ラベル ◆アコギピックアップ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ◆アコギピックアップ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年2月19日木曜日

割とどうでもいい充電式角型電池のお話

 以前、こんな記事を書いたことがあります

9v角型充電池の昨今

 ①充電式で何度も使える
 ②放電しきるまでほぼ9v以上の電圧を維持できる
 ③容量は製品によってまちまちだが概ね不満のない容量といえる
 ④USBからの充電が可能
といったメリットの一方で、「エフェクターの電源に使うとノイズが発生することがある(らしい)」とのデメリットもあるようです
しかし私の主用途である「ギターのアクティブピックアップ用電源」としては、そういったノイズが発生したこともなく重宝させてもらってるわけです
そして、最近この電池について「これは便利!」と思ったお話を一つご紹介
まあ、割とどうでもよいことではありますが(笑)

さて、エレアコのピックアップにはいろんな種類がありますが、プリアンプ内蔵タイプの中にはプリアンプ内に電池をセットするものがいくつかあり、私の使うFISHMAN PRESYS BLENDもその一つです


このPUは、プリアンプの裏側に電池をセットするのですが・・・なんということでしょう、電池をセットしたまま充電ができるではありませんか(笑)



・・・ほんとに割とどうでもいい話ですが・・・

2024年4月22日月曜日

9v角型充電池の昨今

アコースティックギターのピックアップ用電源としてよく使う9v角型電池(006P)
別にエコ意識高い系ってわけじゃないが、数年前から徐々に充電式に切り替えてきた

ぶっちゃけ「そのほうがお得じゃ・・ウシシ!」と考えたのが大きな理由だったりする
 ・非充電式:約100円/個(サウンドハウスのアルカリ角型乾電池)
 ・充電式 :約7~800円/個(まあ、幅広いのだけど・・・)
とすれば、10回充電すれば元が取れることになる、はずであった

しかし、ピックアップは比較的消費電力が小さいうえに、ギターを弾くたびに必ず使うわけでもないため、たまにアンプにつなぐ程度の使い方だと、下手すると2,3年もってしまう
そう考えると「10回充電=2、30年」なわけで、実際本当にお得なのかと思ってしまうし、そもそも充電式角型電池がそんな長期間性能を維持できるのかも疑問だ
よく「繰り返し○○○○回充電可能」などと書かれているが、私の電池需要を考えると、何千年生きればいいのさ?って話である
冷静に考えればお得なわけがないww

とはいえだw
なんとなくエコ、なんとなくお得(?)、なんとなく先進的・・・ホンワカとながらそう思えたのも間違いなく、気づけば十数個も買っていたのであった

そんな「なんとなく」くらいしかボキャブラリのない私が語る角型充電池今昔である

理論的??そんなわけあるかぁ~~~い



9vだけど9vじゃない角型充電池


角型充電池の構造も最近ではいろいろあるようだが、これまでの角型充電池の電圧は9vではなく8.4v前後が一般的だった
私のようにアコギのピックアップ用途であれば、少々低電圧でも特に問題ないが、エフェクターに使うと電圧不足で起動しない等の不具合もみられた

おもちゃみたいな電池チェッカーだがテスターで検証済み

それと、この時期の角型充電池は「充電器が必要」なものがほとんどだったのも特徴だった


ちゃんと9vになった角型充電池


最近になっても、実は9vではない角型充電池は多いのだけど、ちらほら「真の9v」がみられるようになった
写真のように満充電だと9.2v前後となる


そして、この電池の場合は充電器を必要とせず、USBケーブルを電池に直接差すことで充電可能となっている
  ※このタイプは今どき特に珍しいものではなくなっている
   しかし「充電器不要=9vオーバー」ではないことには注意が必要
ただし、ネットには、エフェクターなどに使うとノイズが乗るという情報がある
私の場合は、エフェクターには使用しないので関係なくも思えるが、ピックアップの場合でも、もしかしたらノイズが乗るケースがあるかもしれないので、注意しながら使っていこうと思う
参考までに、今のところ以下のギター&ピックアップは大丈夫だった
 ・GODIN ACS SLIM SA
 ・GODIN MULTIAC NYLON SA
 ・FISHMAN PRESYS BLEND


で、実容量、電圧維持・・性能はどうよ?


【容量は本当に1300mAhなのか?】
モバイルバッテリー等でもそうだが、「表示通りの容量はない!」というのが常識といってよさそうなバッテリー事情であるから、「半分あれば御の字」と思いつつ実験してみた
これにはUSBテスターなるものを使うのだが、USBは5v、角型充電池は9vであるから今回は降圧コンバーターなるものを使ってみた

実験装置?(笑)

さて、負荷としてUSBライト(5v、0.7A)を使って累積電流値を図ってみると、675mAhでテスターの低電力保護が働いて動かなくなった
これでも表示(1300mAh)の半分以上あるのだから、そんなものかなと思えるが、さらに0.03Aと低電力な負荷につなぎ換えて継続してみたところ、結局680mAhで空になってしまった
「なんだ、結局表示の半分くらいなんか」
まあ、そうではあるのだが、私としては十分ほめてあげたいw
 ・空になる寸前まで5v(9vから降圧)、0.5A以上を維持していたこと
 ・680mAhではあるが、降圧コンバーターのロスが多少あるので700mAh以上はありそう
 ・現在販売されている角型充電池の表示容量は700mAh以下のものが多く、それらの
  実容量は400mAh程度ではないかと推察されることを考えると実700mAhは十分!
 ・角型乾電池の容量は概ね400mAh未満と思われるのでそれよりは十分多い

結論:表示より少ないが670mAhは十分!

