2021年12月25日土曜日

エフェクターにも?「USB昇圧ケーブル」

 皆さんはエフェクターの電源、何をお使いでしょうか
 ・電源サプライ
 ・専用ACアダプター
 ・9v電池  等々
いろんな選択肢があるわけですが、「USB電源」というのも選択肢の一つです
しかし、USB電源をエフェクターに使うにはいろいろ問題もあります
 ・USB電源は5v出力だが、エフェクターでは9vが一般的
 ・普通のUSBケーブルにはエフェクター給電に必要なDCプラグがついていない
そこで・・・

USB昇圧ケーブル


エフェクターにUSB電源を使いたい場面ってどんなでしょう?
 ・入手したエフェクターをちょっとテストしたいけど、わざわざACアダプターや
  サプライを用意するのは面倒、スマホの充電器近くにあるんだけどなあ・・
 ・モバイルバッテリーを使いたい
そんなとき便利なのがUSB昇圧ケーブルです

下の写真は、12v用、9v用、5v用の三種類のケーブル
端子形状はすべて「USB-A→DCプラグ(5.5mm、2.1mm)」です
amazon価格は690円/本(5v用は590円/本)で、まあまあリーズナブルw


極性&電圧チェック


念のため、各ケーブルの極性と電圧をチェックしておきます
チェックにはテスターを使います
デジタルテスターなので以下のようにつなげて、
表示が正値ならセンタープラス、負値ならセンターマイナスということになります


測定結果は以下のとおり
それぞれ性能表示どおりの値で、かつセンタープラスであることがわかります


5v→12v
5v→9v
5v→5v
【極性問題】
さてここで一つ問題があります
エフェクターの多くは「センターマイナス」なので、このままでは使えません
このためには「極性変換ケーブル」が必要になります
極性変換ケーブルは、センタープラスをセンターマイナスへ、またはその逆へと変換します

余談ですが、私の経験上、amazonでDCプラグをもつ商品を探すとき・・
例えば、ACアダプターとか今回のようなケーブルとかですが
不思議なことに極性についての記載が商品説明に無いことが多いです
そして、記載が無い場合、「センタープラス」であることがほとんどです

amazonレビューには「全然使えない、ゴミ」などと酷評されているものもありますが
もしかすると、極性があっていなかっただけ、ってこともあるかも知れません


極性変換ケーブル

使ってみた


コンパクトマルチ(ZOOM A3)をモバイルバッテリー駆動で使用してみました
ノイズは全くありません、使用感は良好です
ただ、長時間使用の場合の昇圧ケーブルの発熱や耐久性は、今のところまだ不明です
常用する場合や大事なライブで使う場合は、半日程度の連続使用で事前に確認しておくのが
良さそうですね


実は、ご紹介した3本のケーブルには、
それぞれに径変換プラグがた~くさん付属してまして
まあ、予備に持ってても良いんですけど
「これ、どうすんだよ」と思わなくもない(笑)


2021年12月19日日曜日

クランプのもう一つの使い道

 さて、マジックアームのベースとなるクランプの「もう一つの穴」、その正体は・・・

3/8インチ、メスネジです


わりと身近な機材のネジ径
いろんな機材関連のねじ径をあげればキリがないのですが
マイクに関連したなものだけ紹介すると以下のとおりです

【3/8インチ、5/8インチ】
マイクに直接関連のあるねじ径で、一般的にこんな風に呼ばれています
 ・3/8インチ:AKG規格
 ・5/8インチ:SHURE規格
マイクホルダなどに付属することが多いこの変換ネジは、その変換のためのものです


【1/4インチ】
カメラ用の三脚などに用いられるネジです
マイクとは直接関係ありませんが、三脚等のカメラ機材をマイクにも使いたい、
または逆にマイクスタンド等をカメラ用に流用したいこともあります


クランプには3/8メスネジが必ずある?
正直「よくわかりません」が(笑)
私がamazonなどで見かけたクランプには、ほぼこの3/8ネジ穴がありました
そしていつも「これなにに使うんだろう?」って思ってましたw


