」を忘れていたのかなぁ・・・

現在のオーディオインターフェイスでは考えられないことですが
このONKYO SE-U33GXVは録音時と再生時ではスイッチの切替が必要です
時代を感じますね~~


【さて、よわったぞ】

WINDOWS10でも標準ドライバーで動作してしまうというのは朗報ではあったけど
こうなると「もう一回ゴミ箱へ」というのもなんだか気が引けるというか
意味も無く「もったいない」(笑)
とはいえ、オーディオインターフェイスはもう余ってる状態
買ったまま一度も使わず箱から出してもいないのだってあったりする(^_^;)
 
どうしたものか・・・・・

とおもってたら・・・
WIN10パソコンで使用していたミキサーBEHRINGER Q1202USBですが、
今ひとつオーディオI/F機能が不安定なことが発覚
ミキサーはパソコンからの出力を受け取ってアンプに流すだけに使ってるので
パソコン側で録音することは無い(ミキサー→パソコンという流れは無い)・・・
おお、これはいける!!
ってことでSE-U33GXVの生きる道が見つかりました(笑)
現在、パソコンの音をミキサーに渡すだけのお仕事をしつつ、
余生をのんびりとお過ごし中であります

もちろん、SE-U33GXVを使わなくても
パソコンのラインアウトからミキサーに直接つないで音を出すことも可能ですが・・・
まあ、「使った方がきっと音質は良いだろう」ということで(笑)


めでたし、めでたし

2018年3月8日木曜日

ツイキャス、配信しないのに立派すぎる環境

ツイキャス、すごく面白いシステムだけど、
自分は視聴者との関係性に一喜一憂してしまうという神経の細いところがあるので
もちろん一般配信という誰でも聴ける放送はしないし
わずか数人のグループでたまに配信したりはするが、まあそれも多くはない

なのに、配信のための環境だけは、いつのまにか「整いすぎるほど」整ってきた
もちろん、「機材好き」という元々の嗜好もあるし、
知人の配信環境整備の相談にのっているうちに・・ということもあったが
相談に答えるにしても不確かなことは言いたくない
自分自身が手にとって使ってみて得た情報じゃないと自信を持って答えられない
ネット情報だけを元にご相談にのるなどもってのほかという・・・
面倒くさい性格も配信機材の増殖につながっていると思う

でもまあ、せっかくできあがっ(てしまっ)た配信環境だし
もしかしたら「参考になった~」という方もいらっしゃるかもしれないので
記録の意味も込めて書いておこうと思います

なお「ツイキャスの配信システム」といっても
結局は「パソコンに音声データを送るシステム」なわけですから、
パソコンを中心とした録音環境を整えたり、DAWの入口システムとして
何かの参考になるかもしれません

システム1:ソロギターと弾き語りのために

幾度かのメンバー交代はあったものの、うちでは一番長く使ってるシステムです
「ソロギのシステム」と「弾き語り&カラオケのシステム」を
SONY SB-A40というオーディオセレクターで切替えながら使います
何をやりたいときにでも即対応できるというのはめちゃくちゃ便利なんですが
このセレクターで少し音質落としてるかなあという懸念はいつも頭にひっかかってます(笑)

カラオケに使ってるFiio X1は普通のオーディオプレーヤーでこの中にカラオケ音源を入れてます
最初はこれでカラオケ配信できるなって思ったのですが
良く考えてみれば別に配信しなくても「ヒトカラ」できるよね~って気がついてしまった(^_^;)
ヘッドホン使えば大音量で楽しめるし、もうカラオケボックスに行かなくてもOK
配信がきっかけで考えた構成でしたが、思わぬオマケには大満足です



システム2:弾き語りのために

お友達のNoaさんのツイキャス配信環境を作るときに、うちにも同じものを作ったものです
ボーカル、ギター2本のマイクで弾き語りを拾います(普段はマイクは外してます)
「システム1」と同じようにカラオケの時にはオーディオプレーヤーをつなぎますが
ミキサーの仕様でカラオケの音量はオーディオプレーヤーのヘッドホン音量に依存しています
(ゲイン調整ができないチャンネルにつないでるため)
その場合、オーディオプレーヤーの音量MAX、ミキサーのチャンネル音量MAXでも
少し音量不足を感じるので、途中にベリンガーのヘッドフォンアンプをつないでいます
2500円くらいと非常に安価なのですが、音も良く、かなり良い仕事します

また、マイクをちゃんと選べば、弾き語りだけではなくソロギターの生音配信にも十分使用できます
でも、そんなときは、下図で例示してる激安マイクBM-800よりも、
できれば、もう少し上等なマイクにしてあげてください(笑)
値段を考えるとBM-800も悪い音ではないのですが
なんというか少し密度感が足らないように感じますので・・・



システム3:弾き語りのために(動画も配信、iosもOK)

元々はiosでの良い配信方法はないものかと知恵を絞ったシステムです
ROLAND GO:Mixerとか色々考えたのですが、TASCAM US-42に行き着きました
下図はパソコンに接続する形になっていますが、
ios機器でも、この図の形ままライトニング-USBアダプタ経由で使用できます
音質調整も一度パソコンで行っておけば、その音質でios機器でも配信可能です

