2015年5月31日日曜日

さらば脱着ノイズ!Planet Waves PW-AG

~ブログクラッシュのため、こちらに再掲します~

ギターからライン出力をする場合には必ず使用する「ギターシールド」ですが・・・
ギターへの抜き差しのとき、爆音ノイズをだして
 ・心臓が止まるほど驚く
 ・アンプの生死を確かめにいく
 ・ヘッドフォンを投げ捨てる
 ・PAさんに死ぬほど怒られる
など経験された方もいらっしゃるかと思います
今日紹介するのは、そのノイズからおさらばできそうな、ギターシールドPlanet Waves PW-AGです

 
【写真:Chuya-onlineさんより拝借】

このシールドは、片方のプラグに回路遮断用のノッチが付いていて、
押し込むと回路オン、再度押すと回路オフとなります
以下の写真では、上の方が回路オフ状態、下の方が押し込んだ状態で回路オンになります

【回路OFF】
【回路ON】


基本的には、このノッチの付いた方がギター側、他方がアンプ・ミキサー側になり
回路オフの状態でギターへの抜き差しをすれば
ノイズは全く発生しません(今のところ)
ただ、かなりケーブルが硬いので、取り回しはあまり良いとは言えません
ギターを立って弾く方とかだと、多少の違和感があるかもしれませんが
演奏中にそれほど動かない場合は、問題ないと思います

ワタシが知る限り、ケーブル長は、10フィート、15フィート、20フィート、30フィートの4種類です
ちなみに現在、chuya-onlineさんでなぜか20フィートだけなんと2300円で大安売り中(笑)
http://item.rakuten.co.jp/chuya-online-fukuoka/57737
でも、残り数が2なのですぐになくなるかもしれません
  ※)すいません、私が全部買っちゃいました・・・・(値段も元に戻ってしまいました)

ところで、シールドで最も大事な音質についてですが
正直、ワタシの耳だと「ダメなケーブル」は概ねわかるものの、
一定以上の質のケーブルだとその善し悪しがよくわからないので
サウンドハウスの評価など参考にすれば、
「悪くない」そうです(^_^;)

今のところ、機能的には満足していますが
問題は耐久性でしょうか
「ノッチ」という構造上、いつまでもつのかがちょっと心配になります
とりあえず不具合が発生するまで使い続けてみて
何か変状あれば、ご報告したいと思います

あと、ひとつ注意点なんですが、抜き差しが固めのジャックに差す場合
抜くときに「プラグを握る感じ」で抜くと思いますが、このとき力が入りすぎて、
OFFになっているスイッチを誤ってONにしてしまうことがあります
当然爆音が鳴り響くことになりますから
スイッチにさわらないように気をつけて下さい

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、このようなギミックのシールドというのは他にもあります

【サイレントプラグ】

【サイレントプラグ付きシールド】

これは、抜き差しのときに金属のプラグ部分が伸縮して回路遮断される仕組みのようです
しかし、先日実際に使用している現場を拝見した限りでは
百発百中!というわけにもいかないみたいで
20回くらいの抜き差しで、2回程度爆音を発生しておりました
おそらく使用上の慣れの問題もあるでしょうし
ネット情報では一部のパッシブ型ピックアップでは効果がないというものもありました

そんなこんなで、今回は効果が確実(そうに思える)で、かつ比較的安価ということで
Planet Waves PW-AG を買ってみた次第です
爆音に肝を冷やした経験のある皆様、いかがでしょうか?(笑)

2015年5月30日土曜日

四十七変化?! DIGITECH iStomp


~ブログクラッシュのため、こちらに再掲します~

ちょっとキワモノ的な雰囲気も漂いますが、面白い商品です


写真右下に写ってるコードでistompとipad(iphoneとかもOK)を接続して
ipadのアプリからistompに好きなエフェクトを送ると
このistompはディストーションにもコーラスにもリバーブにも変身するというしろものです
現在、47種類のエフェクトが無料配布されています


基本的に定価が2万円ほどする、それほどお安いものではないのですが
中古品で4000円というのを見つけたので、試しに買って見ました(笑)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◆動機とか
 実は無料配布されるエフェクトの中に「Lexicon Hall Reverb」というのがありまして
 レキシコン好きの私としては以前から興味はあったのです
 amazonのレビューにもこんな記載があります
  【引用】
   Lexiconのリバーブが素晴らしいと聞いて購入したのですが
   なるほど絶賛するだけの素晴らしいリバーブです。
   アコギのリバーブとしては最強ですよ。
  【引用終わり】