【電圧の変化は許容範囲か?】
上の実験で675mAhを放出し空寸前になったときの電圧を調べてみた
なんと、ほとんど電圧低下がみられない・・最近の充電池ってそんなものなのか?



結論:有効容量の範囲内ではほとんど電圧低下がない!


何が言いたかったのか


誤解があるといけないので書いておきたいが、現在販売されている角型充電池がすべて上記のような9v以上の電圧というわけではない
むしろまだまだ少数派といってもいいのだけど、そんな中「ちゃんと9vで、容量もそこそこな電池をみつけたよ」と、それが言いたかった(笑)

Amazonで4個3000円だったので1個750円
1200回の充電が可能らしいのできっと「お得」なのだろう・・・・なあ
でもせれを実感するには、私の寿命はちょっとばかり足りないように思う

2022年10月11日火曜日

L.R.Baggs M1 Passive

アコギ用のマグネットピックアップです
一体いつ買ったのかも覚えてないほど長く使ってますが、お気に入りです

L.R.Baggs M1 Passive


L.R.Baggs M1にはPassiveとActiveがありますが、その大きな違いは電池の要否ということになります
Passiveは電池を要しないタイプのもので、その恩恵は、なんといっても「シールド抜き忘れによる電池の消耗がない」という点です

【ギターへのセットアップ】
マニュアルでは9cm以上のサウンドホール径を持つギターにセットアップ可能と書かれています
しかし、9.7cm未満のサウンドホール径の場合、狭すぎてなかなかはめ込みできないこともあります
私はサウンドホール径9.5cmのMartin OO-15にセットアップしていますが、両サイドの留め具を完全に外してから、サウンドホールにセットし、その後留め具を取り付けるという手順でしかセットアップ出来ませんでした


【ボールピースの調整】
ボーピースの高さは付属の六角レンチで調整可能です
弦との距離が近いほど迫力のある音になりますが、近すぎると弦と接触してカチカチ音を発するので、注意が必要です
なお、ポールピースを下げる方向に調整する場合、調整範囲の下限に達すると、追加の抵抗が発生しますが、それ以上ポールピースを無理に押し込むとピックアップを永久に損傷する可能性があります

【ミックスアウト】
M1は、単一のパッシブピックアップから完全なサウンドを提供することを目的としていますが、別のトランスデューサーとペアリングすることも可能です。
付属のエンドピンジャックはステレオ出力機能があります。
ミニマイクまたは別のトランスデューサーからの出力線をこのジャックのリング端子に接続すれば、ステレオシールドで出力可能となります
このとき、接続する機材で可能なら2ソースの位相切替を試してみてください。 よりよいミックスが得られる可能性があります。

音づくりの超基本


L.R.Baggs M1 Passiveは、そのままでもちょっとアコギっぽさを感じるし、マグネットなのに「ボディタップの音も拾う」という不思議仕様で、本当に使いやすいピックアップです

しかし、EQを少し調整すると、もう少しだけアコギ寄りな音になります
基本的にはこんな感じ
 ・2kHz以上の広域を持ち上げる
 ・1kHz前後の中域を気持ち下げる
 ・300Hz以下の低域はボールピースの調整とも関連するが、基本的には下げる
以下はEQ調整なしと、わかりやすくやや極端にEQ調整をしたものの比較音源です
皆さんの好みはこの両者の間のどこかにあると思いますので、いろいろ調整してみてください!

【EQ調整なし】
【EQ調整あり(やや過剰に)】


私はもう数年、BOSS EQ-200を使っています
 ・10バンドスライダーの設定をグラフィカルに表示してくれたり、
 ・設定状態を127パターンまで保存、呼び出しが可能
 ・とっても低ノイズ
 ・±15dBの音量調整が可能で、ちょっとしたブースターにも 等々
ということで便利に使っております

BOSS EQ-200

音の評価


岡崎倫典さんの「トトラの島」の前半部分のみをM1passiveで弾いてみました
マイクのミックスなどは無くM1passiveのみの音です

リバーブはTC.ElectronicのHALL OF FLAME2を使っています
なんと人生初使用の「shimmer」でありますよ
「こんな飛び道具、一生使うことはない!!」って思っていましたが
確かに幻想的・・・ではあります
ただ、このshimmer、最近ではいろんな機種で使えるようになっていますが
同じshimmerといってもかなり異なるようです
いつか「shimmer特集」みたいな記事も書けたらなって思えてきました

が、・・・いずれにせよアコギソロでは「飛び道具」との印象は変わらず
使える曲は少ないとは思っております(笑)



2022年1月7日金曜日

エンドピンジャック専用レンチ

アコギを弾いている方でも、もしかすると一生縁がないかも知れないお道具ですが
ピックアップ交換をご自分でされる方には救世主的なアイテムであります


ALLPARTS LT-1400-023
Bullet Guitar Jack Tightener


全長5cm強(53mm)という、ミニサイズのレンチです
正直いえば、私の興味は「ほんまに使えるんかいな??」という好奇心であって、
効果を期待する部分がゼロとは言いませんが「当りならラッキー!」程度のものでした

購入はサウンドハウス、価格は1880円(税込)です


エンドピンジャックの取り付け(従来)


