2020年9月30日水曜日

マイクプリアンプ FOCUSRITE ISA TOW

前々から欲しかった機材「マイクプリアンプ」
マイクプリアンプって「大事!」ってことは、ほんのりわかってはいるんですが
いざ選ぶとなると、どうしてよいのかわからない、さてどうする

購入まで

【きっかけ】
マイクプリアンプは「いつかは必要」とは思ってたものの
早い話、無くても大丈夫な機材なわけで、
導入を真剣に考えたことはこれまでありませんでした

しかし、今年ZOOM UAC-8というオーディオインターフェイスの導入後
これをマイクプリアンプとして何本かのマイクテストを行う中で思ったのは
「気のせいかちょっと音が薄っぺらな気がする」
数年前、20本以上のマイクを一気にテストしたことがあったのですが
「気のせいかあのときの方が音が良かった気がする」
と思えて仕方が無い

当時の録音は、BEHRINGER MIC2200というマイクプリアンプを使ってました
安物だけど、それでも一応は専用のマイクプリです
もしかしたらそのせいかなあ・・・・と言うのが導入を考えはじめたきっかけでした

【機種選定】
マイクプリアンプと言っても、値幅は数千円から数十万円と幅広い
しかし限られた予算内でそんなに高級なものを選べるわけもない
とはいえ、今現在2万円以下のマイクプリアンプは複数持っているから
同程度のものを買ったのではあまり意味が無い・・・

出来れば十万円以内、そして可能ならばステレオ録音のために2ch対応という条件で
何か良いものは無いかとネットレビューを漁りたおしてたどり着いたのが
FOCUSRITE ISA TOWでした
 ・GOLDENAGE PRE-73jrまたはPRE-73 mk3を2台
 ・FOCUSRITE ISA ONEを2台
 ・WARM AUDIO WA73 (2台買うのは厳しい・・・)
 ・WARM AUDIO WA273
といった選択も考えましたが、
GOLDENAGEは「NEVEサウンドに近い」とかべた褒めもある一方で
ノイズ等で辛口な評価もある・・・WARM AUDIOは高評価だが少々予算オーバー
FOCUSRITEはやや面白みに欠けるかも知れないが「なんとなく無難そう」w

ただ、大柄なISA ONEを2台というのは置き場所を考えるとちょっと現実的では無い
もっとシンプルにと言うことで2ch仕様のISA TOWになった次第です

FOCUSRITE ISA TOW 主な機能

FOCUSRITEは、1985年にRupert Neve氏によって設立されたイギリスのメーカーで、オーディオインターフェース、マイクプリアンプ、ミキシングコンソール、チャンネルストリップ等を製造・販売しています。
Rupert Neve氏は、現在Rupert Neve Designs社で製品開発を行っており、マイクプリアンプを探していれば必ずと言って良いほど「NEVE」の4文字に出会うほど、もはやレジェンドと言っても良い方で、世界的に有名なオーディオ機器の天才的設計開発者です
 ※内緒ですが、私は「電源トランスのコイルを巻いてる人?」くらいに思ってましたw

FOCUSRITEは1989年に新会社Focusrite Audio Engineering Ltdに移行しましたが、新会社はFocusrite Ltdの資産を購入し、Neveが設計した製品を継続して販売しています
Neve氏は新会社への移行後、Focusriteブランド名の製品を設計していませんが、FocusriteがNeve氏ゆかりの会社と言うだけで私のおめめはキラキラしてしまいます(笑)


Lundahl LL1538マイク入力トランス

ルパート・ニーブは、オリジナルのISA 110に、Lundahl LL1538をマイク入力トランスとして採用していました。Lundahlトランスは、今日でも入手可能な中では最高品質のマイク入力トランスとして認知され、ISAマイクプリの全シリーズに使用されています。さらにISAシリーズの回路に使われた非常に調整の難しいZobelネットワークも、ルパート・ニーブの熟練の知識と黄金とも称される耳によって完成されました。

