2024年9月14日土曜日

断捨離の道、10歩目

私の断捨離はほぼ全部がオークションによるものだ
出品の手間もたいがいだし、手数料も10%必要・・とはいえ「個人としてモノを売る場がある」というのは得難いことである

なので、どんどん出品すればいいようなものだが、単純に出品から取引の完了までの手間が膨大というのに加えて、数が増えると、落札後の管理(落札者との連絡や送付処理など)がなかなかに大変で、落札者の希望通りにかつ商品を間違えずに発送し、配送状況を確認し・・等々、すべての商品の到着連絡が届くまで本当に気が休まらない

そんなわけだから、私のキャパとして一度に出品できるのは5個まで、出来れば3個くらいが楽に処理できる範囲かなと思う
それにしたって毎週は無理だから隔週でってことになるわけだから、断捨離の完了は単純に考えても5,6年先(早くてもw)になりそうだ


ソニックマキシマイザー BBE 402


BBEの呼び方だと「マキシマイザー」、一般的には「エンハンサー」とか呼ばれます
仕組みはようわからんが「良い音にしてくれる機材」であります
やや眠たい音がシャキッとするのはなかなか気持ちの良いものです


決して劇的に音を変えるというものではありませんが、それでもMAXにするとやや耳障りになりますからほどほどに効かすのが吉です

ZOOM H2n & アクセサリーパック


いろいろとお世話になったICレコーダーです
手の中に収まる大きさと重量、ワンタッチでの録音等々、かわいらしい見た目以上に多機能で使いやすいレコーダーでした
ですが、とかにもレコーダーがあったので数回のギター録音と数本のカセットテープデジタル化以外にあまり出番がありませんでした





Miura m2 Compressor/limiter


きわめてナチュラルな効き方をするベース用コンプレッサーです
Miura Guitaersの製品がベース関連のものが多いので「ベース用」といわれますけど、極端な効き方ではないのでアコギやエレキでも十分使用できます
ただ効き方が自然すぎてエレキなどで積極的に音作りするためにはやや使いづらいかもしれません



これまでの成果


断捨離点数57・・多分頑張ってると思うw
しかし、残りの断捨離点数が減ってないのは、いったいどういうわけだ?


2024年9月1日日曜日

断捨離の道、番外編3

いまやカメラといえばデジタルカメラ、「昔はフィルムを入れて撮ってたのよ」といっても「へ~~~」って世代も増えつつあるのでしょう
そのフィルムを入れてたカメラのことを「銀塩カメラ」(またはフィルムカメラ)といいます
今回の断捨離はCANON最後の銀塩カメラ「EOS-1v」とMAMIYAの中判フィルムカメラであります・・・

・・の予定でしたが、突然故障してしまったカセッテテープデッキを急遽処分という事情もありまして、その3点が今回の対象となります

CANON EOS-1v、EOS-1vHS


CANON製銀塩カメラ最後のフラグシップモデルで、1vはノーマル、1vHSは高速連射モデルとなります
今回はこの2台と合わせて、PCリンク用のケーブル(CANON ES-E1)、期限切れフィルムを合わせての処分となりました
1vも1vHSも購入したときはまさに有頂天だったのを思い出しますw
写りや性能以前にもう持ってるだけで幸せと言いますか、何を撮るでもなく持って出かけるだけで楽しかったなあ、懐かしい

実はPCリンク用のケーブルや期限切れフィルムもちょっと貴重なものだったりします
リンクケーブルは絞りやシャッタースピード等の撮影データを1vからPCに取り込むためのものです
こうした情報はデジカメでは画像ファイルにexif情報として保存されており、適切なアプリを使えば閲覧や一括取得も可能なのですが、銀塩フィルム時代としてはまさに画期的でありました
今ではリンクケーブルだけでなくES-E1がフルセットでそろっているというのは極めて貴重です