エンドピンジャックに化粧カバーを取りつける前はこんな感じになってます
シールドを差し込むエンドピンジャックの根元に六角ナットが見えていますが
これを締め付けることでエンドピンジャックがギターにしっかり固定されます


しかし、六角ナットを単純にスパナやプライヤで回しても、
ジャック部分も一緒に回ってしまい、なかなか上手く締まりません
下手すると、ジャック部分が回転してしまうせいで、
内部配線まで変にねじれたりと断線の火種となる可能性も否めません


その対応として、ジャックに開けられた穴(ほぼ全てのエンドピンジャックにあります)に
金属棒を通してジャック部分の回転を止めつつ六角ナットを締める必要があるのですが、
厚みのあるスパナだと、穴にとおした金属棒とスパナが干渉して締められません
そこで、六角ナットの締め付けにはプライヤを使うことが多いのですが
それはそれで、ギターに傷がつかないかといつもヒヤヒヤするし、
スパナと違って「トルク感」が感じられないので、どのくらい強く締めたのかわかりにくい
その結果、締めたつもりでもしっかり締まってない、なんてことも起こります


しかし、この締め付けがしっかりできていないと、こんな不具合が起きます
 ■エンドピンジャックがすぐにゆるんでぐらついたり回転したりする
 ■ギターによっては緩みが異音につながる場合がある
  (弦がビビるのと似たような音)
そんなわけで、この六角ナットの締め付けには「上手くいった」との実感が湧かず
私にとっては、ちょっと苦手な作業となっていました

しかもです・・・・この作業は一度で終わる保証が無い(^0^;)
ジャックのとびだし長さが、長すぎず短すぎずというちょうど良いところを探すため
けっこう試行錯誤することがあるためです

Jack Tightenerの使い方


まずは六角ナットを指で締められる限度まで回します
その後、Jack Tightenerの先端をジャック部分にあてがい、
押しつけるように力を加えます(これでジャックの回転を阻止します)


後は、Jack Tightener外側の六角レンチ部分を六角ナットにあわせ
レバーを使って締め込みます
六角ナットは12mmの規格品ですので径があわないってことは起こりませんw


いやいや、そんなので上手く閉まるわけ無いやろ!と最初はほんとに半信半疑でした
しかし、これが不思議なことに結構上手く閉まるのです
キツネか狸にばかされたような気分ですが、事実上手く使えてます

このJack Tightenerは、本来フェンダーのエレキのような「埋め込みジャック」の
締め込みに使われるもののようです
この場合は埋め込みのための座繰り径との干渉問題もあるようですが
アコギの場合は使用に当たって干渉するものは何もないので、より使いやすいです


サウンドハウスさんのHPから拝借しています

しかし逆に言えば、エレキの埋め込みジャックでは「必需品」でも
アコギでは「金属棒とプライヤでなんとかなる」ことで必要度は下がるのですが
このお手軽さ・・・・やめられない(笑)

問題があるとすれば・・


まずは、ジャックの回転防止のキモとなっている先端部分が
いつまでその機能を保持できるかということでしょう
年に数回しか出番は無いと思うので、摩耗はそれほど心配してないのですが
とりあえず、成り行きを見守るしかなさそうです

そして、最大の問題・・・それは価格(笑)
手にとって見ればきっと思うことでしょう

何でこれが1900円もするんや~~~!!💢


2021年11月13日土曜日

アコギ用無線&有線ピックアップ X2 DOUBLE

先日ご紹介した「アコギピックアップ DOUBLE X0」と同じ
DOUBLE ACOUSTIC(株)のアコギ用ピックアップですが、
X0は有線接続だけだったのに対して、X2は有線に加えて無線でも接続可能!
のはずでしたが、ことの顛末は・・まああとはお読みくださいませw

先に結果だけ書けば、
残念ながら
「廃棄処分」となりました(泣)


X2 DOUBLE


例によってAli expressを徘徊中に発見
といいますか、ここで一度買い物をすると、「あれもあるよ、これもあるよ」と
親切なメールがたくさん届きます(笑)
そして「ついつい見てしまう」というおきまりのパターン(^0^;)

そこで目にとまったのが、「送料込みで60ドルの無線接続可能なピックアップ」です


ありえないほどお安いのだが、ここでちょっと残念な記憶がよみがえる

SKYSONIC WL-800JPの教訓


多分、現在も現行商品だと思いますが、SKYSONIC製の無線ピックアップです
しかし、発売当初にはちょっとした混乱がありました
それは、「SKYSONIC FS-1」という同型機が存在したためです

ここで、SKYSONIC社のQ&Aから、その説明について引用してみようと思います

-------以下、「https://www.skysonic.net/wl800jp-qa」から引用-------
「SKYSONIC FS-1」は、スカイソニック社が中国で販売しているワイヤレスピックアップです。
そして、国内正規輸入代理店である、スカイソニックジャパン及び、株式会社神田商会では、「FS-1」は一切取り扱っておりません。
「FS-1」と「WL-800JP」との大きな違いのひとつは、使用する周波数にあります。
「FS-1」が採用している周波数760Mhzは、現在日本では、自動無人運転などの高度交通システムに割り当てられており、一般使用が禁止されております。
もし「FS-1」を日本国内で使用した場合、電波法違反となり、使用者に「1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金刑」が科せられます。
また、販売者が海外での使用を想定して販売している場合、罰せらせるのはあくまで使用者であり、販売者は罪に問われません。
上記の理由のため、日本国内で「FS-1」を使用する事は法的に許されておりません。ご注意ください。
「WL-800JP」は、日本における電波法に適合した周波数を用い、「FS-1」をベースに、より音質、品質を向上させた製品です。安心してお使いいただけます。
-----引用終わり-----

