2018年8月30日木曜日

内部探訪 宇坂ギター

内部探訪シリーズ第3弾は宇坂ギター
初めて購入したルシアーギター、トップはアディロン、サイドバックはココボロです






宇坂ギター(A) - Spherical Image - RICOH THETA
A ポジション






宇坂ギター(B) - Spherical Image - RICOH THETA
B ポジション



画像ビュアーは拡大・縮小・回転が可能です
マウスでドラッグすると好きなアングルを表示できます

Aポジション              Bポジション




SKYSONIC PRO1を装着してるため、
おそらく所有ギターの中でもごちゃごちゃ感はピカイチです(笑)

おかげで中身もかなり見にくくなっておりますが・・・
まず目につくのは結構大胆にスキャロップドされたトップブレーシングでしょうか
硬いアディロンダックスプルースを鳴らすためだと思いますが
丸みを帯びたブレーシング材をみても丁寧に削られたという雰囲気が伝わってきます

組み方は基本的にXブレーシングですが、主のXブレースのボトム側に小さなXを入れた
「ダブルXブレーシング」になっているのがわかります
これは、私もこの画像を見て初めて知ったことです

ボディーバックの力木(バスバー)は、縦に2本、横にノンスキャロップが4本と
かなり念入りに配置されているのがわかります
バック材のココボロがかなり導管の目立つ材で、割れが心配だったのかも知れませんが
このギターの硬い音という特徴の一因かもしれません
もちろん私はこの硬い音が結構好きですけどね(笑)

ギターの中身をのぞくと作者の意図に想いをはせることができて楽しいものです
たとえそれが的外れであったとしても、そこはそれ、所有者の権限(笑)
妄想に耽る程度はきっと許されるでしょうw

2018年8月26日日曜日

ソロギターでのラインサウンドについて

あまり大上段に振りかざしてしまうと、振り下ろすところがなくなって焦りそう
それに「たいした音も作ってないあんたが言うか」とのご意見も重々予想がつきますが
「そうか、あんたはそう思うのか」くらいの気持ちでご笑納を!

また、ここでのお話は機材を使った音作りのことで、生音をどうこうしようって話ではありません
あくまでアコギのラインサウンドについての私の考えということになります

まずは・・

機材選定に入るのは少し待っていただいて、その前に考えておくべきことがあります
それは、「なんのために、どんな音が欲しいか」

①音作りの目的は?

いろいろありますよね、「ライブ」とか「宅録」とか「アンプから良い音がでればそれでいい」とか
オールマイティに使える音というのが存在すれば良いのですが、それはなかなか難しい
でも目的ごとにシステムを作るというのもそんなに現実的ではないので
実際問題としては同じシステムで調整によって使い分けるということになります
ただ、本来は目的によってシステムの作り方も変わってくるので
メインの目的をある程度定めて機材選定を考えることが必要だと思います
また、ライブの場合は、どんな環境かということもある程度関連してきます
ほぼ決まった場所でやってて、そこにしっかりしたPAがあるなら
「自分のシステムはなくてもOK」という選択も十分あります
音作りは楽しいけど一度踏み出してしまえばあとは泥沼です(笑)
深みにはまる前に勇気ある撤退という判断もアリだと思います

②どんな音が好み?

目標とする音のイメージがはっきりしているか、ということですね
でもこれは本当に難しい
演奏のジャンルや単純な好みなど、いろんな要素がかかわるし、感覚的な経験値の蓄積も必要
それに、まことにやっかいなことに「それは時間とともに変わるもの」なのであります
ですから、イメージが明確なことにこしたことはないけど漠然としててもかまいません
「生音に近い」「迫力が欲しい」「暖かで柔らかい」「晴れ渡る青空のような清涼感」等々
そんなイメージ(目標)をとりあえず決めてみましょう
もちろんyoutubeで聴いたあの音とか、ライブのあの人の音とかでもかまいませんが
その場合は、あわせて情報収集を(笑)
どんな機材を使ってるのかを知るだけでも目標までの道程は直線に近づきます

一般的な機材の構成


大雑把ですが、アコギのラインシステムでの機材構成は以下のようになります
(◎:とても重要、○:重要、●:あった方が便利、△:好みで選ぶ)

 ①ピックアップ(重要度◎)
    |ギターの生音を電気信号に変換する機材、これがなければ始まりません
    |ライン音の入口として無くてはならないだけではなく
    |この音質が最後までライン音の主役であり、
    |各種エフェクトでは変えられない「素性」のような部分を担う、最も需要なパーツです
    |よくピックアップのレビューで
    |「EQでなんとかなる程度・・」とか書かれることもありますが
    |プリアンプやEQで「なんとかする」前に、
    |自分の必要とする音に近いPUを選ぶことが音作りの第一歩かと思います
    |ただ、同時に試奏が最も難しい機材でもあるし
    |エレアコの場合はそもそもピックアップを選ぶと言うこと自体が難しい・・・・
    |「あなたそんなこと言ったって・・」というご意見、良く分かります
    |でも、やっぱり重要度だけを語れば、ね!、大事なのよコレ(^_^;)

 ②プリアンプ(重要度○)
    |ピックアップの音を増幅(場合により音質調整も)する機材です
    |ピックアップには大別して出力の大きなアクティブPUと出力の小さいパッシブPUがあり
    |アクティブPUの場合はプリアンプが不要な場合もありますが
    |一般的なプリアンプはイコライザー(EQ:音質調整)を持っている場合が多いので
    |別途EQを用意しない場合はアクティブPUの場合でもあると重宝する機材です
    |パッシブPUの場合は「ほぼ」必須と考えて良いと思います

 ③イコライザー(重要度:○or●)
    |音の周波数帯ごとに音量を増減する機材です
    |EQの機能は必須に近いくらい重要と考えていますが
    |優秀なEQがプリアンプに搭載されていれば単体のEQは不要なこともあります
    |しかし、単体のEQはプリアンプ付属のEQに比べて、柔軟で多彩な調整が可能で
    |音作りの幅を格段に広げてくれるので、私には重要な機材です

 ④空間系エフェクター(重要度:○)
    |リバーブやディレイのように残響を付加する機材です
    |ソロギターの場合、リバーブはほぼ必須と言っても良い機材ですが、
    |ディレイはお好みと言った感じです
    |製品による音の違いも大きく、機材の中では最も選択に苦しむものです

 ⑤ダイナミクス系エフェクター(重要度:△)
    |コンプレッサーやリミターのように音量・音圧を制御する機材です
    |どちらかと言えば入門用というより経験、知識、優れた感覚を要する上級用であり、
    |必須ではありませんが、上手く使えば良い仕事します(笑)

 ⑥モジュレーション系エフェクター(重要度:△)
    |コーラスやフェイザーなど、原音に異なる音を加える感じの機材です
    |かけっぱなしと言うのはほぼ無いと思うので
    |ここぞ!って時に使う感じですから当然必須ではありません(お好みです)


ピックアップ


最も重要と書いたピックアップですが、大きく分けて4つの種類があり
加えてそれらをミックスするタイプも存在します

 ①アンダーサドルPU(ピエゾ系)
    |サドルの下に細い帯状の圧電素子を敷いて弦振動を電気信号に変えます
    |特に低音弦で顕著な独特のブリブリっとした音は好みが分かれますが
    |マグネットPUに比べるとやや空気感もありますが
    |サドル下に異物を挟むので生音への影響も少なからずあります
②コンタクトPU(ピエゾ系)
    |トップ板に平板状の圧電素子を貼り付け(通常はボディ内部)、
    |トップ板の振動を電気信号に変換します
    |同じ圧電素子でもアンダーサドルよりも「ブリブリ」したピエゾ臭さは少なめで
    |良質なコンタクトPUだと生音に近い雰囲気の出力が得られます
    |また最近の奏法で多いボディタップなどの音も綺麗に拾います
    |生音への影響も最小限で済みますし、私的には優れたPUだと思います
    |しかし、貼付の位置決めに相当の経験を要することや
    |マイクPUほどではないですがハウリング耐性がやや低いというデメリットもあります
③マグネットPU
    |一般的にはサウンドホールにはめ込む形で装着し、弦振動を電気信号に変えます
    |最も大きなメリットは「迫力ある低音が楽しめる」という部分にありますが
    |加えてハウリングにも強いという特性があります
    |反面デメリットとしては、やはり空気感や表情に乏しい「のっぺりとした音」で
    |エレキに近い感じになってしまうのは、構造上やむを得ないのと
    |トップ板の振動を阻害して生音の「鳴り」を弱めてしまうということです
    |しかし、マグネットPUも製品ごとに音の個性があり、ある程度の選択幅があります
④コンデンサーマイクPU
    |小型のコンデンサーマイクで音を電気信号に変えます
    |マイクですから、生音に近い音を拾うことが可能ですが、弱点はハウリングになります
    |しかしライブ目的ではなく宅録目的ならハウリングはほとんど考えられないので
    |ラインサウンドでも生音指向の方には向いていると思います