さてどう使う?
3/8インチだからマイクスタンド用のアクセサリはほとんど使えるでしょ・・・
と思えば、さにあらず!、その理由は

マイクスタンドに関連する部品はほとんどがメスネジだから

なのであります、マイクホルダもそうですし、スタンド用の各種アタッチもそうです
当然ながら「メス-メス」では使いようがありません
そこで必要なのがこんなもの

【3/8オス-3/8オスネジ】
簡単に「メスネジ-オスネジ変換」をしてくれるもので、
最も確実な選択!といって良いかもしれません
ただ、単品売りが少なかったり、単品でも500円前後といいお値段だったり(^0^;)
このあたりは、用途に合わせて検討するしかないって感じでしょうか

【3/8-1/4自由変換セット】
3/8、1/4、オス、メス、この全ての組み合わせで両端を形成できる万能ツールです
 ①1/4、3/8両オスネジ
 ②1/4、3/8変換スリーブ
 ③1/4、3/8両端メス、スピゴット(鼓「つづみ」のような形状の部品)
の3つが1セットとなっており、下図のような変換が可能です
 ケース1:3/8オス-1/4メス
 ケース2:1/4オス-1/4メス
1セットのみだと上記の変換しかできませんが、これが2セットあれば・・・
スピゴットの両端で、
 ・1/4オス、1/4メス
 ・3/8オス、3/8メス
という全ての組み合わせをつくることができます
私は7セットがひと組となっている商品を購入して、3/8オス-3/8オスを作成しました


やっとクランプの話に戻れそうだが
両端3/8オスネジが手に入ったことで、
クランプのマイク機材への活用が「一応」可能となります・・・え、「一応」??


クランプと上記のネジを使って上の写真のようにマイクスタンドをつくってみました
まあ「一応」目的は達したのでしたけど
写真中にも書いたように、「任意の角度で固定することが難しい」(というかほぼ不可能)
ということに気づいてしまいました(笑)

この解決のためには・・・・

どこかに「ワッシャーを入れる」

のが有効なのですが、そこを書いているとまだまだ長くなりそうなので
ここから先は、読者の創意工夫にゆだねることとします(笑)

ただ、ここまでやって今更ですが
苦労して3/8ネジ穴使うよりも、
もう一つマジックアーム買った方が
ずっと楽!ですな(^0^;)


2021年12月15日水曜日

マジックアームを使ったマイクスタンド

マイクスタンドの一種にデスクアームスタンドというのがあります
場所をとらず自由度も高く、とても便利で私も使用していますが、一つ不満なのは
下図のように「さかさまでは使えない」ことです
え?なぜって?それは「アームがベースから抜け落ちてしまう」からでありますw

場合によっては高い位置の板に挟んでぶら下げる形でマイクを使いたいこともあるので
なんとかそんなものはないかと探すのですが、意外に無いのでありますよ

必要な構成部品
以下が必要な全部品です
マイクホルダの手持ちがあれば、上手く部品調達すると総額で3千円以下で作れます



【マジックアーム】
中央のネジをゆるめるだけで全ての可動部が動き、締め付けると固定されるという
不思議なアイテム、私もどんな理屈かよくわかりません(笑)
基本的にカメラを対象としてつくられていますのでねじ径は両端とも1/4インチです
私はamazon購入ですが、クランプとペアで売っている場合も単品の場合もありますし
価格もピンキリで、正直「なにを選んで良いかわからない」です
基本的には用途と予算とレビューとの兼ね合いということになります
しかし、クランプ込みで千円ちょいなんて安いのはあまり良くないです
以前私も購入しましたが、各部の固定感が甘く、耐久性も今ひとつ、数年で壊れました



【クランプ】
私は壊れてしまったマジックアームのクランプを流用してます
単品販売はあまり多くないので、マジックアームとセットで購入するのが一般的です



【カメラ用自由雲台】
無くてもかまいませんが・・・
ちょっとしたマイクの角度調整にもマジックアームの可動部を動かすのは少し面倒です
amazonでたくさん見かけますが、そんなに高価なものでなくてもかまいません
数百円でもそこそこ評価が良ければ大丈夫だと思います