おわかりのように、日本での電波法によって認可されているかいないかが大きな違いですが
海外で先行発売されたSKYSONIC FS-1ではその辺の情報開示が十分ではなく
価格も安かったことから、知らずに購入された方も多かったのではないかと思います
販売側も「販売者は罪に問われない」ということで、
オークション等でも普通に売られてました

しかしこのことで、無線機器の使用は「電波法の認可を受けた機器が必要」という
ことの認知度がある程度高まったかもという、功績??もあったような(笑)
かくいう私もその一人であります

技適マーク


それでは、どう見極めるのかというと、それは「技適マーク」です
以下は新旧の技適マークですが、どちらも有効です

技適マークは、電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマークで、個々の無線機に付けられています
ただしH31の省令改正により、表示は印刷だけではなく「表示を容易に識別することができるものであること」となっています
例えば「技適表示のないwifiメモリをPCに直接接続し、PCディスプレイで技適マークが確認できる」といったケースも認証機器に含まれます
したがって、表示が見当たらないというだけで不適合というわけではありませんが、判断できない場合は最寄りの総合通信局に相談が必要です

ちなみに、も一つ注意が必要な事項に「スプリアス規格準拠」があります
正直、私はあまりこのあたりに明るいわけではないので「受け売り」ですが
H17の「無線設備のスプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準等の関係省令及び関係告示」により、H17.12.1以降、新スプリアス規格が設けられています
これにより当初は、新規格にあわない旧規格に基づく機器はR4.11.30までしか使えないことになっていました
しかし、今年(R3)8月には、コロナ禍の影響で新規格への移行が遅れていることを踏まえ、無線設備規則の一部を改正する省令(平成17年総務省令117号)の附則第3条及び第5条の一部を改正し、その使用期限を当分の間、延長することとなっています
したがって、旧規格の機器でもR4.12以降も使用可能なのですが、新規格への移行自体は継続中ですので、いずれ新規格でなければ使えない日もやってくると思われます

さてX2 DOUBLEやいかに??


購入ページではどうしても詳細な仕様や技適マークの確認が出来ませんでした
なのでよけいに「もしかしたら、いけるんじゃね?」との疑念というか期待というか(笑)
で、ついついポチって

さて、到着したX2 DOUBLEですが、残念ながら説明書にもどこにも技適マークはありませんでした
箱に貼られたシールには各国の基準に基づくマークが印刷されていますが、そこにもなし


このうち「Fの横に二重丸」のようなマークは「FCCマーク」といいます
これはアメリカの通信・電波を管理・監督しているFCC(米国連邦通信委員会)から認定を受けた証です
しかし「アメリカでOKなら、日本でもOK」なわけではありません
少し調べれば「日本とアメリカは相互認証協定(MRA)を結んでいる」ということにたどり着きますが、相互認証協定は「相手国での電気通信機器の販売・使用にあたって義務づけられている認証を、自国の認証機関で実施可能」というだけです
アメリカの規格を満たしていても、日本で使用する場合は電気通信事業法や電波法の規定に基づいて使用される必要があり、そのまま日本で使用することはできません

最後の可能性としては・・・・
X2 DOUBLEの基板内に技適マークが印刷されているかも、という可能性ですが
日本向けに売りたいなら、元々目立つところに表示されているはずですし
もうバラす元気もない(笑)

そんなわけで、X2 DOUBLEは限りなくクロ決定!

じゃあどうする??


実はここからは、購入後に調べてわかった話になります

当初「もし違反機器でも、有線接続があるじゃないか!無線使わなければOK!」と思ってました
しかし、ネット上には「電波発射の有無にかかわらず電波を出せる状態となっていれば、電波法違反にあたる」という情報があります
これが、全ての無線機器に適用されるかどうかは、私自身まだよくわかっていませんが、仮にそうだとすれば、有線接続をしたとしても、「電波を出せる機器を持ってるだけで違法」ということになってしまいます

残念ですが、ここまで調べて廃棄決定です

しかし、廃棄するにしてもどうすれば良い???再度、上の写真を見てみましょう
 ・CEマーク
  EUの法律で定められた安全性能基準を満たすことを示します
 ・FCCマーク
  アメリカの無線通信規格を満たすことを示します
 ・矢印2つが組み合わさったマーク
  ヨーロッパでグリーンドットと呼ばれるマークらしいが、国によって扱いが異なる
  ただまあ、リサイクルゴミの分別に関するものではあるようです
 ・ゴミ箱に×のマーク
  EUの処分する際に埋め立てず、リサイクルするよう求めるマーク、
  下に太線があるので製品価格にリサイクル費用が含まれていることを意味します
 ・RoHSマーク
  EUにおいて特定の有害物質が基準値以下の製品に付けられるマークです

まあ当然ながら国内法で規定されるマークはない・・・・
私の場合、幸いなこと?に住んでいる自治体から「不燃・粗大ゴミでかまわない」と了解をもらいましたので、そのように処分しましたが、「いざ捨てるにも悩ましい海外製品」

妙にこんな言葉が頭をグルグルします(笑)

「君子危うきに近寄らず」
偽エリクサーに2度も引っかかった私ですけど(^0^;)

