2018年12月27日木曜日

ヘッドホンアンプ BEHRINGER HA400

一応「ヘッドホンアンプ」という商品なんですが、ワタシはちょっと違う使い方をします

BEHRINGER HA400 ※サウンドハウスHPより

とてもコンパクトな4チャンネルのヘッドホンアンプです
ヘッドフォン出力が一つしか無い機器でも、最大4人で同じ音を聞くことが可能です
サウンドハウス価格は3002円(税込、送料込、電源アダプタ付)・・・リーズナブルです(笑)


  |---概要-------------------------------
  |■4chヘッドホンアンプ
  |■機器のヘッドホン出力からステレオケーブルで接続するだけで、4系統の出力が可能
  |■レコーディングを行いながらそれぞれにメインミックスを聴かせることが可能
  |■各チャンネルには独立出力レベルコントローラーを装備。各自が好みの音量に調節可能
  |■優れたオーディオパフォーマンスを実現する超低ノイズ 4580 オペアンプも内蔵
  |■最大音量時でも最大限の音質を保つ 4 基のハイパワーステレオアンプを搭載
  |■電源アダプター付属
  | ---入力-------------------------------
  |■タイプ:6.3mmステレオジャック接続
  |■入力インピーダンス:100kΩ
  |■最大入力レベル:+15 dBu
  |---ヘッドフォン出力--------------------------
  |■タイプ:6.3mmステレオジャック接続
  |■出力インピーダンス:約80Ω
  |■最大出力レベル:約40mW / 100Ω
  |<電源供給>
  |■外部電源装置:12V / 150mA
  |■寸法:103.6W×46.5H×57.2D mm
  |■重量:約190g

よく、下の写真のようなステレオ分岐コネクタなどを見かけます
もちろんこれでも、一つのヘッドホン出力を複数で聴くことはできますが
これだと音量も分割されて小さくなってしまいます
そんなときに便利なのがこの商品です
4つの出力に対して個別に増幅回路が組み込まれているので、
どの出力からも好みの音量で音楽を聴くことができます

私の使用法

私、結構なカラオケ好きですが
最近は、お外でカラオケと言うよりも、自宅でひとりカラオケの方が圧倒的に多いのです
一体どうやって??
それはカラオケ音源をオーディオプレーヤーに入れておき、以下の接続をします


これで、カラオケ再生しながら歌えばひとりカラオケが可能(もちろん録音も)になるのですが
オーディオプレーヤーの音を最大にしても音量が足らない場合が多いのです
こういった場合は、オーディオプレーヤーとミキサーの間にBEHRINGER HA400を接続します


まあ、これだと4チャンネルのうち1チャンネルしか使わないわけですから
勿体ないと言えば確かに勿体ないのですが
3000円でこういったことができる機材というのがなかなかなか見当たらないことや
サウンドハウスの評価もかなり高いと言うことで、HA400に決めました



使用感など

高い評価にたがわぬ、よい働きをしてくれています
数値的にはHA400を仲介する、しないで差があるのでしょうけど
私自身の聴感上は特定の周波数域でロスが出ているなど、音質の劣化は感じられません
また、HA400を経由することでのノイズの増加等も無いように思います

必要とするだけ音の増幅をしてくれる、ただそれだけの機能・・・これがとてもありがたい
そして、地味に重要な要素がHA400の端子が全てステレオ仕様であると言うことです
これは、ステレオ音源の増幅にはとても都合がよい
本来のヘッドホンアンプとしてだけでは無く
一つのステレオ音源を四つのステレオ音源に分配するスプリッターとして使ってる方も
いらっしゃるようです
(例えば、一つの音源をビデオカメラとPCMレコーダーの2つに同時録音するとか)

さて、かなり使える機材というのは間違いなさそうですが
一つ不満があるとすれば、本体が小さく軽量なので
TRSプラグや、電源プラグを差すと安定感がいまひとつなことです
私はその対策として、百均の「耐震マット」を使っています
もちろん「耐震」って意味はほぼ無いのですが、結構粘着力がありますので
写真のものだと2枚も使えば、かなりしっかりと固定できますし、
はがすのも簡単で重宝しています


2018年12月23日日曜日

リズムマシン(5/5) 総集編


とりあえず今回の6機種についてのまとめです

「一長一短」といってしまうとそれまでなんですが(笑)
私の場合、今手元に置いてあるのは?といえばKR mini・・・
結局のところ音質とか機能とかよりも「邪魔にならない」ことが自分には重要だった
ということでしょうか(^_^;)

目的によっては、他の機種が生きる道もあると思います
BEAT BUDDY miniは音も良く、ペダル操作が苦にならなければライブでもいけそうだし
JB105は自前でかなり大きな音が出せるので、パーティなんかで重宝しそうです
 
ただ、WAVE DRUM miniは、・・・・
音も小さくアンプ必須のように思うし、なにより「叩く練習が必要」なので
ボタン押したらリズムが流れて欲しい人にはちょっと向かないかな、これは「楽器」であります(笑)
 
 
今回ご紹介したリズムマシンの比較
メーカー
JUG
KORG
KORG
-
VOX
DIGI
TECH
型番
JB105
KR mini
WAVE
DRUM mini
BEAT
BUDDY
mini
mini5 RM
TRIO
価格
8千円
前後
5千円
前後
1万円
前後
(中古)
2万円
前後
1.2万円
前後
2万円
前後
大きさ
W145
D115
H170
W165
D117
H 59
372g
W216
D216
H67
1.0kg
W70
D117
H52
289g
W269
D179
H267
3.5kg
W83
D137
H62
498g
電池
駆動
006P
×1
単3×3
単3×6
×
単3×6
×
内蔵SP
出音
×
×
テンポ
調整:○
数値:○
調整:○
数値:×
調整:×
数値:×
調整:○
数値:○
調整:○
数値:×
調整:○
数値:×
LOOPER
機能
×
×
×
×
×
ライン
音色

まずまず

ややローファイ

まずまず

まずまず

まずまず

まずまず
特徴

演歌、弾き語りなど日本的というか、外国製の機種には無いリズムパターンが用意されている。演歌などはオールマイティに使いやすい。
フットペダルは標準でも付いているが、アダプタを用意すれば汎用のフットペダルも使える。

リズムパターンを作成したり、いくつかのリズムをつなげて再生することが可能など、安価だが機能は豊富。
小さく軽く電池でも動くので扱いやすい。音は大きくないが、部屋で使う程度なら十分使えるし、不足ならアンプに繋げば良い。
フットスイッチが二つ使えるのも便利。
 

内蔵リズムはあるもののテンポ調整はできないので、基本的には「打楽器」と考えた方が良い。
ただし、ルーパー機能があるので、弾き語りのバックとしても使用することも可能だが、その保存はできない。

音色やジャンルも豊富で、音も良い。慣れればフットベダルでのスタート、フィルイン、ストップなどの操作も容易。
残念なのは、テンポのつまみが独立していないことと、よく使うリズムを登録できないこと。
(USERジャンルとかがあって登録可能ならなあ)

アンプとしては小型だが、リズムマシンと考えればやはり大きくて重いのが難点。
リズム機能は使いやすい操作系だが、「今何を使ってるのか」がわかりにくい。
小さくてもアンプなので、単体でそこそこ大きな音が得られるのは利点といえる。

なんと言ってもドラムに加えてベースまで付いてくるのが面白いが、事前にコード進行を学習させてやらないといけないめんどくささがある。
学習が不要なドラム単体使用も可能だが、これは、フィルインもなく、変化の無い繰り返しで少しつまらない
リズム
マシン
としての
おすすめ


(私には)

用途次第

用途次第

用途次第


これだけ引っ張って「使う目的しだい」という情けない結論となりました(笑)

自分は、とにかく気楽に使いたい場合はKR miniです
でも楽譜通りのテンポで練習したい場合は数値でテンポを設定できる機材を使います
ただ、超アバウトなテンポ設定で良ければ
KR miniのつまみ位置が概ねどの程度のテンポなのかをあらかじめ調べておけば便利です
例えばうちのKR miniは12時5分くらいのつまみ位置で150くらいのテンポになりますが
10時、11時、13時、14時くらいの位置でテンポを調べておけば
ある程度の目安にはなります




