2020年4月28日火曜日

弦交換でさびしさをしのぐ

ポンの旅立ちからもう4日、なにかしようって気がなかなかな起きないのですが
何もしないでいると余計に鬱々としてしまうので、そんなときは・・・
そうです、ただボ~ッと作業すれば良い、弦交換!

GODIN ACS SLIM


大嫌いなナイロン弦の交換です

いつもは切れるまで1年近くかかるのが、今回は半年たたずに、
しかも、ポンが亡くなった翌日に切れるという、不思議なことが起きました
そもそも、このことが弦交換を思い立ったきっかけとなったのでしたが
タイミングがタイミングだけに色々複雑です(^0^;)

切れた弦はダダリオEJ46(ハードテンション)、交換した弦はダダリオEJ45(ノーマルテンション)
音がどうこうという前に、EJ46は伸びが少なくて調弦の回数がEJ45の半分くらいで
そのことが一番気に入ってた弦でしたが、
今回はちょっと在庫に余裕があるEJ45を使用しました
EJ45も巻き弦の伸びはそれほどでも無いのですがプレーンはすごいです
どこまで伸びるの?状態がしばらく続きそうです
EJ45も音は良いんですけどね~



YOKOYAMA AR-SR


しばしばさんに譲ってもらったYOKOYAMAです
季節柄そろそろ感想を気にしなくてすむようになってきたので手元に出してきました
弦が1年半前に張ったPyramid No,327でかなり変色していたのですが
試しに調弦してみると6弦以外は意外にも良い音です

ドケチな私としては弦交換するかどうか、かなり迷ったのですが初志貫徹!です

新しく張った弦はエリクサーの80/20BRONZE011ゲージ
張りたてだし良い音には違いないんだけど
なんだか別のギター、みたいな音になっちゃいました

エリクサーのカスタムライト弦は、これで在庫が無くなってしましたしたが
現在、ポンの追悼のために西村歩さんの「月夜君想」の練習をはじめました
その関係で1弦の負担を小さくしたいということもあって、最後のカスタムライトを張りました
49日までになんとか弾けるようになりたいと思ってますが・・・
まあ、焦らずのんびりやってます



2020年4月26日日曜日

愛猫「ポン」旅立つ


2007年から約13年間、事務所で毎日15時間を過ごしたポンが逝きました
 
 
なくなったのは2020.4.24早朝のことだったと思います
 
朝事務所に行くとすでに事切れておりました
 
前週から肺水腫の症状でしんどそうにしてたのですが
 
薬のおかげか、やや楽になったかなと思った矢先のことです
 
しかし、ポン自身には死期がわかっていたのでしょうか
 
前日は、「どうしたの?」ってくらいに甘えてきて
 
長いこと私の膝の上で過ごしました
 
そんなポンのサインにある程度応えられたのは
 
ポンにとっても良かったし
 
私の悔いをわずかでも軽くしてくれたという意味でも
 
良かったと思えます
 
 
昨日、火葬を済ませ今は小さな骨壺の中です
 
 
思えば、公園の公衆トイレでミャーミャー泣いていたポンとチー
 
手のひらサイズの2匹を連れ帰ったのは
 
猫体験ゼロの私には大変な決断でした
 
2匹ともノミだらけw
 
ポンは無傷でしたがチーは大けが
 
怪我の治療と投薬でこっちも傷だらけ
 
そして、容態が落ち着くと事務所で大暴れw
 
仕事中、トイレに行って席に戻ると
 
ワードの画面に打った覚えの無い文字が
 
画面一杯に広がってたのは今でも笑える思い出です
 
 
おそらく兄弟猫と思われるポンとチー
 
ポンの後ろに写ってるチーは
 
2016.12.4に腎臓病で先に逝きました
 
今頃は天国で2匹そろって遊んでることと思います
 
天国の先輩チーさん、ポンをよろしくね
 
いつまでも忘れないからね!
 
 

2020年4月22日水曜日

Roland FC-200 MIDIフットコントローラ

かなり古い機種だけど、そこそこ美品の完全動作品をメルカリでゲット!
なぜかって???そう、

GR-55君、あんたのためだよ!!