 この4種類の特性をいろんな角度から整理するとこんな結果になります(一般論です)

 ◆生音感
     コンデンサーマイク>コンタクト>アンダーサドル>マグネット
 ◆迫力
     マグネット>アンダーサドル>コンタクト>コンデンサーマイク
 ◆ハウリング耐性
     マグネット>アンダーサドル>コンタクト>コンデンサーマイク

ミックスタイプはこういった特性を踏まえて、「いいとこ取り」や「補完関係」といった視点から
考案されたもので、例えばこんな感じです

 「迫力がありながら生音感も欲しい」なら「マグネット+コンデンサーマイク」
 「生音感を最優先したいが迫力も欲しい」なら「コンデンサーマイク+アンダーサドル」
 「迫力重視だけどボディータップを拾いたい」なら「マグネット+コンタクト」

こういう風にピックアップを整理してみると、冒頭に書いた「なんのために、どんな音が欲しいか」
ということの大切さが良くわかっていただけるのではないかと思います
ピックアップの基本的な音色というのは、各種エフェクトで多少の補正は可能ですが
極端に変えることはできません
そこを十分に認識して、慎重にピックアップを選ぶことが大事です

音作りの基本?


基本的な音色はピックアップでほぼ決まりましたね
選んだからにはもうマグネットの音をコンタクトみたいにしたいとか、マイクみたいにしたいとか
そんなことはできません(笑)
  ※)そういう製品もあるにはあるんですが話が複雑化するのでここでは無視します

しかし、ここから先の話は私ごときが語るのもオコガマシイのは十分承知しておりますが、
zizi氏のマチガイも思い違いも、ま許したろかという寛大さでお読みいただけるとありがたいです

さて、ソロギターで好まれる音色ってどんなものなんでしょう

 ●芯が太い、●空気感が豊か、●きらびやか、●迫力あるボディ鳴り、●柔らか、●抜けがよい
 ●温かさがある、等々

ぶっちゃけどう実現するかは、機材とその調整技術にかかってきます(あったりまえ~w)
ここでは、ソロギターのラインサウンドで必要な最低限の機材で考えてみましょう
それはプリアンプ(EQ付き)とリバーブ
これまで、このブログでもコンプレッサーやディレイなどさんざん語ってきましたが
最小限かつ超基本ということになると「プリアンプ&リバーブ」です

【プリアンプ(EQ付き)】

ここでは主に音量(プリアンプ機能)と音質(EQ機能)を調整します
では上に書いたようなソロギターで好まれる音色のイメージとここでの調整の関係を
大雑把に示してみましょう

 ◆プリアンプ機能と関係が深い:●芯が太い、●抜けがよい、●温かさがある
 ◆EQ機能と関係が深い:●空気感が豊か、●きらびやか、●ボディ鳴りの迫力、●抜けがよい

プリアンプ機能は、
機能としては音量調節ですが、それ以前にプリアンプ固有の「音」が存在します
それは、音量の大小やEQではなかなか変え難い部分なので、
プリアンプの持つ様々な機能性よりもずっと大事になってきます
私の場合で言えば最も大事なのは「抜けと太さ」であります
EQを全てフラットにしたときに、
籠り感のない抜けの良さがあること、そして、弦音に力強い芯を感じられることが私の基準です
さて「芯」とはなんぞや?(笑)、難しい話ですし私にとっても感覚的な部分ですが、
何というかアタック感の明瞭さ力強さのようにも思います
ともかく、EQフラットの状態で好みに近い音が出せるプリアンプ、コレが第一歩です

次にEQ機能です
以前の記事にも書きましたが、
ギターの弦そのものが出す基音は6弦開放から1弦12Fを使うとすれば
82.4Hz(6弦開放)~330Hz(1弦開放)×2=660Hz(1弦12F)となります
これに倍音が加わるので、ギターの音色としては概ね2~3kHzくらいまで感じていると思います
それより上は、弾弦の際の擦過音や、押弦のスキール音、その他の金属音等々
いわゆる空気感とかプレゼンスとかキラキラとかそんな領域かと思います
そのあたりを踏まえてEQ調整を考えていくと少し整理がしやすいかもしれません
さて、私の調整法はとても単純です
一般的なプリアンプには概ね3~4バンドのEQがついていることが多いです
よく見かけるのは「LOW,MID,HIGH」の表記ですね
やや「ドンシャリ系」の音が好きな私ですから
EQフラットの状態の音を確認したあと、好みでLOWとHIGHを少し上げ、
それでも「音が何か妙に安っぽい」と感じればMIDを削ります
もしも、PRESENCE(超高域補正)のEQがあれば、それを少し上げると、
現実感というか、生音に近い雰囲気が得られるようになります

「結局どんなプリアンプを選べば良いの?」
そこです(笑)、でも実際何台ものプリアンプを聞き比べるのも難しい話だし
使い込みとか調整がキモになるプリアンプを短時間の店頭試奏で選ぶのもかなりハードルが高い
まず、100点満点の理想のプリアンプに1発目から遭遇するのは無理と知りましょう(爆)
私たちがネットで知ることができる情報は、価格と評価の2つです
100点は無理でも一定レベル以上ということで、後々後悔しないためには
やはり5~10万円クラスの製品から選ぶのが無難と思います
それらの中からネットレビューを調査し、
自分のプレイスタイル、好みを当てはめながら選定するしか無いのであります
あ゛~もちろん「運を天にまかせる」という選択もアリですが(笑)

【リバーブ】

これは、以前「ソロギターとリバーブ」という記事に詳しく書きましたので
ご興味があればまずは読んでみてください

リバーブは、プリアンプ以上に好みのウェイトが高い機材です
それだけに、これ!という選定の決め手が無いのですが、
上記の記事にも書いたヒントをここで再度ご紹介してみましょう

 ◆あこがれのギタリストと同じの選んでみる   ある意味王道(笑)、私自身も最初はこの方向でした

 ◆自然で優しいリバーブならLexiconを選んでみる
  Lexicon製リバーブもしくは、DigitechのPolaraやRV-7といった
  Lexiconアルゴリズムを搭載した機種を選びます

 ◆爽快感と透明感のあるリバーブならTC Electronicかストライモンを選んでみる
  爽快感とか透明感とか言っても難しいとは思うのですが
  抜けが良くすっきりとしたリバーブという感じでしょうか
  TCとストライモンどちらを選んでもそれほどがっかりすることは無いと思います

 ◆リバーブの質はそこそこで良いならオールインワンを選んでみる
   例えばZOOM A3のようなマルチエフェクターを選ぶわけ
   ライブの荷物を減らしたいなら、こういう選択もあります

ここで、リバーブを使用、調整する上での留意点がいくつかあります

 ①ライン出力の最終段に接続する
   |絶対!とは言い切れませんが一応のセオリーです(理屈は良く分からないけどw)
   |本記事ではプリアンプとリバーブという最小構成で書いているので
   |当然、接続はプリアンプ→リバーブの順です
   |その他のエフェクターを接続した場合でも、リバーブは最後に接続します
 
 ②私はDECAYを長め、MIXを小さめに調整
   |DECAYは残響の長さを、MIXはDRY(エフェクトのかかっていない原音)と
   |WET(エフェクトのかかった音)の混合割合を意味しますが
   |基本的にMIXを上げると音像がぼやける傾向があります
   |私は、十分なリバーブ感とくっきりした音像を両立するため上記の設定をします
   |もちろんこれは私の好みですが、DECAYとMIXの組み合わせで
   |かなり感じが異なることを知っておくと調整のかんがえ方がわかりやすくなります

 ③PRE DELAYコントロールがあればやや長めに設定
   |PRE DELAYはリバーブ効果がスタートする迄の時間です
   |これが短いとアタック感やクリアさが弱くなることがあるのでやや長めに設定します
   |「あれば」と書きましたけど、できればPRE DELAYコントロールのある機種が
   |望ましいです

