2017年9月28日木曜日

マウスを交換

マウスが壊れた(^_^;)

まあ消耗品と割り切ってますし、1日10時間以上使ってる商売道具だし
仕方ないと言えばそれまでなんですが、
いまだ1年保ったマウスにはお目にかかってないのは、ちと残念です

今回の故障は、クリックには異常ないのですが
「戻る」ボタンで2段階戻るようになってしまった、まるで「戻る」のダブルクリック・・・
クリックが大丈夫なだけにちょっともったいないのですが、
ここは精神衛生上も交換がのぞましいと決断しました

いつもはロジクールのG300Sというマウスを使ってます
そこそこ耐久度もあって小ぶりで握りやすいということでお気に入り
何個か買い置きもしてますが、ちょっと気分転換と言うことで
amazonでちょっと怪しげなゲーミングマウスを買ってみました

価格は999円・・・・(^_^;)

amazon評価には「ダサい!厨二の奴が買いそう」とか書かれてますが(笑)
握れば何も見えなくなるし、問題なし
一応7ボタンと言うことですが、当然ドライバも組み込まないのでマクロとかも設定せず
ごくごく普通のマウスとして動作しております

滑りもそこそこ良いし、ポインタの定着もしっかりしてると言うことで
基本的なところは合格なんですが、サイドの「戻る・進む」ボタンが親指に触れやすい
ポインタを大きく移動したい場合とかに誤って触れてしまうことが多いのが玉に瑕でしょうか
ま、でもそこは999円(笑)
誤操作で何か問題を生じたり、故障すれば即交換です

これで来年の春くらいまで保ってくれれば儲けものです



2日経過して
やっぱり使いづらいので、滑り止めを貼り付けました
なかなか良い感じです



2017年9月22日金曜日

プリアンプ PAS Vivid Focus Type.G

在庫切れのため注文から待つこと2週間ちょい、PASから到着致しました


アコギ用のプリアンプです

開封後の第一印象は、「軽い!」、いえ音では無く重さの話
私自身はもうライブ会場にもっていったりとかしませんが、持ち運びする人には大事な要素
実測重量は515gでした

ダークグリーンのパネルも綺麗ですね
ただ印字が黒で、年寄りにはちょっと見にくいです
しかし、ノブの色と配置がよく考えられていて、慣れれば色だけで判断が付きます

 白:ゲイン、これが入力ジャックの近くにあって関連がわかりやすい
 赤:アウトプット、これも出力ジャックの近くにあって関連付けしやすい
 黄:ミックス、センドリターンエフェクトのミックス量です
 青:全てEQセクション、左から右に向かって低周波数帯⇒高周波数帯という並びです

「適当に並んでるわけじゃ無い!」ってことがわかるだけで、使いやすさが激変します(笑)
使い慣れてる人やPASさんんから見れば「アホや・・・」と思われそうですけど
実は最初かなり戸惑いました・・・(^_^;)

最も重要なのは青のEQセクションです
パネル印字にはNOTCHやらCOLORやらAIRとか、いつものEQでは見慣れない単語が並びます
特にNOTCHといえば私にはハウリングキャンセラに頭が直結してしまうのですが
これも立派なEQで、5つのEQのうちの一つと割り切って考えた方が理解が早いです
いやむしろNOTCHはハウッた時に使うなんて考えていると
とても音作りにはなりません・・・です
特にハウリングとは縁遠い宅録派の方などは、ここを積極的に使っていくのが幸せへの近道
といえると思います

違ってたらPASさんにはちょっと怒られそうですが(笑)
私の理解を絵にしてみるとかんな感じになります


5つのEQのうち、ピンクで着色した2つはパラメトリックイコライザーといい
担当する周波数域を調整可能となっています
音作りの自由度が格段に向上しますが、その分ややこしさも増すという・・・(^_^;)
しかし、音を作る上でMIDの扱いというのはとても微妙なので
基本的には嬉しい仕様です

