2021年8月31日火曜日

SENNHEISER e945 ダイナミックマイク(1/2)

 先月末くらいに購入したマイクです
2回に分けてご紹介する予定ですが、第1回はいわゆる「開封の儀」であります
いつもはあまりこのような記事は書かないのです、これには少しワケがあります

偽物宝庫、SENNHEISER、SHURE


コピーマイクの横行がはなはだしいのがこの2メーカーです
おかげで、気安くヤフオクやメルカリで中古を買うことは、冒険が過ぎます(笑)

両者とも、真贋の判別方法はネットで豊富に紹介されていますので
それを参考にすれば良いのですが、今回のe945はどうやらロゴ変更があったよう
ネット情報を鵜呑みというわけにはいかなくなった模様・・(^0^;)
一体いつ変更されたのかの情報は探しても見つかりませんでしたが
ネットショップの写真でも旧ロゴと新ロゴが入り交じっているところから見て
そう昔の話でもなさそうです

しかしそうなると、ネットの真贋情報もそのまま使えない可能性も出てきます
今回のe945はサウンドハウスで購入したもので、基本的には本物と信じておりますが(笑)
万が一偽物であったとしても、
この記事のような情報があれば、今後の真贋判定に何かしら役に立つのではと思い
今回の記事をまとめてみました

したがって、今回の記事は「真贋判定の方法」ではなく、今後における

真贋判定に役立てていただくための情報提供

とご理解いただければ幸いです
上:新ロゴ 下:旧ロゴ

箱の外観編


【長辺上下面】
【長辺左右面】
【短辺】

箱の内部編


【①箱を開けると】
 マイク本体が入ってます、ビニール袋には入っていないのはさすがダイナミックマイクw
 サイドポケットにはマイクホルダーが収納されています
【②マイク本体を取り出した状態】
【③中仕切りを外すと】
 ポーチがあります
【④ポーチを取り出すと】
 2種類の説明書と保証書が入っています

マイク本体編


【①外観】
 新ロゴが確認できます、メタリックブルーのグリルとリングが美しいです
【②ケーブルコネクタ部】
まだ一度もケーブルつないでないので美しい(笑)、内部には、以下がが確認できます
 ・CEマーク(EU (欧州連合) 加盟国の法律への基準適合マーク)
 ・ゴミ箱X(バツ)マーク(EUにおける電気電子製品の廃棄物による環境汚染の防止)
【③マイクユニット部】
内部配線、品番シール、ホログラムシールの写真をお楽しみ下さい(笑)
ホロシールにはゼンハイザーのロゴも確認できます

付属品編


【①マイクホルダー】
 ゼンハイザーのロゴが確認できます
 3/8インチ-5/8インチの変換ねじ(ゴールド)も付属しています
【②取説(小)】
 A4サイズの裏表です
【③取説(大)】
 小さく折りたたまれてますが新聞紙の半分くらいの大きさがあります
【④保証書】
 正当な使用状況下での保証期間は2年間です
 サンドハウスは販売店シールを入れてくれてないけど・・・保証効くのかなあ(^0^;)
 きっと納品書を使えってことですね・・・

おわりに



今のところ、「ショップの信用性=模造品ではない」と考えるしかないのですが
ホログラムシールやケーブルコネクタ内のマークなど
もしもこれが偽物だとすると「少し手が込みすぎてる」し
全体的な質感、マイクユニットの作りの丁寧さなど、私には十分本物と思えます
むしろ、まんいちこれが偽物だとすれば、
ぜひその情報も教えていただければ嬉しいです!

さて次回は、e945の使用感や音質など
「ちゃんとした」マイク紹介を
してみようと思うので、
どうぞ、おたのしみに!!



2021年8月25日水曜日

実家スタジオ化

実家は防音設備など無いので、とてもスタジオとは呼べませんが
田舎ゆえ、そこそこ音が漏れても大丈夫?という利点を生かして
気持ちよく音が出せる環境整備・・・それが「実家スタジオ化計画」です

機材スペース


和室横の「広縁(ひろえん)」スペースが以前からPCの設置場所でした
狭いといえば狭いのですが、なぜかその狭さが落ち着くという(笑)

機材はPCの近くがやはり便利なので、サイドテーブルの上に置くことにしました
いや~~、この文句のつけようのない収まり感!w


スピーカースペース


スピーカーは床の間の、そして恐れ多くも「四国お遍路の掛け軸」を挟んで設置w
掛け軸は、母と一緒にお参りした四国八十八箇所の思い出の品ですが、
お大師様もきっと音楽はお嫌いではない・・はず(笑)

もちろん、スピーカー&スピーカースタンドは、先日記事でご紹介したものです
脚部のスペースも、設置高さもイメージ通りで良かったです


エフェクタースタンド


シューズスタンドを活用したエフェクタースタンド(ボード)です
これも先日ご紹介した設計図通りに仕上がりました
設計図のおかげで、接続ケーブル類も過不足無く、もちろん音出しも問題なし
しかも、省スペースな上にけっこう美しい収まり・・・
十分満足のいく出来です


誤算?