最大80dBのゲイン

最大80dBのクリーンかつ歪みのないゲインを備えます。高い評価を誇るISAのトポロジーは、もっとも高いゲインレベルにおいても低ノイズを実現します。トランスのみでも20dBものゲインを得ることができ、ISAの入力ステージでは60dBのゲインを追加することが可能です。結果、80dBという驚くべきゲインをマイク入力で得ることができます。

入力インピーダンス切り替え

入力インピーダンスは、オリジナルのISA110を含む4つの異なるタイプから選択できます。お使いのマイクがビンテージモデルであっても、プリアンプと適切にマッチングさせ、ベストなサウンドを引き出します。インピーダンスは、フロントパネルから選択でき、電源をオン・オフしても設定は保持されます。

ユーザー・キャリブレーション対応メーター

各チャンネルには信号のレベルをくっきりと表示するLEDメーターが用意されています。DAW側のコンバーターなどに合わせるための調整ノブがリアパネルにあります。クリッピングなどを回避するための確実な設定が可能となっています。

フロントパネル・インストゥルメント入力、
リアパネル・ライン入力

フロントパネルには2つの1/4インチ・ジャックが備えられ、非常に透明度の高いDI入力を提供します。リアパネルにはTRSラインが設けられており、必要とする入力を順送りに切り替えて選択することができます。

可変カットオフ・ハイパスフィルター

大きなノブと自照式のボタンでアクセスの容易なハイパスフィルターは18dB/octとオリジナルのISA110モジュールと同じデザインを採用しています。唸りや響きといった不要な低域のサウンドのカットに最適なフィルターです。16-420Hzと幅広いレンジで、不要な音を取り除き、必要なものだけを残すことができます。

リアパネル・バランス・インサート

各チャンネルには独立したバランス・インサートポイントが用意されています。1/4インチTRSによりセンド・リターンが可能なため、外部シグナル・プロセッサーを接続し、フロントパネルの自照式ボタンからオン・オフを切り替えることができます。

到着

購入先はメルカリ(笑)
サウンドハウスもPA機器5%オフやポイントでけっこう安くなってたんですが
たまたま「美品、箱無し、ハイグレード電源ケーブル付き」を見つけてポチッとなw
全て込み込みで77千円でした

到着してみると、確かにそこそこの美品
動作は、ゲインつまみに多少のがりはあるものの概ね問題なし
そして電源コードは「FOOLS GOLD/ao-pc」というもので、1万円程度するものでした


正直いって、私などの粗末な耳には電源コードによる音質の違いなど分かるはずも無いので
パソコン用の電源コードでも十分だったでしょう
それでも、そもそも録音音質の向上のために購入した機器だから
やっぱり「電源コードで音が良くなる」と世間で言われるなら、
違いは分からなくとも、それはそれで気持ちよいものです

また、今回はFOCUSRITE ISA TOWの購入にあわせて
 ・マイク→FOCUSRITE ISA TOW(3m、2本)
 ・FOCUSRITE ISA TOW→ZOOM UAC-8(1m、2本)
の4本のキャノンケーブルも全て新調!(安価だけどamazonの評価が高かったブツ)
「マイクプリアンプ様」のお迎え準備、万端整ったところに
ゆうパックのご到着でございました

使用感など

取扱説明書が英文で少しわかりにくいですが、
それほど扱いが複雑なわけでもないので、録音までにそれほど時間はかかりませんでした
ただ、インサートエフェクトスイッチが到着時にオンになっていて
このスイッチがオンになったままエフェクターを接続していない状態だと
「音が出ない」と言うことに気づかず、少しだけ慌てましたが・・・(笑)
インサートスイッチをオフにすることで無事に解決です

あと少し驚いたのは、インピーダンスの切り替えによる音の変化です
これまで、インピーダンスに関しては「ロー出しハイ受け原則」さえ守っていれば
問題も無いし、音の変化もわずかだろうと思ってましたが、取説によれば
 ・インピーダンスを高めに設定した場合
  マイクの中低域の周波数応答が平坦になり、高周波応答を改善する傾向がある
 ・インピーダンスを低めに設定した場合
  マイクの出力レベルを下げ、中低周波数の存在ピークと共振点を強調する傾向がある
とのことですが、確かにやや高めの設定にすると音がくっきりと、
低めに設定するとまろやかな音になるような気がします