 このレビューを見て買ったわけじゃないですが、実際使ってみてもなかなか良いリバーブだと思います

◆商品価格について
 発売から結構立っている商品なんですが、
 一時期、新品価格で5000円前後という、たたき売りをしてたことがあります
 理由はよくわかりませんし、今では価格も元に戻ってますけど
 「iphoneやipadの新しい機種でライトニングコネクタになってるものには直接接続できない」
 というのがひとつの理由になっていたようです
 この場合は30pinの平型コネクタとライトニングコネクタの変換アダプタが必要で
 しかも純正品でしか動作しないため、+4000円ほどの追加出費となるのがネックだったみたい
 幸い私はipad3なのでそのまま差せました

  ※未確認ですが、現在販売中のistompはライトニングコネクタ仕様の情報もあります
    ただし、デジテックのHPでもそのような写真は掲載されていないので真偽不明です
    (メーカーにお問い合わせの上、購入検討されて下さい)

◆到着からの紆余曲折(^_^;)
 「差せました」と書きましたが(笑) これが最初ぜんぜんささってくれずに往生しました

  ・istompに付属のコネクタがipadにささらない
   充電用のコネクタと見比べて見て、見た目的にはほとんど同じ形状に見えるのに
   とにかく「ささらない」(^_^;)

  ・発売元の神田商会にipad3のコネクタ形状で対応していることを確認
   ただし、修理希望の場合は楽器店経由で送って欲しいと言われる

  ・市内の楽器店に出かけてお願いするも、中古品で保証書に販売店印がないことから
   どれだけ費用がかかるかわからないといわれる
   (まあ考えてみれば当たり前ですが・・)

  ・家に戻り、購入した販売会社に電話し、返品可能かどうか確認→了解
   ただし、私の方でコネクタを一部切削して、
   ipadに差し込み出来ないかトライしてみたいと伝えると
   たとえコネクタを傷つけたあげくに失敗しても返品に応じるという、超、温情対応!

  ・コネクタのガイド部を一部ヤスリで削って、無事に接続!!
   とまあ、えらい苦労をしました(爆)

◆切削方法について(くれぐれも自己責任で)
 それほどこの情報の需要があるとも思えないですが、万一お困りの場合はお試し下さい
 ただし私はなんの責任も負えませんので・・・・自己責任でお願いします
 写真のようにコネクタの片面にガイドとなる溝が2本あります
 全部を広げる必要はありませんので、「入り口部分だけほんの少し削る」だけで
 私の場合は大丈夫でした
 ヤスリを使うのが最も簡単ですが、「ナットの溝きりヤスリ」のように「とがったエッジをもつヤスリ」
 でないと処理が難しいです


◆リバーブペダルに変身!
 お目当ての「Lexicon Hall Reverb」を早速インストールしてみました
 インストール時間は約1分ほどです
 ちなみにistompの方に複数のエフェクトを保存して切り替えて使うと言うことは出来ません
 別のエフェクトを使う場合には、またipadと接続してロードしたやらないといけないのが
 ちょっとめんどくさいです

◆サンプル音源
 慰問に向けて練習している「仰げば尊し」を弾いてみました
 まだ「出来」とか以前のレベルですけど・・・
 まあ、リバーブの効き具合程度をご確認していただければと(^_^;)



※)やけに音が硬いと思ったら・・・プリアンプに使ってるA3の
アコギシミュレーターが生きてました、ありゃりゃ~~~~~

気持ち、ステレオ感が希薄な気もしますが
ねっとりしたリバーブは確かにレキシコンを彷彿?とさせます
このペダルは、基本、エレキ用という位置づけなのだと思うのですが
空間系は多分アコギでも十分使えるのではないでしょうか

とかいいつつ、めんどくさくて「Lexicon Hall Reverb」しか試せていませんけど(爆)

2015年5月29日金曜日

弦高測定いろいろ


~ブログクラッシュのため、こちらに再掲します~

ギターの弦高ってどこを測るか?
釈迦に説法とは思いますけど、いちおうおさらいしておくとこんな感じになります

※)もうオリジナル画像が残っていなくて低解像度です

どのくらいが適切かについては、人それぞれな部分があるので一概には言えないですが
私の場合で言えば、「6弦で強く弾いてもびびらないという条件で、2.5mm前後」
を一応の目安にしてますが、
体感上、3mm以上になるとあからさまに弾きにくくなる、と感じることが多いです

さて、この弦高どうやって測ればいいのでしょうか

【専用の器具を使う】

■ハイテク版
 あるんですね、こんな器械(笑)
 Nut Slotting Gauge
 弦高と言うよりは、ナットの高さを決めるための測定具なのかもしれません
 12Fでこれをやると、測定棒の自重でやや正確性に欠ける可能性もありますが
 意外に超高額と言うことでもなさそうなので、いかがでしょうか(笑)