 ④リバーブエフェクターの特性を知る
   |リバーブエフェクターがどのようなアルゴリズムで残響を付加しているのかを
   |知るのはなかなか困難なことですが
   |一般に原音の周波数帯全てに均一に残響を付加するものは少ないと考えられ
   |残響を付加する周波数帯を一定範囲に限ったり、周波数ごとに残響の強弱を変えたり
   |といったことでそのエフェクターの特徴が形作られているのでは無いかと
   |(私は)思っております
   |よくPUやプリアンプに対して「リバーブのノリが良い」とかいった評価を目にしますが
   |これも、リバーブエフェクターに入ってくる前の音の周波数特性が関与したものと
   |言えそうです
   |STRYMONのようにHIGH DUMPやLOW DUMPといったコントロールがある場合は
   |それらを積極的に活用したり
   |無い場合は、プリアンプのEQ調整でリバーブの反応の良い周波数域を探って
   |そこをブースト/カットすることで間接的にリバーブの雰囲気を制御することもあり得ます
   |(あまり現実的とは言えませんけど・・・w)

おわりに


このように書くと音作りがとても難しく見えてくるかも知れません
実際、ここに書いたような「理詰めの音作り」というのは、
好み、感性、耳というのが意外に大きなハードルになったりするものです

うまくいけば理想の音に一直線にたどり着ける可能性もありますが
機材や音に対する経験&情報の蓄積があまり無く、
  ※こんな記事書いてて変な話だけど、私も情報の整理と理解がまだまだ・・・溺死寸前(笑)
これから「やってみたい~」という方だと、機材選定も調整も試行錯誤は避けられません

しかし、そこで尻込みしてしまのはもったいない!
理屈はともかく、たとえ闇雲であっても果敢に挑戦することこそが、
自分の音の世界を広げ、もしかすると理想にたどり着くという僥倖を得るかもしれないからです
経験も知識も限られているとき、最も頼りになる道しるべは「人まね」であります(笑)
良いと感じる音を探し、その音を紡ぎ出している機材の情報を得ましょう
最近は複数のピックアップをブレンドして出力するケースも多く
人まねと言ってもそう簡単ではありませんが、
例えばライブで「すごい音」を聴いたなら、その人に機材情報を聴いてみましょう
もしも許可が得られたら写真も撮らせてもらいましょう
きっと役に立つと思います、あ、もちろん「感動しました~!」という言葉とともに、ね(笑)

もう何度も自分の機材情報は当ブログで晒しておりますが
どなたかの参考になればということで再度書いておこうと思います

 ◆目的:宅録及び配信
 ◆音のイメージ:基本的に抜け重視のさわやか系だけど、可能な限り音の芯を残したい


①イコライザー:MXR M108S
②コンプレッサー:Miura Guitars U.S.A. M2 Compressor/Limitter
③プリアンプ:ALBIT A1FD aco
④ディレイ:Strymon TimeLine
⑤リバーブ:Strymon BlueSky

ちなみに③はEQ全てフラットで、音量調整のみです
セッティング上の難関は④ですが、これについては当ブログのどこかに情報があるので
探してみてください(笑)

  

2018年8月23日木曜日

なんということでしょう・・・

 
実家の被災修復がもう一息というのに・・・
 
今度の台風、まっすぐ我が家にむかっとるよ
 
どうかどうか、何事も無く通り過ぎておくんなさい~~~~!!


雨戸・・オッケー!
 
非常電源・・オッケー!
 
停電時のあかり・・オッケー!
 
来るなら来い!!!っていいたいけど、正直不安(^_^;)
 
 
 




2018年8月22日水曜日

ソロギターで使えそうなコンプレッサー(興味◎編)

それでは、ソロギターでもおすすめできそうなコンプレッサーをいくつかご紹介していきましょう
ただし、完全主観に基づくものですので、
もしもご購入を検討される場合は、ご自身で入念なリサーチをお願い致します

【関連記事】

  ①ソロギターにコンプレッサーは不要か?
  ②ソロギターで使えそうなコンプレッサー(所有機編①)
  ③ソロギターで使えそうなコンプレッサー(所有機編②)
  ④ソロギターで使えそうなコンプレッサー(興味◎編) ←本記事

2.持ってないけど気になる~編


Free The Tone SILKY COMP SC-1


もともと、Free The Toneのリバーブに強烈に興味があったのですが
我が家のリバーブ機材はすでに過飽和状態(笑)
それにそこそこ良い値段なので、泣く泣く白旗上げて気持ちの整理をしたのでした

しかし、そのFree The Toneからコンプも出てるとなると、これはほっておけません
公式サイトでの商品紹介はこんなふう・・・そそられます(笑)
   |SILKY COMP は基板製作時の特殊な半田製法により、
   |今までのコンプレッサーペダルの概念を変えるほどの、
   |ナチュラルで艶のあるシルクのように滑らかな特別なサウンドを得る事に成功しました。
   |アルペジオでは流れるような自然な音と音のつながりを、
   |カッティングではキレのあるグルーブを生み出します。

しかし、ネット情報を色々と探ると、なにやら「賛否両論」の雰囲気(^_^;)


FMR AUDIO A.R.C. Pedal Compressor


前回紹介したRNC1773と同じFMR AUDIOの製品ですが、楽器用に特化した製品です
1773と比べると1万円くらい高くなりますが、非常に評価の高いコンプレッサーです
ただ、市場には写真のように黒ノブと赤ノブの2タイプがあるんですが
内部的に同じものかどうかが今ひとつわからない(^_^;)

INPUT、DRIVE、AMP(多分アウトプット)の3コントロールと操作も単純化されてて
使いやすそうですね


Roger Mayer RM58 LIMITER


「ダントツで良い!」「1台しか選べないならコイツ!」「通すだけで音が良く鳴る!」
とか書かれるとね~(笑)
興味のレベルを飛び越えて欲望メラメラも当然なんですが
「トノ~、殿中でござる」ととばかりに私の暴挙を阻止しておるのが「値札」であります
8万円超という価格、エフェクター1台でこのお値段は・・・・正直きつい(^_^;)
半額以下の中古ってないものでしょうか

ネーミングはLIMITERとなってますが基本的な動作はコンプレッサーだと思います
もしかするとスレッショルドとアタックの組み合わせによっては
リミッター動作するのかもしれませんがそのあたりは不明
奇特な方のご寄付でもあれば検証してみたいところです~~~~(笑)


Roger Mayer RM58M LIMITER


RM58をボード用に小型化しつつ、少しだけ?お値段を下げたモデル
とはいえやはり実売6万円超・・・私にとってのハードルはちっとも下がってないのですが
道ばたにでも落ちてれば、是非とも試して見たい・・・



とまあ、無責任なご紹介記事を書いてみました

コンプレッサーってアコギに限れば「無ければ無いで済む機材」とも言えそうなんですが
最近良く思うのは、これをプリアンプ代わりに使えないだろうかと言うこと
そうなればコンプレッサーの地位も少しは上がるかなって

それにしてもまだまだ研究の必要な機材です
機材沼の水深がまた10mくらい深くなったようで・・・嬉しいです(笑)

2018年8月19日日曜日

西日本豪雨 被災日誌(8)

ここ1、2日朝は寒いと感じるほどに気温が下がってきました
日中もそこはかとない秋の気配・・・
こうして3、4度ほども気温が下がったことでずいぶんと作業の疲労感が変わってきました