まとめ


技適マークの確認できない無線機器は購入しない!!!これにつきます
もしかして大丈夫かも・・・なんてスケベ心も出さない!(笑)
廃棄するにしても、自治体によっては面倒なことになる可能性も無いとは言いきれません

でも、AliExpressや製造元を恨む気持ちもありません
まあ「日本では不適合」など書いてもらえばありがたかったですが、
「つくる」のも「うる」のも違法ではなく、電波法はあくまで使用者の責任を問うものです
60ドルの勉強代で「身にしみてわかった」だけでも良かったと、ほんとうにそう思います
それに、この記事を書くために色々調べて勉強にもなりました

失敗談ではありますが、何かの折りに皆さんのお役に立てばと思います
ちなみにwifiもBlueToothも無線機器です
「BlueToothだから大丈夫」なんてことはありません
3年前にハーマンインターナショナルが、Bluetoothスピーカー「Traveler」を
電波法令の技術基準適合証明を取得していなかったとして、
製品回収したという騒ぎもあったようです

蛇足ですが


これは数年前に購入した、中国製のギター用無線シールドです


ちゃんとついてましたね、「技適マーク」(笑)、よかった~~~~!


そして、Rの文字の右側にある番号は技術基準適合証明の番号です
これを、総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」ページで検索すると
以下の結果が得られます
スプリアス既定も「新規定準拠」のようですね、これで安心して使えます(笑)



2021年9月24日金曜日

アコギ用ピックアップ Double X0

 随分前に入手したものでしたが、ようやくご紹介です

Double X0


【ブレンド型PU】
どこまでがメーカー名で、どこからが商品名なのかナゾなのですが・・・
まあ、こんな名前のアコギピックアップです
購入当時3000円前後と激安ながら、一応マグネットとマイクのブレンド型となっています
 ※現在は3000円代後半といったところでしょうか


【作りは多少雑】

機能もさることながら、豊富なカラーバリエーションを楽しめるおしゃれな面もありますが
私の個体では製造時の傷がついたままという、多少作りが雑なところもあります(泣)
(下の写真で白いひげのような傷・・・見る方向によっては全くわからないですけど)


【電池いらずの充電式】

ピックアップの電池交換はなかなか面倒なものです(特に後付けタイプのPU)
それがUSB充電で対応可能なのはとても便利!!
充電池はリチウムポリマー500mA、100時間以上の使用が可能と説明書にはありますが
実際のところは・・・・わからんw
写真は、充電完了の緑となってますが、充電中はオレンジの点灯となります


【ブレンド調整、トーン調整が可能】

とても多様な音質調整が可能となっています
マイクボリュームに関しては、最大にしてもそれほど大きくなりませんが、ハウリング対策という意味もあるのかも知れません
 ・左ダイヤル:全体ボリューム
 ・右ダイヤル:マイクボリューム
 ・USB左側の調整ネジ二つ:マグネットのBass,Treble調整
 ・USB右側の調整ネジ:マイクのトーンコントロール(取説には「お好みで」とあるw)
 ・USB左側のボタン:フェイズ切替


【電源オンオフ】

専用のスイッチやボタンはありません、エンドピンジャックにシールドを刺せば電源オン
抜けば電源オフとなります

ギターへのセットアップ


一般的なマグネットピックアップのセットアップと変わるところはありません
電池ボックスが無いだけ簡単です
 ①綺麗に収まりよくセットアップするには、エンドピンジャック用の12mm孔を開ける
 ②サウンドホールにピックアップ本体を挟む
 ③エンドピンジャックを取り付けて完了!
ただいくつか注意があります
【注意点その1】
下の写真のように、セットアップ後にギターのトップから上にでる部分の厚みが
約6.2mmとわりと高めなので、ピックアップ取り付け位置で、
ギターのトップから弦下までの距離が6.2mm未満だと取り付けできません
弦の振動幅もあるので可能なら7mm以上は欲しいところです(1~6弦全て)



【注意点その2】
弦を叩く奏法(親指チャッ!みたいな)を行う場合、
サウンドホール寄りの最終フレット金具より、ピックアップの高さが高いと
「チャッ!」のときに弦が先にピックアップに当たってしまいます
それなりに音は出ますが、キレの無いボサッとした音になるのでそこも注意です
ただし、これは事前になかなか把握しにくいかも知れないですが・・・

サンプル音源


マグネットとマイクの「ネジによる音質調整は無し」「マイクボリュームは最大」
の条件でサンプルを録ってみました
ちょっとマイクVOL最大でも弱いかなと思いますが、それほど悪い音ではありません
無音部でややノイジーな雰囲気があるのは、
真正面から吹き付けてた扇風機のせいもあるかもしれませんが、百歩譲って許容範囲内w

かなり低音が強いので、EQで200Hz以下は思い切り削ってますが
それでも十分な低音感が味わえます
 ※低音は豊かだけど、なんだか少し薄味って感じもしますが・・・


まとめ


現在はamazonで3千円後半とやや値上がりしてますが、それでも激安なPUながら
 ・マグネットとマイクのブレンド型
 ・細かな音質調整も可能
 ・USB充電式なので電池交換の手間が不要
 ・セットアップも簡単
 ・音もそこそこ良い
 ・好きな色を選べる
と、値段を考えるとなかなか使えるヤツだと思います
弦と同じで時々「つまみ食い」したくなるピックアップですが、
エリクサー2セット分のお値段・・・・いかがでしょうか(笑)


