2025年2月28日金曜日

断捨離の道、14歩目

今回はかなり頑張った!
主にラック機材&初のギター放出!!

BEHRINGER FBQ1502


15バンド2チャンネルのグラフィックイコライザー
中古で入手したものだけど、一度だけテストしたくらいでほとんど使った記憶もない


BEHRINGER MDX4600


4チャンネルのコンプレッサー
「いつか使うかも」と思ってたがその「いつか」はとうとう来ませんでした
購入後一度も使うことなく、初めての使用は出品前の動作テストだったという何とも言えないことになってしまった
ちなみに「いつか使うかも」は、ため込み魔の常套句、私の脳内を常に占拠している免罪符でもあるよ


LEXICON MX300


ステレオリバーブ
新品で購入したが・・・何度かテストしただけで常用したことは一度もなかった
今更だが私、収集癖とともに温存癖もあるようだ
「大事なものだから大切に保管しておこう」・・まあ悪いことではないのだけど・・
ちなみに私、好きなものは最後に食べる派である


TASCAM MX-4


4チャンネルのマイクプリアンプ兼ミキサー
多チャンネルのマイクプリというのは珍しくないが、各チャンネルにPANが設定できてミックスアウト可能なものというのはそれほど多くない
これは便利そう!って飛びついたのだけど、これも中古購入後一度テストしたのみであった


T.C. ELECTRONIC M350


ステレオリバーブ(空間系のマルチ)
わりとお安く、操作も簡単、しかも空間系では定評のあるTCの製品ということで、人気のあったリバーブだ
LEXICON MX300に比べればまだ使った方ではあるけど、常用と言えるほどには使えていなかった


BEHRINGER MDX2100


2チャンネルコンプレッサー
BEHRINGERのコンプレッサー、MDXシリーズは、この2100と2000までがドイツ生産であり、その後の製品とは一線を画すといわれる
単にドイツ生産というだけでなく、内部回路も異なるということで、このレトロなコンプをたたえる声も多いようだ


BEHRINGER PX2000


パッチベイ
いつも「パッチベイ」(半濁音)なのか「バッチベイ」(濁音)なのか迷うのだけど「パッチベイ」(半濁音)が正解みたい
ケーブルの中継器のような働きをするがその中継方法がなかなか多彩で便利な反面、どういう接続設定をしているかすぐに忘れてしまうのでメモ必須という困った子でもある
ずっとラックに居座っていたが、眺めるだけの存在だった


TEAC AV-P15


パワーディストリビューター、まあラック用の電源タップである
ラック機材をアッ使うとよくわかるが、意外にもラックには必須の機材
いくつもの機材を一度にオンオフ可能なのはとても便利・・
というか、機材によってオンオフスイッチの位置が様々だったり、中にはスイッチがないものも存在したりで、やはりラックを組むうえでは「必須」である


ROLAND GR-20


ギターシンセサイザー
下のGODIN MULTIAC STEELとセットで売却したものだが、もともとセット売りを念頭にして購入していたものだった
歴代のGRシリーズ中最もシンプルな操作性で使い勝手の良いギターシンセだが、これも当然ながらテストだけして保管しておいたものである


GODIN MULTIAC STEEL SA


ギターシンセサイザー用のギター、一般的なエレアコとしても使用可
初めて購入したGODINだったし、その後ギターシンセに興味を持ったきっかけともなったということで、思い入れもひとしおなギターである
ひとしおではあるが・・そんなこと言ってては断捨離は進まないw
最近ではナイロンのGODINしか弾かなくなったこともあって、30本の最初の1本として先陣を切っていただくこととなった


新たな相棒様と仲良く暮らすのだよ!!