平成30年8月18日(土曜日)

  |2週間ぶりとなる実家行き
  |こうして、半月も間隔を開けたのは畳のできあがりを待っていたためである
  |
  |午前10時過ぎに到着すると、もう高知に知人が到着して作業開始していた
  |何度も書くようだが、この知人はもう5回目の応援(^_^;)
  |もうどうお礼をして良いかも分からないくらいお世話になっている
  |一つ確かなのは、彼がいなければここまでの復旧はできていなかったこと
  |本当にありがたい話だ
  |
  |今日の私の仕事は以下のとおり
  |◆住宅応急修理の申込
  |◆支援金、見舞金、義援金の申込
  |◆後期高齢者保険証の再発行
  |◆まだやり残していた倉庫の片付けと清掃
  |以上!・・・・の予定だったんだけど、畳屋が「今日行きたい!」と(^_^;)
  |本当は明日の予定だった畳入れが1日繰り上がってしまった
  |とういわけで、上記に加えて畳入れ&家具の再配置が仕事に加わった
  |
  |【住宅応急修理の申込】
  |申込自体は無事に完了!、しかしそれからの手順が実にややこしい
  |ややこしいと言っても、本来その部分は工事業者の役割なのであって
  |被災者の役割はこの申込手続きで終わるのであるが
  |規模の小さい業者では災害復旧の経験も無く、手続き、手順に関する知識も無い
  |どういう手順で工事を行って、請求をすれば良いのかを
  |僕の方でかみ砕いて説明、必要な写真なども撮ってあげないといけない業者もいる
  |役所事情というのもわかるし、悪用も阻止しないといけないから
  |手順のややこしさもある程度は理解できるのだけど・・・正直、結構ハードル高い(^_^;)
  |
  |【支援金、見舞金、義援金の申込】
  |これは、実にすんなりと完了してホッとした
  |義援金の分配が始まっているというのは初耳だったけど、ともかくありがたい話である
  |金額以上に、全国の皆さんのお気持ちが嬉しい
  |無駄なく大切に使わせていただこうと、身の引き締まる思いである
  |
  |【後期高齢者保険証の再発行】
  |実はこの件、再発行手続きが必要だと覚悟して実家に向かったのであったが
  |到着後すぐに郵便受けを確認すると、保険証が届いていた
  |すでに1ヶ月ちかく郵便受けの中だったのかと思うと、ちょっとコワイ気もしたが
  |とにかくあって良かった
  |そんなわけで、この手続きは不要となった
  |
  |【倉庫の片付けと清掃】
  |やはり気温がやや低いせいか結構はかどった
  |最後は倉庫の床を高圧洗浄機で洗い流し、 倉庫関係はほぼ完了と言えるレベルになった
  |上出来上出来w
  |
  |【畳入れ】
  |午後2時過ぎ、畳屋さん到着
  |畳入れはすぐに完了したのだけど、そうなると家具配置が可能となるので
  |むしろ自分たちの労力はそちらに投入となった
  |この日は高校の同級生を一人助っ人に頼んでいたので、比較的楽に再配置できたが
  |やはり大変なのはマッサージ機だった
  |何キロあるか知らないが、4人がかりでようやく持ち上げられる重さ・・・
  |かなり手こずったが新畳のうえにマッサージ機の配置を完了した
  |これまで、仮置き状態だった家具類が、畳が入ったことで元の位置に納まり
  |見た目的にはずいぶん元の状態に近づいた、やはり「畳効果」は大きい
  |
  |高知の友人を見送るとすでに午後6時前になっていた
   |缶酎ハイ2本をカラにして就寝

平成30年8月19日(日曜日)

  |朝7時起床
  |
  |この日はまず、週明けの台風襲来に備えて外回りの片付け
  |倉庫や園芸用ロッカーの中身を元通り収納した
  |
  |次に、畳入れでかなり整然となった室内の、フローリング部分の清掃を行った
  |洋間と廊下をスチーム掛け&ワックスの塗布である
  |いやはや、感動的に綺麗になった(笑)
  |
  |最後にテレビの結線と電話の復旧
  |実家はIP電話だったのだがルーターが水没したことで、1ヶ月以上不通だった
  |ネットの契約先からはずいぶん前に新しいルーターが送付されていたのだが
  |部屋の片付けが進まないうちにセッティングしても邪魔になるだけだったので
  |これまでできずにいたのだが、設置場所のワックス掛けも終わったので
  |ようやくセッティングが可能となったという次第・・w
  |特に難しい作業でも無いので、すんなりと電話は復旧した
  |もちろんテレビも結線して見られる状態となった・・賑やかでよろしい!(笑)
  |
  |さて、上記の住宅応急修理・・・
  |やっぱりわからないことも多いので、徳島への出発前に支所によって見た
  |とりあえず不明点はなんとか納得できるレベルまで教えてもらえたが
  |それを畳屋や工事業者に伝えてあげないといけない(^_^;)
  |支所を出て、畳屋に説明、そして本来畳屋が氏に提出すべき書類を私が氏に提出w
  |なんだかんだで、宇和島市を出たのは午後2時
  |徳島には午後5時過ぎに到着した

見よ!この美しい床の輝き(笑)

気温が数度違うとこれほど体も楽かと驚くほどですが、
帰りの車での睡魔も今回はそれほどでも無く、ほんとに助かりました
実家の復旧もあとはボイラーや家屋修繕の工事、及び建具の張り替え(ふすま等)を
残すのみとなりました
ただ、家財の1/3以上を水没で廃棄してしまっていますから
生活できる環境に戻すにはまだまだ時間が必要です
まあでも、今回で大きな山場を越えた感じはありますので、
今後の見通しは少し明るさを増した気もしています
あともう少しです!、頑張ります!!

2018年8月18日土曜日

TASCAM US-42をANDROID(C端子)で使う

まあまあの小ネタですが、小腹が空いたときにでもw

以前当ブログでもご紹介したオーディオI/F「TASCAM US-42」
HPにも取扱説明書にもiosでの動作は記載されていますがANDROIDは無記載・・・
しかしながら、制約はあるけどANDROIDでもつかえることが判明したのでご報告です
以下の記事は、
TASCAM US-42を使ってANDROIDからツイキャスの配信を行うことを前提として書いてます

ただし、いつものことながら以下の記事でトライする場合は自己責任でお願いします!



使用したスマホ

DOCOMOのSH-01Kです
ANDROIDバージョンは8.0.0。接続端子形状はUSB-C端子になります


接続に必要なもの

TASCAM US-42の端子形状は「USB2.0 TYPE-B」
ANDROIDの端子形状が「USB3.0 TYPE-C」ですから、
「TYPE-B(オス)-TYPE-C(オス)」のケーブルがあれば良いわけです


もちろん単品ケーブルでそのような形状のものがあればそれでも良いし
私の場合は手持ちのケーブルや変換アダプタを駆使してこんなものを作ってみました
まあ、こんなものでも接続できてしまうのがなんだか恐ろしいですが(笑)
ともかく、これで配信は可能となります


TASCAM US-42での留意点

【電源供給を忘れずに】

TASCAM US-42をスマートホンで使う場合、USB経由のバス電源は供給されません
背面にあるmaicro-B端子に700mA以上のUSB電源をさしてください

【そのままでも使えますが・・】

買ってきたままでも、マイクプリアンプ機能やリバーブは使用可能ですが
音質やリバーブの細かな調整はパソコンにつながないとできません
しかし、一度PCでの調整を行ってしまえば、
接続先をPCからスマホに変更しても、電源を落としても設定は生き残っておりますので
PCで設定した音質のままスマホから配信することが可能です
イコライザーやコンプ、リバーブの設定はかなり劇的に音質を整えることができます

ま、PCがあるならPCから配信すれば?というのも、もっともなご指摘ですが(笑)
どうしてもスマホから良い音で配信したい!という場合には
どこかのPCを貸してもらってでも(^_^;)
一度TASCAM US-42を調整してからスマホ配信した方がよいと思います

ANDROIDスマホでの留意点

特にありません!(笑)
ケーブルを接続しさえすれば、ツイキャスライブアプリからTASCAM US-42の音声で配信できます
ただし、ここで若干の制約あります

【ステレオ配信できません・・・】
iosだと可能なんですけどね~~~、ANDROIDではダメでした
このことで生じる事態は「本来ステレオのはずのリバーブがモノラル配信になってしまう」
というだけのことなのですけどね

【PONボタンは機能しません】
TASCAM US-42のウリであるところの3つのPONボタン
各ボタンに設定された効果音を押すごとに流すことができる機能なんですが
この音源はPCに記録されているため、スマホ配信では使用することができません

というわけで・・・

早い話、TASCAM US-42を使えばANDROIDスマホからのツイキャス配信でも
高音質マイクが使え、かつリバーブもお好みで使えるというお話でした
需要があるかどうかはちょっとわかりませんが(^_^;)
とりあえず、一つの機材だけでこの機能を実現できるのは
私の知る限り、TASCAM US-42しかないかなと思うのであります

興味があればお試しください(笑)

短いギター演奏(生音+リバーブ)のサンプルです


2018年8月14日火曜日

キャス友、遠路東北より来たる

ツイキャスでいつも私の下手くそな歌を聴いてくださるK様
「今から行っても良い?」とコメントで見たときには冗談だと思っておりましたが
実はマジ・・・もう行動力が半端ではない
でも、本当に遠路はるばる、嬉しい!、なんとかおもてなしを考えなくては・・・・

1日目

到着は午前3時半、私も午前2時過ぎまでは待ってたのだけど、
渋滞でいつになるか不明と言うことで、いったん寝て朝9時にお迎え
初めて会うK氏は優しい面立ちのイケメンさんでした