2018年12月19日水曜日

リズムマシン(4/5) その他3機種まとめて

なぜに3機種まとめてご紹介するかと言えば、過去にさんざん書いたからであります
「過去記事をご覧ください」だけで済ませるのもアリでしたが(^_^;)
とりあえず「情報集約」にも一定の異議はあるので、再度まとめてご紹介させていただきます

BEATBUDDY mini


過去記事はこちらからご覧ください
  ①ドラムマシン BEAT BUDDY mini
  ②BEAT BUDDY mini 全音/全パターン紹介(1/2)
  ③BEAT BUDDY mini 全音/全パターン紹介(2/2)

操作も簡単、リズムのバリエーションも多い、音も良い!!
良くできたリズムマシンなのですが、
操作系で一つ注文があるとすれば、テンポのつまみが独立してればなあってことでしょうか

そして普段使いをする上での一番の難点は「自ら音を発しないこと」です
機能的には申し分ないんだけど、いざ使おうと思うとアンプへの接続が必須という
その一手間がなんとなくこのマシンの出番が少ない原因なのかなと思います

VOX mini5


過去記事はこちらからご覧ください「エレキ用ミニアンプ VOX MINI5 RM

アンプとしてはミニサイズなんですが、リズムマシンと思えばやっぱりでかいw
リズムパターンも豊富、もちろんアンプなので自分で音を出せるし音量もある
ただまあリズムセクションに関して言えば、「扱いやすいけどわかりにくい」面もあります
どのバリエーションを使っているのかがLEDの色と位置の組み合わせでしかわからないことや
テンポが数値で示されないと言ったようなことですが、
リズムマシンの専用機では無いのですから、このあたりは目をつぶらないといけないかも

でもやはり問題は大きさ、机の上にポンと置いておいても邪魔にならないとはとても言えない
なので基本は使うときに出してくるってことになるんですが・・・その手間が(笑)



DIGITECH TRIO


過去記事はこちらからご覧ください「Digitech TRIO 疲れ知らずのバックバンド!

ドラムに加えてベースも参加してくれるということで、機能的には素晴らしいのですが
ベースが参加、ということはコードがわからないと上手く演奏してくれないわけでして・・・
コード解析の情報を与えてあげる必要があります
そのため、事前にコード情報を学習するという一手間が、結構面倒に感じるし
そもそも下の写真を見てもおわかりのように、
操作手順がトップパネルを見ても全くイメージできないという、
「なんだか難しそう感」満点のルックスも、使いにくさを盛り上げているような気がします

とはいえ、マニュアルを読んでわかってしまえば、それほど操作が難しいわけでも無く
コード学習の手順も含めて、「楽しい」とも感じるのですが
ボーカルエフェクターを使い慣れてる私にしてみれば
ギター入力から一瞬にコード解析をして適切なハーモニーを作るボーカルエフェクタに比べ
「事前に学習してから演奏」というこのTRIOの姿がなんだか前時代的に感じてしまいます
きっと「ドラムにベースを合わせないといけない」という部分でそのような仕様になっているのだと
一応理解はするのですけど・・・・(笑)

それと、BEATBUDDY同様、「これだけでは音が出ない」というのも
普段使いにはちょっと使いにくい一因となっています









2018年12月15日土曜日

バラ弦のススメ

リズムマシン特集を絶賛連載中ですが(笑)
ボチボチ飽きてきたという人のために、閑話休題

切れやすい弦


おそらく皆さんも同様にお感じだと思いますが1弦&3弦が筆頭でしょう
これに加えて4弦という意見もあるかもしれませんけど、1、3弦が順当なところだと思います

私の弦消費は、年間で25セット前後、6年半で150セット以上となりますが
私自身の経験から言えば1、3弦以外の弦が切れたことはありません
そして、不確かな記憶ではありますが切った本数は5本未満で、滅多に切ることはありません

【余談ですが、私が弦切れを起こしにくいワケ】
  |1.ピックを使った激しいストロークはしない(ピックをよう使わん・・ともいう)
  |2.頻繁なチューニング変更をしない(チューニング別にギターを分けている)
  |3.ペグプストには弦の重なりがないように丁寧に巻く
  |  基本的にマーチン巻なので枕はできてしまいますが
  |4.速い(急激な)ペグの操作はしない
  |  これ以外に重要です、ゆるめるときもしめるときも、ペグ操作は「ゆっくり慎重に」が基本
  |  特に緩めるときはいっそう慎重にやります


それなのにバラ弦?


【弦を切る以外にも失敗はある】

滅多に無いとは言え切れることもあるのでその備えという意味もあるんですが
私、わりと不注意というかおっちょこちょいというかw
「違うペグポストに巻き付けてしまうことがたまにある」
のであります(笑)
で、余った弦をニッパーで切ったあとに愕然とする
それがエリクサーのようにお高い弦だったりするともう血の気がひく
ニッパーできる前なら巻き直しも効くのですが
1弦ペグに間違って巻いてしまったものはもう2弦ペグには巻けません・・・でしょ

そして、このような事故を起こすのは、圧倒的に1、2弦が多いのです
私は新しい弦を6弦から巻いていきますので
1、2弦の頃にはもう集中力がきれて、ただボーッと惰性で作業してるのかも知れません
それに、最近は加齢で視力が今ひとつパッとしないのも一因かもしれません

エリクサーなどはそれで1セットムダにするのがあまりに勿体ないので
ELIXIRプレーン弦のバラ弦は用意してあるのですが
これもそこそこお高いので、なんかもっと安いのは無いかなあと探しておりました

【気分転換?】

ソロギターをしていると、メロディラインの多くを1、2弦が担ってる曲に良くであいます
気分や弦の特性にもよりますが、
そんなときに1、2弦の音がちょっと物足りなかったり太さが欲しくなることがあります
ライトゲージの1、2弦は通常012,016の組み合わせですが、013,017だったらなあって、ね

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

そんなこんなで、私の場合1、2弦のストックがあると妙に安心
という雰囲気が徐々にできあがっていったのでありましたw

しかしながら、今回バラ弦の記事を書こうと思ったのは全く違う理由からであります
そう、それはエリクサーのニセモノ弦の1、2弦がマグネットPUに全く反応しないという事件w
まあね、備えあれば憂い無し
バラ弦ストックのおかげで無事にこの件ものりきったのでありましたs用

購入しやすいバラ弦(1弦&2弦)


私はSirdラボさんで買ってます


 プレーン弦だけの販売ですが、ゲージは010~018と豊富です(セット弦の販売もありますよ)
それになんと言っても48円/本というお値段がとても魅力的です
私は以下のゲージを買っています

  ◇011(1弦):あまり用途は無いのですが、気分次第で


  ◇012(1弦):ライトゲージの弦切れ、弦交換失敗対策用に
          色が異なるのは「材質が異なるかも知れない」と事前に通知されていたので
          問題ありません
          でも金色とはちょっとビックリ、でもマーチンのSP弦みたいでトクした気分です


  ◇013(1弦):1弦の音に太さを!


  ◇016(2弦):ライトゲージの弦切れ、弦交換失敗対策用に
          色の違いは012と同じ理由です


  ◇017(2弦):2弦の音に太さを!




上の5種類を全て(50本)買ったとしても、総額2400円+送料です
万一に備えて、あるいは気分転換にいかがでしょうか??(笑)

なお、HPでの購入時012、と016は2本までしか購入できないようになっていますが
メールでお願いすれば10本単位の注文も可能でした
ただし、写真のとおり色や材質等が他の弦とは異なることがあるのでご注意ください


2018年12月11日火曜日

リズムマシン(3/5) KORG WAVEDRUM mini

これがリズムマシンかと問われると、さてどうなんだろう
奏者がいれば間違いなくリズムマシンなんだけど・・・そう、奏者がいればです
これまでご紹介したリズムマシンは、誰も叩かなくてもリズムを奏でるのですが
これは、奏者がいなければなりたたない「楽器」です




KORG WAVEDRUM mini

KORG WAVEDRUM miniは、上位機種のKORG WAVEDRUM の簡易版として
2011年に発売された機種で、すでに発売から7年が経過します
当初は上の写真と違ってグレーの筐体でしたが、現在はイエローに変わっています

