2021年4月25日日曜日

コンデンサーマイク CLASSIC PRO CM3

サウンドハウスのオリジナルブランド、CLASSIC PROから新発売のコンデンサーマイク
2021/4/6発売というピカピカの新商品ということで単純に興味をひかれて、買ってみたw

CLASSIC PRO CM3 ※サウンドハウスHPより


圧倒的な低価格を実現したラージダイアフラム型コンデンサーマイク。
フラットな周波数特性により、ジャンルを問わず幅広く活躍します。
マイク感度が高く、囁くような声や細かなニュアンスをしっかりと捉えます。
ボーカルやナレーションのレコーディングにおすすめのコンデンサーマイクです。

■コンデンサーマイク
■指向性:スーパーカーディオイド
■周波数レスポンス: 30~18,000Hz
■感度: -38 dBV / pa (22.4 mv / pa)
■インピーダンス: 150Ω
■最大SPL: 134 dB (THD less than or equal to 1% 1000 Hz)
■ファンタム電源:15-52V
■寸法:φ52㎜x170mm
■質量: 320 g
■マイクホルダー付属

使用感など


【少しちゃちい!】
ぱっと見は普通のマイクに見えますが、おそらくはプラスチック筐体!
手に取ると「あれ?なんだか安っぽいかも」と感じるのは・・・まあ、しゃあないかw
でも、価格を考えるとそんなものかも知れません

【軽い!】
同価格帯のBehringer C-1と比べても100g以上軽い
でもこれって意外とありがたい、安いブームスタンドでもお辞儀しない軽さは貴重です

【音はそこそこ良いぞ!】
紹介文の「フラットな周波数特性」とは異なり、
7~8kHz付近にピークがあるような特性グラフとなってますが
聴感上はそのような印象はあまりうけず、確かにフラットな感じにきこえます
Behringer C-1などでは少しシャリッとした感じがありましたが、
そんなこともなく、「聴きやすい音」という風に感じています
【残念!ショックマウントは無し】
専用のホルダーは付属しますが、ショックマウントは付属しません
そして、たとえショックマウントをすでに所有している方であっても
尻すぼみな形状ゆえ、径の小さなショックマウントでは今ひとつしっくりきません
ショックマウントを使う場合は、52mmがすっぽり収まる径が必要です

【ノイズを拾いやすい】
セルフノイズはほとんど感じないレベルに収まってます
しかし、プラ筐体のせいでしょうか、周囲の電磁ノイズを拾いやすいと感じます
パソコンなどの近くで使うとき、「ブーン」「ジー」といった音が入ることがあります
ほんの少し位置を変えると収まることが多いので
私自身は大きな問題と考えていませんが
大切な録音中に突然ノイズ発生ということも十分考えられますので
「ここ一番!」って録音には使わないのが良いでしょう
ポッドキャストやテレワーク用途であれば大きな問題にはならないと思います

サンプル音源
ギター音のサンプルです
途中ツメが弦に触れて変な音が出てますが、マイクのせいではありませんw
まあまあ耳障り良く、多少の密度感もあって変に安っぽい音にもきこえません
お値段なりといえばそれまでですが、使えるマイクではあります
 ・マイク:CLASSIC PRO CM3
 ・プリ:GOLDEN AGE PRE73jr
 ・録音:Behringer XR16のUSB録音
 ・ギター:Astorias D.Custom



幻のマイクとなるのか?
2021/4/23現在、CLASSIC PRO CM3はサウンドハウスの商品ページから消えています
USB仕様のCLASSIC PRO CM3Uはまだあるのですが・・・・

何か重大な不具合があったのかは不明ですが、
このまま消滅するとするなら、まさに幻のマイク!!将来的な価値は・・・

きっと数万円に!!(笑)




2021年4月19日月曜日

BEHRINGER X AIR XR16 デジタルミキサー

現在使用中のシステムからミキサーが姿を消して久しい
ソロギター、弾き語り、マイク録音・・・
うちにはいろんな音源が個別のシステムとしてあるわけだけど
ミキサー通さなくても切り替えて使えば全然問題ないという判断でした
しかし、いろいろ事情もかわるもので・・・・

そもそものつまずきはZOOM UAC-8


ZOOMの誇る8ch高速オーディオインターフェイスですが

8chの2mixをメインアウトから出力可能と勘違い

したのがそもそものつまずきでありました
DAWであれば8chを個別に扱えるのですが、
AudacityやOBSのようなごく一般的な音声処理ソフトでは1,2chの音声しか扱えない
ということは・・・・1,2chに入る音を「ソロギター」とか「弾き語り」とかで
用途に応じて切り替えるしかないワケです