さあ、初日のおもてなし予定は「渦潮」と「さぬきうどん」です

【渦潮】
適当(無計画)に鳴門に向けて出発w
渦潮を見るには2つの方法があります
一つは大鳴門橋の下部を歩いて渦を45mの上空から眺める「渦の道」を利用すること
もう一つは観潮船に乗ること
しかし、なんと言っても阿波おどり開幕の前日です
観光客も多く、現地に到着したときにはすでに鳴門公園第1駐車場は満杯
そこで、観潮船を利用することにしました

観潮船も観光客でごった返していましたが、なんとか乗船できたのでいざ出港!!
実は何の下調べもせずに乗り込んだのでしたが、これが渦潮を見る絶好のタイミング
渦潮は狭い鳴門海峡の潮位差で生じる潮の流れが無ければ発生しません
なので、いつ行っても見られるものではなく、
実際私もこれまで2度乗ってるのですが、あまり豪快な渦は見たことが無いのです
しかし、この日の渦は豪快に巻いてくれました
ふらッと立ち寄ったことを考えると超ラッキーなことです

K氏撮影
【さぬきうどん】
私の好きな「きじょうゆうどん」を食べに香川県東かがわ市の「讃州讃岐屋」へ
きじょうゆうどんとは、釜揚げの麺に生じょうゆというか特製のタレをかけて食べるものです
大盛りを頼んだのはちょっと失敗でしたが(笑)
 
美味しいうどんでおなかはパンパン!!

夕食は、なかなかお昼のうどんが消化しきれずにさしておなかも空かないので
コンビニでお弁当を買ってすませました
その後は「ziziギターミュージアム」をじっくり御案内して
二人でツイキャスの配信をしたりしながら時間をつぶしてるうちに初日の夜も更け、就寝

2日目

やはり9時頃から活動開始、朝食は我が家でハヤシライス(笑)
この日の予定は「徳島ラーメン」と、メインイベント「阿波おどり」であります

【うだつの町並み】
昼食のラーメンには時間があるので脇町の「うだつの町並み」へ
「うだつ」というのは家と家の間に設けられた防火壁のことですが
うだつのついた家を建てられればある程度の財力、出世を示すと言うことで
それができないと「うだつがあがらない」と言われたそうです
それはさておき・・「うだつ」というより「うだる」ような暑さ(^_^;)
汗だくの散策となりましたが、まあとりあえずとくしまの観光地の一つを「一応見た」ということで
ラーメン、ラーメン(笑)

【徳島ラーメン】
良く考えれば、阿波おどり開催中ですからね、有名店は行列だと気付くべきでした
徳島ラーメンでそこそこ名前の知れたお店は長蛇の列です
「穴場的だけど美味い店」ということでいくつか探してみたんだけど、なかなか入れません
結局、午後2時過ぎに「巽屋」になんとか駐車できて、めでたく徳島ラーメンにありつけました

【阿波おどり】
今日は阿波おどりの開幕日(開始時間は午後6時)
当然ながら渋滞と普段はけっして見られない人混みとなるのでアクセスをどうするかが問題です
結局、いろいろと情報収集した結果、自動車で会場近くまで行くことにした
幸いにも無事に駐車でき、あとは徒歩で会場をめぐります
正直、地元で住んでいるとあまり行こうとも思わない阿波おどり
もう10年くらいは見に行った覚えが無いのですが、久しぶりの阿波おどりは良かった~
熱気、迫力、鳴り物の轟音、久しぶりというのもあったけどちょっと感動(^_^;)
その感動をみなさまにお伝えすべく実況のツイキャス放送もやったんですが
誰も見てくれなかった(笑)
まあそれは残念でしたけど、とにかく楽しい踊り見物でした
ただ、密集した人混みの中を歩くのはかなり疲れます
会場を2時間もウロウロした頃には、私もK氏もヘトヘトです
午後8時には会場をあとにして、事務所に戻り、またまたギター談義w

阿波おどり開始宣言とともに踊り込み!!

3日目

もうね、徳島の観光は全部見た(笑)

でも、ここであきらめたらいかん!と、ziziさんのおもてなし心がメラメラ燃え上がる~~~
昔は写真趣味だったというK氏でしたので、久しぶりに写真でも撮ろうと
剣山スーパー林道、ファガスの森へ

剣山スーパー林道は80km以上の無舗装路が続く「ダートの聖地」です
この日も多くのバイカーがおとずれていました
私も昔、写真をやっていた頃はパジェロでここによく来たモノでしたが
現在の愛車プリウスの車高の低さを甘く見ておりました
ダートを走ること2km
石ころでガンガンと底を打つこと数知れず、とうとうファガスの森への到着をあきらめて、お弁当w
そこに、雷も鳴り始めて雲行きも怪しい・・・ってわけで、写真も撮らずに帰路へ
しかし、そこにダートを駆け上がってくる救急車(笑)
きっとバイクの事故だろうと思ったんですが、それはともかく、
すれ違えるような道幅では無いのでバックしていると、大きな音とともにまた車の腹をこすった
救急車と無事にすれ違い、またダートを下り始めると異音がする
やってもうた~~
車の下を確認すると、マフラーカバーがはげ落ちとるよ~~(爆)
とほほです
このまま走行すると異音が激しいので、
なんとか手ではげ落ち掛けたカバーを車体に挟み込んで事務所まで戻りつきました

夕食は、ささやかながら我が家でつくったものを食べながら、軽く一杯です
そして、またまたギター談義に花咲かせて午後11時頃就寝

残念ながらたどり着けなかったファガスの森のブナ林(H16撮影)

4日目

早いもので、もうK氏のお帰り日となってしまいました
我が家の猫、ポンちゃんもすっかりなついたし
私も、数日一緒に過ごしたK氏がいなくなるとさびしい・・・
そんなもので、この日もギター談義、キャス談義をしていると、気付けば夕方です

お互いに名残惜しいのですが、何せ長距離ですから安全に帰ってもらうためにも
私から出発を促して、とうとうお別れです
ナビを見ると彼の自宅までの走行距離は約1000km、ものすごい距離!
今頃はどこを走ってるのかなあ、安全に帰り着いてください
 
Kさん、本当に楽しい4日間をありがとう!

距離を考えるとまた来てねとはとても言えないけど
Kさんの優しいお人柄も、お姿もけっして忘れません!!!

いつかまた逢えることを心の底から願っています

2018年8月13日月曜日

ソロギターで使えそうなコンプレッサー(所有機編②)

今日ご紹介するのは、所有機の中でも「休養中」の面々(^_^;)
とはいっても、「悪い」からの休養では無くて
ギターと同じで、「何台あっても同時には使えない」と言うだけのこと、実力は十分!なはず(笑)

【関連記事】

  ①ソロギターにコンプレッサーは不要か?
  ②ソロギターで使えそうなコンプレッサー(所有機編①)
  ③ソロギターで使えそうなコンプレッサー(所有機編②) ←本記事
  ④ソロギターで使えそうなコンプレッサー(興味◎編)



BOSS CP-1X


【製品の概要】

BOSSについては説明不要ですね(笑)
パネル上のコントロールは、以下のとおりです

 LEVEL(コントロール)
   |出力レベルを調節

 ATTACK(コントロール)
   |アタックタイムを調整、右に回すほどアタックが明瞭になる

 RATIO(コントロール)
   |入力信号に対するコンプレッションの圧縮率を調節、右に回すほど圧縮率が上がる

  COMP(コントロール)
   |コンプレッション効果を開始する信号レベルを調節
   |右に回すほど、低い入力信号レベルで効果がかかりはじめる


 【感想など】

このコンプレッサーもナチュラル系です
そして世間の評判もすこぶる良いのですが、なんというかちょっと音に「味が付く」
といっても嫌な感じでは無く、ほんの少し倍音がかかるような、つや出しされたような
そんな感じでしょうか、それはそれで、良いことなんですが、
私としては、他にも色々エフェクターを使用している関係上
可能な限り音作りを単純化したいという思いがあります

どのエフェクターがどう働いてこの出音になっているという、
音への影響要因をあまり増やしたくないと考えています
そのことで、現在は長期休養中ということになっていますが、
どこかの場面で復活ということもあるかもしれません
なお、私の個体では、宅録用途だとややノイズが気になることもありましたが、
アンプ出しやPAなら大きな問題では無いかもしれません