【変換ねじ】
カメラ用の1/4インチねじとマイク用の3/8インチねじの変換用です
サウンドハウスで380円でした(TOMOKA CAMERA-AKG)
目立たない部品ですが、カメラ用品をマイクスタンドに流用するには必須です
使用する分とあわせて、予備も一つくらいあると何かと便利です



組み立てと設置
組み立てと言っても、写真のように全部をネジネジしてつなげるだけなのですが(笑)
ただこのネジネジ、各部ともけっこう強く締め付けが必要です


「もう外すことは考えずに、ずっとこのままで良し!」くらいの気合いで締めましょう
そうでないと、ねじ部が不意に回転してしまう事態もあります
特に重要なのはマジックアーム両端のねじ部です


設置例は写真のとおりです
机の上に卓上スタンドを置くよりもよほど省スペースになります
マイクホルダを除く総額は、概ね3千円前後で卓上スタンドよりはちょっと高いですが
いかがでしょうか(^0^;)


最近よく、「こんな情報何かの役に立ってるんだろうか」と少々不安なことがありますが
できれば、いつか誰かのお役に立てますように祈っております(笑)


2021年12月12日日曜日

お散歩スナップ「イチョウ」

いつもと少し違うコースをたどると小さな神社がある
境内の銀杏が風に葉を散らす






おまけ
神社から5分も歩くと川に出る、ここにも冬のきざし


2021年12月11日土曜日

発掘、35年前の学会誌

まだ終活って訳ではないけどw

書棚の整理が最近のマイブームです
そんななか、死角になってた棚の隅から出てきた学会誌


すでに学会誌は全て電子化を完了していたと思っていたが
「まだ残ってやがったか!」(笑)
ま、でも最近スキャナも暇そうだし、すす払いにはもってこいか

内容的に今参考になるようなものは多くない
だが、社会情勢のとらえ方や、研究テーマへのアプローチ等々
ちょっと斜めな見方をすると、意外にも興味深い

また、私のフィールド「交通分野」では、
課題認識などに、今と変わらないものも有りはするが

このあと10年ほどすると、
事業の透明性担保、住民参加、IT社会の到来等々
次々新たな課題が生まれることになる・・・
そう思うと、まだこの時代は平和な趣きがあったなとか、
いやいや、課題が増えるからこそ仕事もつきないのだ、とかw
いろいろ思うところもなくはない(^0^;)

実は、学会誌の電子化は今も毎月行っており、
その総冊数は450冊を超えるものの
いくつかの欠番はきっと捨ててしまったのだろうとあきらめていた
今回発掘したのは全部で19冊!!
さっそく発掘分をPDF化したのだが
欠番がキレイに埋まるというのは、なんとも気持ちが良いw

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さてこれは、書籍の電子化に必須の裁断機です
すでに10年以上、約2000冊の本を裁断してなお現役!!
一度ステープル製本を裁断して刃こぼれしましたが
それも何のその、いまだ切れ味さわやかなツワモノです
オークションで調達した中国製の安物なので、
ダメになったら買い換えればいいサ~~くらいに思っていましたが
これまで予備刃への交換すらも無し!
いや~~良い仕事してくれます



2021年12月10日金曜日

期待外れ!ZOOM Q8n-4K

ZOOM Q8の発売(H27.2)から実に7年近くが経過します
音は良いのだけど映像的には??だったQ8なので「少しくらいは改善されるのでは?」と
後継機の登場をどんなに待ち望んだことかしれません

そして今月発売となった「ZOOM Q8n-4K」・・・なんじゃこりゃ??


