2020年8月31日月曜日

合体メカ!K&M 24010 マイクスタンドアクセサリー

仕事部屋でギター練習も録音も配信もするから、
ただでさえ座席周りはギターや機材やケーブルでごちゃごちゃします
しかしたとえ焼け石に水ではあっても
なんとかしたいなぁとは常々思う私でありました・・・

K&M 24010

あくまでスタンド用のアクセサリーであって、スタンドではありません
例えばマイクスタンドに取り付けて弾き語りのときに
ボーカル用とは別にギター用のマイクブームとして使ったりします
ギター用にもう1セットマイクスタンドを設置しなくてもいいわけです


私の場合は、手近にギタースタンドHERCULES GS412B PLUSを置いてあるので
これに取り付けて使うことにしました
これまでマイク録音時には小型のマイクスタンドを持ってきてましたが、
これでその手間も省けるし常設しても邪魔になりません
いや~それにしても、合体メカ格好いい~~~~!!
見てるだけでしあわせ、じいさまも久しぶりに心ときめきました(笑)


特徴など

【取り付け部】
写真のようにクランプねじ2本で支柱に取り付けます
ねじ1本で取り付けるタイプのものは他にもいくつかあるのですが
いかにもしっかりしていそうなこの仕様の安心感が購入の大きな決め手となりました
HERCULES GS412Bの下部支柱径は25.5mmと
通常のマイクスタンドに比べてかなり太いですが、難なく取り付けられます
支柱との一体感も剛性感もばっちり!グッジョブです

ただ、下にも書いてますが取り付け後のバランスの問題もあるので
取り付け位置は可能な限り下にしておくのが無難と思われます


【ブーム長の調整部】
K&Mマークのねじを緩めてブーム長を調整します
メーカー仕様ではブーム長60.5cmとなっていますがこれだけではわかりにくいですよねw

ブームを最大限伸ばした状態で、
K&M 24010自身の縦支柱中心からマイクホルダ取り付けねじまで45cmほどです
これにマイクホルダーやマイク本体の長さが加わるので
概ねK&M 24010自身の縦支柱中心からマイクの先端まで60cm前後と思えば良いです


【ブーム角度の調整部】
両方に球のついたレバーを緩めてブームの角度を調整します
固定感もしっかりしてますし、レバータイプなので扱いやすいです


【マイクホルダー取り付け部】
ねじ径はごく一般的な3/8インチで、ちゃんと黒の調整ワッシャーもついています
ワッシャーの有無って結構使い勝手に影響しますのでありがたい仕様です


【セッティングの自由度】
取り付け高さ、ブーム長、ブーム角度の調整が可能なことで自由度はかなり高いです

【ギターとの干渉】
もちろん取り付けかたにもよりますが
HERCULES GS412Bへの取り付けに限ればアコギであれエレキであれ、ほぼ心配ありません
もちろんマイクスタンドへの取り付けなら干渉問題はあまり気にならないと思いますが
ご使用になる環境によってはある程度注意を要します


注意点

【バランス】
K&M 24010自身の重量が1.0kg、これにマイクの重量も加わるので
取り付け後のバランスには注意する必要があります
今回取り付けたHERCULES GS412Bは
ギタースタンドとしては比較的重量も剛性感もあるので
ギターの有無にかかわらず特にバランス上の心配はありませんでしたが
軽量ギタースタンドではおそらくバランスを保てないと思います

マイクスタンドの場合は脚部の広がりがギタースタンドよりも大きいので
あまり心配しなくても良いかも知れません

【購入】
私はサウンドハウスで購入しました(商品ページ
お値段も3千円ほどと便利さを考えるとけっして高くないと思うのですが
SHさんも大量仕入れはしないようで・・ほとんど入荷待ち状態(^0^;)
私も注文から2週間待ちでしたが、私への納品後はすぐまた3週間待ちという具合です
必要な場合は日程に余裕を持って発注をご検討ください

2020年8月25日火曜日

ソロギターのラインシステム(2020.8現在)

コロコロと変更しまくってたラインシステムですが、最近は概ね固定メンバー化しています
といっても「究極システムにたどり着いた」ってことではありません
メンバーの固定化は、どこまで行こうとキリがないことにようやく納得できたこともあるし
単純にお財布が虫の息、ということももちろんありますw