【概要】
  |◆革新的シンセサイズ技術を駆使したポータブル・パーカッション・シンセサイザー
  |◆スピーカー内蔵により、場所を選ばずいつでもどこでも手軽に演奏が可能
  |◆アウトドアやストリート・パフォーマンスでも安心の電池駆動
  |◆アコースティックからシンセ・サウンド等100種ものサウンド・バリエーションを用意
  |◆付属のセンサー内蔵クリップを使えば何でもパーカッションに大変身
  |◆本体パッド部とクリップ部の2種類のサウンドを使い分けることが可能
  |◆何度でも重ね録りが可能なルーパー機能(最大25秒)を搭載
  |◆サウンドに彩りを与える10種のエフェクトをプリセット搭載
  |◆リズム・ガイドやセッション・プレイに便利なリズム機能

【仕様】

  |◇サウンド : 100
  |◇エフェクト : 10
  |◇リズム・パターン : 100 (パターンに重ね録り可能)
  |◇ループ : 最大25秒 (フレーズの始端から終端の時間)
  |◇出力端子 : OUTPUT( モノラル・フォーン・ジャック)、
  |          ヘッドホン(ステレオ・ミニ・フォーン・ジャック)
  |◇入力端子 : CLIP接続端子
  |◇アンプ出力/スピーカー : 1.3 W
  |◇ディスプレイ : 2キャラクター 7セグメントLED
  |◇サンプリング周波数 : 48 kHz
  |◇A/D、D/A 変換 : 24 bit
  |◇電源 : DC9V 付属AC アダプターまたはニッケル水素充電池x6
  |◇電池寿命 : 約4 時間 ニッケル水素充電池(1900mAh)使用時
  |             ※使用電池、使用状況によって変わります
  |◇消費電力 : 7.5 W
  |◇質量 : 1.0 kg (電池含まず)
  |◇外形寸法 : 216 (W) x 216 (D) x 67 (H) mm
  |◇使用温度条件 : 0〜+40℃ (結露させないこと)
  |◇付属品 : 取扱説明書、ACアダプター、センサー内蔵クリップ


使ってみて


完全な打楽器素人の私が、どうこの楽器に対峙したか、ドキュメンタリーをどうぞ~

【ファーストコンタクト】

叩いて音が出る、という部分だけでも、とりあえずは楽しい
しかし、打楽器の経験も無い私のような人間は
LATIN,JAZZ,POPSといった特徴を掴んだリズムを刻むなどは無理な話でw
四拍子、せいぜい頑張っても8ビートぐらいが関の山です
100種類もある音色を変えながら、一通り遊ぶことはできても、
正直、飽きるまで半日もあれば事足ります(^_^;)
そして、半日経った頃には、手が痛い(爆)



【おお、なんか再生ボタンのようなものが】

あるではないか、ひょっとしてこれ押すと普通のリズムマシンのように自動で演奏されるのか?
WAVEDRUM miniには「リズム」という機能があります
単純にWAVEDRUM miniの音色を組み合わせたものでは無く
ちょっとしたバッキングとも言えそうなものが100種類用意されてます
これにあわせてパッドを叩くと、これもまあそれなりに楽しい
リズムに重ねた自分のパッド音も録音できるし、「これは使える~」と思ったのもつかの間
やがて、このリズム機能は「テンポを変えることができない」ことに気付く
これじゃあ使い道が無い、と気付くまで1時間かかるだろうか・・・
私が欲しいのは弾き語りやソロギのバックに使えるリズムである
テンポが変えられないのではどうしようも無いので、このリズム機能はあきらめるしかない



【おお、なんか黄色いクリップが】

これ、クリップ型のセンサーで本体のパッドと同じように機能します
音色はパッドとは別に設定できますから、
パッドとクリップを使えばかなり手の込んだリズムを演奏することができます


なんにでも挟んで、拾った音をWAVEDRUM miniの音色に変換することができますが
私は「机に挟んでみよう~」と考えた
挟んで机をトントンすると、おおおお、パッドと同じように音が出るではないか
これはそこそこ、いやかなり楽しい
パッドよりもむしろ感度が良くて、軽く机を叩いてもちゃんと音がする
楽しいがしかし・・・このまま手を使って演奏してたら、ギターが弾けん・・・
なんとかこの音を記録することはできないものか


【おお、なんかルーパーとか書いてあるし】

手持ちの機材の中にもルーパー機能を持っているものはいくつかあった
しかし、これまでこのブログの記事にただの一度も登場しなかったのは
「ようつかわん」からである(笑)
でも、WAVEDRUM miniのルーパー機能は手で操作するし、もしかすると・・・・・
ってわけで説明書片手にやってみた
操作はけっして難しくは無い、慣れは必要だけど一応使えるぞ!これは
お、なんか良い感じのできちゃったし、これを保存するにはどうすればよかんべ?
どれどれマニュアルはなんて書いてある?
できない、の?ふ~~ん電源切ると無くなるんだ?そうなんだ


【おわた】

戦い敗れたが悔いは無い、パッドを叩き続けた手の痛みも、もう今は心地よい
やっぱり、WAVEDRUM miniは打楽器なのであるよ
ちゃんと練習して演奏するのが正しい使い方で、
ボタンをしたらリズムが流れるなんて考えは、そもそもチガウのであります


チャレンジを終えて


KORG KR miniと比べると音そのものはこちらの方が良いと感じます
ただ、内蔵スピーカーの音がほんとに小さい
下手すると、パッドを叩く実音の方が大きく聞こえることもある
練習だってヘッドホン使った方が使いやすいし、現場で使う場合はアンプ接続が必須です
ちなみにヘッドホン端子はステレオジャックですが、出力はモノラル音声です

でも、カホンの代わりに現場でアンプにつないで使う、これは十分にアリでしょう
きっと楽しいライブになると思います!!

さて、音を紹介するのは相当躊躇がありましたが(笑)
まあ笑いものにでも何でもしてください~~~
ルーパーを使い、最初はクリップで、その上にパッドの音を重ねてみました
お気づきのとおり、叩く強さやその音の高低で
WAVEDRUM miniからはいろんな音色や音階が出力されます(選んだ音色にもよります)
WAVEDRUM miniをアンプに接続し、その音をZOOM H2nで録音しました



2018年12月7日金曜日

リズムマシン(2/5) KORG KR mini

リズムマシン第2弾は「KORG KR mini」です
とにかく小さい、単三電池3本で駆動可能というところに惹かれました

KORG KR mini

KORGのHPから特徴を挙げてみるとこのようになります

 |◆リズム・フレーズを選んで、再生ボタンを押すだけの簡単・シンプル設計。
 |◆お気に入りのリズム・フレーズ/フィルインを複数並べて構築できるチェイン機能。
 |◆オプションのフット・スイッチを繋げばフィルイン/スタート/ストップが足元でコントロール可能
 |◆16個のパッドを叩いて、フィンガー・ドラムの演奏もでき、メモリーすることも可能。
 |◆2W出力のスピーカー内蔵でKR mini単体でサウンドを鳴らすことが可能。
 |◆ヘッドホン/スピーカー端子を搭載し、外部スピーカー等への接続も可能。
 |◆ACアダプター及び電池駆動(単3形アルカリ乾電池×3本)にも対応した2Way電源仕様


【主な仕様】 ※マニュアルより転記

 |接続端子 : アウトプット/ヘッドホン端子、FOOT SW 1/2 端子
 |電源 : 単3形アルカリ乾電池×3本ま たは別売りACアダプター(DC9V: )
 |電池寿命 : 約7.5時間(使用電池、使用状況により変動します)
 |外形寸法 (W×D×H):165 × 117 × 59 mm
 |質量 : 372 g(電池含まず)
 |付属品 : 取扱説明書、動作確認用単3形乾電池× 3本


使用感など

価格は4千円台後半で比較的安価ですが、
金属筐体でそこそこ重量もあってオモチャ感はあまり感じません
内蔵のスピーカーは、大音量では無いけれど、家で個人練習するなら十分な音量もあります
さすがにライブでそのまま使うとかは無理っぽいですが
その場合はヘッドフォン端子からPAに渡せば大音量も可能です

さて、最初どうしても「退いて」しまうのはこのボタン類の多さ(笑)
でも、「KR miniでできること」というのを理解してしまえば、それほど恐れることはありません
デフォルトのリズムパターンを使うことが主であれば、
比較的操作の容易なリズムマシンと言えると思います

ただ、一つ大きな問題はテンポの設定が数値的にはできないこと
つまみを回しながら「このくらいかな~」と言った設定しかできない
自分自身にとってはあまり大きな障害では無いのですが、
正確なテンポが必要なときはかなりつらいと思われます