■ローテク版①
 専用の「モノサシ」みたいな感じですね
 持って無いですけど、なんか使いやすそうです
 弦高調整器 弦高測定 アコースティック や エレキ ギター メンテナンス用品

■ローテク版②
 後で説明しているテーパーゲージと同じ仕組みです
 厚さの変化している板を12Fに差し込んで、弦に触れた位置で目盛りを読みます
 平べったい分、テーパーゲージよりも少し使いやすいかもしれませんが
 精度的に??という声もありますので、そこは自己責任でお願いいたします(笑)
 GGスーパーギター弦高測定器「弦高診断」

【硬貨を使う】

硬貨の厚みというのは、一応一定ですのでこの数字を使うのもひとつの方法です
 日本の硬貨WIKI
お勧めは「1円玉」での測定です
上記のWIKIでは1円玉1.5mmとなってますから2枚重ねると約3mmです
(手元の1円玉2枚で実測値2.97mmでした、摩耗等で多少のばらつきはあります)
これを6弦12Fのフレット金具の上で弦との間に差し込んで
 ・ぴったりか余裕があれば、弦高が少し高い
 ・差し込んだまま1円玉が手を離しても保持できるくらいだと、弦高はちょうどかやや低い
ことになります。(この「保持」という部分で1円玉の軽さがありがたい)
「やや低い」ってところは判断がいるところですけど、弦を強めに引いてびびらなければ
それで良いと、私は考えております
慣れてくれば、「挟まった強さの感触」で概ね弦高が想像つく・・・気がしてます(笑)

下の写真は、「1円玉2枚がかろうじて手を添えずに保持できている状態」です
(少し揺すると落ちてしまう程度)このときの弦高は2..9mmでやや高めでした


下の写真は「1円玉2枚がかなりしっかり保持できている状態」
少々揺すっても落ちる気配はありませんし、抜き差し時にはっきり抵抗を感じます
このときの弦高は2..4mmでした
2mm前後の低い弦高が必要な時は、「相当にしっかり保持されている」ことが必要です
ひとつの目安ですが、1円玉より重量のある5円玉2枚(3.04mm)が、
揺すっても落ちない程度であれば概ね弦高2mmと考えても良さそうです
(あくまで私の実験結果ですし、硬貨の摩耗具合によっても変わってきます)


※上記は5弦で保持されないよう、6弦のみの挟み込みで行って下さい

【モノサシを使う】

しかし、「目盛りがあれば何でも良い」ってわけではありません(笑)
写真のように「端っこから目盛りのあるモノサシ」であれば使えます



【異世界のお道具を使う】

■隙間ゲージ
本来はエンジンのピストン、シリンダ間隔とか、非常に狭い隙間の間隔を調べる道具ですが
厚みの違う板がセットになっていることが多いので、
私の場合だと、0.95mm、0.9mm、0.85mmの3枚を使って2.7mmの厚みを作って
1円玉をと同じように測定します


■テーパーゲージ

これは、管の内径とかを測る道具ですが、意外に精密測定が可能です
写真のように使いますけど、0.1mm単位で測定できます
差し込んだときに「弦が持ち上がらないように」するのに、そこそこ慣れも必要です

 




2015年5月28日木曜日

ZOOM Q8 レビュー(3/3)


~ブログクラッシュのため、こちらに再掲します~

第8章 HandyShare v5.0リリース

待望のハンディシェアv5.0がH27.4.16、zoomからリリースされました

http://zoom.co.jp/products/handyshare/software/?lang=jp

Q8に正式対応した以外は、機能的な変更はありません
しかし、大歓迎!!(笑)
インストールして見ましたが、
Q8のUSB接続で自動起動するし、もちろん全フォーマットの再生・加工が可能だし
良いことずくめです

Q4のときには、対応に概ね3ヶ月ほどかかったので
早くても5月かなと思ってましたが
今回は1ヶ月半でのリリースとなりました
ZOOMを褒め称えたいところですが、よく考えてみれば・・・

「Q8の発売と同時というのが本筋ではないか?」

という思いも、ほのかに・・・(爆)
ま、でもめでたしめでたしでございます
リリーリース記念と言うことで、練習中の「ふるさと」を
久しぶりにQ8の最高画質、最高音質でyoutubeアップしてみました




ちなみに、Q8の「ConcertLightig」というモードで撮っています
ライブとかの強烈な照明でも白飛びしないように
あらかじめやや暗めの露出設定をするモードなんですが
Q4のときは、ものすごく暗い感じだったんですけど、Q8ではそうでもない感じがします
ただし、ギターが黒いのでその分やや明るめに補正されてる可能性は
なきにしもあらずですけど・・・