映像的には4Kとなったこと以外、特筆すべきことはなし(^0^;)
一体7年間もなにやっていたんだかとため息ついてしまいます

私。めったなことでは製品の悪口記事は書きません(笑)
これまでは少なくとも実機購入し、良いところ悪いところをレポートする形としてきました
しかし、取説を確認しただけですが完全な期待外れで
購入意欲は全く湧いてきません

私が求めたのは「絞り調整」、そして可能であれば「5倍程度の光学ズーム」です
光学メーカーでもないZOOMに期待するのが間違いだったのか
はたまたQ8ユーザーのベクトルが映像面に及んでいなかったのか
映像はオマケというのが「ZOOMの信念」なのか
まあ定かなところはわかりませんが、映像が大きく改善された感じはありません
きわめてかすかな期待としては
 ・取説P35の「視野角調整」が光学的なものかも
 ・取説P37の「明るさ調整」が絞りによるものかも
なんてことも考えられますが、それをわざわざ「買って試す」なんてできません
少なくとも動画サイトで「すごいぞ!ZOOM Q8n-4K」なんて投稿が無い限り
Q8からの買い換え意欲は湧いてこないことでしょう(笑)

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ただ、ちょっと冷静に考えてみれば・・・
何も光学的な「ボケ味」じゃなくても良くない??
せめてデジタル処理でピントの中心点をタッチパネルで設定して
それ以外は「ちょっとボケてる」風味を加えること、できるんじゃね???
でさ、それってファームウェアでなんとかなるんじゃね???
かすかな期待(笑)
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しかし、あえて不細工とはいわないけど、この外観(^0^;)
妙に小さく見える液晶モニター
思い通りのファームウェア更新が無い限り

旧ZOOM Q8、大事に使おうっと!



2021年12月8日水曜日

8年前の自作PCにWindows11

まだ「得体が知れない感」がぬぐえないWindows11ですが、
とはいえ、いずれ遠からずそれしか選択肢が無い時代がやってきます
少なくともWindows10のサポートは2025年10月14日までとされていますから
それも大きな転機の一つとなり得ます

本記事はただの備忘録です
11への無理矢理アップグレードについては
あまりお役に立てませんのでご了解を!w


Windows11への無料アップグレード

Windows10→11への無料アップグレードがいつまでかは未定だそうですが、
とりあえず2022 年 10 月 5 日までは大丈夫という情報もあるので、
そう慌てたものでもなさそうです

ただ、そのことよりもハードウェアの制約が厳しいことが結構イタいです
 ・CPUの制約(インテルだと第8世代以降・・うそ~~~~)
 ・TPM2.0に対応
 ・セキュアブートに対応

大きなハードルはこの3つなんですが、インテル第8世代は2017.11の発売ですから、
それ以前のPCはアップグレードできないってことになります
そんなパソコン、うちには1台しかありませぬ(笑)

無理矢理アップグレードw

WindowsUpdateで11へグレードアップをするには、上記3条件のクリアが必要ですが
条件を満たさないままグレードアップする方法も存在します

方法は「WIndows11 要件 回避」などで検索すると容易に得られるので割愛しますが
「Windows11に少しずつ慣れておきたい」
「本格導入前に、不具合などについてある程度知っておきたい」
といったこともあり、とりあえず導入してみようと重い腰を上げ上げました
しかし、現在主力のPCには恐ろしくて入れられないので・・・
仕方なく、一つのハードルもクリアできてない8年前の自作PCへの導入を図った次第です

若干のトライアンドエラーはあったものの
なんとかWindows11へのアップグレードは無事に成功したのでした!

そんなわけで、インストールした2021.12.3を
Windows11記念日としておきましょう(笑)


ただし、アップグレード要件を回避してインストールした場合
その後のアップデートは対象外となる可能性があることには要注意です

※1 2021.12現在、WindowsUpdateは機能していますが
いつまで更新可能かは不明です

※2 エクスプローラーでの右クリックメニューは最悪!!
レジストリの書き換えで10スタイルに戻しました


2021年12月7日火曜日

ギター用ステレオワイヤレスシステム WS-60

 先日痛い目を見た「ギター用の無線機器」だったのに・・・
どうしてこうも心惹かれるのか、ただのバカなのか(笑)

購入動機


ギター用のワイヤレスシステムは、もう珍しいものでもなく
amazonにはたくさんの商品があふれかえっております
しかし「ステレオ仕様」というものはまだまだ少なく、探した限りこの1点のみでした