Roland FC-200





【主な特長】
『ペダル操作による音色の切り換え』
ペダル操作でプログラム・チェンジ情報を送信することによって、演奏を中断することなく音色
を切り換えることができます。
『リアルタイム・コントロールに対応したペダルを装備』
スイッチ・ペダルとエクスプレッション・ペダルを装備しました。コントロール・チェンジ情報を
送信して、音量や音色を変化させることができます。

『コントロール・チェンジ情報に対応した6つのジャックを装備』
利用目的に合わせて、フット・スイッチやエクスプレッション・ペダルの接続可能なジャックを
6つ装備しています。

『足鍵盤としても使用可能』
ペダルを足鍵盤のように操作すると、音源を鳴らすことができます。

『2電源方式に対応』
電源は、乾電池とACアダプターによる2電源方式を採用しています。


MIDIフットコントローラーとは


MIDIという規格信号によって、対応した機器を操作することが可能な機材と言えば良いのか
しかし、そもそも私、MIDIってなんのことかも今ひとつわかっていないw
なので、これまで、多少の興味はあってもMIDIは基本的に敬遠してきた

しかし、Roland GR-55を足元ではなく、テーブルに置いて使っている関係で
GR-55を使うにはいろんな不便があるわけです

【パッチの選択】

これは、当初かなり困ってて別途コントローラは必須かと思いましたが、
なんとかギターのコントローラーで対応できました
 ◆GR-55の初期設定
   ・GK SWICH1:Bank numer dec
   ・GK SWICH2:Bank numer inc
 ◆修正後
   ・GK SWICH1:Patch numer dec
   ・GK SWICH2:Patch numer inc

【トーンパッチのコントロール】

これは、一つのパッチに含まれる4つのトーン
 ・PCM音源1
 ・PCM音源2
 ・モデリング音源
 ・ノーマルピックアップ(ギターのピエゾ音)
を制御するということで、例えば
 ・PCM音源1:ピアノ
 ・PCM音源2:ストリングス
だったときに、基本はピアノだけで、盛り上がるところだけストリングスを加えたいと
いった操作ですが、これはさすがにギター側のコントローラーでは出来ません

FC-200では以下の4つのモードがあります
 ①プログラム・チェンジ・モード
 ②コントロール・チェンジ・モード
 ③ノート・モード
 ④エクスクルーシブ・モード
 
このうちGR-55のコントロール用途では①、②が重要なので、
それぞれについて少し詳しく書いてみます


プログラムコントロールモード


GR-55のパッチ選択を手助けしてくれるモードで、FC-200の起動時はこのモードとなります
上記のとおり、ギター側のコントローラーで私にとっての必要度はやや下がりましたが
FC-200でのパッチ選択ももちろん可能です

下表は私のユーザーパッチのうち、バンク1~バンク10までのパッチリストと
FC-200の送信情報の対応関係をを示したものです
FC-200からGR-55に対しては「BANK番号×10+ペダル番号」が送信されます
要はGR-55の「通し番号」に対応した「値」をFC-200から送れば良いのです

例えばGR-55の「[U05:3] Tremolo Morphin 」を選びたいときには
 ・バンクペダルを1度踏んでFC-200のディスプレイに「1」を表示させ
 ・ナンバーペダルの「5」を踏む
ことで選択が完了します
難点と言えば・・・「GR-55パッチの通し番号を暗算する能力」を要することでしょうか(笑)
(同じバンクであればナンバーペダルを踏むだけでOKです)


ただし、このモードの場合でも、
以下の2つだけは「コントロールチェンジモード」と同じように動作しますので注意が必要です
 ・エクスプレッションペダル
 ・コントロールペダル
ですが、この仕様のおかげで、コントロールチェンジモードに切り替えなくても
エクスプレッションペダルとコントロールペダルはCC送信用に使えるので
それはそれでとても便利です

コントロールチェンジモード


FC-200のペダルを踏むたびにk決められたCCナンバーが、GR-55に送信されるモードです
GR-55側で、そのCCナンバーに対応する動作を設定しておけば、それが実行されます
このモードにするためにはFC-200のモードスイッチを押して
ディスプレイに「CC」を表示させます


【GR-55側の受け入れ体制】

GR-55ではMIDI信号に対して8つまでの動作を登録(ASSIGN)することが可能です
GR-55本体での設定はマニュアルの記載を読んでもなかなかややこしいのですが
先日ご紹介した「GR-55 Floor Board」を使えば超簡単です
以下は、FC-200のエクスプレッションペダルとコントロールペダルに対応した設定例です

【例①:FC-200のエクスプレッションペダルでPCM2の音量を制御する】

 ・画面右上の「ASSIGNS」から1をクリックするとAssign1の青い画面が出る
 ・TARGETを「PCM2 Tone Level」に
 ・MINIMUMを「0」、MAXIMUMを「100までの適当な値」に
 ・SOURCEを「CC#7 Midi Controller」に(エクスプレッションペダルを指定、上図参照)
 ・SOURCE MODEを「Toggle」に
 ・ACT RNG LOを「0」、ACT RNG HIを「127」に
 ・ON/OFFをクリックしてオレンジ色に