スピーカーケーブルを結線中に、写真右から2番目の黒い部分がぶっ飛んでしまった
プッシュコネクタ自体はなんとか復元できたのですが
内部の金属接点がどこかに行ってしまい、みつかりません(^0^;)
下の写真で一番右の赤いコネクタだけ金具が見えないの、わかりますでしょうかw


音はそこそこ良いのだけど、製作精度といいますか耐久性といいますか
そういうとこにも気を配ってくれると、中華製の評価ももう少し上がると思うのだけどw
までも、中華アンプの買い置きはまだあるのでモーマンタイ(笑)
実家に次回いったときにでも交換しましょう


【後日譚】
捨てるのもアレなのでwとりあえず事務所に持ち帰り分解してみたところ
接点金具はどこかに飛んでいったのではなく、内部に押し込まれただけでした
少し苦労したけど元通りの形に戻せたので、とりあえず修理完了です
もう一度実家に持っていって再挑戦してみます

PC連動型電源タップ


実家を出るときいつも気になるのが「戸締まり!電源!」なのですが
このタップは、PCの電源オフとともに
タップにつながっている全ての電源がオフになると言う優れものです(写真中央)


おわりに


今後、各機材の音量調整など若干の作業は残っていますが
十分使えるレベルであると自画自賛しております
1年に2,3度しか使わないであろう実家スタジオですが、それでも帰省が楽しみです
少しずつでも、好みの音に近づけていこうと思います



2021年8月19日木曜日

GODIN ACS SLIM SA Natural

 断捨離って・・・(笑)

GODIN ACS SLIM SA Natura


2本目のACS SLIMとなったのはナチュラルカラー、もう購入動機などは書かないけど、
1本目がブラックだったから気分転換的な「何か」とでもお思い下さい(笑)


   ■Top Solid Cedar Top
   ■Body Solid Body design with Silver Leaf Maple
   ■Neck Mahogany
   ■Fingerboard Richlite, 16" Fingerboard Radius
   ■Scale 25.5", 647.7mm,22frets
   ■Nut Width 1.715", 43.56mm
   ■Bridge Richlite
   ■Pickup Custom RMC Piezo
   ■Color Natural, Black
   ■Strings HTC ' PRO ARTE CLASSICAL - HARD TENSION
     (.0285, .0327, .0410, .030, .036, .044)
   ■Case Gigbag

ギター紹介


【ヘッド】
ピカピカの綺麗なグロス塗装がされています
糸巻きのプレートも銀色でピカピカですが、派手な感じはなく、品良く美しい


【ネック&指板】
ネックはマホガニー、指板はリッチライトです
リッチライトというのはエボニーの代替材として開発された素材ですが
エボニーとの違いはほとんど感じられません


【コントローラー】
GODINのSAシリーズではおなじみのコントローラーですね
シンセサイザーの操作やボリューム、EQの調整が可能です


【トップ&ブリッジ】

トップは少し明るい色のシダーが使われています
ブリッジは指板同様のリッチライトです
各弦独立のRMC Piezoピックアップはシンセサイザーのためには必須な仕様ですが
基本的な音もそれほどピエゾっぽくなく、
私にとってはこれこそがGODINの魅力となっています

【バック】
バックはシルバーリーフメイプルというあまりきかない素材が使われています
実際、木目を見ても全く判断つきませんでしたw
写真はかなり赤く写ってますが、もう少し茶色寄りの色合いになります
エレキのようなソリッド構造なので、生音というのはほとんど出ません
しかし、これが夜間でも遠慮無く弾けるというメリットにもなっています

【ケース】
比較的しっかりしたソフトケースです
黒に白のワンポイントがとても格好いい!