それにしても、手が黄色い(^_^;)
というのもQ8の録画モードが「コンサートライティング」であるためですなんですが
Q4にも同じモードがありましたがQ8の方がやや明るく映るみたいです


第9章 Q8とQ4の比較 「まとめ」

これまでの検証結果をまとめて一覧表にしてみました
正確なデータに基づくものではなく、あくまで主観的なものです

 

 ①操作性 
  一長一短というところですが、タッチパネルの便利さは、慣れると離れられないかもしれません
  USBからの復帰時の電源オフをのぞけば、Q8優位と感じます

 ②機能性 
  マイクの交換可否という点以外は、Q4の小型軽量による取り回しの良さが目立ちます
  総合的に見てややQ4が優位かなとも感じますが、
  ただし、「どうしてもマイク交換したい」という場合はQ8の一択となってしまいます

 ③録音 
  音質的にはQ8、Q4で大きな差はないと感じます
  しかしやはりミキサー機能と録音レベルの設定でQ8優位です

 ④録画 
  これはもう圧倒的にQ8優位です
  画質重視なら間違いなくQ8を選ぶ方が幸せになれると思います

【総合所見】

ZOOM Q8の発表から実際に使ってみるまでは、
Q4との違いがあまりはっきりせず、基本的な相違は、
 ・4CHミキシング機能
 ・交換式マイクカプセル機構
自分にとってのメリットは、
 ・音声のみの記録モードがある
という程度の認識でしかありませんでした

しかし、今は比較表にも示したように想像以上の差があったと感じています

音質重視で画像的な要求度があまり高くなければQ4も良い選択肢です
しかし、
 ■別途ミキサーなどをお持ちでない場合で、マイク+ラインのミックスをしたい人
 ■ギター独奏からライブ、合唱、演劇など幅広い用途で使いたい方
 ■そして、画像に対する要求度が高い方
などはQ8も選択肢に加えてご検討されると良いと思います
現在、新品価格で1万数千円の価格差がありますが
Q8には、その価格差に十分見合うだけのメリットがあると感じています

長らくQ8関連の検証記事を読んでいただいてありがとうございました!!
もちろん、また何か気づきなどありましたら、随時追加していきたいと思います
 

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2015年5月27日水曜日

ZOOM Q8 レビュー(2/3)


~ブログクラッシュのため、こちらに再掲します~

第5章 ZOOM Q8 マイクカプセルをXYH-5に交換

ZOOM Q8のマイクカプセルをXYH-5に交換しました
交換によって以下の点が変わります

 ①XYの角度が120度から90度に変わる
    集音範囲が狭くなることで環境ノイズからの響が減ります
    私の場合だと、パソコンの冷却ファンの音が大幅に低減します



②プラグインパワー対応のコンデンサーマイクが使えるようになる
   銀色カプセルの下方に見える3.5mmジャックを使用します
   これで、「マイクの位置」と「カメラの位置」を切り離して考えることが出来ます



音そのものは、Q8純正のカプセルとほとんど変わりません
おそらくブラインドだと聞き分けは難しいと思います
録音レベルについてもダイヤルの数字が同じであれば
ほぼ同じ音量が得られると感じられます

でもルックスは「何となく格好良く」なったし(爆)
そういった満足感とともに
ギターのような単一音源の録音の場合だと
マイク交差角が90度になることで
上記のように環境ノイズがやや低減される、ということに加えて
LRの音量差や音質差を小さくできたり
ということで、使い勝手も大幅に向上するのですが、

ネックはお値段でしょうか・・・
7千円台という価格は、ちょっとしたPCMレコーダーが買えてしまうので
かなり躊躇もありました
Q8本体と同時購入だと5万円近くなりますから
どんなに興味があっても、最初からセットで購入というのは
私もちょっと難しかったと思います
Q8を使って、なにか不満に感じたことがあったときに考えればいいと思います

ただし、上記①(XYマイクの交差角度)に関しては
120度という値も、超広角化したQ8の画面と音声の整合という、一定の意義があります
バンドや合唱のように
平面的な広がりのある音源に対しては120度というXY交差角も
必要な場面があると思われるので
必要に応じて付け替えるということも必要かもしれません
ギターに関しては、ほぼ単一音源ですから90度で十分だと思いますが
反響の大きな部屋でエア感向上のために反射音を多く取り入れたい場合は
120度の出番もあるかもしれませんね

以下、XYH-5によるサンプル音源です。

 
第6章 ZOOM Q8 完全防御? 
 