システムの概要



接続順は、以下のとおりです

①イコライザー⇒②プリアンプ⇒③コンプレッサー⇒④ディレイ⇒⑤コーラス⇒⑥リバーブ

順番で悩ましいのは①イコライザーと③コンプレッサーでしょうか
いずれも②プリアンプの前でも後ろでも良さそうだし、
①と③のどちらが前でも後ろでも良さそうです
①②③の組み合わせとしては6通りほどありそうですが
私の場合は非力なパッシブPUを使うこともあるので、
③コンプレッサーがプリアンプの後段にある方がコンプレッサーを有効に使えそうと考えました

①イコライザーは④,⑤,⑥より前ならどこでも良さそうですが
これはもう感覚的な判断で「入り口で整えておく」ことを選択しました

エフェクター


①イコライザー:BOSS EQ-200

音の印象を決定づけるもので、システム中最も重要と考えています
また、特性の異なるPUへの対応としても必要で、そのためには
 ・10バンド程度のグライコ、または4バンド程度のパライコ
 ・可能なら設定のメモリ機能
 ・加えて、絶対条件としての「ローノイズ」
が欲しいところでしたが、BOSS EQ-200はそれらをほぼかなえてくれたイコライザーです
使い勝手も良く、今では頼りになる不動のトップバッターです


購入当初は4メモリーということで、やや不満もありましたが
ファームウェアのアップデートでメモリー数が128に増加して、その不満も解消しました
また、Tidemark Sound Treaterをその後購入したことで、どちらを採用するか迷いましたが
私にはEQ-200の音の方が好みということもあり、EQ-200の続投となりました

②プリアンプ:ALBIT A1FD aco

ALBITの真空管プリアンプです
2系統のPU入力などを備えた多機能プリアンプですが
私は「増幅」以外の機能は一切使っていません
しかしこれを通るだけで、
なんと言えば良いんだろう「ふくよかさ」が加わるというか、保たれるというか
デジタルアンプにありがちなカサカサとした乾燥感がないところがお気に入りです


③コンプレッサー:Miura Guitars M2 Compressor/Limitter

コンプレッサーだけは今でもようわからんw
もちろん理屈も使い方も理解しているつもりですけど
あえて「自然なコンプレッション」というのを選んだら、どう音が変わったのか???だった(笑)
もちろん、オンオフで聞き比べればある程度わかるのですが
耳が慣れてしまえば・・・わからん(^0^;)
ただ、コンプレッサーがあることで簡単にはクリップしないという安心感は捨てがたいです

このMIURAコンプレッサーは、かかり方がとても自然です
かなり強くコンプをかけてもペチャペチャ言うこともなく
GRメーター代わりの青LEDだけが、「ちゃんと働いてるよ」と伝えてくれます

①イコライザー⇒②プリアンプ⇒③コンプレッサーまではモノラル接続としています


④ディレイ:STRYMON TIMELINE

リバーブの単調な残響音に何か変化をつけたくて導入しました
「変化」のためにはディレイが良いかも、とは思いついたのですが、
あの山彦のようなディレイはあまり好みではありません
購入前にいろんなディレイのyoutubeを見まくって探し
唯一このTIMELINEでイメージに近い音を見つけました
でも、手元に届いてからが大変w
あのyoutubeの音がどうしても作れなくて、もうだめだ~!ってあきらめかけましたが
プリセットを活用することでなんとかなりました
ただし、かけ方は極小で隠し味程度の使い方です

この④ディレイ以降、すべてステレオ接続となります


⑤コーラス:Digitech CR-7

気分転換用なので、普段はバイパスしています
でもトゥルー・バイパス・スイッチングのおかげでバイパス時の音質変化は感じられません
コーラスとしての善し悪しはよくわかりませんけど、不満は全くありません


⑥リバーブ:Digitech RV-7

リバーブ大王としては、ややかかり方が控えめでお上品な感じはしますけど
基本な部分はちゃんとおさえた良いリバーブです
うちにあるたくさんのリバーブの中から何を使おうかとやや悩みましたが
CR-7とおそろい!と言うのが決定打でした(笑)
Lexiconリバーブというのが売りですが、あの濃密な感じとは少し違うなあと思う部分はあります
しかし何の違和感も感じさせない自然さは健在です