さて肝心の音の方ですが・・・
これは凄いです!ちょっと感動です!
ですが、そのお話は、次の次の回の記事に(笑)

2020年9月28日月曜日

(旧)PAGE CAPO P-6E ゴムのへたり対策

 あくまで、現在のではなく旧版PAGE CAPO P-6Eのお話です

先日のブログで使ってたP-6Eがへたってきたと書きましたが
長年使ってれば、弦おさえ部のゴムのへたりは避けられません
P-6Eの場合はゴムではなくポリエチレンチューブのようなものですが
いずれにせよ、弦の位置にへこみが出来たりの劣化は発生します
 ※ややこしくなるので以下P-6Eの場合も「ゴム」と記述します

ところが、SHUBBカポなどは替えゴムの販売もしてますが
PAGEカポではみあたりません・・・さてどうしましょう

劣化した弦おさえ部



劣化と言っても材質そのものがひび割れたりと言うことではなく
弦に当たる部分が摩耗したり弦の位置で溝が出来たりと言うことがほとんどかと思います


対処方法



いえ、何も特別なことではありません、きっと皆さんもやってられるのではと思います

弦おさえ部の劣化は、弦に当たる部分にだけ起きるので
要はゴムを一度引き抜き、少し回転させて劣化していない面で弦に当たるようにして
刺し直す、それだけですw

PAGEカポの場合は、ゴムの中心の金属が四角形をしていますから
そうそう簡単にゴムが回転する心配もありません


ってわけで、回転完了w へこみが上側にきてますね~


こんな感じで、数年おきに少しずつゴムを回転して使えば
保守部品の販売がなくてもかなりの長期間使えると思います

思いっきり「小ネタ」!

失礼いたしました(笑)

2020年9月24日木曜日

Paige Capo P-6E 最高のカポ、だった?


Paige Capo P-6E


Paige Capo P-6E(2014.2にamazon購入)

使いやすさでは、ねじ式やバネ式にやや劣りますが
音はほぼ最高クラスなカポダストです
何が最高かといえば、カポにありがちな「音が曇る」ことがほぼ無いこと!
これは弦押さえの部分が細身であることと、
構造的に各弦を均等におさえやすいという部分が大きいのでは、と個人的には思っています
現在、購入可能な高級カポがほとんどこのU型カポであることを見ても
優れた方式であることが分かります
  ・Elliott Capos:カポ界のロールスロイス2万円後半
  ・SHUBB Fine Tune CAPO:11千円前後
  ・D'Addario NS Cradle Capo PW-CP-18 :8千円前後
  ・G7TH HERITAGE CAPO:17千円前後

普段は別のカポを使っていても、ここぞと言うときはこのカポに付け替える・・・
それほど頼りにしていたのですが、
まだ大丈夫とはいえ、最近押さえのゴム部分が少々へたって来たと感じたので
新しい P-6Eをサウンドハウスに注文したのでしたが
これが事件の始まりでありました

ちなみに同じPaige CapoのPC-6というよく似たカポもあるのですが
これは弦おさえバーのリリースが横方向に動く形式になっていて、やたらと使いにくい
クイックリリースボタンというちょっとそそられる機構もついてはいますが
あまりおすすめできません
Paige Capo PC--6


事件とは


写真を残していないのが残念でタマリマセン
SHから届いたカポは、見慣れたP-6Eとはちょっと違ってました、すぐに気がつくのは

 特徴1:弦押さえのゴム部分が黒ではなく透明チューブ

まあ、それはちょっとしたマイナーチェンジ、パッケージにはちゃんと「P-6E」って書いてあるし
問題なかろう、と実際に使ってみたのでしたが

 特徴2:締め付けねじの動きがやたらと悪い

妙に引っかかりがあって、力を入れないと回りません
この時点で嫌な予感はありましたが、それでも使えないわけじゃない
使ってればそのうち動きも良くなるサーと気を取り直し・・・

 特徴3:弦押さえバーが曲面ではなく「への字」に折れてる

かなり閉めても6弦側がかなり浮いてます、なんで???
よく見ると弦おさえバーが曲面ではなく、折れてるようです
しかも折れ点がバーの真ん中ではなく少々ずれて「への字状」、これはあかん!
無理矢理締め付ければ、ネックに傷という事態もあり得ます

というわけで早速SHさんに申し入れ!!