番外編 BEHRINGER MDX1600


【製品の概要】

コンプ/リミッター/エキスパンダー/ゲートの4機能を搭載した2chコンプレッサーです
5年くらい前、ソロギターではなく、ボーカル用として購入したものです
「家でカラオケ」というマイブームが去って以降、ずっとラックの隙間を埋めるだけの存在で
寂しい思いをさせています

この製品は「ソロギター用におすすめできる」というわけではないのですが
とりあえず現在持ってるコンプレッサーというだけのご紹介になります

【感想など】

人生初のコンプレッサーです
ボーカル録音の時に「なんでこんなに簡単に音が割れてしまうのか?」という
素朴な疑問でネット情報を探ると「コンプレッサー」という機材が有効らしいと判明
コンプレッサーの仕組みも効果も操作も、全くわからないまま購入して
説明書をさらっと読んだ程度で使ってました

とりあえず音割れが回避でき(たような気がし)て、当時は満足してましたが
正直「ほんとに効いてるのか」「意図に合った操作ができてるのか」
「そもそもボーカル録音としてこの機材選定は正しかったのか」など、
いまひとつ良く分からない部分が多く、
その疑問を解明するほど使い込みもしないまま「ラックの華」となったので
音質や効果を語るほど良く分かってないというのが正直なところです(笑)



さて、次回は「持ってないけどかなり気になるコンプレッサー」をいくつか紹介してみたいと思います

「もうええわ!」

だ、誰やいまの、名乗れ~~!、廊下で立っとれ~~!!

2018年8月10日金曜日

ROLAND GO:MIXER PROでライブ配信

新しいオモチャがまたひとつ・・・

新しい物好きw

先月21日にROLANDから発売となったモバイル用のミキサーです
ミキサーといいますか、
対象がPCならオーディオインターフェイスといった商品と考えた方が早いかも


◆ROLAND HPでの製品紹介

  |高音質な動画を作成したい方に向けて作られたGO:MIXER PROは、
  |コンデンサー・マイクをはじめ、ギター/ベース、キーボードなど最大9つの
  |オーディオ入力を接続してミキシングすることが可能です。
  | 難しい設定は必要ありません。
  |GO:MIXER PROに接続して音量レベルを合わせれば
  |スマート・デバイスへステレオ出力されますので録音・録画して
  |すぐにSNSへ高音質動画をアップロードできます。

◆主な仕様

  |○オーディオ・チャンネル数:入力:9チャンネル、出力:2チャンネル
  |○接続端子
  |  INSTRUMENT(L/MONO、R)端子:標準タイプ
  |  LINE IN 1端子:ステレオ・ミニ・タイプ
  |  LINE IN 2端子:ステレオ・ミニ・タイプ
  |  GUITAR/BASS端子:標準タイプ(ハイ・インピーダンス対応)
  |  PLUG IN MIC端子:ミニ・タイプ(プラグイン・パワー対応)
  |  MIC端子:コンボ・タイプ(XLR、TRS標準)、バランス(ファンタム電源DC 48V、6mA)
  |  MONITOR OUT端子:ステレオ・ミニ・タイプ
  |  USB端子:USBマイクロBタイプ
  |○電源
  |  USB端子から取得
  |  アルカリ電池(単4形)×4
  |  充電式ニッケル水素電池(単4形)×4
  |○接続対象機器
  |  ios端末(iphone、ipad等)
  |  android端末

なんと9IN2OUTですよ、まあコレに接続できない音源ソースは無いといえるくらいです

端子名称ではちょっとわかりにくいので同時に接続できる機器をあげれば以下のとおりです

 ①コンデンサーマイクまたはダイナミックマイク(モノラル、これで1イン)
 ②プラグインパワーマイク(モノラル、これで1イン)
 ③ギターまたはベース(モノラル&ハイインピーダンスこれで1イン)
 ④オーディオ機器1(ステレオ、これで2イン)
 ⑤オーディオ機器2(ステレオ、これで2イン)
 ⑥各種エフェクターやキーボード等のライン出力機材(モノラル×2、これで2イン)
         上記合計 9イン

これだけの音のミックスをモバイル端末に取り込めるわけですね、何だかすごい

でも、GO:MIXERって商品もあったよね

そうそう、そうでした、今でも現行品のGO:MIXER、こんなヤツです


GO:MIXER PROが、現在19,440円なのに対してGO:MIXERは10,800円、約半額です
PROとPROじゃないヤツ、何が違うのでしょうか

【GO:MIXER PROで可能になったこと】 ※GO:MIXERではできなかったこと

 ◆ファンタム電源搭載でコンデンサーマイクが使用可能
 ◆プラグインパワーマイク(モノラル)が使用可能
 ◆USB-typeC用の接続ケーブルが付属

【GO:MIXER PROの特典】 ※関連アプリ使用上の特典

 ◆4XCAMERA:最大4分割のマルチ分割動画を簡単に作成できるiOSアプリ
   ・GO:MIXER PRO接続でフリー版2分割の制限が解除(GO:MIXER接続時は不明)
 ◆Virtual Stage Camera:好きな静止画や動画を背景に置き換えた動画作成
   ・GO:MIXER PRO接続でフリー版録画時間30秒の制限が解除(GO:MIXERでも可)
    (課金での解除の場合は480円)

え、え、え、それだけ?・・・そう、基本これだけ(笑)
これは個人的見解ではありますが、もしもこの私の理解が正しいとすると
それで9千円もの価格差というのはどうなんでしょうか?
「そりゃ、あんまりだ!」と、ワタシ心の中でつぶやきましたよ(^_^;)

すでにGO:MIXERを使ってるユーザーの多くは別途ミキサーを接続していると思われるので
そういう場合は買い換えの必要無し
ダイナミックマイクで十分!とお考えの新規ユーザーなら安価なGO:MIXERでオッケー
となれば、どうしてもコンデンサーマイクを使いたい新規ユーザー以外需要はあるのだろうか
・・・買ってしまった私が言うのも変な話ですが

iosでの使用(ツイキャスライブで)

USB-LIGHTNINGケーブルで接続するだけで、簡単に接続できます
ただし、コンデンサーマイクを接続する場合は単4電池×4本が必要になりますので
それだけ注意です

接続ができていれば、ツイキャスライブでの音声ソースもGO:MIXER PROとなるので
特に意識すること無くツイキャスでのステレオ配信が行えます
が・・・・(笑)
最初、配信音量がどのつまみに依存するのかがよくわかりませんでした
なんかやけに音量が小さい(^_^;)
実は5つあるつまみの中央にあるつまみがヘッドホン音量の調節なのですが
同時にモバイル端末への出力ボリュームも兼ねているのです
このため、ヘッドホン音量が「ちょうど良い」という設定ではiosへの出力が小さすぎた
というわけ
結果的に、この出力ボリュームを最大まで上げて、
ようやく配信音量として小さすぎない程度の音量を確保することができました
しかしおかげでヘッドホンを付けると耳が痛いほどの音量(^_^;)

正直コレはいただけない仕様です
ヘッドホン音量は是非別のつまみにしていただきたい


androidでの使用(ツイキャスライブで)

micro-B-typeC(USB)ケーブルで接続するだけで、簡単に接続できます
なおandroidの場合は、コンデンサーマイクを接続する場合でも電池は不要です

その他の使用感はiosと同じです
が・・・・(笑)
私のandroidスマホSH-01Kではモノラル配信になってしまいます(^_^;)
実はandroid端末での動作確認状況はこちらで確認できますが、
この説明を読む限り、

  ◆アプリでの録音:ステレオ録音可能(一部端末ではモノラル)
    |※GO:MIXERのUSB端子からステレオ音声信号を出力していますが、
    | 一部のアンドロイド端末では、端末の仕様によりモノラル音声信号へと
    | 自動変換されることがあります。
  ◆ライブストリーミング:基本的にモノラル

という理解で良さそうな感じです
細かいことは良く分かりませんがちょっと残念です


どうなんでしょ?GO:MIXER PRO

【良いところ】

 ◆ノイズも感じられず配信音質はそこそこ良い(ライブ配信のモードによります)
 ◆配信時の音量設定ができないモバイル配信では、本機で音量調整できるのはありがたい
 ◆iosにもandroidにも簡単接続
 ◆音質の良いコンデンサーマイクが使える(ただし、iosでは電池が必要)
 ◆多種多様な機材を接続可能
 ◆