■マイクの保護

カプセルをXYH-5に交換したこともあって、Q8君の完全防御を敢行しました(笑)
私は喫煙者でもありますし、ニャンズの毛が年中宙を舞っているという
極めて過酷な環境下での使用ですから
当然と言えば当然の処置ではありますが・・

 

マイクを保護しているのは、百均で買った、CD/DVDの保護袋で
半面はビニール?、半面は不織布になっています
でこの不織布の側をマイク前面に来るようにかぶせて輪ゴムで止めました
いちおう、かぶせたあとにマイクに変なストレスがかかっていないか
確認しています
音への影響はほぼ無いと思います

■レンズの保護

Q8付属品のレンズキャップをかぶせただけです
レンズキャップにはもう一つ理由があります

 
写真でおわかりのように、魚眼のごとく球面状に張り出したレンズ面
これはおそらく「保護カバー(フィルター)」であるとは想像してますけど
ぺったんこの平面だったQ4と比べると、不注意に傷つけてしまいそうで仕方ない、
ということでレンズキャップの使用に踏み切りました
私の場合、動画を撮る場合と音声のみの録音が、ほぼ2:8位の比率で
音声録音が多いですから
このところは、ずっとキャップをつけたままという状態が続いております

■液晶の保護

これらに加えて液晶保護フィルムを貼りました、これでほぼ完璧!
専用のものは多分無いので、百均で買った保護シールをはさみで切ってみました
まあぴったりというわけにはいきませんけど、とりあえず役目は果たしています
タッチパネルの感度にも問題ありません
 
第7章 Q4とQ8の動画比較(車載動画)
 
動画比較のついでに、「ブレ耐性」の比較も行うべく、車載動画を撮ってみました

実は、Q4の購入時にも同様の車載動画を撮っていました
CMOSセンサーの特性として、高速で動くものやカメラ本体を急激にパンしたりするときに
画像が揺れたりゆがんだりする性質がありますが
Q4では比較的顕著にその影響が出ていて、Q8での改善具合もちょっと興味があって
今回も車載動画で比較しようと思った次第です

【実験状況】

写真のように車のサイドウィンドウにサクションマウントで固定してます
全く同じマウントではないので、多少動画のその影響が出てるかもしれません
動画フォーマットは、両者とも1080p、30fpsです

 

【Q8での撮影動画】



【Q4での撮影動画】


【感想】

■発色について
 今回は「太陽光」での撮影ということをまずはおことわりしておきます
 (光源によって結果は異なると思いますので)
 Q4の発色は明らかに「赤・黄色」がやや強く出ています
 (Q4のファームウェアは1.10に更新済み)
 桜の近景では撮影開始から10秒ほどでホワイトバランスがやや変化して「マシ」になりますが
 それでも赤みがきつい感じがします
 これに対してQ8では、より自然な発色傾向になっていて、好感が持てます

■解像感について
 気持ち程度かもわかりませんが、Q8の方が解像感が高く感じられます
 特に桜の近景で、車が停車したときの桜の写り方などは
 同じ画素数とは思えないほどくっきりした感じになります
 レンズ性能なのか、ソフト的なシャープネスかは不明ですが、
 いずれにしても私にとってはQ8の方が好感が持てます

■画像の揺れについて
 CMOSセンサーの宿命かとも思いますが
 被写体が高速で動くと、画像が不自然にぶれたり揺れたり
 まっすぐのものが曲がって写ったりします
 気持ち程度ですけど、流れや揺れが小さくなっている気もします
 ただ、Q8がQ4に比べて広角であることとも関連があると思われるので
 厳密には言い切れないかもしれません
 Q4、Q8遠景の最後で橋を渡りますが
 橋の欄干の支柱がQ4、Q8とも左に流れて(写ります
 このときQ8ではやや流れ方が少ない気がします

■総合所見
 あくまで私的感想ですが、「Q8の圧勝」といってよいのではないでしょうか
 特に発色性、これだけでもQ8の価値があります
 解像感もQ8でかなり向上していると言って良いと思います
 画像重視の方であれば、Q8は検討する価値があると思います

※注1
  youtubeアップロード時の圧縮によって、ブロックノイズが相当のっています(桜の動画で特に顕著です)
  元の動画は、発色ももう少し濃く、解像感も良いです

※注2
  今回使用したサクションマウントはamazonで数百円で購入した安物です(^_^;)
  安いものでも十分使用に耐える場合もありますが
  数千円するものとは、堅牢性や吸着パッドの質に、多分相当な隔たりがあると思われます
  今回、車で移動中にQ8を装着したサクションマウントが落下してしまいました
  幸い大事には至りませんでしたが、高い安いにかかわらず
  実際の使用の前に十分吸着性能とかを確かめてから使用して下さい