パラメトリックEQは上下一対で機能します
下にある増減ノブはセンターでうまく増減ゼロにセットされているようで
このノブがセンタ-の時には、その上にある周波数選択ノブを動かしても
ほとんど音に変化はありません
なので、増減ノブを+-どちらかにややずらしてから、周波数選択ノブを変化させ、
自分にとって良い感じの音を探すといった感じの調整になるかと思います
もちろんそれで要領がつかめれば、逆に周波数⇒増減という調整もあります
ただ、「●●Hz」ではワタシのような素人にはどんな音の帯域かつかみづらいので
まずどの周波数帯を増減すれば、音のどのあたりが膨らんだり痩せたりするのかを
つかんでおいた方が慣れが早いかなと・・・まあどちらでもいい話ですけど(笑)

【パッシブPUをお使いの方】

説明書にもありますが、内部のPADスイッチがデフォルトでアクティブになっています
パッシブPUの場合は一度裏蓋を開けてオフにするのが良いそうです
ただ、手持ちのSUNRIZE S-2の場合だと特にオフにしなくても
アウトプットノブを10時から12時くらいにあげる程度で十分な音量なりますので
必ずしもPADの切替は必要ないかもしれません(間違ってたらPASさんゴメン)

音はどうなのか

そこですよね(笑)
しかしプリアンプの音を言葉にするのは本当に難しい
そして、曲がりなりにも製品化されたプリアンプであれば、
どれであれ天地がひっくり返るほどの差は、基本的には無いのであります
そして、価格差に見合うような明瞭な差も・・・あるといえばあるし、無いと言えば無い(^_^;)
(これは、ギター本体の音にも言えることですけどね~)
でも、そこはオーディオと似たような世界
耳が良ければ良いほど、僅かに差も気になるし、
そのギャップを埋めて自分の理想の音を求めるところに趣味としての奥深さと楽しみがある
そういったレベルの話になります

とりあえず今感じているのは「繊細さ」です
もちろん音が細いという意味ではありません
ちょっと大げさですが「澄み渡った高原の風のような清涼感が気持ちよい」です
言い換えれば、音に余計な着色がない「すがすがしさ」みたいなものでしょうか
妙なものでその感覚というのはEQをいじっても強く弱くずっと維持してるように感じます

その分、暖かさや太さというのは、後日紹介する「ALBIT A1FD aco」に一歩譲りますが
それはそれ、これはこれ(笑)
逆に、同時に2台買ってしまって「しまった!」と(ちょっと)思わないでもありませんでしたが
個性の異なりを感じられたことで、買って良かったと思い直せたのは幸運でした

やや気になるとすれば、ほんの少しドライな雰囲気があることでしょうか
おそらく私のMID調整不足という面もあるかとは思いますが
このちょっとした乾き感・・・まだまだ調整しどころがありそうです
ちなみに今はSkysonic Pro 1というPUとあわせてますけど
こいつはワタシ的にはいまひとつなPUでありまして・・・(^_^;)
今感じてるドライな雰囲気というのも。もしかするとPUの影響と言うこともあるかもしれません
もちろん、このあたりは、PAとかじゃなくヘッドホンでじっくり聞いてやっと感じる・・
もしかすると人によっては感じない程度の話です

あとは、結構調整が微妙なだけに、
PUが変われば改めて調整、その結果前に使ってたPUに戻すと再度調整と言うこともあり得ます
写真でも撮っておけばPUごとの調整記録も可能なんですが
できれば2、3個で良いからメモリー機能があると使いやすいかなと思います
(単体プリアンプのメモリーなんて見たこと無いですけど・・・w)
それか、これぞというギター&PUと常にセットで使う、そういう使い方もあるかもしれませんね

なんにせよ、パラメトリックが2つもあると言うことは、「ほぼ無限の調整しろがある」ということで
なおかつ各EQの効き方もとても良いので、手強く、そして楽しいプリアンプであります

さて、次回はこのプリを使って「雪の華」リベンジをしてみようかと(笑)
返り討ちにあわないよう練習します~~~~!