これまでの成果


断捨離開始から約500日の成果である
ようやく売却予定の1/4が完了したが、残りの売却には単純計算で1500日(4年ちょっと)かかることになる
まあ想定内ともいえるのだけど、なんとも果てしない



2025年1月31日金曜日

PDトリガーケーブル

先日のこと、ブログの読者様から頂いたコメントの中に「PDトリガーケーブル」という初見ワードがありました・・いや全く青天の霹靂でありますよ(笑)
Amazonで探してみると、概ね千円前後と結構お安く手に入ることが分かったので、注文してみました

PDトリガーケーブルとは


今どきの皆様ですので、スマホやノートPCなどの急速充電規格に「PD(POWER DELIVERY)」とか「QC(QUICK CHARGE)」といったものがあることはご存じのことと思います
両者で多少の相違はありますが、ものすごく簡単に言えば「給電側と受電側の会話に基づいて5v以上の電圧で高速充電する」というものになります
 ・受電側:「バッテリーだいぶ減ってるので9v、2Aで送ってよ」
 ・給電側:「りょうか~い」
 ・受電側:「そろそろ満タン近いから9v、0.4Aくらいに落として」
 ・給電側:「りょうか~い」
みたいなやり取りに基づいて無理のない高速充電を行う規格であります

PDトリガーケーブルとは、ケーブルが受電側に「なりすまして」給電側にリクエストを送ることで、
本来5v出力であるUSB-C端子から、
9vや12vという高い電圧を搾り取るという商品
(UCB-CがPDに対応している場合に限る)

で、ほとんどの機材が9vで稼働するギターエフェクターなどとはとても相性が良いと言えます


活躍しそうなシーンとしては、ライブ現場でエフェクターボードの電源供給をモバイルバッテリーで行う等でしょうか
AC電源ではノイズ発生のリスクがありますが、モバイルバッテリーのDC電源であればその心配は最小限で済みます

種類も豊富


今回私が購入したのは電圧可変タイプですが、それ以外にも様々なPDトリガーケーブルが存在します
 ・9v固定タイプ
 ・12v固定タイプ
 ・15v固定タイプ
 ・20v固定タイプ
 ・電圧可変タイプ
また、それらに加えて
 ・極性がセンタープラスやセンターマイナスのもの
 ・さらにはDCプラグの形状が5.5*2.5、5.5*2.1、5.5*2.5(2.1共用) 等々
と意外に種類が多いので、選択には少し注意が必要です

ギターエフェクター単体への電源供給であれば
 ・9v、センターマイナス、5.5*2.1プラグ
が基本となりますが、完全一致しなくても
 ・極性が異なる→上の写真のように極性変換コードを使用する
 ・プラグが異なる→変換プラグを使用する
という風に購入後の対応も可能な場合があります
ただ電圧に関しては固定タイプを選ぶとそれ以外の電圧は得られないので、必要な電圧に関しては購入前によく考えて決めておく必要があります

電圧可変タイプ(今回購入品)


5v、9v、12v、15v、20vの5種類の電圧を切り替えることができます
これを選択したのは、所有エフェクターに12vを要するものがあったことや一部のパワーサプライで12vが必要なものがあったためです
用途としては室内でエフェクターのテストを行う程度のものでしたので、電源としてはモバイルバッテリーではなくコンセントにさして使用するUSB充電器を対象としています

【極性】
購入品をテスターで確認したところ「センタープラス」でした
極性変換ケーブルは「たくさんw」持ってるのでセンターマイナスへの変換は問題ないのですが、Amazonで見る限り、商品説明に極性が明記されているものが意外に少ないのは気になります
手元に届かないとはっきりしない場合も、届いても記載がないなどもあるので、エフェクターの故障を招かないためにも、極性不明のまま使用することは絶対に避けてください

【電圧】
「これで9vも12vも15vもどんとこい!」って思ったのですが・・・
給電側のパワーによっては取り出せない電圧があるのです
以下、テスト状況動画です


PD65wでの動作状況

PD20wでの動作状況

動画のように、PD20wでは15v以上の電圧は取り出せないことがわかります
ただ、どちらの動画でもPDトリガーケーブルで設定した電圧に対してUSB充電器からはほぼ正確に設定どおりの電圧が取り出せていることも確認できます
 ※設定電圧はPDトリガーケーブルのボタンを押すたびに変わる

手持ちのUSB充電器を使って実験したところ以下のことがわかりましたが、これはUSB-Cポートを一つのみ使用した場合ですので、同時に複数ポートを使用(例えばスマホ充電ながら等)した場合にはこの限りではありません