「 商品の不具合」
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ペイジカポ到着しましたが写真のようにR処理というよりは
「への字」に近くしかもへの字の折れ点が真ん中ではないため
均等に弦をおさえられない感じがします
交換か返品をお願いしたいのですがどうしたものでしょうか?
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(この時点では写真を撮ってたのですが・・・残ってないのが残念)

SHさんのお返事は「メーカーに問い合わせたけど問題ない」 

カッチ~~~~ンッ

写真まで付けて状態説明してるのになんて返事でしょう・・・・
このあと、何度かやりとりがあったのですが、結果的には返品となりました


これは単なる不運だったのか


めでたく返品となったのはまあ良かったのですが
これって、単なる不運?それともPaige Capo の品質が落ちたのか???

正直答えはないのですが、amazonのレビューに気になるものを見つけました
要約しますと以下のとおりです(2020.3のレビュー)

 ・品質が大幅に低下
 ・押弦部分が指板のアールに合わず、きちんと押弦しない
 ・可動部分の精度も落ちていて動きが渋く、非常に使いにくい
 ・とても以前と同じ製品とは思えない

いや~これって今回の事件と同じじゃないですか
もちろんこれで最近のPaige Capo P-6Eが全部ダメってことはないでしょうけど
私自身は・・・・

もう怖くて買えません!!

【2020.9.25追記】-----------------------

サウンドハウスのP-6E商品説明に、いつのまにか以下が追加になってます

「※センターが1弦寄りとなりますので取り付けの向きにご注意ください。」

P-6Eの仕様自体が変わったのかも・・・???
「センター」の意味が、ネックおさえ側なのか弦おさえ側なのかも不明ですが
もし弦おさえ側の話なら、それは・・・・「への字」ってことやないですか
そんな需要ってあるのかなあ?

2020年9月18日金曜日

ZOOM Q8 プチメンテナンス


5年前の発売以来、何の不具合も無く正常動作を続けるZOOM Q8
今や欠かせない相棒ですが、
マジックアームで机に固定して常設してるので、常に煙害にさらされてます
5年ぶりのメンテ・・Q8君も喜んでくれたでしょうか



レンズをふきふき


まずは、カメラのイノチ「レンズ」から
普段はレンズキャップをかぶせているのでそれほどの汚れはありませんが
綺麗にするにこしたことはありません
写真のウェットクリーナーを使いますが、
カメラのレンズにはコーティングが施されていることが多いので
あまりゴシゴシしないで、ほどほどに汚れを落とします


ボディをふきふき


レンズ同様、クリーナーでヤニ汚れを落とします
レンズと違い、常時タバコにさらされているので、かなりの汚れでした
吹き終わったら、録音レベルつまみを元通りの位置に戻します
ワタシの場合は、4.5の位置が標準です
音質がどうこうとかでは無く、Q8への入力レベルや、オーディオインターフェイスのゲインなど
主に音量の関係で設定した値です



液晶パネルをふきふき


元々、液晶保護フィルムを貼ってはいましたが
タッチパネルのため、よくさわるところなどは浮いてはがれかけてます
・・・と思ったのですが
実ははがれ欠けていたのは保護フィルムの反射防止層だけだったことが判明
このはがれかけた層だけめくりとると、綺麗になりました
新しい液晶保護フィルムを百均で購入し、完全に張り替えるつもりでしたが
なんとなくきれいになってしまったので、次の機会と言うことにしましょうw
あとはまたクリーナーで汚れを落として完了です