【例②:FC-200のコントロールペダルでPCM1の音をオンオフする】

 ・画面右上の「ASSIGNS」から2をクリックするとAssign2の青い画面が出る
 ・TARGETを「PCM1 Tone Switch」に
 ・MINIMUMを「ON」、MAXIMUMを「OFF」に
 ・SOURCEを「CC#80 Midi Controller」に(コントロールペダルを指定、上図参照)
 ・SOURCE MODEを「Toggle」に
 ・ACT RNG LOを「0」、ACT RNG HIを「127」に
 ・ON/OFFをクリックしてオレンジ色に



使用感など


一度理屈がわかってしまえば、とても簡単に使えます
GR-55を足元に置かない人にとっては、必須かもと思えるくらいです

でも、とにかくデカイw
常時、床に置いとくとなると、もう邪魔で邪魔で・・・・
もう少しコンパクトなのはないのかと思って探してはみましたが
エクスプレッションペダル付きのフットコントローラーでコンパクトなものは意外に見つかりません

現実的にはROLAND FC-50のような小ぶりなコントローラーに
エクスプレッションペダルを増設する方法が考えられますが、
ROLAND FC-50のCCナンバー送信は本体ペダルでは出来ず、増設ペダルのみなので
上記で示したFC-200使用例2つと同じことをするためには
FC-50にエクスプレッションペダル(EV-5等)とコントロールペダル(FS-5U等)の
2つを増設しなくてはならないことになり、それはそれで煩雑の極みなのであります(^0^;)
まあ、FC-200のでかさを我慢して使う方がまだまし・・・
と私は思います(笑)

便利だけど、メッチャ邪魔w ってことで・・・・
 
ごちゃごちゃしてるペダル類をまとめてみたのだが
 
これはもう、
 
フットコントローラーの意味がない(笑)
 

2020年4月16日木曜日

楽譜 押尾コータロー「DRAMATIC」


押尾コータローの楽譜第2集です




収録曲は、以下の11曲です
  01 SPLASH
  02 太陽のダンス
  03 風の詩
  04 ハッピー・アイランド
  05 カノン
  06 ボレロ
  07 そらはキマグレ
  08 約束
  09 Chaser
  10 プロローグ
  11 Again

スラムができない身としては(^0^;)、
やはり初期の押尾バラードを代表する「風の詩」「約束」がお目当てです

押尾本1冊1曲プロジェクト「約束」


この本からは「約束」を選んでみました
久しぶりにひっぱりだしたMARTIN 00-15がやけに「鳴る」ので
滅多にやらない生音録音を当初目指したのですが
 飛行機の轟音
 車の音
 スマホの通知音
 にゃんこの邪魔   等々
あらためて、身の回りには録音の強敵が多いことを思い知りました(笑)
で、弾いてても気が気でないので、ラインに切り替え!w

「約束」は、ただ弾くなら簡単なんですが
バラード全般に言えることですけど、スローテンポを維持するのがなかなか難しい
そして、気持ちを込めれば込めるほど・・・間違う(^0^;)
結局、そんなことを克服できないままに、
練習開始から10日で、「出来たことにしよ~っと!」ってことになりました

このところずっとですが、昔ほど根気が続かないなあって、よく思います

動画には、録音の強敵「ポンちゃん」も登場します
ソロギター動画では初登場のポン、しつような攻撃に耐えながらの録音です(爆)



2020年4月10日金曜日

Roland GR-55 ユーティリティソフト

さて、きわめて高機能なGR-55、操作性もかなり工夫されているので
本体操作だけで全てをこなすこともGR-55に慣れてしまえば大丈夫です
とはいえ、はじめてさわる場合は、階層化されたメニューや各パラメーターの意味の理解も、
マニュアルだけではなかなか難しいですし、
単純なパッチの入れ替え操作などもかなり面倒

「なにかお助けソフトはないものか」

いくつかあるので、ご紹介してみたいと思います
なお、私にはWindows環境しかありませんので以下は全てWindows版としてのご紹介です

まずはGR-55 DRIVERをインストール


以下ご紹介する2つのソフトとも動作のためにはGR-55ドライバーが必要です
Windows10では、GR-55の接続とともに自動インストールされるので
特別な操作は不要ですが、Windows8以前では
以下からドライバーをダウンロード&インストールする必要があります