2017年9月19日火曜日

三連休では仕上がらなかった「雪の華」

youtubeを徘徊してるときに耳にした「雪の華」がどうも頭を離れない
動画の説明には江部賢一編曲とあったのだが
江部さんの本をamazonで探しても雪の華が収録されている書籍は見当たらなかった
仕方ないのでこんな時の最終手段、「プリント楽譜」、ダウンロード価格420円でございました


曲は中島美嘉の「雪の華」
一昨年、惜しくもお亡くなりになった江部賢一さんのアレンジです
もともとクラシック系の方ですので、いつも弾いてるソロギターの雰囲気とはちょっと違いますが
とてもしっとりしていて美しいアレンジだと思います

カラオケではほんとによく歌ったので曲はもちろん覚えてるし
楽譜もそんなに難しそうでも無かったので、
敬老の日の三連休でなんとかなるかなと甘いことを考えてましたが・・・
スローバラードは、何せ失敗がよく目立つ(爆)
なんとか3日半で録音にこぎ着けましたけど、何度弾いても成功の予感すらないし(笑)
ちょっと仕事も入ってきてしまったので
とりあえず、目も耳もつぶって「完成」と言うことに・・・・してください(^_^;)

まあでも、楽譜からりズムを読むのが本当に苦手な私ですので
曲は知っていたとはいえ、模範CDなしでよく頑張ったねと、自ら慰めております
皆様も一応「覚悟して」お聞きくださいね
もう後半になると、思わず「頑張れ~~」と叫びたくなること請け合いです(笑)

楽譜通り弾くとどうしても6分越えとなってしまう長い曲なので
リピートの部分は省いたりもしてます




いやしかし、こんな動画を晒すのはほんと恥ずかしい
もっと練習せんとなあ


2017年9月18日月曜日

西村歩さんライブ

今日は西村さんのライブ

最近はこのブログも西村さんの話題が多くて、
なんだか追っかけのような、なんだかほのかに恋心的なものがziziさんに芽生えたのではと
あらぬ疑いをもたれそうですが、そんなわけは断じてないのであしからず(爆)

これで3回目のライブは2時間あっという間に過ぎてしまいました
いつものように夕暮れハートで始まって・・・
前半は糸やスイートメモリーズなどのカバー曲やこれまでのアルバムの中から10曲ぐらい
後半は最新アルバム「ハートランド」の全曲を聞かせてくれました

前回のブログにも書きましたが、バラードもアップテンポもどの曲もメロディが美しいです
そして、スローでも相当速い曲でもつぶのそろった正確で綺麗な音を出す技術も素晴らしい
テンポや強弱でいろんな表情をつけるセンスも抜群です

気がつけば「あ~あ、もう終わってしまった・・」
また1年待たないといけません


あああ、この「良い気持ち」のまま寝てしまいましょう(笑)





2017年9月16日土曜日

西村歩さん「ナミダノアト」


ここしばらく西村さんから抜け出せずにいます(笑)

先日の全曲リストでもお話ししましたが
彼の曲はCGDGBDというオープンGの6弦を1音下げたチューニングが多く
頻繁にチューニングを変えなくても概ねどの曲も弾けるという
ものぐさにはとってもありがたい曲作り・・・・といのも理由の1つではありますが
もちろんそれだけではなく、バラード好きの私のツボにはまってるというのが
最大の理由なわけです

なんといっても彼のオリジナルはメロディが流れるように美しい
リズミカルな曲にももちろん良い曲がたくさんありますが
やはり真骨頂はメロディではないかと、はい、勝手にそう思ってます(笑)
で、今日はそうした西村バラードの中から「ナミダノアト」です