 
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2015年5月26日火曜日

ZOOM Q8 レビュー(1/3)


~ブログクラッシュのため、こちらに再掲します~

第1章 到着&開封

H27.2.28 10:30AM 無事にamazonより到着しました「ZOOM Q8」



箱はQ4よりQ8がひとまわり大きい
本体+マイクカプセルが大きいこともあるし、ウィンドスクリーンが今回スポンジ製になって
前のヘアリースクリーンみたいにクチャクチャにして突っ込めなかったのも理由?
Q4はこの液晶ユニットを外すことでウェアラブルカメラとして使うことが想定されていたが、
Q8は着脱不可、ウェアラブルカメラという方向性をある程度切り捨てて、
ミュージックカメラに向けて再スタートを切った、そんな印象を受ける
・・・のだが、上の写真右、パッケージ写真の右下に小さく白っぽく映ってるのは
三脚ねじ→ゴープロアタッチの変換シューである
いがいと未練がましくウェアラブルカメラを捨てきれなかったのかと、最初思った
しかしQ4にはゴープロ用のアタッチがいろいろと使えて便利だったし
かくいう私もその恩恵にあずかっていたから
Q4のからの乗り換え組ユーザーに気遣いした結果なのだろうと・・そう、納得することにした

  ※)Q4の液晶ユニット
    取り外してウェアラブルという割りに、スイッチ類がむき出しで、今ひとつ中途半端な方向性だった
    しかし、液晶ユニットを外せば電池満タンでの録画可能時間が30分以上伸びるというメリットもあった


箱から本体を取りだしてみた



写真とかで情報収集していて把握していたつもりだけど・・「ひとまわりは十分大きい」
こうして手に取るとマイクカプセルの存在感、威圧感、そして大きな声では言えないが
不細工さがすばらしい(^◇^;)
Q4が「カッコイイ~~!」と思えてくるほどだが、私はギター録音だけの用途だから
4CH録音やミキシング機能、おまけに画面も高密化して、音声記録ONLYにも対応という
ZOOMのチャレンジ精神あふれる、機能面の革新を思えば、少々デカかろうが、不細工だろうが
以上書いたことは全て許容、いや歓迎といってもよい

ここでひとつ残念なお知らせがある
今回標準で付いてきたXY式のマイクカプセルにはプラグインパワー対応マイク用の
3.5mmジャックが装備されていない
このため該当するマイクの使用はデフォルトでは不可能であるが、
このマイクカプセルは数種類存在し、取り替えも可能だから
プラグインパワー対応マイク用の3.5mmジャックが装備されているH6の標準XYカプセル
などに交換すれば使用可能になるようだ

第2章 First Impression(初日の気付き)

【電源スイッチ】
 Q4はオンオフともに長押しでしたが、Q8はオンのみワンタッチになりました
 基本的には歓迎です

【ハンディシェアv4.0(Q4に付属した閲覧・加工用のソフト)】
 Q4用のv4.0では、Q8に対しては「カメラとしての認識もしてない」ようで、
 自動起動しないし、Q8フォルダも非認識です
 しかし、Q8のmovファイルをwindowsのビデオフォルダかデスクトップにコピーしてやれば
 動画の再生や加工(リバーブやマスタリング、トリミング、音声の切り出しなど)は可能になります
 実は1080p、24/48の動画を撮影してその音声だけを取り出そうとしたのですが
 うちにあるソフトの全部でmov→wavの変換が不能でした
 今現在、Q8の動画ファイル(mov)から音声を切り出せるソフトはハンディシェアしかみあたらず
 少々制限はありますが、当面使用していこうと思います
 Q8に正式対応したハンディシェアの登場を心待ちにします(H27.4.16にv5.0リリース)

【画角】
 正確に検証しないとわからないですが、Q4より圧倒的に広い
 おそらくですけどHDR-MV1よりも広いかも・・
 最初、「あーーとうとう私も顔出しだーーー!」と思ったのですが、5段階のズームがある(^◇^;)
 最大限にズームしてやれば何とか顔出しは避けられそうです(笑)
 ただし、これは光学ズームではなく、単なる「切取り&拡大」です
 Q4はズーム時にどちらかと言えば「ぼやけた」雰囲気になったのですが
 Q8は逆に思いっきりアンシャープマスクが効いたような、ちょっとぎらぎらした感じになります
 ズーム時の画質に関しては誉められません(^◇^;)
 画質が大切な方はあまりズームせずにお使い下さい(笑)