カラオケシステムの途中にHA400がつながっているのは「システム2」と同じ事情です
オーディオインターフェイスTASCAM US-42はステレオの外部音源入力を備えてるので
(外部入力用ステレオミニジャック端子が一つ用意されています)
上に書いたシステム同様、ヒトカラを楽しむこともそれを配信することも可能です

また、このシステムには安物ですがウェブカメラをつないであるので動画配信も可能です





あまりやりませんけど(笑)
配信する場合は、どのシステムを使う場合でもOBSという配信ツールで配信します
これはOBSを使用するとパソコンからのツイキャス配信で「ステレオ配信」が可能なためです
声やギターの音がステレオになるわけではないのですが
リバーブをかけたときの残響音がステレオの広がりを持って聞こえてくるのが気持ちよいです

それと、使い方がわかってくるほどに「すごいソフト!」というのに気付き始めてて
「ステレオ」という価値以上のものを感じておるところです

例えば、こんなふうに動画と歌詞カードを重ねて配信画面を作ることも可能です
全画面表示にしてもらえれば歌詞もコードも読み取れる程度の解像度ですので
可能な方は是非大画面で見てみてください
曲は一青窈さんの「かざぐるま」です



ソロギであれ弾き語りであれ、ライブ配信で誰かに聞いて欲しいという欲求は
もちろんゼロでは無いのですけど
なんといいますか、そこで生まれる人間関係を自分の中でどう処理して良いかわからんのです
良きにつけ悪しきにつけ真っ正面に何もかも受け取ってしまう性格も含めて
私は、あまり配信向きの人間ではなさそう(笑)
たまに自分の息抜きとして、通知もせず、一人静かに弾き語りやカラオケ配信をするのが
そして、それでも聞いてくれる奇特な人に感謝するという程度の配信が
私にとってのツイキャスなのかもしれません


2018年3月4日日曜日

あわや、データ消失の大惨事

今から1週間ほど前、2月24日の話

いつものようにパソコンを立ち上げ、やりかけのデータにアクセスしようとしたが、できない
うちの事務所では、5台のパソコンどれからでもデータアクセス可能なように
データは全てNASという数台のネットワークハードディスクに入れてあります
このうち、メインで使用しているのは2台で、こんな構成
 NAS-1:業務ごとの全データ(→他の2台のハードディスクでバックアップ)
 NAS-2:それ以外の全てのデータ(→他の1台のハードディスクでバックアップ)

今回不調となったのはNAS-2
業務データは問題なかったので、その点では一安心できたのですが
業務以外が消えてしまうと言うのもそれはそれで打撃です
調べてみると前回のバックアップは2017.12.27
業務データじゃないと言うことでちょっとバックアップの間隔が空いてますが
まあ、最悪「1、2月分の業務以外データの消失」ですむなと腹をくくって調査開始です!!

問題のNAS-2、まだ去年導入したばかりの新しいハードディスクです(泣)
まず、電源を落としてから再起動してみます

「ピーピーピーと3度ブザー音のあと電源ランプが赤く点灯」

取説によればこれは「IP接続が確立していない」という状態のようです
ということはハードディスク自体が壊れている可能性はやや低くなるので、少し元気回復(笑)
しかし、2、3度この再起動をしてみたけどやっぱり電源ランプは赤いままです

ケーブルかハブも怪しいぞ!

という推理のもと、NASからハブまでの経路を辿ろうとしましたが
機材の密集地帯なので、ケーブルはあみだくじ状態でどこからどうつながってるのかわかりません
仕方ないからNASからでているLANケーブルをたぐりながら、なんとか経路を特定したものの
鼠がかじったようなあともなく(笑) ハブの異常も無い様子です
そしてもう一度、NASの再起動、すると

普通に電源ランプが緑で起動!

急いでパソコンまで戻ってみると、パソコンからも正常接続してます
もちろん、まだできていなかったバックアップをまずは完了してから、またNASのところに直行
いや~、何度階段の上り下りをしたか(笑)
すぐに頭に浮かんだのは、あのあみだくじ状のケーブルを辿ってた時に見つけたあの部品です


そう、百均で買ったLANケーブルの延長コネクタ(^_^;)
そういえばNAS設置の時にLANケーブルの長さが足りなくて使ったんだっけ・・・・・
どうやら、ケーブルを引っ張ったことによる「接触の回復」でNASが正常起動した模様です

現在、LANケーブルを別の新しいケーブルに交換して正常動作していますが
こういうものを大事なデータのつまったNASの接続に使ってたことを大いに反省
この延長コネクタのどこがどう悪かったのかは不明のままなんですが
右から3番目のピンがやや他のピンより少し下がり気味で、接触圧が弱いのかもしれません


プリンタとかスキャナとか、データ消失につながりにくい機器の接続なら問題ないかもですが
大事なデータの経路には使わない方が良さそうですね
でもほんとに大惨事!とならなくて良かったです(笑)
皆様もお気をつけください~~~~