【1.パターンモード】

多分最も使用頻度が高いと思われるモードです
KR miniに組み込まれたデフォルトのリズムを使用するモードで
9ジャンル×6パターン=54のリズムを使用できます
たくさんボタンはありますが、このモードでは赤枠の範囲しか使いません


【2.チェインモード】

好きなリズムを赤枠のボタンに登録して順に再生していくモードです
登録は少々ややこしいですが、
例えば同じジャンルでも少しパターンの異なるものを登録しておけば変化が付けられます




  ◆登録手順
   |リズム再生停止中⇒Chain ボタンを押し続ける⇒チェイン・エディット・モード
   |押した Chainボタンが点滅し 他のChainボタンが点灯
   |
  ◆パターンを登録
   |1. 登録するチェイン番号のChainボタンを押す⇒押 したChainボタンが点滅
   |  登録されているパターンとジャンルが一致している場合は、Patterns ボタンが点灯
   |
   |2.ジャンル・セレクター、Patternsボタンを使って、登録したいパターンを選択
   |     ※ 登録したチェインの再生途中でフィルに切り替える場合
   |       Fill1/2ボタンを押す⇒押したFill1/2ボタンが点灯
   |  パターン再生ボタンを押すと、選択されているChain ボタンに登録される
   |     (登録パターンが繰り返し再生)
   |  この作業を登録したい分だけ繰り返す
   |
   |3.チェインの終端位置を設定
   |  ジャンル・セレクターで“Songs/Chain End”を選ぶ
   |  現在の終端位置のボタンが早く点滅するので、新たな終端位置のCHAINボタンを押す
   |
   |4.登録したチェインの保存
   |  Chain ボタンのいずれかを押し続ける

【3.SONGモード、パッド(演奏)モード、ユーザーパターンモード】

それぞれ以下のようなことができますが、
私はあまりつかいませんので、操作方法などはマニュアルをお読みください(なげやり~~w)

 ・SONGモード:デフォルトで楽曲の数小節分のドラム・パートが収録されているので
          それを再生するモード(変更やチェインへの組み込みはできない)

 ・パッドモード:自分で自由に演奏するモード、パターン、Chainボタンが演奏用のパッドになる
          16 の各パッドには、ドラム音などの打楽器の音色が登録されている

 ・ユーザーパターンモード:既存のパターンを編集したり、
          新たにパターンを作成してボタンに登録できるので、これを再生するモード


音質など


私自身は、あまり打楽器系の音に詳しくないので、
基本、どんなリズムマシンでもそこそこ「良い音」って感じてしまいます(笑)
正直、実音のサンプリングじゃ無いとダメだよ~なんて、聴き分ける耳も持ってないし・・・(^_^;)

ただ、そんな私にはKR miniのオマケのようなちっちゃいスピーカーの音の方が
なんとなく締まりがあって良いなと感じます(もちろん音量が不足する場合もありますが)
ヘッドホン端子からの音はもうちょいアタックが効いててもいいかな~~
なんて、わからんくせに言っとりますw

下の動画は、割とお気に入りの「LATIN」の1番と2番を録音したものです(ヘッドホン出力)



まとめ


このKR miniは手持ちのリズムマシンの中ではもっとも出番が多いです
その理由は、やはり小さく軽いことと、これ1台で音が出ること、です
別途アンプが必要だったり、別の機材への接続が必要だったりすると、
どうしても面倒になって出番が減ります
手元においても邪魔にならず、持ち出す場合でも荷物にならない
結局は、このお手軽さが、ずぼらな私には何にも増して優先すると言うことなんでしょう

価格も4千円台後半と手ごろですし、
上で紹介した簡単な使い方以外に、やろうと思えば凝った使い方もできるという奥深さもあります
音にそれほどこだわらなければ、良いリズムマシンだと思います

2018年12月6日木曜日

恒例になりました Elixir3セットパック販売!!

ことしもこの時期がやってまいりました!

Elixirの3セットパックが、今年も発売になりました
毎年このタイミングで売り出しされるんですけど、在庫が切れてしまうのは3月くらいでしょうか
でも、早いに越したことはありませんので、必要な方は是非はやめにお買い求めくださいませ

といっても、私が販売しているわけでは無いのですが(笑)
下のリンクはCHUYA-ONLINEさんの販売ページです
今のところ、3980円(税送料込み)ですから、概ね1330円/セットくらいでしょうか
普段と比べれば3~4百円くらいは安い感じですね

春先くらいまで在庫があれば、もう少し安くなる可能性もあるんですが
それでもせいぜい3700円くらいかな、あまりめちゃくちゃな値落ちはしませんから
やはり確実に買えるときに買っておいた方が良いと思います

この時期にエリクサーをまとめ買いするようになったのはいつからだろう
3年くらい前・・・だったかなあ、ずいぶんとお世話になっております(笑)



2018年12月3日月曜日

リズムマシン(1/5) JUG JB105

ギター弾きのブログとは思えない方向に向かっているのかなあ(^_^;)
でも、ソロギ練習でメトロノーム使う人は多いし、あながち場違いな話と言うこともあるまい
タイトルを見てぞっとした人もおられるかと思いますが
リズムマシンシリーズは5回の連載となります
  1/5 JUG JB-105(今回の記事)
  2/5 KORG KR mini
  3/5 KORG WAVEDRUM mini
  4/5 BEATBUDDY mini と VOX MINI5 RM と DIGITECH TRIO
  5/5 総集編
手持ちのリズムマシン(リズムボックス)を一挙紹介という豪華企画であります(笑)

ただ、正直申し上げますと、ソロギのリズムキープに大活躍!のはずの機材でしたけど
実際には弾き語りの賑やかしとしてしか使ってません
(以降紹介するリズムマシン全部そうですけど・・w)

JUG JB105

JUGは島村楽器のオリジナルブランドです
ギターで言えばHISTORYやJAMESみたいなものですね
HPの記載から機能を簡単に紹介するとこんな感じになります

 |■シンプルで操作方法がわかりやすいので、簡単に本格的ドラムサウンドが楽しめます。
 |■実践的なリズムパターン内蔵。8、16小節など区切りのよい小節にフィルインを
 | 入れてあります。
 |■両手を使用している状態や、本機から離れている状態でも、付属のフットペダルでも
 | スタート/ストップ操作が可能です。
 |■リズムをスタートさせた際、最初に2小節のカウントが入る「カウントモード」の設定が
 | できます。楽器を構えた状態でテンポにあわせてスタートの準備ができ、より実践的な
 | 練習や演奏に役立ちます。




使用感など


これを購入した理由はいろいろあるんですが、
 ○電池駆動できること
 ○でかいスピーカーが内蔵されてて単体でもそこそこ音量がある
って部分が大きかったかな~そこら辺も含めて、使用感をまとめてみました

【良いとこ】

・テンポが数値表示される
・ワルツ、演歌、弾き語りなど、他ではあまりないリズムが組み込まれてる
 演歌と言ってもそんなにド演歌してるわけでもなく弾き語り全般で使いやすいので
 いまのところこれが一番お気に入りw
・オモチャっぽいけど一応フットスイッチが付属する
・最初に2小節のカウントが入る「カウントモード」の設定がある
 これは、勝手に出てくるフィルインを良いタイミングでむかえるためにはありがたい
・角形電池という特殊仕様だけど、一応電池駆動可能なこと
・イヤホンジャックからいろんな機器への音の取り込みが可能(ミキサーやオーディオI/F等)

【いまひとつなとこ】

・全体的にプラスチッキーで、価格に見合う質感とは言えないかな~
・フットスイッチが付いてるのは上出来だけど、なぜに3.5mmミニプラグ仕様
・テンポの調整がボタン式なのは意外に使いにくい(つまみならよかったけどなあ)
・リズムの再生中に出てくるフィルイン・・・味が濃すぎる
 曲にピタッと合えば結構感動的なんですが、せめて有り無し設定できればなあ
・電池がイマドキ006Pの角形電池ってどうなの?
 しかし、これは期限切れの角形電池を大量に抱えてる自分にはむしろ喜ばしいはずだった
 のですが、JB105は電圧降下には以外と冷たい態度をとります
 途中で止まったり、リズムを切り替えると止まったり・・・で、結局使えなかった(笑)
 今は、充電式の角形電池で安定稼働中です
・表示部にはリズムパターンの番号しか表示されないので、曲調との関係がわかりにくい 