2021年1月31日日曜日

ZENN ZD100CE ピックアップ交換

アコースティックギターとしてははじめて買ったギターでも有り
安物だけど思い入れも人一倍で、長年使い続けてきたZENN ZD100CEですが
ピックアップの音が出なくなってしまいました
最初は「接触不良??」程度だったんですが、そのうち完全に沈黙w
そんなわけでZD100CEの全てのエレアコシステムを交換しました

新たなピックアップシステム


amazonで2000円ですw
しかしながらアンダーサドルピエゾとコンデンサーマイクのデュアルピックアップ!!
しかもチューナー内蔵という・・・w
まあ、有名メーカー製ではないですが、
「プリアンプの寸法が元のARTEC製プリアンプとほぼ同じ」と言うことが決め手となって
購入しました、ただし、大きな問題点もあります
元のARTEC製プリアンプは電池ボックスも内蔵していたのですが
この商品は電池ボックスが別になっています・・・したがって
ギターにもう一つ穴開け作業が必要になるので、これまで換装を見送ってきたのですが
音が出なくなったのではもう踏み切らざるを得ません

作業ステップ1:元のPUの取り外し
【弦のとりまとめ】
弦を張った状態であればこんな風にまとめておくと作業が楽に出来るし
弦を元に戻すときも便利です
【プリアンプ取り外し】
四隅のねじを取り外すだけで簡単に外れます
プリアンプにはエンドピンジャックとピエゾピックアップの配線が来てますが
プラグ&ジャック方式なのでこれも簡単に外せます

【エンドピンジャック取り外し】
珍しくねじ3本で固定してあるタイプのエンドピンジャックですのでねじを緩めると
外れます
抜き取ったあとには、木製の12mm孔用エンドピンを刺して目かくししておきます
固定用ねじのねじ痕は隠れませんが、まあ仕方が無いw
 ※ 新たな電池ボックスをこの位置に持ってくれば、ねじ痕も12mm孔も
   全て隠せるのでは?とお考えかも知れませんが・・・・
   この位置には「エンドブロック」という厚い木のカタマリがあります
   穴開け作業もたいへんだし、ギターとしての強度の面からもおすすめできません

作業ステップ2:取り付け穴の加工
【プリアンプ用の穴加工】
これは元々のピックアップと新ピックアップのプリアンプサイズがほぼ同じだったので
たいした作業にはなりませんでしたが、多少の調整は必要です
写真のように、多少削る方向でなんとかなりました
 ※この段階で一応購入したピックアップがちゃんと機能しているかを確かめる方が
  良いかもしれません電池ボックスの穴開けをする前ならまだ痛手も少ないです(笑)

【電池ボックスの穴開け加工】
さあ、本番はここからですw
①穴の大きさ決定
今回の商品には穴開けのためのテンプレートが付属していなかったので
実際に寸法を測って穴の大きさを決めます
ほんの少し大きめと言うことで5.2cm×4.0cmとしました

②テンプレートの作成
ギターの側面は湾曲しているので穴開けのためのラインをケがくのも一苦労です
そのためには厚紙などでテンプレートを作成するのが最も簡単かつ正確です
③取り付け方向の確認
電池ボックスの、短辺、長辺のどちらが曲面となっているかを確認します
今回の場合は短辺が曲面となっているので、それをギターの曲線とあわせる必要があります
④穴開け位置の決定
前述のようにエンドピン位置はエンドブロックがあるので避けます
また単板ギターには割れ止めが施工されていることが多いので、それも避けます
エンドブロックとその上に見える割れ止め
⑤テープで養生して穴開け位置をケがく
テープでの養生は、穴開けに伴う塗装の欠けや割れの防止、加工中の傷つき防止
と言った意味があります
特に比較的安価なギターに多い「ポリウレタン塗装」こいつは強敵であります
ポリ塗装の場合は養生も気休めみたいなもので、
よほど注意しても塗装ダメージはつきもの、とお考え下さいw
ちなみに、今回の穴開けでも・・・・やらかしました(笑)
テープの養生が出来たらその上から穴開け位置をテンプレートとマジックでケガきます
  ※もしかすると、マジックで書くだけではなく、塗装の厚み分くらい
   先にカッターを入れておくと塗装ダメージが少し軽減するかも知れません
⑥四隅にドリルで穴開け
ジグソーの刃が入る程度の大きさの穴を四隅に空けます
⑦ジグソーとやすりで穴加工
他に良い工具があれば良いのですが、私は電動ジグソーで荒く切り取り
その後やすりで加工してケガキ線に近づけていきました
このときジグソーは目の粗い木工用よりも金属用の方が良いかも知れません
ギターの材によっては「切れる」と言うより「割れる」可能性もあるためです
またやすりがけも、「外から内へ」という1方向で動かさないと
塗装のハガレや割れを生じることになるので要注意です
いや~~~大失敗(^0^;)
左下に塗装のひび割れ、右上に板材の欠けが発生してしまいました
皆様「反面教師」とはこのことであります、どうかご用心を(爆)
電池ボックスが綺麗に収まるのを確認できたら作業は終了です

作業ステップ3:組み付け
【取り付け穴周辺を拭き上げ】
取り付けてからでは、プリアンプや電池ボックスの縁が掃除しにくいので
取り付け前に綺麗に磨いておきます

【アンダーサドルピエゾピックアップ】
実は、元々のアンダーサドルPUとプリアンプへの接続プラグが同形状だったために
元のPUをそのまま使いました
アンダーサドルPUには帯形状のものや厚みのあるものなどいろんなものが存在しますが
新システムに付属していたのは「厚みのあるタイプ」でした
元々のピエゾは帯形状だったので、付属品を使ってしまうと当然弦高が上がり
調整が必要になってしまいます
それを避けるためにピエゾは元のものを使い回しと言うことにしたわけです