期限切れフィルムも、「その筋」では隠れた人気があります
銀塩フィルムは期限が切れたからといって写らなくなるわけではありません
もちろんプリントしたときの変色等はあるのですが、その辺色が想定外の面白味を生みだすという楽しさが、どうやら人気の元のようです
今回のフィルムは20年以上冷蔵庫で保管したもので、保存応対が良いのでもしかすると「普通に写る」可能性も無きにしも非ずですが、であればそれはそれで儲けものですね







A&D GX-Z7100EV


カセットテープデッキの最高峰、ってわけではありませんが、30年以上前に新品価格が79,800円したというまあそこそこ高級機となります
我が家ではカセットテープのデジタル化に数台のテープデッキが稼働しましたが、つぎつぎそれらが故障していく中で、最後まで生き残った1台でした
しかし半月ほど前に気まぐれに電源を入れてみると、異音がするばかりでテープ室の扉が開かず、再生もできません
速攻粗大ごみにとも思ったのですが、物は試しとオークションに出してみると見事に落札いただきました(しかもそこそこな高値で・・・ありがたい)



newMAMIYA6 & MAMIYA6 MF & レンズ


Mamiya6シリーズは6×6判のスクエアフォーマットレンズ交換式レンジファインダーカメラで、マニュアル撮影とAE撮影が可能です
1989年に「New Mamiya6」、1993年に「Mamiya6 MF」が発売されました
一般的なフィルムカメラ(35mmフィルム)と異なり、中判(ブローニー判)と呼ばれるという大きなフィルムを使用するカメラです

EOS-1vと同様、買ったときにはもう有頂天(笑)
当初はレンズも1本しかなかったのですが、その後2,3年かけて3本コンプリートしました
  ※このカメラで使えるレンズは3本しかなかった
中でも50mmレンズは当時大変高価で、捜索や資金繰りでずいぶん苦労したのも良い思い出です
しかし、中判フィルムはフィルム代や現像代がかなりのお値段で、私の場合フィルムスキャナを使っていたのでプリントはしなかったとはいえ、結局フィルム34本を撮った後は防湿庫で休眠状態となってしまいました
とはいえ、防湿庫の中の雄姿を見るたびニマニマしていたのですが(笑)









余談】今、フィルムカメラは人気なのか


さて、今回はCANON、MAMIYAのカメラを断捨離したわけですが、実はこの4台は想定を大きく上回る価格で落札されました(正直、私もビビっておりますw)
これまでコツコツとギター機材を断捨離してきましたが、今回のカメラはその処分総額の2倍近い価格で落札され、うれしい一方で「なぜなの??」と素直な疑問がわきます

すでにフィルムカメラは現像&プリントしてくれる店舗も減っており、フィルム購入&現像&プリント(またはスキャン)に結構なお金もかかることから、使い勝手が良いとはとても言えないのですが、これはいよいよ趣味人の間で「フィルムカメラ人気が爆上がり!」って時代がやってきたのでしょうか
実は数年前に相場調査をしたことがあったのですが、高額で売れるどころか「売れるのかなあ?」って雰囲気だったような気がするのですが、どうなのでしょうね

もちろん購入時の価格は今回の売却価格を上回りますから、「儲け」が出てるわけではないのですが、それでも「なんだかうれしい気分」を味わっております(笑)



思い出深いカメラたち
新たなご主人の元で活躍してくれることを
切に祈っております!!

2024年8月8日木曜日

dbx 286s 備忘録

dbx 286s 、安価でお手軽なチャンネルストリップですが、私にとっては結構「曲者」な機材であります
その曲者かげん、ちょっと記録しておかないと忘れてしまいそうなので(笑)



さて、チャンネルストリップとは何かというと・・・
大型のミキシングコンソールや卓上のミキサーにおいて1チャンネル分の機能を抜き出してひとまとめにした機材(またはプラグイン)のことを言います
ここでいう「1チャンネル分の機能」というのは機材によりいろいろではありますが、ごく一般的には、プリアンプ、コンプレッサー、EQ、+αといったところでしょうか
もちろんプリアンプやコンプレッサーに特化した機材に比べると劣る部分はありますが、1台で必要な処理を完結できると言こことでは、とても便利な機材といえます

dbx 286s は6つのセクションから構成されているので、順に見ていきましょう
 ・マイクプリアンプ
 ・コンプレッサー
 ・ディエッサー
 ・エンハンサー
 ・エキスパンダー/ゲート
 ・アウトプット