マイクを交換


ずっと、XYH-5というXYマイク(写真左)を使用してきました
これは、別途プラグインパワーマイクを接続可能なことや
マイクの交差角度が90゜で単一音源であるギターの録音に適していると考えたからですが
今回はMSH-6というMSマイク(写真右)に交換しました


MSマイクはステレオ感の調整が可能で、ステレオサイドマイクのゲインを極小にすれば
ほぼモノラルマイクとして使用可能です
ギターをステレオ録音すると多少の広がり感はあるもの
左右の音量差を生じることが多く、特にQ8の場合のようにマイクとカメラが一体の場合
良い録音と良い録画が両立しないことがあります
そんなときはいっそモノラルマイクの方が良いなあと感じることが多々あったことから
MSマイクの採用となりました


もちろんですが、ヤニ対策としてマイクカバーも装着しました
このカバーはコンデンサーマイク用に百均のフェルトで作り置きしていたものですが
みごとにジャストフィット!!偶然でしたが手間が省けて助かりました
カバーをかぶせることで多少高域が犠牲になることも考えられますが
音量への影響も含めて、聴感上の影響はほとんどありません


電池チェック


私は、Q8の電源として写真のようなUSB給電つきタップを使っているので
内蔵電池は常に満充電状態です
その意味では電池は不要なのですが、
うちには専用の充電器も無く、電池を取り出しても過放電になるだけなので
とりあえず電池はQ8にセットしたまま使用します
なので電池チェックは、ZOOM Q4で痛い目に遭った、電池の膨れの有無の確認だけにしました



完了~!


きれいになると気持ちよい!!!(笑)
またこれで5年くらい元気に動いてくれると、「元は十二分に取った!」と言えることでしょう
Q8君、これからもギター録音頑張ろうね~~~!




2020年9月12日土曜日

ソロギター 伍々慧「雨の日はワルツを踊って」

伍々慧さんは、随分前から興味があったのですが
超絶技巧ギタリストというイメージから、どうしても弾く勇気が出なかったアーティストさんです
しかし、せっかくオンラインで楽譜購入したのに1曲も弾か(け)ないというのは
いかにももったいないし、少なからず悔しくもある(^0^;)
そんなわけで一念発起!であります(笑)

アルバム「ベッドタイムストーリー」


伍々慧さんは、1988年、大阪生まれのアコースティックギタリストです
蝶ネクタイと半ズボンのギタリストと言った方が馴染みがあるかと思いますが
モーリス・フィンガーピッキング・コンテスト2004最優秀賞の受賞という高度なテクニックと
どこか詩的で叙情的な楽曲製作と演奏で知られています
そして岸部眞明さんの門下でもあります

「BedTime Story」は子供を寝かしつけるときに読むおとぎ話といった意味ですが
伍々さんの2枚目のアルバムタイトルとなり、以下の12曲が収録されています
 Introlude
 約束の海
 My Favorite Time
 Distance
 When I'm 64 (The Beatles)
 Ticket to Starry Sky
 Moon River (Henry Mancini)
 雨の日はワルツを踊って
 Autumn Leaves (Joseph Kosma)
 つぼみ
 風待ち
 朝のしずく

なかでも「Autumn Leaves」は。ジャズの名曲「枯葉」のアレンジで
本当に素晴らしいのですが
「あ~~これは絶対弾けん」「伍々の楽曲は避けた方が無難かも・・」と
伍々さんへのハードルを数段階引き上げてしまった、そんな曲でもありました(笑)

「雨の日はワルツを踊って」


これまで弾いたことの無かったワルツに心ひかれた部分は確かにあるんですが
最大の選曲理由は・・・・BedTime Storyのなかでも
 
一番易しそうだったから

でありますw


たしかに、そう難しい曲では無いのですがやはり一番の問題は「ワルツ」のリズムでした
単純に三拍子というのではなくて、「・・・ワルツを踊って」なのだから
ほんの少し跳ねるように弾きたいと思うのですが、これがなかなか

弾き始めはなんとかそんな意識もあるんだけど
そのうち弾くことに一生懸命になってしまって、そんな意識は頭から飛んでる
と言うことがずっと続いて、結局最後は「まあ、ええか」といつも通りの着地点(笑)
それでもひと月以上頑張ったから、そろそろ飽きてもきたし
潮時・・でありますな(^0^;)

