2025年7月27日日曜日

エアコン復活~~!!

いやいや、この猛暑の日々にエアコン不調なんてシャレにもならんが、修理マン様の活躍で何とか復活、めでたいというか、もはや命拾いの思い・・・やれやれ


7月24日で購入からちょうど5年となる事務所のエアコン、1週間ほど前から挙動がおかしい
 ・すさまじい強風運転が数時間続くことがある
 ・強風、弱風を繰り返すことがある
 ・リモコンの風量調節のボタンが機能しない
 ・湿度が低下しないどころか上昇する
 ・冷えなくはないが、強風運転の凶悪騒音で精神がやられる(^_^;)

購入したヤマ電で修理依頼をした(木曜)ところ、本日(日曜)修理に来ていただいた
夏本番で修理依頼も多いとのこと、3日後に修理というのは運が良かったのかもしれない

で、結局は室内機の基板交換で無事復活
修理マンさんの手際の良さもあり、ものの10分ほどで修理完了でした
ヤマ電の6年延長保証中ではあったものの、
 ・技術料:無料
 ・出張料:有料
 ・部品代:有料
ということで、全部無料ってわけにはいかなかったが、不満などあるわけがない(笑)
エアコンのある生活・・当たり前すぎて忘れていたが、命を守るお道具であった



2025年7月26日土曜日

【備忘録】ソロギターシステムの組み換え

 Strymon Cloudburstを新たにお迎えしたことやMIDIシステムを見直したこと等々、ここ最近の出来事を踏まえ、ソロギターのシステムを久しぶりに組み替えてみた
・・まあそれ自体は楽しい作業ではあったのだけど、肝心なのはそのあとなのであるよ

時間経過とともに機材配線やMIDI設定など忘れてしまうというのはもう何度も経験している
このブログでも過去記事で機材の配線や設定について備忘録として残したものがいくつかあるが、それに何度助けられたやら、である(笑)
転ばぬ先の杖というが、経験上、遠からず、そして必ず「転ぶ」ので今回も備忘録を残しておくものとした
私以外のだれにも役立たない記事ではあるけど、どうかそこはご容赦願いたい




配線やMIDI接続など
2025.7.26現在の全設定は下図のとおり



MIDI設定など
これはいろいろ変更もありそうで、現在の設定は短命に終わりそうだけど一応記録

【BANK000:Cloudburst用】




【BANK001:Bluesky v2用】




【BANK002:Timeline用】





【オマケ1】大事なメモ
結局これが一番必要かもしれないww



【オマケ2】dbx 286sのインピーダンス問題
プリアンプとして使ってるdbx 286sのLINE INPUT端子のインピーダンスは、
 ・アンバランス:30kΩ
 ・バランス:60kΩ
であるから、一般的なギターシールドを使う場合は30kΩとなるため、パッシブPUのギターに対してはやや低いかもしれない
うちにもパッシブPUのギターは数台あるので、あまりに音やセするようならDIの導入も考えないといけないが、とりあえずはこれでやっていこうと思う

【オマケ3】ベストマッチなUSBケーブル
プリセットエディターNIXIE2を使うとき必要になるUSBケーブル

出逢ってしまったベストマッチなケーブル!!
それは性能とかそんなのじゃなく、ただただ「色合い」であります
まさにStrymon Cloudburst(とBluesky v2)のためのケーブルここにあり!(笑)


本当に、どうでもよい話ww申し訳ない!


2025年7月22日火曜日

Strymon Cloudburst とMIDI(その2)

 前回記した通り、Cloudburstの背面パネルにはMIDIスルー端子がないので、一見するとCloudburstの後段に別のMIDI危機を接続できないように見えますが・・・


今日のお話は前回の「Strymon Cloudburst とMIDI(その1)」
より、さらに怪しい内容となります(^_^;)
繰り返しますが、私以外の様々な環境下での検証はしていませんし
耐久性や機材保護の観点からの保証をするものでもありません
くれぐれも、自己責任でお試しください

また、「なんでこんなのでMIDIできるの?」とかの
疑問にお答えできるほどの
電気的な知識も持ち合わせません
うちではたまたまこれでうまくいったという
それを記事にしただけ、って程度にお読みいただけれは幸いです

それと・・STRYMONにはNIXIE2という
プリセットエディター
がありますが、これを使う場合、
Cloudburstの後段へ本記事の方法でMIDI接続はしないでください
想定外の不具合を生じる場合があります


CloudburstにおけるMIDI送受信
CloudburstではEXP/MIDI端子はTRSフォンジャックとなっており、
 ・MIDIデータの受信:TIP側
 ・MIDIデータの送信:RING側
で行われます
MIDI信号のスルーアウトももちろん可能なわけですが、TIPやRingを意識するとなんだか頭が混乱します(笑)
そこで、邪道かもしれませんが「とりあえず動作する」簡単な方法を考えてみました
今回の記事は、Cloudburstの後ろにBluesky V2をMIDI接続することを念頭に書いています