ただし、他の機材と異なってリバーブだけは気分で入れ替えることもよくあります
 ・Digitech istomp(Lexicon Hallを設定)
 ・Strymon Bluesky
 ・tc electronic HALL of FAME2
あたりがローテーションメンバーです

ライン音の使い道


ギターのシールドは、①イコライザー:EQ-200にさしてあり、そこが入り口となりますが
⑥リバーブからはどうつながってるのでしょうか

リバーブからステレオアウトした信号は、ZOOM Q8というミュージックビデオに入り、
その後、ZOOM Q8のアウトプットをオーディオインターフェイスにつなげています

こうすることで、ソロギターの録音・録画はQ8で行い
その音をライブ配信することも可能となります

当然ながら、これを持ち出して外でも!と言う発想は全くありません
外で何かする機会があれば、ZOOM A1XfourかZOOM A3だけでなんとかするか
慰問ライブで使ったパワードミキサーの内蔵リバーブで十分かもです
4Uで組んだ13kgのエフェクターシステムも超絶美音なんですが・・・
老体にはもう無理です(笑)


自己評価


概ね満足しています
クリアで力強い音、そして優秀なイコライザーのおかげで様々なPUやギターへの対応も可能
リバーブに関しては、そのときの気分と好みで多少変わるかもしれませんが
もう大きく変えるつもりはありません
機械のことですから故障も考えられますが・・・そのときはそのとき(笑)


2020年8月19日水曜日

ブルースクリーン連発パソコンの完全回復

かなり以前に、こんな記事ネタとなってくれたパソコン


実は成功後もアップデートのたび、必ずブルースクリーンに見舞われておりました
それでもこれまでは何度かトライすると成功してたのでしたが、
2004の大型アップデート前の1909アップデートでは何度トライしても青い画面
「もう廃棄か」とあきらめかけたんですが、最後の悪あがきを決行!


このパソコン、2013年に自作したもので、すでに7年経過してます
まあ、壊れた・としても不思議では無いのですが
長年の自作経験からブルースクリーンもハードエラーが原因ではなく
漠然とではありますが、ドライバ系のソフトエラーかなと感じていたので
廃棄はちょっと早計か~~と、SSDだしもったいないか~~と(笑)

折しも、Windows10の大型アップデート2004バージョンの時期でもあり
いっそクリーンインストールしてみるかと思い立った次第です
もちろんクリーンインストールのまえにアップデートに再三トライし
ブルースクリーンを見飽きるほど見て決断したのは言うまでもありません(笑)

【Windows10ダウンロードページ】
事前にクリーンインストール用のメディアを作成しておく必要がありますので
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10%E3%80%80
にアクセスして、「ツールを今すぐダウンロード」から
メディアを作成します(私はDVDにしました)

【パソコン側の準備】
グラボや増設USBなど、当面不要そうなものは全て取り外します
(モニター出力はマザボにグラフィック機能があるので大丈夫)
そしてSSD、BDの結線を抜き差し確認、メモリも抜き差し確認!

【クリーンインストールの実行】
詳しくは書きませんがw・・・なんとなく成功w
このパソコンはWindows7からの無償アップデートでWindows10にしたのでしたが
クリーンインストールでライセンス的に大丈夫なのかが気になりましたが
インストールの途中で聞かれるプロダクトキーは
「持ってない」と答えることで以前のライセンスが受け継がれます

【クリーンインストール後のアップデート】
実は1903バージョンのときもクリーンインストールを一度やった経緯があります
しかし、そのときはクリーンインストール後も
アップデートのたびにブルースクリーンだったのですが
今回はアップデートも快調にこなしてくれます
ややフラグっぽいので口にしたくはありませんが・・もう大丈夫???(笑)

【一体何が悪さしていたのか】
正直よくわかりません(^0^;)
上に書いた不要な増設ボードは全て取り外すというのも
これまで何度も試して効果無しだったので、おそらくハードじゃないと感じてたし
ブルースクリーンのエラーコードも度々変わってたので
ソフト的な原因特定までは至っていませんでした