現在までのシステム構成


以前にも「弾き語りシステム」として紹介した下図のとおり
弾き語りシステム、ソロギターシステム、エレキギターシステムのそれぞれは
SONYのラインセレクターで切り替えてから、UAC-8の1,2chに入ります
また、ガチのマイク録音は、音質劣化を避けるため
マイクプリアンプからUAC-8に直接入るようにしていました
 ・GOLDEN AGE⇒UAC-8の6chに
 ・FOCUSRITE⇒UAC-8の7、8chに

となるとどういうことが「出来ないのか」
 ・ライブ配信などでは良いマイクでとったギターの生音とかは聴いてもらえない
 ・ソロギターシステムのギター音を使った弾き語りなどは出来ない
 ・ソロギターシステムにはマイクがつながってないので、Q8の内蔵マイクが必要
 ・ソロギター、弾き語りの音はZOOM Q8を通過するためQ8の電源オンが必要
  (Q8での録音を想定しているため)
 ・ガチのマイク録音の音はDAWでしか録音できない(Q8での録音は不可)

まあ、どれも致命的ってわけではないので、これまで放置してきたのでしたが
ライブ配信でどうしても「良いマイクの音でギターの生音を聞いてもらう」必要を生じ
ミキサーの導入に踏み切ったのでした

BEHRINGER X AIR XR16


【選定理由】
外見でも明らかなように、普通のミキサーにある、フェーダーやつまみ類は一切ありません
LANまたはWifiで制御することが前提のミキサーです
すでに座席周りが機材で埋め尽くされているなかで、ミキサーの置き場所を考えたのですが
どう考えても、操作しやすく見やすい位置にはおけそうもない
そうなるともう、このようなデジタルミキサーしか選択肢がなかったのでした
【主な特徴】
XR16の主な特徴というのは以下のとおりです
 ・コントロールアプリで全ての機能が制御可能
 ・高品位なエフェクトが内蔵されている
  (特にLEXICON REVERBが搭載されているのは魅力的でした)
 ・USBメモリへの録音、再生が可能
 ・オーディオインターフェイス機能は無いことに注意

【コントロールアプリ】
PC版のコントロールアプリはこんな感じです
マニュアルの力も少しは必要ですが、概ね直感的操作が可能な良く出来たアプリです

【エフェクト】
あまり使いませんけど、LEXICON REVERBはとても良い感じ!
Lexicon PCM Native Reverb Plugin Bundleとよく似たにおいがしますw
EQは内蔵エフェクトとしても用意されていますが、
それを使わなくても標準装備のチャンネルストリップで十分です
ただコンプはチャンネルストリップのだと効き方がやや過敏で使いにくいかな
とはいえ内蔵エフェクトのコンプはまだ使ってませんけどw

【音質】
十分良いです!PA用途ならほぼ文句なしじゃないでしょうか
宅録用途でも、超低ノイズなのが本当に嬉しい
ただ、稼働させたばかりの時は、ややハイ落ちしたかなという感触があったのですが
半日ほどでそれも感じなくなったので、録音用とでも十分使えるレベルです
それほどデジタルっぽさも感じさせませんが、
どちらかといえば、ややスッキリ系の音と言えそうです

USBメモリーへの録音・再生について


【USBメモリのフォーマット】FAT32です

【XR16での録音とその再生】
これは特に注意することなく、普通に可能です
このときの録音仕様は、ビット深度は16bit、
サンプリングレートはSETUPで設定した値(44.1kHzまたは48.0kHz)となります

【PC内音源の再生】
以下の条件を満たせば、PC内の音源をUSBメモリにコピーしてXR16で再生可能となります
BGM再生などに便利です
 ・WAV形式
 ・ファイル名は半角英数字のみ(日本語等の全角文字を含むとXR16で表示されません)
 ・ビット深度16bit
 ・サンプリングレートはSETUPで設定した値(44.1kHzまたは48.0kHz)にあわせる
元の音源の仕様が上記と異なる場合は変換を要します
フリーのAudacityでも簡単に変換できますのでご活用下さい
 ・元の音源を読み込む
 ・画面左下の「プロジェクトのサンプリング周波数」を
  XR16のSETUPで設定した値(44.1kHzまたは48.0kHz)にあわせる
 ・書き出しで「WAVとして書き出し」を選択
 ・16bitで保存(ファイル名は半角英数字とする)