マイクプリアンプ
入力ソースの増幅を行うセクションで、+60dBと十分な利得を持ちます
ファンタム電源のオンオフ、ハイパス(ローカット)のオンオフもこのセクションで行います
きわめて普通に機能するセクションですが、問題はコンプレッサーとの関連性にありますので下の「コンプレッサー」の項をご参照願います


問題というわけではなく仕様の話ですが、入力ソースについては少し注意が必要です
入力はMIC INPUTまたはLINE INPUTの端子を用いますが、このとき以下に注意!

 ■MIC INPUT:ダイナミック、コンデンサーともにOK、ただしコンボジャックでは
    ないので、ケーブルがXLR-フォンの場合は変換アダプターが必要
 ■LINE INPUT:キーボード等のラインレベル機材を接続、マイク入力には対応していない
    マイクも音は出ると思われるが、十分なゲインが得られない可能性が高い
    また、エレキも挿すことは可能と思われるが、この端子のインピーダンスは、
    アンバランス30kΩ、バランス60kΩなので、一般にインピ-ダンスが200kΩ以上
    あるエレキ(パッシブ)とはインピーダンスが不整合となる可能性が高く、
    前段にDI等を入れて整合を図る必要があると思われる



コンプレッサー
最も「曲者」感が強いセクションです
一般的なコンプレッサーのように、スレッショルド(Threshold)、レシオ(Ratio)、 アタックタイム(Attack Time)、リリースタイム(Release Time)、メイクアップゲイン(Makeup Gain)といったパラメータを設定するのではなく、小型のアナログミキサーで見かける「ワンノブコンプ」のような働きをします
確かにお手軽コンプではあるのですが、「内部処理がどうなってるのかわからない」ので効き具合は耳で確かめながらになります
さて、何が問題かというとそれは、自動的に決定される「メイクアップゲイン」です
このセクションではコンプの効き具合を「DRIVE」、リリースタイムを「DENSITY」という2つのノブを使用します
DRIVEを右に回すとともにコンプの効きが強くなりますが、この時コンプによって下がった音量を元に戻すメイクアップゲインが自動で付加されます


このメイクアップゲインは、つまみが5の位置でmax20dBとかなり過激で、そうと知らずに回しすぎると、「やたらノイズ(環境的な)が増えるな」ってことになります
こんな時はむしろマイクプリのゲインを上げたほうがノイズをコントロールしやすく、DRIVEの値は2程度にしおいて、プリアンプセクションのゲインを上げていき、GRメーターが2,3個点灯する程度に調整するほうが確実にノイズが小さくなります
ちなみにここでのノイズというのはマイクや286sのセルフノイズではなく、過度な増幅による環境的なノイズが耳につくことを意味します

入力ソースがマイクではなく、ラインであればDRIVEをもっと上げてもいけそうですが、そこは接続する機材次第なので、耳で確認しながら良いところを探すしかありません
ただ、いずれにしても、「自動でメイクアップゲインがついてくる」のでリミターのような使い方はできません

DENSITYのほうもやや注意が必要です
DRIVEとの兼ね合わせな話になるのですが、説明書によれば「DENSITYをセンターより右に上げたときベース音がひずむ場合がある」とされています
音量的にはクリップしていないのにひずむという現象で、対処としては、DENSITYやDRIVE、GAINを下げるということになりますが、これも入力ソースによってさまざまなので一概にこれ!!って対処はありません

さていろいろ書きましたけど(私の)結論です
 ・コンプのDRIVEは最小限に!!
 ・DENSITYは12時が基本!!
 ・上記設定ではGRメーターがつかない、または1個くらいしかつかなくても許容w
 ・ソースによっては潔くコンプの使用をあきらめる
 ・コンプ調整時は必ず「エキスパンダー/ゲート」を無効にしておくこと!