【イマヒトツナところ】

 ◆本体そのものは小さくて良いが、四方全てに接続端子があるので意外に場所をとる
 ◆安定感はあるが重量が無いので、機器の接続状況によってはやや不安定になる
 ◆マスターボリュームとヘッドホン音量の調節つまみが兼用
  (マスターボリュームとしてはほぼマックスで使うので、ヘッドホンが爆音となる)
 ◆電池ボックスの蓋の開閉がやりにくい
  また、エネループだとかなり保ちが悪い(ような気がするw)
 ◆ケーブルをつないだ状態で電池が無くなると、電池交換がかなりやりづらい
 ◆デザイン重視のゆえだろうけど、つまみの配置がちょっと疑問
  接続端子位置とリンクさせた方が絶対にわかりやすいんだが・・・
 ◆仕方ない話だが、GO:MIXER PRO単体ではリバーブ等のエフェクトはかけられない
 ◆白のボディカラーはおしゃれだが、汚れも目立つし経年で黄ばむし、個人的にはNG

【配信のサンプル音源】

 ◆ipad miniからのステレオ配信(ツイキャス)のサンプルです(ソロギター:赤とんぼ)

いつも使用しているエフェクトボード経由のライン音です

2018年8月6日月曜日

西日本豪雨 被災日誌(7)

週末ごとの復旧作業、慣れたつもりではいたけど
回を重ねるごとに疲労はたまっているようです
今朝久しぶりにJ-GUITARを眺めていて「ハニカンダ」という文字が目に入りました
何という奥ゆかしいギター・・・と思いきや
もう想像付くかもしれませんが、それは「ハカランダ」(笑)
脳もかなりお疲れのようです

平成30年7月28日(土曜日)~平成30年8月3日(金曜日)

  |基本的に徳島で過ごす
  |母の転院先を決めたり、こんな時に限って調子悪くなるエアコンの修理を頼んだり
  |電話で家の修繕関係の手配をしたり
  |そんなコマゴマなことをやってるだけで時間が過ぎていく
  |
  |正直、1ヶ月も仕事をしていないことの焦りも尋常では無いのだが
  |週のなかば、仕事先から小さないながら仕事の依頼
  |ああ、忘れられてないんだ、まだ僕もやれることあるんだと
  |かなり嬉しかった、F社A様ほんとにありがとう!!

平成30年8月4日(土曜日)

  |さて、実家にGO!、往復520kmの旅の始まり
  |今回もまた高知の知人が応援に駆けつけてくれ、
  |午前10時頃到着したときには、すでに作業を始めてくれていた
  |彼は、この日流し台の取り外しや玄関の洗い流しを担当してくれた、ひたすら感謝!
  |
  |また、この日の午後から吉田町の水道が再開されたとのこと
  |実家の周囲のごく狭い範囲では発災後1週間程度で再開されていたのだったが
  |これで町内の生活もずいぶん楽になったことと思う
  |
  |■仏壇を移動して清掃
  | 唐木仏壇の重量半端ない・・・持ち上がらないのでとにかくズリズリと引っ張り出す
  | 清掃と消毒を完了
  |■タンスで唯一移動できてなかったものを移動して清掃
  | 引き出しを全て取り外すとなんとか一人でも移動できたので、清掃&消毒を完了
  |■靴箱を清掃
  | 玄関土間においていたため、60cm程度水に浸かってしまってどろどろ
  | かつ、材が水を吸ってふやけてしまったので使えるかどうか不安だったが
  | なんとかなりそうなので清掃、消毒を実施
  |■宇和島市から消毒作業に来宅
  | 市の職員さんと消毒の委託業者さんが来宅
  | 屋内外、及び床下消毒をやってもらった
  | 屋内からは届かない位置の床下も、屋外の床下換気口から消毒
  | さすがは業務用の噴霧器、なんとか床下の大部分に薬液が届いた模様
  | これで十分かどうかは良く分からないが、
  | 実家の消毒作業はある程度完了と考えることにした
  |■畳屋さんが採寸に来宅
  | 畳の採寸って「尺寸」だったのねと妙に感心
  | 四隅の長さと歪み具合、対角線の長さを採寸したが、部屋には重量物も残っていて
  | 採寸の邪魔になるたび移動
  | 畳代の見積もりを依頼して作業完了
  |■工務店さんが家屋修理の見積もりのために来宅
  | 破損したボイラーの取り替えが主目的だが、その他土壁の崩落等についても見積もり依頼
  |
  |この日は、近所の住人から、いろんな支援措置がすでに始まっている旨教えてもらう
  |ただし、詳細が今ひとつ不明なので支所に聞きに行ってみた
  |
  |◆被災住宅の応急修理制度
  |半壊以上の被災家屋について、宇和島市が災害救助法の適用を受けて行う制度
  |被災者にその資力が無いことや、応急仮設住宅を使わない等の規定や
  |修理対象物にも細かな制限はあるものの、
  |認定がもらえれば最大58万4千円の補助がいただける
  |実家の場合で言えば、大物はボイラーの取り替えなのだが、それだけでも十分ありがたい
  |そんなわけで、畳屋さん、工務店さんに見積もり依頼をした次第である
  |
  |◆被災見舞金(宇和島市、愛媛県)
  |被害の程度によっていただける見舞金
  |額は多くないけど、この際100円だろうが助かる
  |この中に「重傷者(入院14日以上)見舞金」という項目もあるのだが
  |対象は外傷者であり、うちのような内臓疾患には適用されない
  |いただけるのは、半壊被災に対する見舞金のみである(とはいえ、大変ありがたい)
  |
  |◆被災者生活再建支援金(愛媛県)
  |愛媛県、宇和島市が共同で行う生活再建制度
  |実家は半壊の罹災証明を受けているので支給額は37.5万円
  |ただし、世帯人員が1人であるため実際の支給はその3/4となる
  |
  |罹災証明書を徳島においてきてしまったので、申請そのものはできなかったが
  |次回にでも申請をしてみようと思う
  |長かった一日もなんとか終わり、いつものソファーで就寝
  |しかし、日中窓を開け放っていたためか、けっこうでかい「アブ」が侵入していた
  |死闘に勝利し、敵の死亡を確認するまで寝れなかった

平成30年8月5日(日曜日)

  |今日は母の友人が畑の世話をしてくれに来宅
  |なんか、見る間に草ボウボウ、収穫せず腐れていた野菜の畑が綺麗になっていった
  |かっちゃん、ありがとうね!
  |
  |しかし自分はと言うとなかなか体が思うように動かない
  |靴箱の靴を洗っただけで息が切れる
  |それでも台風13号対策で戸締まりをし、電気を落として
  |午後2時くらいには実家をあとにした
  |疲労のためか「眠気」がものすごい・・・徳島道に入ってピークとなった
  |気がつくと、真後ろにいた後続車が、100m以上車間を開けてついてきていた
  |きっと、フラフラ運転していた私の車が怖くなったためだろうと思う
  |慌てて直近の阿波PAで休憩、なんとか無事にたどり着く
  |午後7時には就寝・・・そして気がつけば朝の8時半、13時間眠り続けた

かっちゃんが綺麗にしてくれた畑、ありがと~!

平成30年8月6日(月曜日)

  |ちょっと調子悪い、と訴える母を連れて病院へ
  |
  |少し前にわかっていたことだが、母の健康保険証が先月末で切り替わって
  |旧保険証では保険治療が受けられなくなっている
  |ところが、高齢者の保険というのは、なんだか保険証もどきもたくさんあって
  |今ひとつ、ようわからん
  |
  |①後期高齢者医療被保険者証(名刺サイズ)
  |②後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減免認定証(ピンク、昔の保険証サイズ)
  |③重度心身障害者医療費受給者証(薄緑、昔の保険証サイズ)
  |④介護保険被保険者証(ピンク、昔の保険証サイズ)
  |⑤介護保険負担割合証
  |
  |このうち①、②が先月末で失効している
  |新保険証は郵便物として送付されてくるので、実家に届いている可能性は高いが
  |実家はカオス状態で、それが発見できる確率は極めて少ないため、
  |宇和島市市民保健係で再発行手続きが必要
  |
  |  【再発行に必要なもの(本人)】
  |   ・旧保険証
  |   ・印鑑(認め印)
  |   ・罹災証明書(原本)
  |   ・住民票とその取得のための委任状(書式は特になし)
  |   ・本人確認できるもの(その他の保険証、障害者手帳等)
  |
  |  【再発行に必要なもの(代理人=私)】
  |   ・免許証
  |   ・印鑑(認め印)
  |
  |このような事情で、今日も病院で保健医療はできない旨窓口で言われたのだったが
  |実は厚生労働省から以下のような通達がでている
  |

  |「こんなこともシランのか~」と穏やか~に指摘してあげた・・・
  |まあ、まさか他県の被災者が受診に来ると思ってなかったのだろうが、納得いただき
  |本日の窓口負担はゼロ、前回支払った440円も返金してくれた