【録音モード】
 Q8には4つの録音モードがあります
 それぞれのモードがどういうものなのかは以下のマニュアルを見ていただくとして
 http://www.zoom.co.jp/downloads/q8/manual/
 私は使いませんが量子化ビット24bit×サンプリング周波数96hzというハイレゾ音質については
 全てのモードで使えるわけではありません
 使いたいモードと音質レベルについては出来ない組み合わせが生じますから注意が必要です
                                               ※)第4章 レコーディングモード参照
【画質】
 Q4であまり良くは言われなかった画質ですが・・・
 これはもう少し詳細検証してみます
 いまのところ、解像感に関してはQ4より良い感じですが、周辺歪みは健在です(^◇^;)
 ただトータル的にやや良くなったかなとは感じています

【音質】
 音質的にはすごく素直な原音再生指向がQ4,Q8ともに感じられ、Q8で劇的には変わりません
 しかし、録音レベルが大幅にアップしています!!(歓迎~)
 両者のレベルメーター読みで10db弱、7,8dbくらい感度が上がってる感じです
 ちょうどコンデンサマイクとダイナミックマイクのレベル差くらい(よけいわかりにくい?)
 以下ギターからマイクまで約80cmの位置でのサンプル音源です
 弾き方で差が出ないように2台並べ、両者とも設定可能な最大レベルで録音しています
 <Q4の音サンプル>
  http://yahoo.jp/box/WqcSwZ
 <Q8の音サンプル>
  http://yahoo.jp/box/nqdpwS
 数字じゃなくても、聞いただけでも音量差は感じていただけると思います
 レベルを上げると通常S/Nが下がるのですが
 Q8がQ4に比べてノイズがひどいという印象はありません
                                   ※)今回のノイズはPCファンです
 
【長時間撮影について】
 Q4には当初、ファイルサイズが4GBを超えると、
 SDカードによってはその時点で録画が停止することがあるという弱点がありました
 (本来はファイルを新規作成して撮影は継続する)
 ZOOMもファームウェアの更新などで対応していたのですが
 Q8の取説にも「、クラス10 以上のカードの使用を推奨します」とあるので
 低速カードの場合にはまだ問題が残っているのかもしれません
 
 これについては、「トランセンドのclass10、1080p 30fps 48kHz 24bit」で検証してみましたが
 Q8大丈夫です、 とりあえず実用的なモードでは何とかいけそうです
 
 「トランセンドのclass10、3MHD 30fps 96kHz 24bit」という
 最高画質、最高音質でもやって見ましたが
 やはりぼろいカードだと40分弱(3ファイル目に突入したところ)で停止しました
 もうちょっと早いカードが必要に思いますが、Q4に比べて少々改善している気配はあります(笑)


【タッチスクリーンについて】
 画面サイズはQ4に比べて少し大きくなりましたが
 私、指が太いので、狙いどおりにメニューを選択するのは結構大変でした
 でも、途中から指先でなくとも「爪の先」にも反応することがわかりました
 おそらく感圧式だと思われるので、もしかすると保護フィルムを貼っても大丈夫かもしれません

第3章 サンプル動画 

ちょっと時間も限られており、弾き直しが出来ないので、
だいぶん間違ってますけど、スイマセン
もちろんエフェクトやその他加工はせず、録って出しの動画です
西村歩さんの「桜」です
私が弾いて5分40秒の動画ですが「1296p、24bit、96kHz 」というQ8の最高画質、最高音質
で撮ったものだから、ファイルサイズが・・・
<<<<< 1.15GB! >>>>>
しかし、youtubeがご機嫌良ければ、アップ&処理は10分ほどで済みます



1296pで、撮ってるんだから、いつも目にする「1080p」を上回る数字が見られると
ワクワクしながら歯車マークをクリックしたのですが
最初は360p・・・少し立つと480p・・・もう少し立つと1080p・・・
え~~~?って思いつつ待つとやっと1440pが選択可能になります
この間概ね30分前後でしょうか
元動画は1296pなのですが、youtube的には1440p扱いなのですね
ただ、見ていただければわかりますけど、1080pとさほど大きな差はないような(笑)
しかし、後ろに映ってるギターの弦がいきなり「ピシッ!」とくっきりしたのには
チト感動いたしました

【撮影条件】
 ◇光源:蛍光灯シーリング
 ◇画像拡大:5段階中の3段階目
 ◇録音レベル:8/10
 ◇録音距離:約30cm

【画質の感想】
Q4に比べてということになりますが
 ◇赤みが必要以上に強くなくて発売当時のQ4に比べると改善されていますが
  やや色合いにこってり感が無くてあっさり系の発色です
  ただし、被写体や光源でずいぶん変わってきますので、これだけでは何とも言えません
 ◇解像感はQ4よりも明らかに改善されてるように思います
  単純に画素数が上がったというだけではなくて、シャープネスが上手く働いてる感じです
 ◇私としては「好ましい」と受け止めております