プチ改造


【その1:リズムパターン番号ごとの曲調を本体に貼り付け】

ぶっちゃけ、これをしないと、とてもじゃないけど「便利」には使えないです
実はこの「リズムパターン表」は、購入時に箱の中に入っていますので、切り抜いて張るだけw
島村楽器も「無いと不便」ってわかってらっしゃる
しかし、わかってるなら、もちっとかっこよくできなかったものかと(笑)



【普通のフットスイッチを使用できるように改造】

付属のフットスイッチも悪くは無いんだけど、
うちではすでに足元にはボリュームペダルやフットスイッチ、ギターの足台など
ごちゃごちゃと転がってる状態なので新たな異物は増やしたくない(^_^;)
そんなわけで、すでに使ってるフットスイッチで代用できないかと工夫してみた

ここで障害となるのが、JB-105のフットスイッチ用ジャックが3.5mmミニジャックなことです
一般的なフットスイッチのプラグは6.3mmの標準フォンですから、変換が必要です
そこで、クラッシックプロの変換ケーブル「CFM0015」をセットします
これで普通のフットペダルもJB-105の制御(スタート/ストップ)に使えます
(ちなみにうちではYAMAHA FC5を使ってます)

実はこのクラプロの変換ケーブルはステレオプラグ&ジャック仕様なので
普通のフットスイッチがモノラル標準フォンプラグなのを考えると
もしかしたら使えないかも、という不安もありましたが、やってみると、すんなりOKでした
ケーブルの長さもちょうど良い感じ、ブラブラしないようにコードブラケットで固定しました



音源サンプル


マイク録りでは無くヘッドフォン出力からのライン録りです
弾き語りなどで使いやす(かもしれな)いと思われる以下の3つを録音してみました

①A7 バラード2 ⇒ ②A18 演歌1 ⇒ ③A23 ボサノバ

映像はかなり拡大していてボケボケです、ご容赦くださいませ!




2018年11月29日木曜日

エリクサーの偽物弦、その後

ついに張るときがきたよ(笑)
まあ、偽物らさしさを随所に見せてはくれているが、意外に良い音だったのである~!




指板がばっちいのは、目をつぶっていただきたいw
いまさら偽物を云々しても始まらないとは思うんだけど、
フェイクのエリクサーはかなり出回ってるみたいなので、
不幸にも遭遇してしまった方への情報提供ということで、これまでのことも踏まえて
ちょっと書き残しておこうと思います

ただし、エリクサーのニセモノが1種類だけってことも無いでしょうから
あくまで私の場合のこととしてみていただければ幸いです

【フェイクポイント①】

パッケージには「NANOWEB 12/53 #16052」と明記されてるのに「CUSTOM LIGHT」と書かれてる
(本来はLIGHTです)
またパッケージの裏には、なにやら中国語のシールが貼ってある


【フェイクポイント②】

もしかしたら軽くコーティングされてるのかも知れないが、
エリクサー本来のヌルヌルした独特の感触はほとんど感じられない

【フェイクポイント③】

プレーン弦、特に2弦で顕著だったが、
袋から出して弦を伸ばしてみても、強烈に巻癖が付いていて、クルクルカール状態(^_^;)
これはいろんな弦を試した私にも初めての経験でした

【フェイクポイント④】

各弦ともとにかく短い(笑)、ペグポストへの巻き付けを2、3回もすれば限界かなあ
ニッパーで巻いたあとに余った弦を切るんだけど、切った長さは数cmしかない

【フェイクポイント⑤】

プレーン弦がマグネットPUに反応しない、オーマイガァ!!
反応しにくい、のでは無くほぼ全く音を拾わないってことは、アルミ弦ですか?
まあそんなことはないのでしょうが、一体どんな材質なのでしょうか
上記のポイント③で書いた、クルクルカール状態で材質に一抹の不安はあったのですが
まさかこんなところで悪さするとは(笑)
ただし、生音的にはやや軽い音ってかんじはあるもののそんなに悪い音には聞こえない
たまたまマグネットPUにギターに張ってみたのが不運だったが
アンダーサドルのPUとかだと結構いけるのかもしれません





さて、さんざんなことを書いたけど、冒頭で書いたとおり「音としては悪くない」のがまた・・・
ニクイ弦であります
そして、張ったあとの伸びも極めて少なく、チューニングの安定が比較的早いのも好印象です

まあ、録音してまで聴いていただくほどの音でも無いですが
適度にきらびやかさがあって、音伸びも良い
これで耐久性があれば、マグネットPUは鬼門としても、そこそこ使える弦です
弦交換からまだ4日くらいなので油断はできませんが(^_^;)
今のところ、変色の兆候も無く元気な音を聴かせてくれてます

録音はやめとこうと思ったけど・・・きっと今後ニセモノに遭遇する機会もないことでしょうから
やっぱり記録のためにも残しておこう(笑)
ZOOM Q8の内蔵マイクで録っただけの音ですが、
エアコンも加湿器もフル稼働中につき、ノイズがかなり大きいのでご注意ください



しかしこうして聴いてみると、もう6弦のへたりは始まってるかも知れませんね
過大な期待は禁物と言うことで(笑)

2018年11月25日日曜日

楽譜「ギター・ソロで奏でる演歌」

今はもうやっていないのですが慰問ライブで重宝するかと思い、購入



 でも、34曲も収録されているのに、実際に弾いたのは「酔歌」ただ1曲
まあ、私にはよくあることですけど(笑)

慰問ライブ用に購入というのは、その通りなんですが、
実際は、youtubeを徘徊していてたまたま「酔歌」の演奏に出会ったのが
最初のきっかけでした
そこにはどの楽譜で弾いているのか、オリジナルアレンジなのか書かれてはいなかったのですが
たまたまこの本を購入してみて、「あ、同じや~」となったのでした

他の曲はまだ練習もしたことが無いのですが
酔歌を弾いてみて、簡単なアレンジなんだけど結構良い感じ!と思っています
難易度は高くないんで、弾くのは容易です
ただ、逆に単純なコードの繰り返しなので、「一体今どこ?」的に間違いやすい部分もあります

慰問に向けて練習中の音源が残ってましたので、晒しておきましょう(笑)
あくまで練習ですのでね~~、たくさん間違ってます




購入前からわかってたことでしたが、模範演奏CDが付いてないとやはりつらいですね
ほとんどの曲はメロディも知ってるし、大丈夫だろうというあまい考えでしたが
練習の参考にも必要ですし、音源を聴いて弾きたい曲を探すのにも役立ちますから
やっぱりCD付きの楽譜・・・買うべきでした(笑)

2018年11月21日水曜日

コンデンサーマイク JTS TX-9

友人のギター録りマイクを探してます
安くてまずまず音の良いのはないものか・・というわけで、
手持ちから引っ張り出してきたのが、この「JTS TX-9」です
 

     ■コンデンサーマイク
     ■単一指向性
     ■周波数特性:60Hz-18kHz
     ■出力インピーダンス:400Ω± 30 %
     ■感度:-70dB* (0.32mV)*0dB=1V/μbar
     ■出力コネクタ: XLR3ピン(オス)
     ■電源:ファンタム電源9-50V、またはアルカリ単3電池
     ■サイズ・重量:径28mm、長さ187mm・178g (グリップ部径24mm)
     ■付属品:マイクケーブル(XLR3ピン(オス)-XLR3ピン(メス)、4.5m)、
      マイクホルダー(5/8インチサイズ)、変換ネジ(3/8-5/8インチサイズ)

JTS TX-9

JTSは、1982年に台湾で設立されたマイクや、ヘッドホンのメーカーですが
「安くてそこそこ良いのってない??」思ったとき、必ず私の頭に浮かぶほど、
お財布に優しい製品を数多く発表しています
しかし、ただ安いというだけでは無く、コスパに優れた製品も多いので
実は私もマイク、ヘッドホン等数点購入しています

ところでこのTX-9、サウンドハウス価格は、現在4,298円
コンデンサーマイクとしては、格安な製品でありながら、極めて高評価(サウンドハウス)です
しかし、うちでは「気むずかしいマイク」としてあまり出番がありませんでした

その原因は・・・・

【①接続機器によってはノイズを発生する】

このマイクはコンデンサーマイクですのでファンタム電源の供給が必要です
そのためにはマイクプリアンプやオーディオI/Fのような機材が必要になるのですが
うちの環境では、接続機器によってはノイズを発生するという結果になりました