【プリアンプ】
穴にはめ込み四隅をねじ止めします
このとき、組み付け前にコンデンサーマイクとピエゾピックアップの配線を差込んでおくと
あとが楽です

【電池ボックス】
取り付ける前に、プリアンプからの配線を電池ボックス用穴から引き出し
結線後に穴に収めます
四隅をねじ止めすれば完了です

作業ステップ4:その後の処理
【お掃除】
木くずやおがくずを掃除機で吸い取ります
もちろんギター内部のゴミも吸い取っておかないと、あとからではめんどくさいです

【弦張り】
まとめておいた弦を元に戻します

【音の確認】
ようやく音確認です、ここまでよく頑張りました(笑)

オマケ
【今回使ったお道具たち】
電動ドリル、電動ジグソー、やすり、掃除機・・・・
写真にはないですが、キリ、ドライバー、カッター、ノギス、定規、厚紙、油性ペン、
ギターを台におくときの保護&滑り止め用のマット(バスタオルでもOK)も必要です

【所要時間】
初めての人でも、特にトラブルが無ければ2,3時間でしょうか
プリアンプ用の穴も新たに空けないといけない場合は、+1時間って感じだと思います

音の感想
いやいや、2千円なら十分でございますw
ややピエゾの音が固い感じはありますけど本当にローノイズで、十分使用に耐えます
音の固さも、マイクとのブレンド量やEQでかなり改善されると思います
工事は少したいへんでしたが、交換して良かったです
なんといっても、「音が出ないエレアコ」よりは百万倍マシです(笑)



押尾サンの「風の詩」の出だし部分を弾いてみました
もちろん、今回換装したPUだけのライン音です
「リバーブまみれでよく分からんよ」と思われるかも知れませんが
ラインをノンリバーブで使うことはまず無いし
ダメなPUというのはどんなに音をいじってもやっぱりダメなものです
普段使ってるエフェクターをとおして使える音が出てくる、と言うことが
私にはとても大事なことなのです

旧システムのアンダーサドルPUを使ってるせいもあるかも知れませんが
プリアンプEQとの相性はばっちり!とは言いがたくw
かなりクセのある効き方だと感じますが、ピエゾを絞ってマイク主体とすれば
まあまあ使えるなと感じています
まあ、マイクとピエゾのバランスをマイク側に振り切ってもピエゾが消えないとか
作りの甘さを感じる部分もありますが、十分なコスパです

2019年12月20日金曜日

エレアコPU交換 Fishman Presys Blend

実はまだ紹介できていないが、新しいギターを仕入れた
その件については日を改めてご紹介したいと思うのですが、
わけあってそのギターのPUシステム交換に踏み切りました

元々のPUシステム Fishman Classic 4


ギターについていたのはFishman Classic 4というPUシステムでした
これがなぜに問題だったかというと、超盛大なハムノイズです
ま、うちには効果絶大なハムノイズ撃退装置があるので、
それを使えば大丈夫っちゃ大丈夫なんですが、過去に経験無いほどのノイズレベルで
完全に消し去ることが難しいほどのノイズ

ハムノイズはPCや電子レンジ、エアコンなど家庭の電波発生源が原因なことも多いですが
今回はどれを消しても治まる気配が無く、PUそのものが問題とあたりをつけました

そもそもですが、
経験上、アンダーサドルピエゾというのはハムノイズを発する可能性が極めて高いです
素子の劣化によるものなのか、シールド処理の不良なのか、そのあたりは不明ですが
新品にせよ数年経過したものにせよ、「出るときは出る」w
そして、ハムノイズを発するピエゾPUは、通常「何をしてもダメ」なのであります

しかし、今回の場合、そう簡単にはあきらめられません
それは、このギターの生音が「素晴らしい」からに他なりません
3万円で買った中古ギターなんですが、うちにある他のギターがかすむくらいの生音です
なんとかエレアコとしても万全の状態にしたいと思うのが人情というものです



新PUシステム Fishman Presys Blend


ギター本体の加工を最小限にとどめたいと言うことで
確信はありませんでしたが同じFishmanを選んでみようかと(笑)
なかでも手に入りやすい「Presys Blend」を選択

といっても・・・実際に購入したのはFishmanとは名ばかりのいわゆるパチモンですw
しかしレビューもそこそこですし、なんと言っても1900円は安い!!
万が一ダメでもギリギリあきらめられそうなお値段です
そして、コンデンサーマイクとのブレンド機能もある・・・ブラボーです


amazonの画像にはFishmanの印字はありませんが
届いてみるとちゃんとFishmanと書かれています
ちまたでは無刻印でもFishmanのOEMだと言う説もありますけど
でももう、聞ける音なのであればそんなことはどうでもよいかもですなw

ただし、注意事項がひとつ!
このパチモンPresysBlendにはギターに穴を開けるためのテンプレートが付属しません
なので、自分でプリアンプ部の大きさを測り、ボディ側面に罫描きしなければなりません
今回は元々穴のあるギターでしたので、
削って⇒はめ込んで大きさ確認、を繰り返して大きさを合わせこみましたが
それでもテンプレが欲しいと思いました
本物のPresysBlendに対してパチモンの大きなハンデです

