~ブログクラッシュのため、こちらに再掲します~
第5章 ZOOM Q8 マイクカプセルをXYH-5に交換
ZOOM Q8のマイクカプセルをXYH-5に交換しました
交換によって以下の点が変わります
①XYの角度が120度から90度に変わる
集音範囲が狭くなることで環境ノイズからの響が減ります
私の場合だと、パソコンの冷却ファンの音が大幅に低減します
②プラグインパワー対応のコンデンサーマイクが使えるようになる
銀色カプセルの下方に見える3.5mmジャックを使用します
これで、「マイクの位置」と「カメラの位置」を切り離して考えることが出来ます
音そのものは、Q8純正のカプセルとほとんど変わりません
おそらくブラインドだと聞き分けは難しいと思います
録音レベルについてもダイヤルの数字が同じであれば
ほぼ同じ音量が得られると感じられます
でもルックスは「何となく格好良く」なったし(爆)
そういった満足感とともに
ギターのような単一音源の録音の場合だと
マイク交差角が90度になることで
上記のように環境ノイズがやや低減される、ということに加えて
LRの音量差や音質差を小さくできたり
ということで、使い勝手も大幅に向上するのですが、
ネックはお値段でしょうか・・・
7千円台という価格は、ちょっとしたPCMレコーダーが買えてしまうので
かなり躊躇もありました
Q8本体と同時購入だと5万円近くなりますから
どんなに興味があっても、最初からセットで購入というのは
私もちょっと難しかったと思います
Q8を使って、なにか不満に感じたことがあったときに考えればいいと思います
ただし、上記①(XYマイクの交差角度)に関しては
120度という値も、超広角化したQ8の画面と音声の整合という、一定の意義があります
バンドや合唱のように
平面的な広がりのある音源に対しては120度というXY交差角も
必要な場面があると思われるので
必要に応じて付け替えるということも必要かもしれません
ギターに関しては、ほぼ単一音源ですから90度で十分だと思いますが
反響の大きな部屋でエア感向上のために反射音を多く取り入れたい場合は
120度の出番もあるかもしれませんね
以下、XYH-5によるサンプル音源です。
第6章 ZOOM Q8 完全防御?
カプセルをXYH-5に交換したこともあって、Q8君の完全防御を敢行しました(笑)
私は喫煙者でもありますし、ニャンズの毛が年中宙を舞っているという
極めて過酷な環境下での使用ですから
当然と言えば当然の処置ではありますが・・
マイクを保護しているのは、百均で買った、CD/DVDの保護袋で
半面はビニール?、半面は不織布になっています
でこの不織布の側をマイク前面に来るようにかぶせて輪ゴムで止めました
いちおう、かぶせたあとにマイクに変なストレスがかかっていないか
確認しています
音への影響はほぼ無いと思います
■レンズの保護
Q8付属品のレンズキャップをかぶせただけです
レンズキャップにはもう一つ理由があります
写真でおわかりのように、魚眼のごとく球面状に張り出したレンズ面
これはおそらく「保護カバー(フィルター)」であるとは想像してますけど
ぺったんこの平面だったQ4と比べると、不注意に傷つけてしまいそうで仕方ない、
ということでレンズキャップの使用に踏み切りました
私の場合、動画を撮る場合と音声のみの録音が、ほぼ2:8位の比率で
音声録音が多いですから
このところは、ずっとキャップをつけたままという状態が続いております
■液晶の保護
これらに加えて液晶保護フィルムを貼りました、これでほぼ完璧!
専用のものは多分無いので、百均で買った保護シールをはさみで切ってみました
まあぴったりというわけにはいきませんけど、とりあえず役目は果たしています
タッチパネルの感度にも問題ありません
第7章 Q4とQ8の動画比較(車載動画)
実は、Q4の購入時にも同様の車載動画を撮っていました
CMOSセンサーの特性として、高速で動くものやカメラ本体を急激にパンしたりするときに
画像が揺れたりゆがんだりする性質がありますが
Q4では比較的顕著にその影響が出ていて、Q8での改善具合もちょっと興味があって
今回も車載動画で比較しようと思った次第です
【実験状況】
写真のように車のサイドウィンドウにサクションマウントで固定してます
全く同じマウントではないので、多少動画のその影響が出てるかもしれません
動画フォーマットは、両者とも1080p、30fpsです
【Q8での撮影動画】
【Q4での撮影動画】
【感想】
■発色について
今回は「太陽光」での撮影ということをまずはおことわりしておきます
(光源によって結果は異なると思いますので)
Q4の発色は明らかに「赤・黄色」がやや強く出ています
(Q4のファームウェアは1.10に更新済み)
桜の近景では撮影開始から10秒ほどでホワイトバランスがやや変化して「マシ」になりますが
それでも赤みがきつい感じがします
これに対してQ8では、より自然な発色傾向になっていて、好感が持てます
■解像感について
気持ち程度かもわかりませんが、Q8の方が解像感が高く感じられます
特に桜の近景で、車が停車したときの桜の写り方などは
同じ画素数とは思えないほどくっきりした感じになります
レンズ性能なのか、ソフト的なシャープネスかは不明ですが、
いずれにしても私にとってはQ8の方が好感が持てます
■画像の揺れについて
CMOSセンサーの宿命かとも思いますが
被写体が高速で動くと、画像が不自然にぶれたり揺れたり
まっすぐのものが曲がって写ったりします
気持ち程度ですけど、流れや揺れが小さくなっている気もします
ただ、Q8がQ4に比べて広角であることとも関連があると思われるので
厳密には言い切れないかもしれません
Q4、Q8遠景の最後で橋を渡りますが
橋の欄干の支柱がQ4、Q8とも左に流れて(写ります
このときQ8ではやや流れ方が少ない気がします
■総合所見
あくまで私的感想ですが、「Q8の圧勝」といってよいのではないでしょうか
特に発色性、これだけでもQ8の価値があります
解像感もQ8でかなり向上していると言って良いと思います
画像重視の方であれば、Q8は検討する価値があると思います
※注1
youtubeアップロード時の圧縮によって、ブロックノイズが相当のっています(桜の動画で特に顕著です)
元の動画は、発色ももう少し濃く、解像感も良いです
※注2
今回使用したサクションマウントはamazonで数百円で購入した安物です(^_^;)
安いものでも十分使用に耐える場合もありますが
数千円するものとは、堅牢性や吸着パッドの質に、多分相当な隔たりがあると思われます
今回、車で移動中にQ8を装着したサクションマウントが落下してしまいました
幸い大事には至りませんでしたが、高い安いにかかわらず
実際の使用の前に十分吸着性能とかを確かめてから使用して下さい
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