「なるほど、そういうものなのか・・」とある程度は納得したのですが、さらにネットを調べてみるとMarubun様のHP、
に「USB PD規格、Power Rule」という項目があり、そこでは給電側のワット数によって、出力しなければいけない電圧・電流が決まっているとあります
あくまでPD規格上の「義務」を示しているのであって、それ以外の電圧・電流を出力してはいけないということではありませんが、なんとなく理解の一助にはなりそうです

【負荷耐性】
あまり高負荷なエフェクターは持ち合わせないのですがwこんな実験をしてみました
 ・PD20wのUSB充電器
     ↓
 ・PDトリガーケーブル(12v設定)+極性変換ケーブル
     ↓
 ・Vital Audio/POWER CARRIER VA-08 MKII(パワーサプライ)
     ↓
 ・STRYMON TIMELINE:必要電流300mA以上
 ・STRYMON BLUESKY v2:必要電流300mA以上
 ・BOSS EQ-200:必要電流170mA 合計770mA以上

結果的にはすべてのエフェクターが正常稼働し、ノイズもない出音状況でした
なおこの時の出力電流は、写真のとおり0.864Aです、ここでは確認のしようがありませんが、20wでも12v、1~1.5A程度までは大丈夫と考えてよいのではないでしょうか


今回はパワーサプライ経由での実験で、分配ケーブルや分岐ケーブルでの使用については確認できておりません
おそらく大丈夫では?とは思いますが・・・どうなんでしょうか

まとめ


いやはや、便利な時代になったものだと喜ぶやらあきれるやら(笑)

実はこれまでUSBで12vや9vを得るためには、USB5v→DC9v(12v)昇圧ケーブルというものを使っておりました
しかし、昇圧コンバーターを使っているため、場合によっては盛大なノイズを見舞われるといったこともあり、(恐怖から)次第に使用しなくなったという経緯があります
トリガーケーブルは(今のところですが)その心配もなく、「便利な時代」を実感できております


昇圧ケーブル


さて、PDトリガーケーブルいかがでしたでしょうか
実はもう一つの高速充電規格「QC」についてもQCトリガーケーブルが存在します
私の興味はもうPDトリガーケーブルで満たされたので、レポートする機会はもうないと思いますが、ご興味があれば探してみてください

最後になりましたが、PDトリガーケーブルについて情報提供いただいたBe-m.Rさんに深く深く感謝申し上げます!


2025年1月25日土曜日

お勧めはしませんが・・USBパワーサプライ

ちまたで安いと話題??のTemu
正直言うとサ〇サイトではないかと疑わないでもなかったのだけど、ものは試しと万一があっても惜しくない程度のものを注文してみた
そして今こうしてレビューをかけているのは・・・無事に届いたからにほかならないわけですが、果たして使えるのでしょうか??

USBパワーサプライ PW-1


USB5V2.1Aを電源とするエフェクター用パワーサプライです
DCアウト8系統(100mA×4、300mA×4、すべてセンターマイナス)とUSB-A5V出力を1系統持ちます
元がDC電源だけにACアダプターが不要できわめて小さな筐体となっています
これに充電用ケーブルとエフェクター用のDCケーブルが8本ついて1400円(税、送料込)という価格に驚かされます

商品構成

サイズ

出力構成

出力電圧は8.8V


1~8までの出力ポートすべてで出力電圧は8.8vでした
写真ではモバイルバッテリーを使っていますが、一般的なUSB充電器でも同じ電圧です

参考までに、うちでよく使ってるパワーサプライで計測すると以下のとおりです
 ・CAJ POWER BLOCKs HUB 6:9.13V
 ・Vital Audio/POWER CARRIER VA-08 MKII:9.03V

エフェクターにとっての電圧は、動作するかどうかということも重要ですが、音にも影響するとされており、エフェクターにもよりますが9.3~9.4V程度あったほうが良いといった意見もあるようです
8.8V・・エフェクターの起動自体はすると思いますが、う~~ん微妙ですね~~(笑)