BlackとNatura
2本のACS SLIM、BlackとNaturalというカラーの違いはもちろんなのですが
元々の仕様の違いか、制作年が10年以上異なるためか、細かな違いが見られます
【ヘッド】
 ・Black:サテン塗装
 ・Natural:グロス塗装
【糸巻き】
 ・Black:ブラック金具
 ・Natural:シルバー金具
【トップ】
 ・Black:グロス塗装、Godinロゴがやや太め
 ・Natural:サテン塗装、Godinロゴがやや細め
【ブリッジ】
 ・Black:やや大ぶりでヘッド側が最も広くなっている
 ・Natural:かなり小ぶりでTaylorとよく似た形状
【GK出力】
 ・BlackよりNaturalがやや小さい
【ライン出力】
 ・BlackとNaturalはほぼ同じくらい

さてさてw
今現在、最も使用頻度の高いギターがこのACS SLIMです
生ギターではない電子機器ですので、1本くらいスペアを持っておきたい!
と思ったかどうかはさておき(笑)
おニューギター、理屈抜きで嬉しいものです

断捨離???、何のことでしょうw

2021年8月13日金曜日

配信機材のセッティング

この記事は、キャス友さまにあてた「業務連絡」のようなものですが
あわよくば他の読者の方にもご参考になれば!といった内容でございますw

先に全体的な配置イメージ


・イスに座り
・テーブルにボーカル用マイク
・床置きスタンドにギター用マイク
というマイク2本の弾き語り用構成であります


ボーカル用マイクの組み立て


最初の状態は以下のようにバラバラです
 ・コンデンサーマイク
 ・ショックマウント
 ・卓上スタンド(ベース+ポール)
 ・マイクの帽子w
これを下の写真のように組み立てます
この卓上スタンドは基本的にダイナミックマイク用なので
重量のあるコンデンサーマイクでは不安定になります
そのため写真のように「横方向」に設置するのが重要です
 ※マイクの正面は「B-1」の文字のある方ですので、それを顔の方に向けます
これで、安定感はやや向上しますが、それでも倒れやすいので使用時は注意が必要です
ショックマウントへのマイクの取り付け時は
このように指でつまんでマイク挿入部をやや拡げてマイクを差し込み、
マイクの位置を意図した位置にした後、指を離すとしっかり固定できます
最後に「手作り帽子」をかぶせれば完成です(笑)
【保管・使用上の注意】
コンデンサーマイクは衝撃と湿気に弱いマイクです
 ・使用中に倒す、落とす等は禁物とお考えください
  「マイクケーブルを引っ張ってしまって転倒」ってよくあるケースです
  ケーブルを足やギターに引っかけない位置に収めるというのが転倒防止の第1歩ですw
 ・湿気対策はやればキリがないですが、出しっ放しでもかまわないので
  雨の日の窓際とか炊飯器の横とかお風呂場とか(笑)
  直接的な湿気が近くに無い環境で保管&使用する様にしてください

【どうしても転倒が心配な場合】
多少スペースをとりますが、卓上スタンドではなく、
以下で紹介するギター用の床置きスタンドを使ってみるのも有りです

ギター用マイクの組み立て


【先に注意点を】
ギター用マイクは必須ではありません
上記のボーカルマイクは十分高感度なので弾き語りスタイルなら、
声もギターもボーカルマイク1本で十分拾えます
「ギターをもっと綺麗に拾いたい」とかの欲求が生まれてきたら・・・
そのときまに組み立てて使ってみる、ということで十分です

部品はこの通りです
 ・小型の床置きマイクスタンド
 ・マイク
 ・マイクホルダ
組み立てと言っても、マイクホルダをクルクルしてスタンドに取り付け、
マイクを差し込むだけです(笑)
組み立て後適当な高さ、適当な角度に調整します
マイクの中身が白っぽいのは、グリルの中のスポンジを取り除き
代わりに不織布を詰め込んでいるためです

Tascam US-42Bへの接続


マイクの接続は以下の様に行います
 ・コンデンサーマイクをつないだ方のモード切替スイッチは「一番上」に
 ・ダイナミックマイクをつないだ方のモード切替スイッチは「真ん中」に
というのが大事です
正面パネルでは以下の様に接続&設定をします
 ・15にヘッドホン(イヤホン)を接続します
  ※ステレオ標準フォンジャックであることに注意、ヘッドホンがミニプラグの場合は
   変換プラグが必要です
 ・16に4極プラグ、17にヘッドセットマイクをつなぐとマイク1が無効化されるので
  ヘッドセットを使いたい場合以外は基本的に使用しない
  ※16に3極(ステレオ)プラグを差した場合は無効化されないようだが、基本的には
   ヘッドホン(イヤホン)は「15に刺す」と考えた方が無難
 ・19のループバック切替スイッチは以下の様に設定する
   ★SYNCROOMの場合は基本的にOFFで使います
   ★TWICASTINGの場合は基本的にONで使います
背面パネルでは以下の様に接続&設定をします
外部スピーカーの接続は必要に応じて行ってください

US-42B Stetting Panelの設定


これはなかなか奥深いので、おいおいやっていきましょう(笑)