まとめ


いまのところ「これは良いミキサーだ!」というのが正直な感想です
もちろん、上で書いた「出来ないこと」は全て解消しましたし、
基本的に有線LAN接続で使用していますから、Wifiでの通信切れなどもあり得ず
今のところマイナスポイントは一つも無いです
USB録音再生機能も地味に便利です

使用10時間未満の新古品と言うことで、市場価格の6掛け程度で入手出来ましたが
こんな値段で良いのだろうか、って思ってしまいます
もっと早く導入してたら良かった!(笑)

ちなみに、置き場所が狭く、仕方なく縦置きとしています
当然、電源スイッチと電源コードの差し込みが上側になるのですが
下側には排気口がありますので、「これをつぶすとまずいよな」という配慮から、
写真のように下駄を履かせて排気を確保しています



2021年4月13日火曜日

Geekria QuickFit 交換用イヤーパッド

 本来は、Audio Technica ATH-M50X, ATH-M50XBT, ATH-M40X, ATH-M30, ATH-M20, ATH-M10 ヘッドホン用の交換イヤーパッドなのだが・・・・


SONY MDR CD900ST用に購入!
たしか「マイク作成中」というタイトル(部屋名)だったように思うのですが
もう本当に気まぐれで入ってみたSYNCROOMのとあるお部屋
マイクから始まり、いろんな機材のお話に発展!(笑)
まさに、私にとっては天国で過ごす時間のようでしたが、その中で話はヘッドホンに!

「900ST用ではないんだけど、安くて高性能で最高!」

と教えてもらったのがこのイヤーパッドでした
上にも書いたように本来はAudio Technicaの交換用イヤーパッドです
しかし、ちゃんと装着できるし、音も良くなるとのこと・・・・もう試すしかない!!w

amazon価格は、1165円(税、送料込み)です


いつも激安品しか使ってない私には少しお高いとも感じられましたが
冷静に考えれば、十分以上に安い!!
それに、写真の質感からしてCD900STのあの「いかにも劣化しそうな表面」に比べて
とても丈夫そうに見えます

早速装着!
SYNCROOMでのお話では「多少大きいかも」と言うことだったのですが
なんのなんの、ジャストフィットです
むしろ、あてがったときには「これ本当に入るのかなあ」と思えるほどでしたが
装着してみるとぴったり!!

写真でもわかるように厚さが倍くらいあるのが特徴です
そのせいか、たしかに一回り大きくも感じます

左:交換したパッド 右:元々のパッド

交換パッド装着時の注意点としては、どのパッドでも同様なんですが

遠慮は無用!!ということ

「もしかしたら破れるかも」なんて遠慮をしてたら、絶対にはまりません
激安品であっても、私自身の経験では思い切り引っ張って破れたことはありません
今回は元々CD900ST用では無かったと言うことで多少の遠慮はありましたけど
最後は腕力勝負です(笑)
ただし、今回はパッドの付属品としてこんなもの(写真、黄色の棒)が入っておりまして
この大きめの耳かきのようなツールは、
パッドの端っこを引っ張ったり、ヘッドホンの溝に馴染ませたリに大活躍でした
一家に1本は常備しておきたいと思えたお道具です(笑)

あと、一応の装着が完了したら、パッドの耳の全周が溝にはまっているかを確認し、
パッドを少し回転させながら馴染ませる
これも、イヤーパッド交換では共通した注意点です


装着感や音など
厚みが増したことで、多少締め付けが強くなるかなと思ったのですが
そんなこともなく、装着感は上々です

音は、密閉感の向上のためか、これまで弱かった低音が気持ち強めにきこえます
また、ドライバまでの距離が数mm長くなったことで、音全体としてはややすっきりし
空間再現性も向上したように思います

両耳1165円の交換パッド、なかなか良い仕事をしてくれてます!

2021年4月7日水曜日

ギターシンセサイザー Roland GR-09 永遠に沈黙!

先日、実家から回収してきたギターシンセサイザーです

3年前の西日本豪雨で被災したときも実家においてあったのですが
特に水没したということもなかったので、
「いつか使うこともあるさ~」とおもいつつ、ずっと実家に放置してあった機材です


GODINのギターをつなぎ、電源を入れると、懐かしいシンセ音がきこえてきます
しかし・・・・

エディットボタンが全くの無反応(^0^;)

ということは、プリセットは使えても、音色のエディットなどはできない

「まあ、でも全く使えないってこともないし」

と思いながら、30分ほどそのままにしてあったら知らない間に電源が落ちてた

「このシンセって電源のオートオフあったかなあ」
「あったとしても、えらく早いなあ」


しかし、再度電源を入れても無反応です「え~~~~~~~~~?」
その後2日ほど放置して、もう一度トライすると、なんと表示部が点灯!!