今回の曲もマイク録り+後付けリバーブです
 ・ギター:アストリアスD.CUSTOM
 ・弦:ERNIE BALL Paradigm 80/20 Bronze 11-52
 ・マイク:RODE NT3
 ・オーディオインターフェイス:ZOOM UAC-8
 ・録音ソフト:Cakewalk by BandLab
 ・リバーブプラグイン:Oririver





リズムの話だけじゃなく、弾き間違い等もけっこうやらかしてますが
お時間があれば聴いてやってください!!!

あとリバーブの設定
最近は固定化してるので変わってないですが一応公開しておきますね




2020年9月6日日曜日

快適!パソコンSSD化

うちにはWindows2000、Windows XP、Windows7という歴史的?パソコンも
特殊な用途用に残してありますが、
戦力として常用してるパソコン5台はWindows 10、うち4台はSSD仕様です
しかし、残り1台がハードディスク仕様で
「こんなのよく使ってたなあ」とあきれるほどの鈍足・・・こりゃたまらんw
そんなわけで、常用パソコンの最後の1台をSSD化しよう!大作戦、決行です

SSD購入

いやはや、SSDも安くなったものです
今回購入したのは「Crucial クルーシャル SSD 480GB BX500」なんと5,998円


SSDの善し悪しとかは私にも判然としないというのが正直なところ・・・(^0^;)
あちこちのレビューを参考に、後は運任せという選択にしかならないのですが
注意すべきは「容量」です
ソフトでクローンを作る場合はよくわからないのですが、
下記のようなデュプリケーターを使用する場合は、

コピー元のドライブよりも大きな容量のSSDを選ぶ

ことが必要ななります
今回はハードディスクの容量が300GBだったので480GBのSSDを選びました

クローンドライブの作成

今回やりたいことは、

使用中のハードディスクをSSDに差し替えるだけで使える

ということで、インストール済みソフトなども含めて以前と全く同じ環境なるように
したいわけです
そのためにはソフトまたはハードのクローンツールが必要なのですが
とにかく簡単に!というのであれば「デュプリケーター」という機器を使うとよいです

今回使用したのは「ロジテック エラースキップ機能搭載がちゃべい」


ほんとに指1本でクローンの作成が可能です
それにLED表示で進行状況も確認できるなど、使い勝手も良いです
ただし、写真のAが元ドライブ、Bがコピー先ドライブとなりますが
上に書いたようにAよりBが大容量である必要があることには注意が必要です

元々のハードディスクは300GBのうち100GBが使用済みという状況で
クローンの作成には1時間強を要しましたが、無事にクローン完成!
そして、目的どおり「差し替えるだけで」PCは見事に起動いたしました

ここで、皆さんも疑問に思われるかも知れません

480GBのSSDなら余った容量はどうなる?

そうです、私も疑問でした(笑)

クローン化したSSDは次のようなパーティション構成となっています
 ・元々のハードディスクと同じ容量(今回は300GB)の領域(Cドライブ)
 ・システム予約領域
 ・バックアップ領域
 ・残りの未使用領域(今回の場合は160GBくらい)
私はWindowsの「ディスクの管理」で未使用領域を「Dドライブ」として
使えるように設定しましたが、別途パーティション管理ソフトを用意すれば
システムドライブに未使用領域を合計して460GBのシステムドライブとすることも
出来るようです

まあ、私はこのパソコンにそれほど多くのソフトをインストールする予定も無いので
300GBのシステムドライブで十分です

快適??

はい!おかげさまで(笑)
パソコンの高速化っていろんな方法がありますけど
体感的には何をするよりも「ハードディスクのSSD化」が有効です

なお、今回使用したロジテックの「ガチャベイ」は
SATA規格のHD、SSDのみ対応で、昔のIDE規格のHDなどは使用できません
また「ガチャベイ」で100%成功するという保証もありませんので
そこはご注意ください

皆様のパソコンライフが少しでも快適になりますように!!