2022年2月24日木曜日

ナイロン弦 LaBELLA 900B

初めての購入となるブラックナイロン弦!!
誰だか忘れたがyoutubeでベタ褒め的な評価をしてたのを見て・・衝動買いw


LaBELLA 900B
サウンドハウスさんの商品ページから引用してみます

ブラックナイロンとポリッシュド・ゴールデン・アロイを用いたクラシックギター弦LA BELLA/900-B Elite - Black Nylon, Polished Golden Alloy。温かみのあるサウンドと、リッシュドされた低音弦の滑らかな弦タッチが魅力。フィンガリングノイズも抑えられ、スタジオレコーディングとライブパフォーマンスの両方に推奨できる弦です。

■クラシックギター弦
■ELITEシリーズ
■ミディアムテンション
・高音弦:Black Nylon .028,.032,.040
・低音弦:Polished Golden Alloy .030, .035, .043
■Made in the USA with American Wire

張ってみた
残念ながら、今手元にはGODINのナイロン仕様しかないのでそれに張ってみました
弦の識別のためには、写真のように番号の記載されたサイコロに弦が通されています
4弦と5弦、1弦と2弦は注意深く観察すれば見分けはつくのですが
このサイコロが外れてしまうとけっこう間違いやすいので、
1本ずつ番号を確認しながらサイコロ外してギターに張るって感じで慎重に作業しました

基本的に3弦と6弦がいつも使ってるダダリオの弦に比べてかなり細いと感じます
特に3弦は「えっ!」って思うくらい細い!
でも、いつも使ってる3弦にはタッチも音も違和感がかなりあったので、この細さになぜか期待感が高まりますw

初めてのブラックナイロン弦
真っ黒のエボニー指板に真っ黒のナイロン弦・・・保護色(笑)
それが弾きにくさにつながるのでしょうか
巻き弦は明るい金色で、いつものシルバー色に比べると華やかで良い感じです



弾いてみた
あくまでGODINのエレガットでの感想です

【音の雰囲気】
やや細めのブラックという見た目からは「透明感のある澄んだ音」ってイメージでしたが
なんと言いますか・・・ややパワー不足???
GODINのボリュームをやや上げないと、ダダリオと同等の音量になりません

だがしかしw
エレガットであるからして音量の問題はボリュームあげればそれですむ
それにダダリオとはやや方向の違う音にも数日で馴染んでしまって
「意外とええやん!」っていうのが今の評価でございますw

【チューニングの安定性】
ナイロン弦ですから「安定がはやい」とはとても言えませんが、張ってから2週間もすれば1日くらいはチューニングが保つようになります
1,2,3弦が数ヶ月たっても伸び続けるダダリオに比べると弦の伸びが少ないです

【演奏性】
4,5,6の巻き弦は、本当に滑り抵抗が少なく弾きやすい
もちろんスライド時のスキール音も最小限です
真っ黒指板に真っ黒弦は大丈夫かなと心配したプレーン弦も全く問題なし
演奏性はすこぶる良いと感じました


2022年2月18日金曜日

カメラ用グリップ Ulanzi MT-16

コンデジ、小さくて軽くて「ちょっと使う」には一眼デジよりもずっといい
でもコンパクトすぎて、ちょっと持ちにくいとか、意図しないボタンに触れてしまうとか
そんなことも、まあまああるわけです

Ulanzi MT-16


amazonで購入、タイムセールとかのおかげで1100円くらいでした
自由雲台のボールが赤というのがとってもおしゃれですw


多機能ぶりをご覧あれw


【カメラグリップ&簡易なジンバルとして】
コンデジの三脚穴に取り付けるのですが、
グリップがあるだけで不思議なほど安定します
それに、カメラ本体を持たないので、
シャッター以外のボタン類に触れてしまうことがないという点でも安心です


【小型三脚として】
グリップ部分を開くと三脚に変身しますw高さの調節も可能です


ミニ三脚として

高くすることもOK

【自撮り棒として】
ワイヤレスでシャッター切れるわけではないので、タイマー撮影にはなりますが
一応自撮り棒としても使えます


【照明やマイクも取り付け可能】
自由雲台のよこにアクセサリーシューがついています


ここに照明や外部マイクなどを取り付けることが可能です
人物を明るく撮ったり、デスクトップフォトなどにも便利そうです



タイムセールとはいえ千円です!
安さと便利さも魅力ではありますが
「合体変形メカ」にどうしようもなく惹かれるのは
マジンガーZ世代のサガなのでしょうか(^0^;)


2022年2月12日土曜日

D'Addario Planet Waves PW-CP-09s NS TRI-ACTION Capo

かなり前にご紹介した「Planet Waves by D'Addario PW-CP-10 NS Artist Capo
の兄弟カポです


なぜ買った?
弾き語りする人ならわかると思うのですが、
時々、後半で半音上がる「移調」のある曲に遭遇します
CとかGとかの簡単コードで弾いていた曲が半音移調するとC#、G#となって
コードを押さえるのがちょっと難しくなります
そんなとき、カポを1フレット分移動できれば、
コードを押さえる指の形はCとかGのままで半音移調できます
そのために「ローリングカポ」という製品もあるんですが、
装着しづらいので、私も買ったままあまり使っていませんw

「ネックの裏側にレバーが来るこの形なら移動しやすいのでは??」
というのが直接の購入動機でした
まあ、サウンドハウスで2000円を切るという妙に安い価格になっていたのも
動機といえば動機ですけど(笑)