【音質の感想】
 ◇感覚的にはQ4の音を引き継いだ感じがします
 ◇加工感がほとんど無い、そのまんまの音という印象です
 ◇これも、私としては「好ましい」と受け止めております

カメラとしてみた場合、画も音も相当高いレベルだと思います
ただ、youtubeのご機嫌が悪いときに1440pを選択すると、よく止まる(笑)
ひとつ困るのは、解像度が高すぎて
洋服やギターの汚れとか、爪の汚れとか、無精ひげとか・・・(爆)
みーんな映ってしまうことです

「Q8を使うときには、まず身だしなみとお部屋のお掃除」

これ大事かもしれませんね~~~(^◇^;)
それと、マイクが50cm以内にあると、もう鼻息が・・・鼻息が・・・
おそうじとともに、約6分くらい息しない練習もしてみる?
死ぬわ!
ちなみにいっぱいギター映ってますが、うちはギター屋さんじゃありません!

第4章 レコーディングモード 

Q8の特徴のひとつに「4つのレコーディングモード」というのがあります
一見、「なんのこっちゃ?」ってわかりにくさもあるんですが、
取説を良く読めば、そんなに複雑な話でもありません
ただ、取説だとそれぞれのモードで「何が出来るか」という記述になっているので
それを「何がしたいときにどれを選ぶか」という風に書き換えてみました

 
わたくしこと、ものぐさ太郎としましては、あまり凝ったことはしませんので(笑)
 ・動画撮るとき:MOVモード
 ・音声だけのとき:STEREO AUDIOモード
ということで割り切って良さそうです

MTRやパソコンのDAWソフトに取り込んで2次加工したい場合は
MOV+WAVモードかMULTI AUDIOモードになりますけど
このモードを選ぶと内蔵マイクや外部入力の使用状況によっては
最大4つのファイルが生成されたりしますので
よほど性根が入ってないと結構煩雑なことになります

ただ「ここ一番!」ってこともあるでしょうから、
「やろうと思えばできる」ということはとても大事な要素ではありますから
意味の無い仕様とも言えません

自分にとって最適なレコーディングモードを決めてみて下さい


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2015年5月25日月曜日

ビバ!グーグル!

クラッシュで何が一番つらかったといえば
「ziziヒストリー」の消失です

実は作成に数日を要したのでありまして、
細い記憶の糸や関連音源の日付などをたどった結果ですから
おそらく二度と再現できないとあきらめておりました

しかし、ビバ!グーグル!であります
「zizi年表 ギター」で検索をかけると、まだヒットします
そして「キャッシュ」を表示させると・・完全な形で閲覧可能ではありませんか
さっそく、コピって
このブログのページとして再構築してみました
バンザーイ!


この方法を使うと、Q8関連のレビューとかいくつかは再構築可能かもしれません
ちょっとトライしてみます


負傷

あまりにも暇なので、部屋の片付け
10年ほど経過した仕事の資料をファイルから外して廃棄してたら、やった~


あ、ちゃんと負傷部分はぼかしてありますけど(笑)
ここにね、紙の束が食い込んだ
一瞬頭をよぎりました「慰問はどうなる???」

あわててギターを抱えてみたが、生爪とかとはちょっと違うので、
弾いても爪の先からはあまり響いてこない
「ほっ・・・・」

ついでに、今練習中の「Night in TAIPEI」弾いてみたのが、いけなかった
親指でのストリングヒット満載!
6弦を叩いてるときはまだよかったんですが
5弦ヒットも出てくる
そして・・・
狙いが狂って、5弦だか6弦だかわからないけど、またここに食い込んだ~~
ひ、ひ~~~~~~
台北の夜はしばらくお預けです、危険すぎます(^_^;)


クラッシュ・アンド・ビルド

どこかで聞いたビジネス用語みたいですが

ほんとにバカな好奇心からブログを飛ばしてしまって・・・
70件以上の記事と写真、230件のコメント、200件/日のアクセス、
ついでに、ファンブログ数十万サイト(推定)中の800位までいった順位まで
全て無くして、呆然自失
一定期間後は同じURLで再開可能というファンブログの記載を信じて待ってましたが
ついにファンブログへのログインも不可となってしまいました
パスワードの再設定もしてみましたが、どうしてもダメです
もう待っていても仕方がないので
この古巣で再起してみようと思い立ちました

え~~~、コメントできないし、と思われたあなた(笑)
最後まで一緒に戦いますので
コメント可能になるまで、おつきあい下さいませ
とりあえず、ググってわかったブログ側の対処だけは今現在対応済みです

それでは、コメント解放戦線、はじめてみよう!!!