 ・BEHRINGER MIC2200⇒ジーっというかなり大きなノイズ発生
 ・ZOOM A3⇒ノイズ発生せず
 ・TASCAM US-42⇒MIC2に差した状態でMIC1のファンタム電源を切ると
              かすかに「プップップッ」という断続的なノイズ発生
              MIC1のファンタムがオンの場合はノイズ無し
 ・TC-HELICON VOISELIVE2:ノイズ発生

この現象が何に由来するのか定かではありませんが、
残念ながら、少なくともうちのTX-9に関しては何に差しても大丈夫的なマイクでは無いことが
長らく防湿ケースの肥やしとなっていた原因であります
幸い、メインで使用を考えているTASCAM US-42では、
MIC1,2のファンタム電源がともにオンの場合はノイズの心配なく使えると言うことで
かろうじて活路を開けそうな気配ですが
この状況ではとても安心しては使えないです

  ※)もちろん、うちのTX-9に固有の症状かも知れないのでTX-9全部がそうなのかは不明です

【②出力(感度)が小さい】

実際に使ってみた感覚で言うなら、ダイナミックマイクよりも小さいと感じます
ただ、上記①の接続機器由来のノイズさえ無ければ
TX-9自体のノイズレベルは極めて小さいく、足りない感度は機器のゲインで稼げばよいので、
それほど大きな問題ではないのですが
私の中では感度の小さいマイクはどうしても使用にブレーキがかかってしまいます


接続機器由来のノイズ対策

それは「TX-9を電池駆動にする」ということ

TX-9は、ファンタム電源だけで無く、単3電池でも使用可能なマイクです
以下はサウンドハウスで配布しているTX-9の電池交換マニュアルですが
このように電池で電源供給すると、かなりの確率で接続機器由来のノイズは回避できそうです
うちの場合だと、TASCAM US-42での上記の症状は完全に無くなりました

ただし、電池での使用は正直面倒くさい(笑)
マイナスネジが小さいので精密ドライバーが必要だし
このネジはマイクユニットに付いてるので、戻すときにボディの穴と合わせなければいけない
もう少し簡単な電池交換なら良いのですが・・



音質

お値段を考えると、悪くはありません
ややこもり気味な部分も無いわけではありませんが、
コンデンサーマイクらしい繊細な感じや、そこそこの解像感もあるように思います
スモールダイヤフラムですが、低域もそれなりに頑張っています

以下は、MORRIS SS-101の生音をTASCAM US-42経由でPC録音(AUDACITY)したものです
生音と、生音録音後に軽くリバーブを加えた2種類の音源を作成してみましたので
ご参考にしてみてください

録音後に気付いたんですが、弦が3年以上張りっぱなしのエリクサー(^_^;)
もう少し元気のよい音にしたかったんですが、そこは割り引いてお聴きください~~(笑)


【生音録音】


【生音録音後にリバーブを付加】






2018年11月17日土曜日

ギターシンセサイザー Roland GR-33

いつ買ったんだっけ・・・GODIN とセットで買ったのは覚えてるんだけど

ところで、皆さんはギターシンセサイザーという機材はご存じでしょうか?
ものすごーく噛み砕いて言うなら
「ギターからギター以外の音を出すための機材」
ってことになるんですが、なかなかその範疇だけでは上手く説明できない、というより、
私ごときでは説明できるほどには使いこなせていない、摩訶不思議な機材であります

今日は手持ちのシンセ、GR-09、GR-33の中からGR-33をご紹介しますが
ギターシンセサイザーの大まかな説明は以下をご参考にしていただければと思います



Roland GR-33

はっきりした発売時期は不明ですが、前身のGR-30が1996年、後継のGR-20が2004年ですから
2000年前後の発売となります


【GR-33でできること】 ※マニュアルより
 |
 |● 通常のギター演奏と同じ感覚で、384 種もの膨大なシンセ・サウンドを自在に操ることが
 | できます。
 | → シンセ音のみで、あるいはギター音にシンセ音を重ねてソロをとったり、両者を
 |   切り替えても鳴らせます。
 | → 和音で演奏すれば、シンセならではの壮大なアンサンブル・サウンドが表現できます。
 | → エレクトリック・ギターから他の楽器(アコースティック・ギター、ベース、オルガン、
 |   管楽器、民族楽器・・)に持ち替えることなく、瞬時にそれらの音に切り替えられます。
 |
 |● 金属弦で、GK-2A(ディバイデッド・ピックアップ:別売)が正しく取り付けられるもの
 | であれば、アコースティック・ギターとの組み合わせでも使えます。
 |
 |● 2 種類のシンセ音色を重ねたり、各弦に自由に割り当てられる他、
 | 音の明るさや立ち上がり、ギター音との音の高さの差などを細かく調整して記憶させて
 | おくことができます。
 |
 |● シンセ・ハーモニスト機能により、ギター音にシンセ音で(またはシンセ音同士で)
 | あらかじめ設定したキーの美しいハーモニーをつけることができます(P.80)。
 |
 |● 内蔵のアルペジエーターにより、様々なアルペジオ効果を得ることができます(P.76)。
 |
 |●シンセ音用のエフェクター(リバーブ系、コーラス系、マルチ・エフェクト)を搭載、
 | 豊かな広がりが得られます。
 |
 |● 2 種類のシンセ音をステレオ(左右)に振り分けて鳴らしたり、1 ~ 6 弦に対応する
 | シンセ音を左から右に順に並べて発音させるなど、様々なシンセ音の定位(パン)
 | が得られます。
 |
 |● 本体の4 つの音色切替ペダルは、ワウワウ風やアーミング風など、様々な効果を得る
 | ためにも使えます。
 |
 |● エクスプレッション・ペダルが装備されているため、音量や音の高さ等まで、
 | 様々な変化を本体のみで得ることができます。
 |
 |● ギターの演奏をMIDI 情報に変換し、外部音源を鳴らすこともできます。
 |
 |● MIDI シーケンサーの入力用に使えば、鍵盤では再現しきれないリアルな撥弦楽器
 | パートや、表現に富んだメロディ・パートを作成できます。
 |
 |● ギター・チューナーを搭載、すばやく正しくチューニングできます。

使用可能な音色

元のギターの音を、どんな音に変えて出力できるか、という意味ですが
なんと384音色、すごい!!
しかし、これらの音を使うには、「パッチ」と呼ばれる各種設定をひとまとめにしたセットに
組み込まなければなりません
正直言って、128ページもある説明書を読むだけでも至難の業なのに、
それを理解して自分のパッチを作成するなど・・・私には不可能
なので、買ってすぐに白旗(笑)
結局、以下のリストにある384音色を使ってあらかじめGR-33に組み込まれた
「プリセットパッチ」を使うことになります


プリセットパッチ

使用可能な音色と、演奏上の様々な設定をひとまとめにした「パッチ」は、
自分で作成することも可能ですが、
GR-33には最初からプリセットとして128パッチが用意されています
その中で、私が「使えそう」とか「面白い」と思ったものをピンクで示してみました

128種類もあるとは言え、飛び道具的なものも多く含まれてますし
使うにはそれなりの演奏テクニックを必要とするものもありますから
使えそうなのはそれほど多くありません

なお、私の用途からすれば、ソロギターか弾き語りなわけですが
ソロギターではちょっと使えそうなものは見当たらず、
以下のピンクも弾き語りを前提として選んだものになります



パッチのサンプル

いろいろ説明されるよりも聴いてみるのが早い!、ですよね~w
上のピンクの着色の中からいくつかサンプル音源を作ってみました
使用したギターはGK対応のGODIN ACS SLIM(ナイロン弦)です

使いこなすだけのスキルが無いので、かなりいい加減なサンプルで申し分けない~w

【A11 JAZZ SCAT】
その名の通り、人の声によるスキャットです
案外、使える範囲が広いので、弾き語りにも十分使えるのですが
今回はソロギター(押尾コータローさんの黄昏)のバックに使ってみました
黄昏の主旋律はナイロン弦のギター音をそのまま使用しています
曲の全編にわたって使用するのは無理がありますけど
ライブのオープニングなど「つかみはOK!」的な使い方だと威力を発揮するかも知れません(笑)