GR-55 Librarian for Windows


ダウンロード先はこちらです

Rolandが公式に提供しているパッチ操作ソフトです
これで出来るのはあくまでパッチの操作であり、パッチの編集は出来ません
要はパッチの移動やコピーを効率的に行えるソフトと言うことです
それらの操作をかなり大規模に行う必要がある場合は
このあと紹介するGR-55FloorBoardよりも便利かも知れません

例えば、GR-55のユーザーパッチを、ライブ用とか配信用とかのジャンル別に
ごっそり入れ替えたいとかの場合でしょうか
確かにユーザーパッチに何百ものパッチが登録されていると間違いも起きやすいし
ジャンルごとに10個程度のパッチだけ登録しておくというのも良い方法かも知れません

GR-55 Librarian for Windows

GR-55 FloorBoard


GR-55 FloorBoardは、オープンアーキテクチャのフリーソフトで
ROLAND GR-55の全機能を編集、制御可能なおそらくは唯一のソフトです
変更したパラメータは即時GR-55にも反映されるため
編集結果をすぐに聴いて確かめることが出来るし
任意のパッチを瞬時に選択できるので、ノートを持ち込めば
パフォーマンス時にも重宝するかも知れません

そして、何より重要なのは、GR-55本体のメニューは階層化されているため理解しにくく、
またパラメータ相互の関連も把握しにくいのですが
このソフトのおかげでGR-55の理解が100倍速くなると言っても過言ではないw
いや、マニュアルだけでは理解不能だったこともこのソフトでようやくわかったということも
一つや二つではなく、私には救世主とも言えるソフトなのであります

ダウンロード先はこちらになります
緑のDownloadをクリックすると画面が切り替わり、しばらくするとダウンロードが開始します


インストールを完了し、起動するとこのような画面になります


まずは「Setting」メニューのUSB/midiで
Midi in、Midi outとも、対象を「GR-55」としてください
最新版のFloorBoardではGR-55がUSB接続済みの場合のみ自動的にGR-55が選択されますが
とりあえず確認の必要があります
(古いバージョンのFloorBoardではGR-55への自動接続機能はありません)


さて、実際の使用方法ですが、もう多機能すぎてここでご説明するのは困難です(笑)
是非とも、インストール後にゲーム感覚で習得してみてください
私もそうしましたし(笑)

【Windows XPをお使いの場合】

FloorBoardの最新版はWindows XPでは動作しません
この場合はやや古いバージョンを探す必要があります
私の場合は「GR-55FloorBoard_Setup20150417」を使って動作させることができました
必要な場合はお試しください
  ・ダウンロード先(2020.4現在)

ただ、再度になりますが
GR-55の機能を使い込むなら、必須と言って良いソフトです
一度はトライして損はない!と言えます



2020年4月4日土曜日

Roland GR-55 ギターシンセサイザー

三日遅れのエイプリルフールってわけじゃないw
苦節5年??、ついに手に入れたギターシンセサイザーRoland GR-55
そして、そうなのです、
前回ご紹介のノートPCはまさにこのGR-55のために必要だったと・・そのような次第w


ギターシンセサイザーとは、ギターからの入力を受けて、
鍵盤や吹奏楽器などなど様々な楽器の音を出音してくれる面白マシンです
エレキギターの場合は、単純にフロアマルチとしても「そこそこ使える」レベルらしいですが
私にはオーバードライブやディストーションはあまり用事が無いので
その辺の真価は不明であります
ただし・・・そのためには
GKピックアップかGODINのようなGK対応のギター、及びGKケーブルが必要になります

Roland GR-55 ※Roland HPより


◆ハイブリット音源を搭載したギター・シンセサイザー

 GR-55のサウンド・エンジンは、2種類の音源を組み合わせたハイブリット方式を採用。リアルで多彩な音色を誇る2基のPCM音源と、レイテンシー・フリーのCOSMギター・モデリングの融合により、全く新しいサウンドで表現力豊かなパフォーマンスが可能です。

◆高速トラッキングによる優れた演奏性

 専用のディバイデッド・ピックアップGK-3/3Bから入力された各弦独立の音程を、新規開発のアルゴリズムにより正確でかつ、高速トラッキングを実現しました。

◆ロックやポップス等にも即戦力となるサウンド

 GR-55は、270種類(ギター・モード)におよぶプリセット・サウンドを内蔵。ハイブリット方式音源による全く新しいサウンドは、新たな演奏表現を可能にするだけでなく、ロックやポップミュージックのギタリストにとって即戦力のものとなります。