Classic4と比較してみましたが、まあ見た感じはほぼ同じくらいのサイズです


Presysy Blendの裏側にコンデンサーマイクが見えます(写真では見にくいですが)



インストール準備


届いてすぐにPresys Blend単体でノイズチェックです
電池だけ入れてラインシステムにつなぎ、ハムノイズの有無を確認します
これをしとかないと、大汗かいてギターを加工してインストールしても何にもなりません

幸いにもノイズは極小でしたのでトンカチ開始です


インストール作業


【1.古いPUを取り外す】

これはそんなにハードル高くありません
 ・弦を外す
 ・エンドピンジャックを外す
 ・サドル下からピエゾ素子を外す
 ・プリアンプを外す
弦を外すとき、新品弦とかで交換がもったいないときはこんな風にすると大丈夫です



【2.新PUのプリアンプ部の取り付け】

いくら「似たような大きさ」とはいえ、いくらかは異なります
しかし、元から大きな穴が空いているのはやはり随分作業が楽です
今回の場合は旧PUに比べて新PUがわずかに大きく
写真の上下方向に3mm程度、横方向に2mm程度広げるだけで良かったので
糸鋸は使わず、やすりで削り取りました
ただ、穴の大きさがあまり大きく違わなかったので、
新しいねじ穴の位置が元の位置から微妙にずれる程度の位置関係になり
新たにねじ止めをすると、割れたり欠けたりすることが心配でしたが
もうそこは「なるようになれ!」って割り切りでやっちゃいました
このあたりは安物ギターの特権、と言えるかもしれませんね(笑)


【3.エンドピンジャックの取り付け】

エンドピン位置にジャックを取り付けます
自分のように腕が太い人は、手でエンドピン位置まではめ込むのは不可能ですから
割り箸などでギターの外側から内部のエンドピンジャックを「迎えに行く」のがセオリーです

また、重要なのはエンドピンジャック先端のギターの外への飛び出し長です
これが長すぎるとギターへの固定がぐらぐらになりますし
短すぎるとシールドが上手く刺さらないこともあります
旧のエンドピンジャックから適量な飛び出し長をまねるのも一手ですが
なかなか一発では決まらないので、何度か試行錯誤が必要になります

【4.ピエゾ素子の取り付け】

まあ、ギターへの穴開けを除けば、最難関と言っても良いかもです
ただ、今回の場合は元々アンダーサドルピエゾ取り付け用の穴も空いてますし
そう、たいした話ではありませんでしたが
元々アンダーサドルピエゾの入っていなかったギターでは
サドル溝への穴開けや、素子の厚さ分だけサドルを削らないといけないなど
かなりな手間となります

それでもギター内部からサドル溝に開けた小さな穴にピエゾ素子を通すのは、なかなか大変
見当だけで通すのはかなり難しいので
ギターの外側からピエゾ用の穴を通して何かを差し込み
穴の位置を明確に手に伝えてあげるのがいいと思います
今回は古いナイロン弦の切れっ端を使いました
昔は、このとき「糸」をギター外側から穴に差し込み、
その糸とピエゾ素子の先端を瞬間接着剤でくっつけ、
糸を慎重にたぐり寄せることで、素子を穴からつり上げるようにしたりもしましたが
最近はもうめんどくさくてw

この作業で最も大事なのは、素子をサドルの溝に十分馴染ませることです
サドルを使ってギュッ!ギュッ!と押し込み
特に穴から出てきてすぐのところできれいに直角に折り曲げる
そうして、サドル、ピエゾ素子、サドル溝が十分密着するようにすることが重要です
そうしないと、ラインの音よりも生音がぼやけるなどの惨事を招くことがあります

【5.内部配線のまとめ】

ギターを動かすと内部配線がゴソゴソ言う事態を避けるため、内部配線を固定します
今回の場合は、元々の配線ブラケットが使えたので再利用しました


お道具紹介


まずは人力道具編ですw
 ・キリ
 ・やすり(穴の拡張用)
 ・ノギス
 ・ペンチ(エンドピンジャックの締め付け用、実はつりで使う「針外し用ペンチ」です)
 ・緑の線(エンドピンジャックをギターの外からお迎えする)
 ・古いナイロン弦(ピエゾ素子の穴通し用)
 ・ドライバー


次に電動編
 ・電動ドリル(ねじ穴を開けるため)
 ・掃除機(ギター内のゴミを吸い取る、ある意味必需品)






結果をご披露


取り付け前のテストではノイズはほぼゼロでしたが
取り付けが終わって試してみるとわずかにハムノイズが乗りました
しかし、60Hz以下をばっさり落としてやると、ほぼ解消したので十分実用レベルです

さて、ライン録音の結果は動画のとおりですが
「なんだ、エフェクトまみれでよくわからんわ」なんてことはおっしゃらないで!w
ラインを素の音で使う人なんてまずいないでしょうし・・・これで良いのです

私には十分以上に使える音に聞こえます
若干のピエゾ臭さは仕方ないですが、マイクを少しブレンドしてやるとかなりましになります
ただ、プリアンプ部のEQはかなり効きが弱いので
好みの音に仕上げるには別途EQを使った方が良いかもしれません
それにしても1900円ですよ・・・・全くもって中華パワー恐るべし!!!



PUの換装でライン音は十分なレベルになりました
 
しかしこのギターの本領は
 
安物とはとても思えない「生音」であります
 
ギター紹介とともに近々記事にしてみたいと思います