「なんだ驚かすなよ!いけるじゃん!」

と思ったのもつかの間・・・10分もしないうちにまたもや電源落ち・・・・

以降、ずっと沈黙したままとなりましたw

GODIN MULTIAC NYLON SAとセットで中古購入したのが8年前のことでしたが
実際に使った時間はトータルでも数時間か、長くても数日です
それほど思い入れもない分、ショックは最小限ですけど、まあ、残念ではあります
しかし1994年の発売から27年経過することを考えると
良くもった方とも思えますね

さて、粗大ゴミに出すべきかどうか、の前に一応やるべきことが(笑)

裏蓋を空けると、アルミのシールドです

シールドを外すと、中の基盤が見えますが・・・・配線は1本もない完全なワンボード!
基板裏面はこんな感じです、この時点で自分にはどうにもならないと判断w
基板の表には、よく見るとボタン電池があります、もしかしてボタン電池切れが原因か??
でも、テスターで計測するとまだ3v以上を維持してます、もう完全にお手上げです
反応しなかったエディットボタンも、手の付けようがなさそうです
はい!あきらめがつきました

粗大ゴミ決定です!!

万が一ですが、再生に挑戦したい方、電子回路基板ナンクルナイサ~って方

いらっしゃいましたらさし上げますので、コメント欄よりご連絡下さいませ!


2021.4.23 粗大ゴミに出しましたので
受け付け終了です(笑)



2021年4月1日木曜日

Breedlove American Series D25/SRe

 ソロギターをはじめて1年くらいのことだったろうか・・・

エド・ガーハードが弾くWater is wideが心に残り、
どんなギターを弾いてるのだろうか調べると「breedlove」というメーカーだと分かった
その後、breedloveからはエド・ガーハードシグネチャーというモデルもでてるくらい
エド・ガーハードとはゆかり深いメーカーだというのを知ることになったが
それはさておき、「breedloveいつかは欲しい!」と言う思いだけが深く刻まれたのだった

Breedlove Guitars


Breedlove Guitarsは、アメリカオレゴン州ベンドに工場を持つギターメーカーで、1990年ラリー・ブリードラブとスティーブ・ヘンダーソンによって創業されました。
(その後、弦楽器製作家でありインレイ職人でもあるキム・ブリードラブが参加)
独創的なデザインと革新的アイデアや最新技術で、独自のアコースティック・サウンドを追求し、 上質なトーンウッドと熟練の技で、歴史は浅いですが高い評価を得ています。

最もユニークかつよく知られた独自構造としては「Bridge Truss」があります
簡単に言えば「トップの膨らみを調整可能な構造」と言うことのようですが
薄いトップを採用しても膨らみにくいという利点があるそうです
英語に堪能な方は以下の動画をご参照下さい

American Series D25/SRe


Breedloveアメリカンシリーズは、アメリカオレゴン州ベンドでで製造されたシリーズで、その部品やデザインは他国には出荷されていません。
高品質のパーツと職人技で、真のアメリカの精神を表しているとされています。
日本では、C25という小ぶりなコンサートシェイプモデルの方が流通が多いようで、
このドレッドノートカッタウェイはあまり見ません
しかし、サイズの分、より豊かな音だろうと言うのは勝手な想像です(笑)
American Seriesはすでに販売完了で、
今となっては当時のブリードラブのラインナップにおける位置づけはよくわかりませんが
おそらく当時の位置づけとしては最も廉価版ラインだったのではないかと想像しています
といっても30万前後はしていたようですが・・・
ちなみに・・・型番の「D25/SRe」には以下の意味があります
 D:Dreadnought(A:Auditrium Body C:Concert Body D:Dreadnought J:Jumbo
         BJ:BassJumbo)
 2:Standard Body Depth(3:Deep Body Depth)
 5:Soft Cutaway(0:Non Cutaway 2:Sharp Cutaway)
 S:Sitka(C:Cedar E:Englemann)
 R:Rosewood(M:Mahogany F:Flamed Maple)
 e:Electronic