◆大型LCD、EZ-Edit、SOUND STYLEによる簡単操作

 トップ・パネルは直感的な操作が可能なシンプル・デザイン。厳選されたボタンとマルチ・エフェクター感覚のペダル操作で、すばやく音色などを切り替えることができます。
  表示ディスプレイには、240×64ドットのLCDを採用。視認性に優れ、各種パラメーターの操作なども快適に行えます。
  プリセット・サウンドは「LEAD」「RHYTHM」「OTHER」の3つのスタイルにカテゴライズ。音色エディットにはEZEdit機能を活用することでスピーディなサウンド・メイクをサポートします。

◆COSMアンプ・モデリングとエフェクトを搭載

 GR-55は、COSM技術を使用した本格的なアンプ・モデリングと多彩なマルチ・エフェクトを搭載。個性的なサウンド・メイキングが可能です。また、独立したコーラス/ディレイ/リバーブと組み合わせた多彩な音づくりが行なえます。

◆その他、魅力的な機能が満載

 サウンド・オン・サウンドによる演奏が行えるフレーズ・ループ機能も搭載。ペダル操作による録音/再生が簡単に行え、リアルタイムでのライブ・パフォーマンスに威力を発揮します。
  また、パソコンとの接続が可能なUSB端子を搭載。USB AUDIO機能及びUSB MIDI機能を搭載しているので、DAWソフトウェアなどへのオーディオ・レコーディングはもちろん、ギター/ベースからのMIDIレコーディングも可能です。
  さらに、USBメモリー用の端子も装備。オーディオ・データの再生や、本体に内蔵したユーザー音色のバックアップなどをサポートしています。
  ベース専用モードでは、ベース・サウンド専用に作られた90種類のプリセットサウンドも搭載しています。


なぜにGR-55だったのか


★昨年末Rolandから最新版のSY-1000がでたよね

たしかにね~出たわね~
しかし、まだ中古が出回るわけもなく、新品価格はなんと11万円(税込)!!!
おいそれとは手が出ません
それに、youtubeで情報をあさってみても、出音自体はGR-55とあまり変わらない気もします
もちろん、作り込みの自由度は格段に進化してるのでしょうけど
そもそも自分はそんなに凝った音が欲しいわけではないし
SY-1000は自分にはオーバースペックかなと思います
いまならGR-55の中古も4万円前後が相場ですから、GR-55が私には現実的チョイスでした

ちなみに、SY-1000の登場でGR-55の中古相場が下がったかといえば・・・
今のところまだ大きな変化はないようです
やはりSY-1000の11万円は、よほどの必要性がないと高すぎるので
ギターシンセ入門用ということでは中古のGR-55やそれ以前の機種の方が手が出しやすい
そういった需要はまだまだ根強いってことなのでしょう

Roland SY-1000

★GR-33を持ってたよね、何か不満でも??

GR-33も大変よく出来たマシンで、十分遊べてましたが・・・・
 

今GR-55が手元にある状態で聴き比べると、やはりGR-55買って良かったと思います
ただし、GR-33がダメってことは無いと思います
アルペジエーターやハーモナイザーというGR-55には無い機能もありますし
とりあえずギターシンセを楽しみたい、経験してみたいという場合には良い選択です

 【GR-33はミスノートが少し多い】

  予期しない音が出てしまう頻度がGR-33の方がやや多い
  ミスノートの原因は、奏者側にもあるんですが、同じように弾いてもGR-55の方が少ないです

 【基本的な音質もGR-55の方が良い】

  細かな理屈はわかりませんし、GR-33で特に不満なわけではありませんでしたが
  GR-55を聴くと、やっぱりGR-33よりクリアで良い音に聞こえます

 【ギター元音の音が格段に良い】

  GR-33ではギター音にセンドリターンエフェクトをかけていたせいもあるかも知れませんが
  やや曇った音に正直がっかりしてましたw
  しかし、GR-55ではきわめてクリアなギター音が出力されます

 【GR-33はリバーブのかかりが弱かった】

  上記のセンドリターンエフェクトの必要性も、このためだったわけですが
  GR-55では十分なリバーブが得られます

Roland GR-33

扱いやすさ・・・


なにせ、音色(トーン)やそれをひとまとめにしたパッチに関する設定の自由度が高すぎて
とても、一筋縄ではいかない・・・扱いやすい??いえいえとんでもない(笑)