ただ、そもそも論として100mA×4+300mA×4=1.6Aなわけでして、5V2.1Aを昇圧してるとするなら、効率を無視したとしても1.6Aとれるわけがない
そのあたりを加味して可能な限り電流稼ごうとしたうえでの8.8Vなのかしら?と、まあいらん想像を掻き立ててくれるのですが、安全側に見積もるなら合計電流1Aまでに抑えておいた方がよさそうです

使ってみた


常用しているエフェクターを実際につないでみました
 ・STRYMON TIMELINE:必要電流300mA以上
 ・STRYMON BLUESKY v2:必要電流300mA以上
 ・BOSS EQ-200:必要電流170mA 合計770mA以上


とりあえず、STRYMONの2台は300mAポート、BOSS EQ-200は100mAポートにつないでみました
30分程度の短い時間の使用ですが、各エフェクターの動作状況は以下のとおりです
 ・STRYMON TIMELINE:割と安定して動作
 ・STRYMON BLUESKY v2:通電時にオンオフを繰り返すなどやや不安定、その後安定
 ・BOSS EQ-200:必要電流に満たないポートからの給電だが安定して動作
まあ結果的には「使えました」ということになるのですが、今回は通電&出音確認をしただけですので、何らかの操作をした場合にどう挙動するかまでは確認できておりません

出音状況は、ノイズもなくいたって普通であります
うちにはアナログ系のエフェクターがないので、「デジアナ混在ノイズ」の確認はできませんが、少なくともデジタル系エフェクターだけであればノイズはほぼ感じられませんでした
音質については、Vital Audio/POWER CARRIER VA-08 MKIIと比較してみましたが、もうほんの気持ちですが「やや厚みがない」と感じるかどうか・・・程度の差です

注意点


このUSBパワーサプライは、USB充電器はもちろんモバイルバッテリーでも使用可能ですが、最近では、USB充電器もモバイルバッテリーも様々な急速充電に対応している場合があります
中にはこのパワーサプライに給電不可のケースがありますのでうちで確認できた可否を整理しておきます

■USB充電器やモバイルバッテリーの出力端子がtype-Aの場合
 ・QC規格準拠のA端子
   一般ケーブルでもQC対応ケーブルでも給電可能
 ・一般的なA端子
   一般ケーブルでもQC対応ケーブルでも給電可能

■USB充電器やモバイルバッテリーの出力端子がtype-Cの場合
 ・PD規格準拠のC端子
   一般ケーブルでは給電可能、PD対応ケーブルでは給電不可
 ・一般的なC端子
   一般ケーブルでは給電可能、PD対応ケーブルでは給電不可

早い話PD対応のtypeC-typeCケーブルではこのパワーサプライに給電できないようです


まとめ


機能面だけで見れば本当に便利で安価です
 ・モバイルバッテリーでも動作
 ・100mA×4+300mA×4と出力も十分(疑問はあるけど)
 ・デジアナ混在は未検証だがデジタルオンリーならノイズは感じられない
 ・金属筐体でしっかりしたつくり
 ・コード類も付属してなおかつ1400円(税、送料込)
しかしながら、大いに懸念もあります
 ・8.8Vという微妙な出力電圧
 ・300mAのSTRYMON Bluesky v2が少し不安定(その後安定)
 ・説明書に合計許容電流の記載がない
 ・一般に直流昇圧コンバーターは高周波ノイズを発生することが多いが
  今回はそのあたりの検証まで至っていない
 ・耐久性が不明 等々
  
便利な機材であることは確かだし、ある程度の動作確認もできました
しかし、大切なエフェクターの電源として激安品を常用するのはたとえ決定的な不良がないとしても、「一抹の不安」がぬぐい切れないのも正直なところです

本記事のタイトルを「お勧めはしませんが・・」としたのもそういったところが理由なわけですが、ご使用の場合は十分なランニングテストや出音確認等ののちに実戦投入するのが安全と考えられます
私自身は常用ではなく、エフェクターの簡単なテストなどに使う程度かなと考えています