一つ考えられるのは、通常クリーンインストールを行うと
マザーボードの関連ドライバ(LAN、USB、グラフィック等)を
再度インストールする必要があるのですが(昔はそうだったんだけどなあ・・)
今回はインストールしようとすると「お使いのOSに対応していません」みたいな
メッセージが出てインストールできませんでした
しかし、実際はインストールしなくてもマザボ機能は全て使用可能でして・・
OSレベルでマザボのドライバ関係をカバーしてくれてるのか
クリーンインストールしたつもりだけど実はインストール前の情報を受け継いでいるのか
いずれにしても私にはとても不思議なことですが
マザボのドライバをインストールできなかったことがもしかしたら功を奏したのかと
思ったりもしてます(^0^;)

【寝た子は起こすなw】
取り外した増設ボードですが、取り急ぎ用事も無いし
せっかくお行儀良くなったパソコンをまたやんちゃ坊主にしたくないしということで
もう再度取り付けはいたしませんw
マザボのグラフィック機能でデュアルモニターも可能なので問題なしです

事務所で稼働中の5台のWindows10マシンで

一番の問題児だったこのパソコンが

一番乗りで2004バージョンになったというのも

ちょっと皮肉でしたが

めでたしめでたし!!ってことにしておこう



2020年8月13日木曜日

LINE6 Variax編 POD HD500Xとの連携

手こずってたPOD HD 500Xとの連携ですが、色々やってるうちになんとなくわかってきた
まだ、系統立ってご説明できるほどの理解はしてないので
自分用のメモとして書いておこうと思います



VariaxをPOD HD500Xとつなぐことで、
Variax内のメモリーが変わってしまわないか?


実はこれが一番心配でVariaxとPOD HD 500Xの接続をためらってました
Variaxの設定が変化しても元通り復元できる準備をしてから、
接続&POD HD 500Xの設定を行ってみましたが、結果的には杞憂でした

結局、POD HD 500Xとの接続時にPOD HD 500Xで行ったチューニング等の設定変更は
POD HD 500X内に保存されるだけのようで、
Variax単独で使用する場合は、POD HD 500Xとの接続時の設定ではなく
Variaxに保存した設定が問題なく読み出されます

少々ややこしい話になりましたが、結論的には

POD HD500Xとの連携で
Variax内のメモリ干渉はないので心配ご無用!!


POD HD500XにはShurikenVariaxの
設定が含まれないが大丈夫??


POD HD 500Xが発売されたころ、そしてPOD HD 500Xの最新ファームウェアがリリースされたころには存在しなかったShuriken Variax SR250なので、ちょっとした制約があります

 ・POD HD 500X内で使えるモデリングタイプには、Shuriken Variaxも含まれる
 ・POD HD 500Xのエディタソフトでは「James Tyler Variax」関連のものしか使えない

このことに関しては、以下のように対応します

POD HD 500Xで独自にモデリングやチューニングを
設定するのでなくShuriken Variaxの設定をそのまま使う

これをPOD HD 500Xのエディタソフトで設定することは出来ないので、
POD HD 500Xのシステム設定画面で以下のように設定します

 ◆モデリングタイプの設定をVariaxと同じにする

    1:VariaxControlを「GLOVAL」に設定
      プリセットごとに換えることも可能ですが、あまり意味が無いので全プリセット共通とする
    2:modelを「Don’t FORCE」に設定
      POD HD 500X側でVariaxの設定を変更しないという意味
    3:LOCAL CONTROLを「UNLOCKED」に設定
      Variaxのコントロールを生かすという意味
      
 ◆チューニング設定をVariaxと同じにする

    1:Variax Tuningを「Don’t FORCE」に設定
      POD HD 500X側でVariaxの設定を変更しないという意味

以上で設定完了し、Variaxギターに設定したとおりの音がPOD HD 500Xで使用可能になります
ただこのとき、以下に注意を要します

Variaxギターのチューニングノブ、モデルセレクトノブを
適当に動かした後でないと設定が反映されないことがある


POD HD500XではVariax単体時と
同じ設定は出来ない??