【A21★12ST GUITAR】
「★印」があるのでオートアルペジエーター機能が組み込まれたパッチということになります
12弦ギターの音がLチャンネルから、アルペジオのおとがRチャンネルからでる設定です
アルペジオと言っても、単にコードをじゃらーんって弾き下ろすだけで
まるで「ホテルカリフォルニア」のようなアルペジオが勝手に流れてきます
ただ、この設定とテンポだとあう曲がかなり限られてくるのですが、
今回は中島みゆきさんの「ひとり上手」の弾き語り伴奏として使用してみました
私はコードを弾き下ろすだけ、あとはGR-33がやってくれています
元のギターの音は一切使用しないで、GR-33の音だけで弾き語ってみました
でも、最初はよかったんですが後半は歌が走ってアルペジオが置いてけぼりという
めちゃめちゃな事態となっておりますが(笑)



【B21 ALTO SAX】
サックスの音です、でもコード弾きしてしまうとサックスらしさが一気に無くなってしまうので
今回はサックスらしく単音勝負です
本来、サックスのような管楽器(トロンボーンは除く)ではスライド音はできない(と思う)ので
それらしく、音程の変わりをはっきり区切ることがサックスらしくするコツのように思うのですが
ちょっとつまらない感じになりがちなので、ここではあえてスライドも入れて見ました
曲はアメージンググレースです
ビブラートなどは割と上手くできたかなって思ったりして(笑)
これも、元のギターの音はミックスしないでGR-33のサックス音だけで弾いています



【C12★SHAMISEN】
三味線の音です(★印があるのでオートアルペジエーター機能付き)
いや~~~、面白いとは思うんだけど、どんなシチュエーションで使って良いのか(^_^;)
今のところ弾き語りには使いにくいし、上で紹介した使い方も難しそう
というわけで、元のギター音とミックスして適当に三味線と合わせてみました(笑)



あ、忘れとった・・・

このギターシンセ、どんなギターでも使えるというワケではありません
ギターとGR-33の接続はGKケーブルという13ピンのケーブルが必要なります


要は、このケーブルに対応できるギターが必要というわけですが
うちにあるギターだとこの3本が該当します
GODINの場合は型番に「SA」とつくものがGK対応となっています

  ①Godin Multiac Nylon SA
  ②Godin ACS-SA SLIM
  ③Godin Multiac Steel SA 

GODINの他にもフェンダーのエレキでGK対応のものがあるようですが、
残念ながら、そこはあまり詳しくないです

では、そういったギターでしかGR-33は楽しめないの?

いえいえ、エレキでもアコギでも鉄弦でありさえすれば、こんなものを使えます
写真の黒い装置はROLAND GK-3というピックアップです
これが装着可能なら、ROLAND GR-33含めてGRシリーズのギターシンセが使用できます
ただ、エレキはブリッジが高いので付けやすいのですが
アコギの場合は、トップ面から弦までの間隔が1cm有るかどうかが
取り付け可能かどうかの目安になると思います




2018年11月13日火曜日

プリアンプ BOSS AD-5

今更的な機材なんですが、前回の記事の時に使ったら意外とエエ音(笑)
裏返せば「どんだけ使ってなかったん?」と言うことにもなるわけですが
よい機会ですので少しご紹介しておこうかと思った次第であります

BOSS AD-5


一体いつ頃発売されたものか、定かでは無いのですが
後継機となったAD-8が2003年のカタログにあることや、
マニュアル内に©1997という文字もあることなどから
もしかすると1997年、遅くとも2000年前後の発売ではないでしょうか
そうだとするとすでに20年前の機材と言うことになりますが、まだまだ十分に使えます
簡単に特徴を紹介しておきます

【主な特長】 ※マニュアルより
 | 
 |『新開発のアコースティック』
 | エレクトリック・アコースティック・ギターなどのピックアップの出力音を、
 | マイク録りの豊かな音に変える新機能「アコースティック」を搭載しました。
 | 
 |『ピエゾとマグネチックの両ピックアップに対応』
 | ピエゾ・ピックアップ用とマグネチック・ピックアップ用にそれぞれ専用の入力ジャックを
 | 用意しました。両ピックアップからの入力をAD-5内部でミキシングすることもできます。
 | 
 |『高性能のプリアンプ』
 | プレゼンスを含む4バンドEQを装備したプリアンプを搭載。
 | トーン・コントロールのないピックアップの音色補正にも大きな威力を発揮します。
 | 
 |『アコースティック・ギター専用にカスタマイズしたコーラスとリバーブ』
 | コーラスは低音と高音に別々に効果がかかる帯域分割方式を採用。
 | リバーブもアコースティック・ギター用に新たに開発したものを搭載。
 | それぞれ1つのつまみだけで簡単に操作できます。
 | また、リモート・ジャックにフット・スイッチを接続することによって、
 | コーラスとリバーブのオン/オフを足元で行なうこともできます。
 | 
 |『アンチ・フィードバック』
 | ハウリングを低減するアンチ・フィードバックを搭載しました。
 | 
 |『バランス出力の装備』
 | バランス出力を装備し、PAシステムへの直結も可能です。
 | 
 |『音作りの可能性を広げるインサート・ジャックを装備』
 | 外部エフェクター用のインサート・ジャックを装備していますので、
 | 他のエフェクターとの併用も可能です。


使用感


上の写真でもわかるように、コントロールは5つのセクションに分かれています
このセクションごとに使用感など書いてみます

【ゲインセクション(input level)】
マグネット、ピエゾそれぞれのゲイン調整が可能です
出力の小さなパッシブピックアップからも十分な音量を得ることが可能です
入力端子もマグネット、ピエゾに分かれていますが
それぞれがマグネットやピエゾに特化した設計になっているのかどうかは不明です
私的にはどちらに何を差してもあまり違わないような気もしています

【ボリューム&EQセクション】
EQはBASS、MIDDLE,TREBLE、PRESENSEの4バンドで
ものすごく効きが良いです
各バンドの周波数もアコギに合わせて上手く割り当てられているようで、使いやすいEQです

【ANTI-FEEDBACKセクション】
2つのつまみでハウリングを防止できますが、私としては使う場面がほとんど無いですw

【ACOUSTICセクション】
アコギらしい胴なりの演出や、マイクでのシミュレーション機能らしいです
ただ、どう回しても「これ!」っていう効果が得られないので、これも使わない機能です

【EFFECTセクション】
コーラスとリバーブが設定できます
コーラスはかなり綺麗なステレオコーラスですが
リバーブはソロギターで使うには少し効きが弱いです(良い感じではありますが)

【まとめると、・・・】
プリアンプとしての基本性能(音量増幅とEQ調整)に関しては素晴らしいです
また、2系統入力のミキシングもあるとありがたい機能です
ただ、その他の付属機能はまあオマケ+αくらいかなと・・(笑)
しかし、基本性能だけでも十分に満足できるプリアンプだと私は思います
それに、PAのある場所でライブをする人なら、DI替わりにも使用可能ですので
利用価値はさらに上がるかも知れませんね

音について


AD-5の質の良さは、極めてローノイズなことが示しています
EQフラットだと、マグネットなどはエレキ臭さが表に出てきますが
MIDDLEをやや削り,TREBLE、PRESENSEをほんの少し持ち上げるだけで
かなり使える音になります

以下は、以下の構成で録ったサンプル音源です
リバーブはAD-5では少し弱いので、別のペダルをつないでいます
  |○ギター:ZENN ZD100CE(ピエゾピックアップ+コンデンサーマイク内蔵)
  |○マグネットピックアップ:FISHMAN NEO-D HUMBACKING
  |○プリアンプ:BOSS AD-5(各つまみの設定は写真のとおり)
|○リバーブ:DIGITECH SUPER NATURAL
  |○サンプル音源の説明
  |   ・最初の開放弦弾き:ピエゾピックアップのみの音
  |   ・2番目の開放弦弾き:マグネットピックアップのみの音
  |   ・3最初の開放弦弾き:マグネットピックアップとピエゾピックアップのミックス音
  |   ・その後、ミックス音での「童神」の演奏(前半部分のみ)


マグネットは、太く芯のある音ではあるけど表情に乏しくどこかエレキっぽい
ピエゾは空気感は割とあるがブリブリ感というかざらつき感があって長く聴くと鼻につく
AD-5でミックスすることで、それぞれのよい部分を生かした音になる
って理屈みたいですが、たしかに私自身もミックス音の方が良い感じに聞こえます
最近でこそ、ソロギターでも複数ピックアップのミックスが流行ですが
20年も前からこんな機材があったんですね~