ディエッサー
日本語の発音ではあまり目立たないとされる「歯擦音(しさつおん)」
いわゆるサ行の発音で耳障りな風切り音を軽減する機能です
私の場合はオフで使ってるので、このセクションは一応無罪としておきます(笑)


エンハンサー
EQと同じと考えられている方も多いと思いますが、似て非なるものです
LF DETAILは低音域にハリとキレと迫力を、HF DETAILは高音域に透明感、明良感を与えるもので、聴感上はEQと似た働きをしますが、286sの内部ではEQよりも複雑な処理をしています
基本的によく効きますが、過剰にかけるとあからさまに音が不自然となります
なんだか中身は詰まっていないのにパンパンに膨らんだ風船のようとでもいえばいいのでしょうか、そんな感じ
もちろんソースにもよりますがせいぜい3~5が最大値かなと感じます



エキスパンダー/ゲート
コンプレッサーに次ぐ「曲者」ww
しかしこれは286sがどうこうということではなく、エキスパンダー/ゲートがそもそもそういうものなのですが・・・
さて、ノイズゲートって聞いたことがあるけど、「エキスパンダー/ゲート」って何??
まあこれ私も詳しくはないですがww
 ・ノイズゲート:一定音量以下の信号をカットする
 ・エキスパンダー/ゲート:一定音量以下の信号を設定した比率で減衰させる
とでも思っておきましょう
要は生活環境ノイズ(家電やPC、屋外の雑踏音等)のような比較的音量は小さいがマイクで拾うと結構耳障りな雑音を軽減してくれる機能です
「一定音量」を決めるのがTHRESHOLD、「減衰比率」を決めるのが「RATIO」となり、うまく設定すると、生活ノイズを完全にカット、または気にならないレベルまで落とすことが可能です

可能なのですが・・・・
弾き語りのシチュエーションで言えば、ギターやボーカルの音が入らないときはいいのですが、弾き語りを始めてその音量がTHRESHOLDの設定値を超えると、減衰またはカットした生活ノイズも復活してしまうことには注意が必要です
もちろん286sが不出来なわけではなく、ゲートの仕様なわけですが、生活ノイズが復活した瞬間にボーカルがざらつく感じが強く出ます
結局、音量がTHRESHOLDを超えたときの「ノイズ復活ショック」が気にならない程度に調整をするしかないのですが、基本的にはTHRESHOLDもRATIOも最小から少しづつ上げていいところを探す形になります

ところが、ここでもコンプレッサーの調整次第では、上記のようなエキスパンダー/ゲート調整がうまくいかない可能性があります
すなわち、コンプの自動メイクアップゲインで生活ノイズも過度に増幅されてしまっている場合です
コンプレッサーの調整時にはエキスパンダー/ゲートを無効にしたうえで、「ノイズ最小かつ必要音量を確保」を目標とし、その後エキスパンダー/ゲートを調整という手順が適切と(私は)思いますw

アウトプット
最終的な出力音量を決定するセクションで、これについては特に問題はありません
ただ、ここで最終的な音量を決められるなら、コンプレッサーの「メイクアップゲイン自動付加」はいらんのになあと、余計なことしてくれちゃって・・と思うのは私の無知ゆえでしょうか(^_^;)


まとめ
多機能で安価なdbx 286sですが、生活(環境)ノイズを伴う使用条件下ではいろいろと注意も必要です
各セクションの役割が独立せず、相互に関連しあう部分があることが問題の切り分けを難しくする面もありますが、私には過剰なメイクアップゲインが罪深いと思えてなりません
多少極端な話になりますが、286sの最も無難な使い方としては
 ①とりあえずコンプ、ゲートはあきらめる
 ②エンハンサーは好みで少量付加する
を基本ラインとしてゲインとアウトプットレベルを決定し、使用してる中で何か不満が生じれば、コンプやゲートを少しずつ付加していくのが良いと思います

録音スタジオのような環境であればもっと大胆な使い方もできると思いますが、宅録環境ではチャンネルストリップとしてフル活用を考えるよりも、マイクプリと割り切ったほうが幸せになれそうな気がします

以上、完全な私見でございます(笑)