PW-CP-10との比較
最も大きな違いは、レバーが指板側(PW-CP-10)かネック裏(PW-CP-09)かという点です
カポ移動のとき、指板側にレバーがあったのでは左手の移動が大きすぎて時間がかかります
ネック裏にレバーがあれば左手の移動は最小限ではないかとw


もう一つの違いは、「NSマイクロチューナー」を取り付け可能かどうかです
残念ながら、PW-CP-09にはマイクロチューナーの取り付けはできません


PW-CP-10でのマイクロチューナー取り付け例

細部紹介
バネの右に写っている黒のネジを回すことで、バネの強さを調節可能です


ピックホルダーもついてますよ~~~(ピック使えない私には関係ないけどw)


使い勝手
通常のカポとしての使い勝手は上々です
「カポ移動を素早くやりたい」については・・・・・(^0^;)
まあ何事も練習は必要なようです(爆)


2022年2月6日日曜日

【弾き語り】最近の曲って・・・難しい

昭和の頃って良かったよね~~としみじみ思えるほど
今どきの曲はなんだか「やりにくい」のであります

なぜなんでしょう??


もちろんですが全部の曲ってわけではありません
しかし、昭和の頃の楽曲で「覚えにくい」「やりにくい」と感じるものはほぼ無かったのに
最近のJ-pop、ボカロ、アニソンではかなり多いということは間違いない
なぜなんでしょう・・・

■メロディ(コード)進行
 昭和の楽曲を聴いて育って、身体にしみこんだ自然なメロディの流れがあります
 イマ曲はその流れと微妙に異なる部分があるのです
 「このメロディの次はこんなこんな感じでしょ」というのが脳内にすり込まれていて
 それと異なるメロディの流れを自然に拒否してしまいます
 そのために曲が覚えにくい、というのがひとつ

■曲構成の複雑さ
 昭和の曲はAメロ、Bメロ構成、あってもCメロまでというのがほとんどでした
 でも、イマ曲ってそんな単純じゃ無いw
 ABメロだけというのはほんとに少なく、
 あったとしても、音の上がり下がりだけちょっと変化したりとややこしい
 CメロもABの次に必ず来るっていうオヤクソクが通じず、
 メロディだけじゃなく「どこで来るか」も含めて覚えないといけない
 覚えること、注意を要することが多すぎる、というのがひとつ

■歌詞の割り当てが自由すぎる
 1音に1語というのはちょっと単純すぎる話ですが
 1音に数語入ったり、逆に語を伸ばして1音飛ばしたり
 裏拍で歌詞が始まったり、コードが変わったりと・・千変万化w
 それが不規則に出てきたりするともうあとはカオス状態であります
 メロディに歌詞を割り当てる自由度が高すぎ!、というのがひとつ

■年々悪くなる物覚え(^0^;)
 曲がどうこう以前に、私の処理能力が低下してるのも事実ですw
 50年前なら曲だろうが文章だろうが、数回見聞きすればほとんど覚えられたのに
 今では見る影もないという私自身の処理能力の低下、というのがひとつ

きっとまだまだイマ曲が苦手な要因はあるのでしょうけど
すぐに思いついたのはこんな感じです
ちょっと具体的に最近手こずった曲を例にしてお話ししてみましょう

藤田麻衣子さん「恋に落ちて」


ツイキャスでお知り合いになった方から教えていただいた曲です
聴いてる分には、せつなく、とっても良い曲で、
すぐに「やってみた~い」と思ったのでしたが、これが予想以上になぜか難しい

曲自体はそれほど大きな変化も無く淡々と進行するのですが
難しいなあと思った原因を探るべく、メロディ単位に色分けしたのが以下です
 ・ピンク:Bメロ(いわゆるサビ)
 ・水色:Aメロ
 ・黄色:Cメロ
 ・紫色:BメロとツイになるB’メロ
 ・緑色:Dメロ(いわゆる中サビ)
なんと、4メロ構成、細かくいえば5メロ構成!!
しかも、BとB'はいつもペアではなくB単独のケースもあるという複雑さ・・・・
加えて黄色のCメロは冒頭から転調してすぐに元キーに戻るという荒技?w
いや、難しいわけだ(笑)


こんな風に歌詞をメロディ単位に分解してみると、なぜ難しいかがわかりやすくなるし
なにより曲を覚えるのにも、実際の演奏時にも超役立つので
「手強い」と感じた曲にはとても有効です

また、ここまでやるなら・・・
 ・最初のCめろの「かさ~ねて」のように
 ・緑のDめろの最後のように「愛しい」を「いとしい」のように
歌詞をうたいやすいように書き換えてしまうのも有効です
もちろん「愛しい」を読めないわけではありませんが(笑)
不意に「愛しい」という文字を目にすると、脳は勝手に「あいし・・」と読もうとします
最初からひらがなにしておけば事故は未然に防げますww

イマ曲に限らない話ですが
「彼女=ひと」「真実=ほんと」「瞳=め」「未来の=つぎの」等々
普段とは異なる読みをさせる歌詞はよくありますので、
それらもひらがなに変えておくのも良いですね

いちおうやってみた「恋に落ちて」


もうトラウマになるかと思うほど手こずった曲なのでw
褒められた出来ではありませんが、一応残しておこうと思います
これでも、3日間がんばった成果です(笑)


短期間に脳を酷使した後遺症なのか

録音から1週間以上、このメロディが頭をグルグルして

消えなかったことを付け加えておきます

しかも藤田さんの声で・・(笑)
 

 そして気づいた
短期間で覚えたものは短期間で忘れてしまうと
上の録画は昨年9月だが、今はもうできないw