ちょっと忙しいこともありましたが、最近あまりソロギターの曲をアップしてないなあと
機材の話ばっかりだなあと、まあ皆さんも思われていたことでしょうが
・・・ちゃんと練習はしておりました
してはいましたが、思いの外時間がかかってしまったのがこの曲です
なんだかんだでもうひと月半もこの曲にかかっておりました(^_^;)

正直、ゆっくりとしたバラードだし聞いてみてもそれほど難しいとは思わなかったのですが
私元々、指板上の長距離移動が苦手であります
それが結構連続するとなると、左手がパニクります
いってみれば、難度が高いと言うよりも「とっても相性の悪い曲」だったのかもしれませんね

しかしそうはいっても1ヶ月半も練習してて飽きることが無かったというのはすごいことで
最近年齢とともに飽きっぽくなっている私は、ともすれば半月もすると飽きて来るのですが
「ナミダノアト」は練習してて気持ちが良く、ついに飽きると言うことはありませんでした

時間がかかったもう一つは、この曲に限った話ではないですが
録音が終わってしまうと、引く回数が激減して、
しばらくすると弾けなくなってしまうパターンが見えてますので、
気持ちのどこかで「このまま録音の失敗が続いても、まあいいか」という(笑)
そんな思いが結構あるんですな
「まあいいか」が続くと簡単に半月ぐらいは過ぎてしまうわけで
今回もとおして弾くだけならひと月もかからなかったんですが
細かいところの詰めや録音失敗の連続でいつの間にかひと月半と言うことになってしまいました
(詰めは甘いままですけど・・・)

そして、今回は新機材の投入も試みました、というより一新!です


メインの録音システムからZoom A3とLexicon LXP-1をとりはずし、
 ・プリアンプ:ALBIT A1FD aco(真空管プリアンプ)
 ・リバーブ:Strymon Bluesky
のニュータッグで臨んでおります
写真には濃い青のコンプレッサー(BOSS CP-1X)が間に入っておりますが
このコンプはツボにはまるとすごく良い仕事をしますけど
コンプレッサーとは思えないくらい音に色づけしちゃうというくせ者の面があるので
今回の録音ではバイパスしてあります
またいずれ紹介する機会もあると思うので、詳細はその折におはなししましょう

さて、録音ですが、完成って言うと怒られそう(^_^;)
「ああ、なんとか最後までいけそうだな」って瞬間に左指がオロオロしちゃってます
けどいくら飽きないと言っても、いつまでもこの曲にかかってるわけにもいかないので
いつも通り「見切り発車」!




最後のオロオロだけじゃ無くて、ちゃんと音が出てないところも多いのですが
是非、暖かいお心でお聞きいただければ幸いです

新機材の効果というのは、自分にとっては十分なものでした
アコギの自然さというのはピックアップを使っている以上なかなか難しいものがありますが
気持ちよさという尺度で行けば、わたしとしては十分満足です
Strymon独特の「かなり深めのroomリバーブ」なのですが
プリアンプの特性も手伝って解像感を保ったままの気持ちよいリバーブサウンドです

ちょっと話は変わりますけど、最近何かと出番の多いYokoyamaギター
やっぱりギターはネックやなあと・・・弾きやすいギターです


2017年9月12日火曜日

世界遺産「宮島・厳島神社」

仕事です(笑)

人生初の世界遺産かと思ってましたが、先日広島平和公園にも行ったから
人生2番目の世界遺産
平日というのにたくさんの人出、さすが観光地としてのスケールが段違いで大きいです







たまたまですが、結婚式も行われたりしていてラッキーでした

しかし日帰り600kmの運転は、結構体にこたえるようになってきました
もうちょっと体力つけないとなあ

2017年9月11日月曜日

ソロギターとプリアンプ

最近、なんのストレスかはわからないが、ともかく恐ろしい勢いで機材を購入している
さすがに老後がマジで心配になってきたが
逆に「これで老後は何も買わずともギター楽しめるじゃないか」とささやくのは誰なの・・