2018年8月5日日曜日

ギター弦の廃棄缶、3年後

廃棄缶のその後シリーズ、3年目のご報告です

【関連記事】

 ■「ギター弦の捨て方:http://zizii2015.blogspot.jp/2015/08/blog-post_3.html
 ■「ギター弦の廃棄缶、5ヶ月後」:http://zizii2015.blogspot.com/2015/12/blog-post_29.html
 ■「ギター弦の廃棄缶、1年後」:http://zizii2015.blogspot.com/2016/08/blog-post.html
 ■「ギター弦の廃棄缶、2年後」:http://zizii2015.blogspot.com/2017/08/blog-post_3.html
 ■「ギター弦の廃棄缶、3年後」:本記事
 ■「ギター弦の廃棄缶、4年後」:https://zizii2015.blogspot.com/2019/08/blog-post.html(完結)

【3年経過】

中はこんな感じ、もうすでに満杯に近くなっていますが、
下の写真のように手で押し込むと、3cmくらいは余裕があります
この雰囲気からすると、当初3年で一杯になると予想したのでしたが、
あと半年くらいは大丈夫でしょうか
なお、最近は弦に付属してくる乾燥剤を一緒に放り込むようにしています
捨てる弦なので、錆びてもぜんぜん大丈夫なんですけど・・・(笑)

【すでに満杯近いように見える】
 
【手で押し込めばまだ余裕あり】

【廃棄弦の重量】

廃棄弦の重量(缶の重量は除く)は、1596gになりました、この1年間で491gの増加です
いつもの「22g/セット」という数値を使うと、
  ・1年目に使用した弦:32セット
  ・2年目に使用した弦:18セット
  ・3年目に使用した弦:22セット
  ・3年間での総消費量:72セット
ということになります
こうしてみると、弦の平均価格を1000円/セットとしても3年間で7万円超
アコギの維持費というのも意外にかかるものですね


【廃棄缶について】

3年前色々考えて採用した廃棄缶ですが、大きさ、形状ともにとても使いやすかったです
使いやすい一番の理由は缶上部の「返し」があること
このおかげで弦が満杯近くなっても弦が飛び出すこと無く上手く収まってくれます


再度、この缶のご紹介をしておきましょう
おそらくこの缶で廃棄弦の容量は80~85セット前後だと思われます



2018年8月1日水曜日

ソロギター6周年

被災日誌、絶賛連載中(笑)でありますが・・・久しぶりにギターな話題です
それに、4日に再度実家に行くまで日誌ネタもそれほどありませんし(笑)

本日、8月1日は私にとってのソロギター記念日

ソロギを始めて6年が過ぎました
正直なところ、一つの趣味として6年も続いたのはソロギターが始めてです
しかし、これだけお小遣いをつぎ込んじゃったら
「もうやめるにやめられない~」なんて部分も、きっと大いにあるんでしょうなあ(人ごと?)

さて、zizi年表から弾いた曲についてまとめてみると6年間の軌跡が良く分かります
全39曲が多いのか少ないのか(笑)
でもまあ、上手い下手は別としても、あきらめずに弾き通して全曲録音してあるというのは
自分としても「よく頑張りました」と言ってあげたいかなと思います

これも1曲集中で練習するというスタイルのおかげかもしれませんが
このスタイルの最大の弱点が「飽きる」ということ
なので、練習開始から録音の完了までの半月から1ヶ月を飽きずに弾ける曲を見つけるのが
とても大事と言うことになります
最初の2、3年はもう楽しくて楽しくてどの曲を選んでも飽きるなんてことはあまりなかったけど
最近はちょっと大変かも(^_^;)

じゃあどんな曲なら飽きないの?
というのは自分でも良く分からないから、これが困る(笑)
実際問題、練習始めてしばらくしないと・・飽きるかどうかわからない
でも、自分のスタイルとして途中棄権は無いので、なんとか弾ききる→疲れる→放置
こういうのを何度か体験すると
飽きても簡単に弾き終わりそうな易しいのを選んだり
全体的なモチベーションが下がったり・・・
実際、ここ1、2年はそんな感じだったかもしれません

西村歩さんの「夕暮れハート」は、そんななかで飽きずに練習できたし、
自分の中のスタンダードとしてずっと弾きたいと思えた貴重な曲です
おかしなもので、選びに選んで決めた曲じゃ無くて、たまたま練習し始めた曲でしたが・・・
良い曲です

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2012 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆2曲◆◆◆◆◆
 (01) 2012.09 南澤大介「君をのせて」
 (02) 2012.11 南澤大介「いつも何度でも」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2013 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆9曲◆◆◆◆◆
 (03) 2013.03 押尾コータロー「君がくれた時間」
 (04) 2013.03 南澤大介「仰げば尊し」
 (05) 2013.04 岸部眞明「花」
 (06) 2013.05 南澤大介「人生のメリーゴーランド」
 (07) 2013.05 南澤大介著はじめてのソロギター入門(#1~#5)
 (08) 2013.07 中川イサト「CLARENCE」
 (09) 2013.08 押尾コータロー「黄昏」
 (10) 2013.09 岸部眞明「雨降る窓辺で」
 (11) 2013.10 岸部眞明「Smoker」

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2014 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆7曲◆◆◆◆◆
 (12) 2014.04 岡崎倫典「時の流れに身をまかせ」
 (13) 2014.04 岸部眞明「里山の夏」(倫典ショックのリハビリ)
 (14) 2014.05 岸部眞明「昭和ロマンス」
 (15) 2014.09 ソロギターで弾く演歌から「酔歌」
 (16) 2014.11 岸部眞明「Song For 1310」
 (17) 2014.12 岸部眞明「奇跡の山」
 (18) 2014.12 岸部眞明「Water is wide」

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2015 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆6曲◆◆◆◆◆
 (19) 2015.02 西村歩「桜」
 (20) 2015.03 下山亮平「DANNY BOY」
 (21) 2015.04 南澤大介「ふるさと」
 (22) 2015.05 西村歩「赤とんぼ」
 (23) 2015.07 西村歩「涙そうそう」
 (24) 2015.11 西村歩「さくら(独唱)」

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2016 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆6曲◆◆◆◆◆
 (25) 2016.01 田山翔太「うららの丘」
 (26) 2016.02 西村歩「Sweet Memories」
 (27) 2016.02 西村歩「なごり雪」
 (28) 2016.04 西村歩「川の流れのように」
 (29) 2016.10 押尾コータロー「桜・咲くころ」
 (30) 2016.10 南澤大介「ウィスキーがお好きでしょ」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2017 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆6曲◆◆◆◆◆
 (31) 2017.01 西村歩「糸」
 (32) 2017.04 西村歩「デスペラード」
 (33) 2017.08 ジャズアレンジで弾くスタジオジブリ「海の見える街」
 (34) 2017.09 西村歩「ナミダノアト」
 (35) 2017.09 江部賢一アレンジ「雪の華」
 (36) 2017.12 押尾コータロー「First Love」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2018 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆2曲◆◆◆◆◆
 (37) 2018.04 「カブトムシ」(楽譜はDLマーケット)
 (38) 2018.05 わたなべゆう「見上げてごらん夜の星を」
 (39) 2018.06 西村歩「夕暮れハート」


見事にバラードばっかり!

はい、私はスラム奏法できません!(笑)
でも良いんです、バラードが好きですから、練習してても癒やされるから
そこ、とっても大事です

年度末は忙しかったんじゃないの?

忙しいです!
でも、2~4月にアップした曲が13曲、39曲の1/3・・・・結構多い(^_^;)
きっと現実逃避の結果なんでしょうな

最近は西村さん多いね

妙に気が合う(笑)
「J songs」というアルバムには救われた気がするし、
CGDGBDだけというチューニングも、頻繁にペグ回さずに済むから楽!
でもやっぱり、彼の感性がなんとなく好きなんでしょう、きっと

年6曲ってちょと少ない?

すくないね~多分、10曲くらいはいけそうなんだけど
頑張ると必ずその反動があるからね
燃え尽きたりせずに、細く長くやっていくのが自分には合ってると、思うのサ~!!