きわめて大ざっぱに言えば、GR-55からの出音は、
 ・PCM音源1
 ・PCM音源2
 ・モデリング音源
 ・オリジナルPU音源
の4つをひとまとめにした音として出力されます(この単位をパッチと呼びます)
好みの音を作るには、4音源それぞれに関する設定やパッチ全体に関する設定を
おこなう必要がありますが、この作業を一から行うのはかなりハードルが高い

操作に不慣れなうちは、GR-55のプリセットパッチを全て聴いてみて
その中からイメージに近いものを選択し、それを加工するのが現実的かと思われます

操作をお助けしてくれる便利なソフトがいくつか存在します
これについては次回ご紹介したいと思います

ただ、音色加工とか本体操作以外の部分で、ちょっとした誤算がありました
これはもう使った人にしかわからないと思いますので詳細は省略しますが
ギター側のコントローラーから、ギター原音とシンセ音の音量を独立して制御したいとき
GR-55ではどうしてもミキサーが別途必要になる、ということ
  ※私の理解が間違ってる可能性も大ですが・・w

【やはり私の理解が間違っていた件について(ミキサー不要のために)】

GODINのボリュームコントロール
 ④ PIEZO VOL.ピエゾのヴォリュームを調整。
 ⑧ SYNTH VOL.ギターシンセのヴォリュームを調整
だけで、以下を可能にする方法を発見しました、これでミキサーは不要となります
 ・⑧だけでシンセ音をコントロール
 ・④だけでギター原音をコントロール
 ・これにより「ギター原音のみ」「シンセ音のみ」「ギター&シンセのミックス」を
  GODINのボリュームコントロールのみで可能とする

このためには、以下のセッティングを行います
◆STEP1:SYSTEMメニューの「PEDAL/GK CTL」でGK VOLのパラメータをTONE VOLに設定
◆STEP2:このとき、TONE VOLのパラメータを以下のように設定
  ・PCM TONE1 → ON
  ・PCM TONE2 → ON
  ・MODELING TONE → ON
  ・NORMAL PU → OFF
◆STEP3:使用するパッチの編集モードへ移動
◆STEP4:NORMAL PUのトーンスイッチをオンに設定
◆STEP5:NORMAL PUのボリュームを60前後に設定
◆STEP6:NORMAL PUのルーティングを「Amp/MOD」にし、エフェクトスイッチを以下に設定
  ・AMP → OFF
  ・NS → ON(これでギター側の微細なノイズも消去できる)
  ・MOD → OFF
◆STEP7:パッチを保存して終了

しかしこれ、マニュアルだけでは絶対にわからん!!💢
(次回紹介するソフトがあって助かりました)

音質、音色など

GR-55の音質や音色は、もうyoutubeでいくらでも参考音源がありますので、
とりあえずはそちらでご確認いただくとして(笑)

私自身の感想としては、ようやくソロギターも出来そうなギターシンセに出会った感じでしょうか
ただし、ギターと他の楽器の特性の違いが存在するので
ギターの奏法全てがマッチするワケではありません
例えば、ピアノ音源を使う場合で言えば
 ・プリングオンやプリングオフはかなり不自然にきこえる
 ・親指チャも含めたゴーストノートは上手く出音されない
 ・普通の押弦でも、強く押弦したときにはハンマリングのような音が出てしまうことがある
 ・ダメっぽく思えたスライドは案外大丈夫、ただピアノらしさはちょっと薄れる
みたいな感じです
ごくごく単純な曲を選ぶか、上記に対応して普段と弾き方を変えるかという工夫も必要です

以下はGODIN MULTIAC NYLONで赤とんぼを弾いてみたものです
後半はピアノのバックにストリングスが入ってます
スライドもハンマリングも全て避けて、単純に弾くことに努めましたが
ミスノートゼロって訳にはいきません(^0^;)
「あれ??」って思われたアナタ、それは全部GR-55のせいです(笑)





まあ、真剣にこれでパフォーマンスするにはいろんな課題があります
 ・トーンやエフェクトの煮詰め
 ・各弦の感度の微調整
 ・GR-55にあった奏法の習得
 ・MIDIコントローラーによるGR-55の操作 などなど
でも、ちょっと遊んでみるとか、弾き語り伴奏の飛び道具とかなら
結構楽しく使えるんじゃないでしょうか

例によって煙害防止のためビニールでグルグル巻きw

【関連記事】

  Roland GR-55 ユーティリティソフト

  Roland FC-200 MIDIフットコントローラ