まあ、その通りではあるのですが・・・

◆POD HD 500X接続時に可能なこと
 ・モデリング種類の選定、チューニング変更、トーン設定
POD HD500X edit
◆Variax単体で設定可能なこと
 ・上記に加えて、各弦の音量バランス、ハムバッカーのブレンド量
Workbench HD

まあでも、前項の通りPOD HD 500XをVariaxの設定通りの音で使うのであれば

全く問題ない話ではあります
 

POD HD500Xとの連携で便利になること


やはり、POD HD 500XからVariaxへの電源供給ですね

Variaxギターはバッテリーを装着していてもしていなくても、
POD HD 500Xとの接続でPOD HD 500Xから電源供給を受けられます
もちろんバッテリーを装着時にバッテリーを消費する、なんてこともありません
 ※バッテリーを装着していてもPOD HD 500Xからの給電で「充電される」ことはありません

ただ、こうなってみると7千円もする予備バッテリーを購入してしまったのが
かなり悔やまれます(笑)

もう一つのメリットはノイズレベルの低下でした

シールド経由でも気になるほどのノイズではありませんでしたが
POD HD 500Xとのデジタル接続でノイズは全く聴き取れないほどになりました

私にはさらにもう一つのメリット「ROLAND GR-55の制御」

「Shuriken Variax SR250+POD HD 500X」のシステムとは別に
ギターシンセサイザー「GODIN ACS+ROLAND GR-55」を使っている私には
POD HD 500XからROLAND GR-55の制御が可能というメリットも生じました
この件については次回の記事で簡単にご説明したいと思います


Variaxのために最新のHelix Floorや
Helix LTは必要か?


私の使い方では、上記の設定で全く問題ないので不要です

しかし、Helix FloorやLTでは処理能力が格段に向上していたり
スナップショットという強力なツールが使えるようなので(私にはなんのことやらですがw)
単純にマルチとしての性能アップを必要とし、
なおかつ「使いこなせるなら」Helixの選択も有りかも知れません

ここで一つ注意なのは、Helixfファミリーの中でVariax接続が可能なのは
Helix Floor、Helix LT、Helix RACKの3機種のみで、
HXstompやHXeffects、POD GOでは使用できないことです
買ってから「え゛ぇぇ~~~~~~~泣」なんてことになりませんように!(笑)

 
それにしても処分寸前だったPOD HD500Xでしたが
 
このような形で生きる道が出来たことは幸運でございました!


2020年8月7日金曜日

弦レビュー ERNIE BALL Paradigm 80/20 Bronze 11-52

元々結構お高い弦なのですが、イケベ楽器で在庫の安売りをしてたので買ってみました

 ◆イケベ楽器数量限定特価:792円 (◀ここで購入、サウンドハウスの半額は凄いw)
 ◆サウンドハウス参考価格:1584円


ERNIE BALL Paradigm弦


【メーカー説明】
パラダイム・アコースティック・セットはアースウッド・シリーズのトーンと手触りをそのままに、過去に前例のないレベルの強度と寿命を実現したアコースティック・ギター弦です。
ワウンド弦とプレーン弦の両方に用いられた業界屈指の超高強度スティールが張力と耐久性を高め、弦へのダメージの大きいプレイスタイルや状況下でも長期に渡りチューニングを安定させます。
また、エヴァーラスト・ナノ・トリートメント処理とプラズマ加工を施すことにより高い腐食耐性を実現しています。

プラズマ処理が施されたパラダイムの巻き線は、弦を劣化させる物質を防ぎ、優れた腐食耐性を誇ります。
さらにワウンド弦が巻かれた後に施される特許取得のエヴァーラスト・ナノテクノロジーが、水分や油分に対するストリングスの反応を変化させます。
コーテッド弦の副作用であった、コーティング被膜によるトーンの劣化はなくさらに長く使え、サウンドもさらにフレッシュです。

パラダイムは世界で最も強く、丈夫なギター・ストリングスです。
購入後90日以内に弦が切れる、あるいはサビが発生した場合は、新品交換の対象になります。



【zizi目線】
紙製の外箱の内部にワシさん柄の袋(上の写真右側)が入っています
このワシさん柄のパッケージは、
内部をアルミコーティングされたかなり丈夫かつ密封性の高いもののようで
長期の保存も可能な感じがします

ワシさんパッケージの中には、紙袋1袋に1弦ずつ入ったものが収められています


さて、「腐食に強く世界で最も丈夫な弦」というセールストークでありますが(笑)
エヴァーラスト・ナノ・トリートメント処理とプラズマ加工というのは
いわゆるコーティング処理とは異なりますし、
以前使用したエバーラスト弦の劣化の早さにビビった経験もあるので(^0^;)
それほど期待はしていません