TOP : Solid Sitka Splruce
SIDE & BACK : Solid Indian Rosewood
Nut WIdth : 44.5mm
Scale Length : 648mm
Body binding : herringbone purfling
Rosette : Breedlove abalone
Adjustable truss rod : Single-action
Bridge : Ebony pinless "winged" bridge with J.L.D. bridge truss system
Bracing : Scalloped
Neck : One-piece mahogany
Fingerboard : Ebony
Position markers : Breedlove pearl dot
Frets : 20 (14 to body)
Headstock : Asymmetrical Breedlove with ebony overlay
tuners : Gotoh 381
Color : Gloss finish
Cace : Breedlove deluxe hardshell case
Pickups System : L.R. Baggs Element Active VTC
(Changed to L.R.Baggs anthem by later owner)

【ヘッド&チューナー】
ヘッドはブリードラブ独特の形状をしています
天神板はローズウッドに見えますが、もしかしたら縞黒檀なのかもしれません
チューナーはロトマチックタイプのGOTOH381です
高価なものではありませんがこういうところでの日本製品の採用は嬉しいですね

【指板&ネック】
指板はエボニー、ポジションマークはパールインレイで、
12フレットまでは6弦側、12フレット以上は1弦側に設置されていて
これだけでも随分おしゃれに見えますw
ネックはマホガニー、最近では数が少なくなってきたワンピースというのも嬉しいですが
45mm近いナット幅を感じさせない弾きやすも大きな魅力です


【トップ&バック】
トップは目の詰んだ素晴らしいシトカです、横杢もはっきり出ていて美しい
そして、極薄です!!、サウンドホールで計測すると約3mm強しかありません
一般的なギターでは4mm前後、ローデンとかになると5mm程度はあるトップ厚
まあ、これもブリッジトラス構造のおかげということなのでしょうか
バックはローズウッドです
やや目が粗いようにも思いますが、私の経験から言うと
目の詰んだローズというのは良い音ではあるけどどこか面白みがないとも感じています
これはこれで有りだと思います


【ピックガード&ピックアップ】
ピックガードは、鼈甲柄!!個人的にはこれも上品で嬉しいです
ピックアップは、当初のエレメントからアンセムへと換装されています
取り付けが甘く、いかにも素人インストールだと一見して分かりますけど(笑)
機能的には十分なお仕事をしてますから、まあ許せるw
ただ、アンセムって以外に調整の難しいピックアップで
特にマイク成分の調整はまだまだこれからってところでしょうか


【パーフリング&ラベルシート】
パーフリングはヘリボーンです、なんだかビンテージマーチンを彷彿としましたw
シリアルの「1141209」については「おそらく近年もの」と言うことしか分かりません
カスタムショップ制や5桁ナンバー時代にいついては情報があるのですが
7桁ナンバリングについてはあまり情報が無いためです


【ブリッジ】
何を隠そう、これこそが今回このギターを購入した最大の動機であります
音がどうとかそんなことは全く関係なくw
ただ自分の中でのブリードラブはこの形のブリッジでなくてはいけませんでした(爆)

私はこれを「稲妻ブリッジ」と呼んでいます
そう、はじめて聴いたエド・ガーハードのWater is wideはこの形のブリッジだったと
ただそれだけの理由ですが、私にとってはこのブリッジ=ブリードラブなわけです
しかし最近のラインナップでは高級品ではまだ残されているものの
廉価版ではごく普通の形状になってしまいました
あろうことか、エド・ガーハードシグネチャーまで・・・・かなしいw
そんなわけで、手の届きそうな値段で稲妻ブリッジのブリードラブが手に入る可能性は
今後ますます減っていきそう・・・だからこその「今でしょ!!」だったというわけ

ちなみに、今では少数派のスルーブリッジです
これももしかしたらトップの負担を減らす目的なのかも知れません


サウンドチェック


まさか、ブリードラブでWater is wideを弾く日が来ようとは・・・(涙)
これまで、おニューギターのサウンドチェックを執拗に「Water is wide」で引き続けた
甲斐があったというものです(岸部さんバージョンだけどw)
前半は生音、後半はアンセムのリバーブ付きです
生音は、いかにもシトカ+ローズという感じですが、妙にもたつくこともなく
比較的反応が良いと感じます


さて・・・


いつの間にか28本にもなってしまったギター
でも、もうギター購入の旅もおしまいです、もう十分です(笑)
これからは本数減らすことに全身全霊を傾けよう!!!!
そう固く誓ったziziさんでありました