なぜステレオ仕様が目にとまったかといえば・・
それはデュアルピックアップシステムのギターに使えるかもという理由です
まあ、デュアルピックアップシステムといっても色々あるんですが
 ・2種類の音をミックスしてモノラルジャックから出力するもの
 ・2種類の音をミックスせず個別にステレオジャックから出力するもの
の大きく2種類があります
当然、機材とつなぐシールドも、前者はモノラルシールド、後者はステレオシールド
となるわけですが、そのステレオシールドの代わりにならないかと考えたわけです

ステレオワイヤレスシステム WS-60


プラグがTRSフォンであること、アダプタを外せば3.5mmステレオミニプラグにもなることを除けば、見た目は普通のワイヤレスシステムです


操作部は、左から以下のように並んでいます(下の写真)
 ・USB microB充電用ジャック
 ・ペアリングボタン
 ・電源スイッチ
ペアリング方法は取説に書かれていますが、私のは何もしなくてもペアリングできました


電波法チェック(笑)


国内販売品ならまず問題ないと思うのですがw
ワイヤレスギターピックアップで貴重な教訓を得たばかりですので、一応チェックです
「技適マーク」ちゃんとついてますね、OK!!


Rの文字の右側にある番号を総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」で
検索するとスプリアス既定も「新規定」OK!!


ただ、「形式または名称」で「WS-60」が見当たらないのが気になりますが・・・
ここは「目をつぶりましょう」w

音質など


コンタクト+マグネットのデュアルピックアップシステムとした「LOWDEN O-32」と
2系統入力が可能な「TIDEMARK TUTORIAL2」をつないでテストしてみました

一般的な使い方ではありませんが、わかりやすさのために
 ・左チャンネル:コンタクトピックアップ
 ・右チャンネル:マグネットピックアップ
として録音しています

ステレオシールドと比べるとやや高域がカットされ、いわゆるハイ落ち状態にきこえますが
それほどひどくはなく、EQでなんとかなる範囲ですし、
PAとかならほとんど気にならないかも知れません(宅録だと少し気になるかも)

音量はWS-60を使った方がやや大きくなります
ただ、そのこともあってか左チャンネルのコンタクトPUのノイズがやや大きく感じられます
これは、WS-60の固有ノイズとばかりもいえず
元々マグネットに比べて出力の小さなコンタクトのゲインを
TUTORIAL2でかなり持ち上げているのも一因となっています

【WS-60を使用】

【ステレオシールドを使用】

それと、まあ当然とも言えるかもですが・・
モノラルアウトの普通のシールドとしても問題なく使用可能です

その他の活用方法


「ステレオ仕様&3.5mmミニジャック対応」のため、
ギター用無線シールドとしてだけで無く、音楽用としても使用可能です
 ■オーディオプレイヤーからアンプへ
 ■テレビ音声をアンプやレコーダーへ 等々
工夫次第でいろいろ使えそうです!!


2021年12月1日水曜日

DELL VOSTRO 1510 復活(Windows10へ)

2008年発売のまさに「化石」のようなノートPCです
OSもずっとWindowsXPのままで、ここ数年倉庫で眠っていたのですが
ちょっと思うところあってWindows10への移行を試みた
「思うところ・・」それは15型ながらWUXGA(1920×1200)」という解像度です
  ※購入時にオプションで指定したものです
今では高級機でしか見られなくなったWUXGAの液晶をこのまま埋もれさすのは
もったいない!そう思ったかららに他ならないのでありました


Windows10 21H1(64bit,pro)


Windows 10 のダウンロードサイトから「ツールを今すぐダウンロード」をクリックし
ツールを使ってWindows10 21H1のインストールディスクを作成しました
(2021.11.10に作成、DVD)


作成したインストールディスクを使ってクリーンインストールを実行です
すでに何年も倉庫暮らしのノートなので、「消えて困るものはないだろう」という判断w
それに古いものを残しているとなにが悪さするかわからないという怖さもあります