それにしても今回使ったギターZENN ZD100CE
新品39800円で買ったこのギターもなかなかやりよる
とういうか、こんな安いギターでも、いろいろ工夫すればボチボチな音が作れるところが
ラインサウンドの面白いとこでもありますね
いえ、このギター生音だって結構いけるんですけど(笑)

2018年11月9日金曜日

500投稿


前回記事は、本ブログの500個目の記事でありました

2015.4から苦節3年半
機材ネタが中心なだけに、
正直いつまで続けられるだろう、
いつまで財布がもちこたえるだろう
との不安は常にありましたが、いつの間にか500投稿・・

これもひとえに私のたゆまぬ努力と果て無き物欲・・・
もとい、皆様の応援あってこそであり、感謝に堪えません
今後も皆様の薄~いご期待に、熱く熱くお応えすべく
1000投稿目指して頑張る所存であります

で・す・が、すでにネタ帳の次のページは空白

それでも、無い知恵振り絞り、
駄文とエエ加減なうんちくと多少の嘘で記事を埋めるべく
軽い財布に涙しながら、けなげにキーボード叩く、ワタクシ
そんな姿をもしも「哀れなり~」と思し召しあれば
寝たふり、いえネタ振りなどご協力願えれば幸いです
記事のヒントだけでもありがたや、ありがたや

でもたまには私だって夢もみます
ある日、匿名でR-ZERO届いてたり・・・
人気ルシアー様からギター使ってみてって手紙きたり・・・
夢のレビュアー生活!
そして、むなしさ満点のメザメ

まあ、あり得ない話も妄想は自由と言うことで、チャンチャン

ともあれ、今後ともよろしくお願い致しますニャ







2018年11月5日月曜日

オーディオI/F BEHRINGER UCA222 U-CONTROL

はてさて、オーディオI/Fはもう家中に転がってて、さながら過飽和状態・・・
なので、この機材も興味津々で買ったもののずっと日の目を見ることは無かったのですが
とある事情で引っ張り出してきました


BEHRINGER UCA222 U-CONTROL

サウンドハウスの現在価格は3002円・・安い!
通常のオーディオI/Fと比べればマイクプリアンプが内蔵されない等、かなりの簡便版ですが
とりあえずの用途としてはこんな感じでしょうか
 ■PCの音を外部スピーカーで(少し高音質で)聴きたい
 ■ライン出力機器(ミキサー、オーディオ機器、アンプ等)の音をPCで録音したい
   EX.)カセットテープのデジタル化、ミキサー経由の宅録

逆にUSA222では、こんなことはできません
 ■マイクを接続する
 ■ギターを接続する
 ■PCの音と外部音源をMIXして出力するいわゆるループバック


【主な仕様】 ※SOUNDHOUSEホームページより

■オーディオインターフェイス
  |・2基のアナログ入・出力、およびデジタルS/PDIF オプティカル出力が備えられています。
  |レベルコントローラー付きのステレオヘッドフォン出力はスイッチにより、
  |入出力の両端子をモニターすることが可能となっています。
  |このインターフェースこそ、アナログとデジタルの架け橋となる
  |完全なオーディオソリューションなのです。
  |  ※U-CONTROL UCA222とUCA202 U-CONTROLは色だけの違いです。
  |   機能面などで違いはございません。
  |
  |・同時入出力数:2in/2out
  |・接続:USB
  |・入力端子:RCAピンx2
  |・出力端子:RCAピンx2、S/PDIFオプティカルx1、ヘッドフォン出力ステレオミニx1
  |・寸法:8.8Wx2.2Hx6Dcm
  |・質量:120g

■動作環境
  |Windows
  |・プロセッサ:Pentium III/Athlon XP1Ghz以上
  |・USBポートx1(USB1.1 以上)
  |・512MB 以上のRAM
  |・対応OS:Windows XP, Windows Vista, and Windows 7 (32、64bit)
  |
  |Mac
  |・プロセッサ:G4 1.5GHz またはデュアルコア 1.6GHz以上
  |・USBポートx1(USB1.1 以上)
  |・512MB 以上のRAM
  |・対応OS:MAC OS X 10.4以降

接続方法

PCであれば、USB端子に接続するだけです
バスパワー駆動なので電源も不要です
WINDOWS 10 PRO(1803)に接続すると「USB audio CODEC」というデバイス名が追加されます

サウンドハウスの動画を見る限りでは
iosへの接続もカメラコネクションキット経由で可能になるようです
この場合も電源供給はios機器からされるので、補助電源は不要なようです
現在、手持ちのipadは子供に拉致されてますので、検証はできませんが(笑)

録音①:カセットテープのデジタル化

PCに UCA222を接続、 UCA222にはinput端子にカセットデッキを接続します
カセットデッキのLINE 出力って案外レベルが大きい上に調整ができないことが多いので
PC側の録音レベルを少し落とす必要がありました

音が少し右に寄っているんですが、これは録音当時のデッキと今回の再生デッキの違いや
テープの劣化などによるもので、UCA222のせいというわけではありませんw
ただ、良い音ではありますが少し音が甘いと言いますか、高域のロスが少し感じられます
以前ご紹介したレトロなオーディオインターフェイス「ONKYO SE-U33GXV(過去記事)」
と比べても、少々音が安っぽく聞こえます

 ・カセットデッキ:A&D GX-Z7100EX
 ・ソース:長渕剛「久しぶりに俺は泣いたんだ」の最初の1分間
 ・録音ソフト:AUDACITY



 
録音②:ギターの宅録(アンプのヘッドホン端子から)

ギターアンプ経由でPCに録音します
接続はギター⇒アンプ⇒UCA222⇒パソコンの順です
音源は、ノーマル⇒リバーブ付加⇒リバーブ+コーラス付加の順に録ってみました
これも少し高域が甘い感じがしますが、
UCA222のせいなのか、アンプの特性によるものなのかはまだ不明です
リバーブが加わるとステレオ感もでてますね
しかしヘッドホンで聴くと微かに「チュイ~~~」というノイズが乗っているのがわかります
おそらくなにかの電気製品のノイズを拾ってるものと思いますが
原因特定(ノイズ源特定)まではやっていません

 ・ギター:MORRIS SS-101
 ・ピックアップ:Seymour Duncan SA-6
 ・アンプ:YAMAHA THR5A
 ・録音ソフト:AUDACITY




録音③:ギターの宅録(プリアンプから)

部屋を見渡すとBOSS AD-5が転がってた(笑)
接続はギター⇒プリアンプ⇒UCA222⇒パソコンの順です
②と同様、音源は、ノーマル⇒リバーブ付加⇒リバーブ+コーラス付加の順に録ってみました
プリアンプAD-5のEQはフルフラットです
これは、かなりいい感じで録れていますね、特定の音域のロスは感じません
でも②と同じく微かに「チュイ~~~」というノイズ・・・
きっとUCA222が拾ってるんでしょうね~(^_^;)
ただ、音質的には大きな問題はなさそうに思われます

 ・ギター:MORRIS SS-101
 ・ピックアップ:Seymour Duncan SA-6
 ・プリアンプ:BOSS AD-5
 ・録音ソフト:AUDACITY





なんといっても、3000円のオーディオインターフェイスなので、過大な期待は禁物です
音質も「極上」とはとても言えないですが、
一通りのことがそこそこ音質で、しかもお手軽に可能というのは
ある程度評価してもよいかと思います
それに、今回は試していませんが
例えばミキサーの出力を接続してやればオーディオI/F機能の無いミキサーも
PCに接続できるという風に、工夫次第ではいろんな可能性があるとも言えそうです

オーディオI/Fが過飽和の我が家では、また倉庫で出番を待つことになりそうですが
 ・とにかくお手軽簡単、電源も不要
 ・WINDOWS10でも問題なく稼働できる(標準ドライバーで)
 ・多分iosでも使用可能
ということを考えると、「とりあえずパソコンで録音してみたい」という方にはよい機材といえそうです

あと、コイツはASIOドライバーも使えるそうなんですが・・・・
BERINGERのASIOにはあまり良い思い出が無いので(笑)
今回は検証をパスさせていただきました
本記事は全てWINDOWS10の標準ドライバーを使っての内容と言うことになりますので
その旨ご了解ください~~!!