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ソロギターを生音だけで楽しむ方法はある、というかむしろそちらが王道です
しかし、ワタシがソロギターをはじめたとき、
youtubeのソロギター動画にはライン録音のものが多かったということもあるし
アコースティックギターのイロハも知らなかった私にはこう思えたのでした

「いい音のためにはギターにお金をかけるより、ラインの機材にお金をかけた方が早道かも」

以来5年、まあライン好きは変わっておりませんが、
「早道」というのはどうでしたでしょうかねえ・・・、「機材リスト」の中身が示すようにまさに泥沼
ギターは1本の値段が何十万単位になるので、それなりにストッパーが機能するのですが
機材個々のお値段はそれほどでもないので、ついついポチる
それも比較したいものだから同じ種類のものをいくつも買う(^_^;)
気がつけば、そこら辺の楽器屋より機材はよほど充実しているというか・・・情けない



さて前置きが長くなりましたが、そんな機材好きの私でさえ、最後まで興味の湧かなかった機材

それが、プリアンプ

であります。
「音でかくするだけやし」
「パッシブPUにはいるけどアクティブならいらんし」
「そもそもリバーブのようにあからさまに音が変わるなんてありえんでしょ~~~~」
ということは・・・
早い話、なんでもええやん!、というのが正直なところでして
必要性はわかるものの、善し悪しにこだわる心は皆無でありました

そんな私でしたけど、妙に世間の評価は気になると言うことで最初に選んだのがこれ

L.R.BAGGS PARA ACOUSTIC D.I.

通称「パラアコ」と言えば、まあ誰もは知らないでしょうけど、わかる人にはわかる大定番
とにかく素直にピックアップの音を増幅してくれます
色づけはほとんど無いけれど、プリアンプに必要な仕事はきっちりとこなす
そんなイメージのプリアンプです
電池と48vファンタムでしか動かないということで、少し使いづらい面もありますが
とにかく持ってれば安心ということで長期間お世話になっております


次にエフェクター兼用のマルチとして選んだのがこれ

【ZOOM A3】

いやはや、多機能で便利!プリアンプとして、エフェクターとして、2音源のミキサーとして
何をやらせてもそこそこな仕事はこなしてくれます
買った当初はプリアンプとしてしか使ってなかったのですが
エフェクターとしても「使えん」ってことは決して無く、
最近ではマルチエフェクターとしてほぼ常用していたのでした

 


そんな「プリアンプにはこだわりません派」の私でしたが
どうも最近ネット界隈でアコギ用プリアンプの話題がアツいと感じ始めたのが運の尽き
「ホンマかいな」「そんなん気の迷いやわ」「フラシーボやわ」
との懐疑的なところは捨てきれないのではありましたが
とにかく自分で見て試さない限り信じないという悪い癖も災いして・・・
試すだけは試してみようと重い腰を上げたのは、つい最近のことです

ところで、試すは良いけどプリアンプの知識もほぼ無く
善し悪しの基準もないわけで、試す対象をどう決めるかがまずは問題となりました
ただ、いまさら一般的なメーカー製のものを試す気にはどうもなりません
生意気にも「無名の名器」と言ったのを見つけたい、などと大それたことを考えながら
ネットをさまようこと数日・・・(笑)

結局、無名の名器といわけではないのですが
ハンドメイド的な雰囲気が漂う中で評価の高い製品と言うことでこの2つを選びました
もちろん「金に糸目はつけん!」というわけにもいきませんから
頑張れば買えそうかなと言う範囲ですけどw

【PAS Vivid Forcus Type.G】

熊本で製作されるハンドメイド(多分)製品です
PASの製品は実は結構前から興味がありました
EPASという製品でしたが、うえに書いた事情から興味はあっても買うほどでは無く
うじうじしてるうちに販売完了となってしまいました
その後継機種、なのかどうかは定かではないですが
PASのHPで見かけたこの機種を選んでみました