インストールはなんの支障も無くあっさりと完了!
ディスプレイ、オーディオ、イーサネットアダプタ等の主要なドライバも
OSと同時にインストールされましたが
デバイスマネージャーでは「大容量記憶域コントローラー」だけが「!」マークです
これ、早い話がSDカードリーダーのドライバーなので
使わないならそのままでも良いのですが、気持ちがすっきりしないので
DELLのダウンロードサイトから「Keyword:SD」で検索して出てくる
「O2Micro OZH24 SD/MMC Host Controller(R197155.exe)」
ダウンロード&インストールでめでたく「!」解消となりました

しかし・・・解消したもののなぜかカードリーダーは使えない???(^0^;)
理由はまだ詳しく調べてないのでなんとも言えませんが
どのみち、買ってから一度も使ったことのなかったカードリーダー(笑)
別に使えなくても痛くもかゆくもないので放置でございます

さて、次はライセンスです
Windows7から10への無償バージョンアップとは異なり、
XPからは無償ではなく、プロダクトキーの購入が必要です
しかしこれは予め想定していたので、購入済のプロダクトキーを使用して無事認証完了!!

最後に、未了のWindows Updateを全て更新
CPUが貧相なので時間はかかったけど、これも問題なく完了
ってワケでXPからWindows10への移行は実にすんなり終わったのでありました


ついでにHDをSSDに換装!


ここまできたら、「簡単な使用程度には耐えるマシンに!」というのが人情というもの
DELL VOSTRO 1510は底面のネジ2本外せばHD換装可能な状態になるので換装も簡単です
 ・ネジを外した後はカバーをPC前面側に少しスライドするとはずれます
 ・HDはコネクタに刺さってるだけなので、コネクタからはずすだけです



少しだけ注意なのは、元々のHDが9.5mm厚であることです
現在一般的なSSDは7mm厚が主流なので、その場合はスペーサーがあるとSSDが安定します

さて、このPCに入っていたHDは「Seagate 160GB SATA」でした
クローン作成にデュプリケーターを使用する関係で160GB以上のSSDを用意します
amazonで「Crucial SSD 500GB MX500」がスペーサー付きで6000円だったのを購入
あとはデュプリケーターに入れてスイッチ「ポンッ!」でおしまいです


SSDに換装後は、電源オン→PIN入力→デスクトップ表示まで38秒です
廃棄寸前だったことを思えば上等な数値です(笑)

「SSDに換装してからWindows10入れた方が楽だったんじゃない?」
ごもっともな疑問であります
しかし、正直このPCにすんなりWindows10がインストールできるとは思ってなかった(笑)
なので、SSDに換装したのにインストール失敗という事態は避けたかったため、
この手順となった次第です

ここまでやったらついでにメモリも増設!


購入時のメモリは「PC2-5300 1GB×2枚」・・あはは、まさに化石w
「これも増やせば快適になるんじゃない??」
確かにそうなんですが、VOSTRO1510のメモリ搭載は4GB上限が仕様です
2GB程度増やしてもそれほど快適性には寄与しそうもないなぁ・・・
とか思いつつamazonを彷徨ってますと、まだあるんですね化石メモリの新品販売

2GB×2枚で1800円・・・(きいたこともないメーカーだけどw)
まあ、このお値段ならたとえ効果が実感できなくても「許せる範囲」とポチ!!


VOSTRO1510のメモリスロットはHDとは違うカバーの下にありますが
これもネジ2本で外せますので、交換は簡単です
ただ。何カ所かツメがあるので引っかかりがありますが、少し力を入れて外します
外せばメモリスロットが見えます


メモリの両側にロック金具があるので少し拡げてやればパチンとメモリが起き上がります
1枚目を外して2枚目という風に順番に外していきます


1枚目

2枚目

あとは、新しいメモリを上記の逆の手順でセットして終わりです
体感的には「正直、何も変わりない」です(^0^;)
しかしWIndows10の場合、常駐ソフトが何もない状態でも、
OSを起動した時点で1GB程度のメモリを消費していて、
メモリ容量が2GBだと残りは1GBを切ってしまいます
それを考えると、2GBの増設でも多少の恩恵はあるかと・・・言い聞かせております(笑)


そして、このノートPCは・・・
小学校4年生の孫のおもちゃとして
余生を過ごすことに
なりました
・・・とさw