使用感など


【見た目】
ブロンズ弦の金色に近い明るい色というイメージとはやや異なり、少し暗めの色合いです


【触感・テンション】
011ゲージと言うこともあり、テンション感も低く、弾きやすい弦です
驚いたのは触感、とてもなめらかで、まるでコーティング弦のような雰囲気さえあります
スライドも滑りすぎない程度の適度な抵抗感で、スキール音も気になるほど大きくはありません
触感に関しては満点あげても良いかなw

【チューニングの安定性】
これはまあ「普通」って感じでしょうか・・・別に安定まで時間がかかるってワケでもないですが
「世界で最も丈夫な弦」というわりに1,2回チューニングすれば後はほとんど狂いませんって
わけでもなく、ごくフツーです

【音の感想】
さすがに011ゲージだけあって、パワー感はそれほどでもないです
基本的に抜けがよくスッキリとした音ですが、
どちらかと言えば、派手系ではなく落ち着いた音ですが適度に倍音も乗ります
ただ、ブロンズらしい荒削りな雰囲気はあまりないので
ストロークよりもフィンガーピッキングにあいそうな感じでしょうか

やや残念なのは、プレーン弦の音がやや固く感じること(特に1弦)
ギターとのなじみが進むと少し改善しますが、張り立てでは弦鳴り感がかなり強いです
このあたりは「業界屈指の超高強度スティール」の特徴?なのかも知れませんね

ギターとの相性もあると思いますが、「馴染み」にはちょっと時間がかかる弦のようです
張り立てだと5,6弦がややこもる感じなのですが
概ね3日程度経過すると、良い感じに鳴り始めます・・・スロースターター??(笑)
これも超高強度スティールのせい?なのでしょうか

【耐久性】
まだ数日程度の使用なので評価する段階にありませんが・・・
2日目には、右手位置の3弦4弦あたりがちと変色してきた
微妙に暗雲ただよう気もしますが、後は運を天に任せましょう(笑)


2020年8月1日土曜日

祝・ソロギター8周年、ブログも5周年


記憶が定かで無いので、8月1日をソロギをはじめた日としています

2012年からはじめたソロギターも8年が過ぎたことになります

そして、このブログも2015.4.26から数えて5年と3ヶ月
 
ギターもブログも飽きっぽい私がよくぞここまで続いたものだと思います
 

 
ソロギターって文字通り「一人で」楽しめる趣味ですが
 
もし本当にひとりぼっちならこれほど続けることはなかったと思います
 
これもひとえにソロギター仲間、ブログにご訪問下さる皆さんのおかげです
 
本当にありがとうございます!

しかし、8年もギター弾いてりゃ、さぞかし上達したでしょ!?

・・・とは聞くなかれ(笑)

8年でトントン拍子に技量が伸びたなんてわけはなく
むしろこの間で己の限界を知ったという方が、なんとなく正しい(^0^;)
ですが、それで肩の力が少し抜けて、
「上手だと思って欲しい」とかの見栄もなくなり
細く長くギターを楽しむ気分になってきました
もちろん「上手くなりたい」って気持ちがゼロではないですが
それよりも、たとえ上手でなくとも

1曲でも多くの足跡を残そうと日々ギターに触れています
振り返れば、どんな趣味も「熱くはなるが才能は無い」そして「冷めるのも早い」

・・・という私(^0^;)
長くても5年ほどしか続かなかった趣味の中で
ギターは特別なのかもと、そう思えるのも、
ギターやブログを通じて出会えた皆さんのおかげです


練習曲も含めこの8年で弾いた曲は、52曲、平均すると年に6~7曲となりますが
ここ2,3年は5曲以下、2019などは年にわずか2曲と
モチベーション自体もかなり低くなってたのも事実です
しかし、モチベに起伏はつきもの

「モチベ最低~~~~!」なんて、時々は言いますけど
指が動く限り、きっと10年後もギターを弾いてることと思います
難曲に手を出さずとも、
世の中には「易しいけど名曲」ってまだまだあると思います

強敵とは戦わないのもまた戦術w

「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」

孫子もこう申しておりますれば、強敵からは逃げ回りつつ

とりあえず100曲目指して、頑張りまする!(笑)