【ALBIT A1FD aco】

これも埼玉県で製作される日本製です
何に惹かれたかと言えばこれ、「真空管プリアンプ」
それと左右にそびえ立つスイッチガード(笑)
中身的にはA1FDというベース用プリアンプと同様なのだそうですが
ベースは意外にも音のレンジが広く
アンプなどもそうですが「ベース用」という機材はアコギにも相性が良いことが多いのです
それに加えて2ピックアップのステレオ入力も可能というところが
ziziさんの心をくすぐりました(笑)





試した結果は如何に・・・・

まあ正直に言えば、「たまげました」w

ちょっと長くなるので、詳しい話はまたの機会に!

2017年9月7日木曜日

リバーブの好み、うつろう男心・・

ギターに限らずリバーブやプリアンプの音の好みも時間経過とともに変化するものです
特にリバーブは機種による違いもそこそこ大きいので
好みが変わるたんび、「良い!」という噂を聞くたび、財布が軽くなっていくのですが
恐ろしいことに、好みがまた回帰するということも十分にあるわけでして
古い機材も手放せずにいるという、この優柔不断さ・・・・(笑)

【ごく初期】
さて、ソロギをはじめた当初は、そもそも「好み」などと言うものはなく
とにかくカラオケエコーのような残響がギターの音につけられると言うだけで喜んでいました
それに、まさか自分がライブのようなことをするとは思いもしなかったので
最初に買ったのは全てラックリバーブ
でも「好みを探そうとしていた」ということはTCやLexiconをまぜてみたりということでも
良く分かります、暗中模索の時期でした

   BOSS RV-1000
   KORG DRV-1000
   Lexicon MPX110
   TC_electronic_M350
   YAMAHA REV-100
   ZOOM STUDIO_1201

【Lexicon命!期】
大好きな岸部眞明さんが使ってるということもありましたが
基本的に太くて優しいリバーブが好きだと感じていました
それにネット情報を漁るたびに「世界中のスタジオで使われてる」なんてのを目にして
リバーブと言えばLexiconだろ!って(笑)
いえ、でも本当に素晴らしいリバーブで、アタックやリリースの自然さ、優しさは秀逸です
この時期にNova Reverbも買ってます、
これはもう、比べてみたいという欲求が勝った結果でしたが、
Nova Reverbのすっきりさも、なかなか小気味の良いもので、いい気分転換になってました

   Lexicon LXP-1
   Lexicon LXP-5
   Digitech RV-7
   Digitech SUPERNATURAL
   Digitech iStomp(Lexicon Hall reverb)
   TC_electronic_NR-1 Nova Reverb

【マルチってなんじゃラホイ期】
時期的にはLexiconと並行しますが、
複数のエフェクトを同時に使えるという機能性に興味を引かれた時期です
さすがに個々のエフェクトの質というのはそこそこレベルで
濃密感などはあまり感じたことがないのですが、
それでも録音じゃなく現場使用なら十分かもと思います
A3はプリアンプとしてもなかなか使えるやつでして結構重宝しております
ただこの手の機種をリバーブとして使うには、かなりの慣れと音の作り込みを要すると感じました

   ZOOM A3
   ZOOM MS-70CDR

【芯のあるリバーブは無いかいな期】
ここ1年くらいの好みです
ずっとLexiconメインでつかってきたリバーブでしたが、なんとなくピンとこなくなり
好きだったHallリバーブからPlateリバーブに切り替えて少しましに感じていたのでしたが
どうにもアタックが物足りないのです
で、そう感じてしまうとアタックだけで無く全体的な原音感の薄さも気になり始め
「芯のあるリバーブは無いものか」ってことに・・・・
リバーブに芯を作るにはいくつかやり方があると思うのですが

一つ目はミキシングによる方法で
原音のチャンネルとリバーブのチャンネルの2ラインを最終の出力前にミックスします
ただこれだと単にリバーブのMIXつまみとおんなじじゃん!ってことになるのですが
ミキサーだとリバーブのMIXとはちょっと違った感じの出音にすることができます
また、PAの場合だとスピーカーの例えばRにWET、LにDRYを出してやると
結構威力を発揮することもあります

二つ目は基本的に「すっきりさわやか系」のリバーブを使うことじゃないかと思ってます
ただこのさわやか系リバーブは残響の癖とかが出やすい、というかわかりやすい
ちょっとしたざらつきとかも好みの分かれる部分になりそうです

   LINE6 HD500X
   tc electronic HALL of FAME2
   Strymon BigSky
   Boss RV-500
   Strymon BlueSky

【リバーブ探しは果てしない・・】
ソロギターを初めて5年だというのに、上に書いたリバーブだけで概ね20個
他にミキサーやアンプに付いてるリバーブもあるし・・・(^_^;)
「そんなにちょろちょろ買わんと、最高の一台を買ったらええのに」
そりゃまあそうですけど、

「好みが変わるんだから、最高の1台は無い!!、残念!!」

ってわけですね、悲しいことに・・・そして、好みだけの問題じゃ無くて、
実はギターやピックアップやプリアンプとの相性の問題もあります
使うギター、PU、プリアンプが1種類ならまだリバーブも決めやすいのですが
それが複数となると・・・もしかして好み以上にややこしい話になりそう(^_^;)

でもいまのところStrymonで一応の満足には達してますし
万一好みが元に戻ったとしても、気分転換が欲しくなったとしても
たんまり在庫がありますから(笑)

怖いのはめちゃくちゃ高評価な新製品の出現でしょうか
くわばらくわばら・・・


2017年9月2日土曜日

初めての象牙ナット&サドル

宇坂ギターも2012年の製作と言うことでまる5年が経過しました
毎日弾くという前提で、
ナット・サドルがどの程度の寿命を持つのかはちょっと定かではありませんが
以前、マーチン巻きをyoutubeで調べたとき
martinの職人さんが「ナットの溝に弦をかけるのはギリギリ最後」と言っていたので
消耗品であることは間違いなさそうです

しかし、交換のタイミングというのは実に難しい
音がぼやけてきたとかというケースでの交換は普通に考えられますが
それもはっきりとしたタイミングにはなりにくいので
音の変化に頼らず、数年おきとか定期的に交換される人もいるでしょうし
弦高調整の一環や、単に気分転換という場合もあるでしょう

で、今回ワタシの背中を押したのは・・・・
今ならとってもお安く象牙に交換できるとルシアー宇坂氏に聞いたためだったり(^_^;)
まあちょっと音がへたってきたなあと感じることもあったし
妙に新品弦の音の保ちが良くないと感じたりと言うこともあったのですが
「格安」の二文字の破壊力が絶大だったのは間違いないです

【交換後の写真】
象牙の証、しましま模様がなんかとても嬉しい(笑)
6弦のやや浅めのかかり具合も良い感じです

肝心の音の方はですね
明らかにブライトさが増して抜けが良くなっています
「5、6弦の音が立つように」と預けるときにお願いしたのですが、大成功です
宇坂氏は預けたときの弦を外さずに元の弦のまま作業をしてくれたので
音の比較がとてもやりやすくて助かりました

こうして手をかけるほどにギターがいとおしくなってきます
そんな意味でもメンテナンスというのは大事な作業だなあと思う次第

「そんな話はええから、格安ってなんぼやったん?」

そうですよね、でもこれ材料がある間だけの期間限定価格なのだそうです
ですから、はっきり価格を書くのも気が引けますが
概ね相場の半額程度という感じです
もしご興味があればToshi.G工房にお問い合わせされてみればいかがでしょう