用意するもの
①ステレオ分岐ケーブル
仲良しカップルが一つの音源を2人でイヤホンで聴く、そんな私には縁遠いシチュエーションのためのアイテム(笑)
Amazonでお安いのを探せば、例えばこんな商品



②3.5mmステレオミニケーブル
家中探せば1本くらいありそうな、そんなありふれたケーブルです
これもAmazonで安いのを探すとするなら、こんな商品


③3.5mm 6.35mm 変換アダプタ(ステレオ仕様)

前回記事で紹介したものがもう一つ必要です
もちろん特殊なものは不要で、一般的なオーディオ用のものでかまいません

 ※②、③が一体となったようなケーブル(TRSフォンー3.5mmステレオミニプラグ)
  があればそれでもかまいません

④接続方法
このように接続します


MIDIコントローラーの設定
設定は自由ですけど、このコントローラー(Ampero Control)の場合だとCloudburstとBluesky v2で使用するBANKを分けておく方が何かと便利です
ということで、一例として下図のような設定を想定します
CloudburstとBluesky v2の場合だと、PC受信によるMIDIチャンネル決定や、CCアサイン、PC#127でのマニュアルモードなど共通点が多いので、チェンネルナンバーの変更のみって感じです
なお、後述しますが、CloudburstとBluesky v2では異なるMIDIチャンネルを設定しておく必要があります


Cloudburstの設定
【EXP/MIDI端子を「THRU」設定にする】
Cloudburst取扱説明書のP.24を実行し、EXP/MIDI端子を「THRU」に設定します
これにより、Cloudburstが受信したMIDI信号をそのまま出力して、後段の機器(ここではBluesky v2)がMIDI信号を受信可能となります


後段の機器(ここではBluesky v2)の設定
Bluesky v2側で以下の設定を行います
 ・EXP/MIDI端子の機能を「MIDI」モードに設定する
 ・MIDIチャンネルを5~16のどれかに設定する
  ※チャンネル1~3は、MiniSwitchやMultiSwitch Plusで予約されてます
   またチャンネル4は今回Cloudburstで使用済みです
   後段機器の誤動作を避けるため1~4は避け、5~16で設定します
   (上の図では例として5を採用しています)

以上すべてを完了すると、Cloudburstの後段に接続したBluesky v2の制御が可能となります

Strymon NIXIE2を使ってみよう
Strymonから無料で配布されているプリセットエディターです
若干不安定な部分もありますが、なかなかに便利なエディターですので、一度トライしてみるのもありかと思います
現状で公式に動作確認できているのは以下の機種になります
 1. USB接続: cloudburst、 Iridium
 2. MIDI接続:BigSky、TimeLine、Mobius


【できること】
 ①ファームウェアの更新
 ②リバーブパラメータの変更&任意位置(1~300)へのプリセット保存
 ③グローバルパラメーターの変更
  ・MIDIの使用やチャンネル設定、THRU設定等
  ・DRY音の設定(Analog,Digitalの切り替え等)
  ・その他
 ④プリセットバックアップ  等々

【いま一つなこと】
 ①まだベータ版であり、若干不安定な部分がある
  ・うまく接続できなかったり
  ・機体の画像が表示されなかったり
  ・フリーズのような状態になったり・・・
 ②Bluesky v2のようにUSB-C端子があっても使用できない機種がある

あとがき
これで、取り急ぎStrymon Cloudburst とMIDIのお話は完了となります
設定の保存・呼出やある程度の制御が可能になったのは大満足ですが、イシバシ楽器さんからオマケで頂いたStrymon mini switchをすっかり忘れていた


実はCloudburstの購入時点で、MIDIはAMPERO CONTROLを使うことが念頭にあったので、そもそもmini switchがオマケでいただけることにも気づかなかったわけだけど・・・
まあ、そのうち日の目を見るか、はたまた断捨離の餌食となるか、成り行きを見守ろうと思うキョウコノゴロ、ナノデアル


2025年7月21日月曜日

Strymon Cloudburst とMIDI(その1)

さて今回はStrymon CloudburstをMIDI制御するというお話
なんだかめんどくさそうな匂いもしますが、匂うだけでそんなにハードルは高くありません
 ・Cloudburstのプリセットを使いたい
 ・Cloudburstに設定を保存&呼び出ししたい
そのためには必須といえるテクニックです

用意するもの


Cloudburstの取扱説明書にはStrymon MIDI EXPケーブルとかStrymon Conduitとか書かれてますけど、そんなもの持ってない私が用意したのは以下のものです
ただし、以下は私の環境下で成功してるだけで、確実な成功を保証するものではないこと、およびこれらが機材故障の原因となる可能性を否定できないことから、実際に下記方法で接続する場合はあくまで自己責任においてトライしてみてください

①MIDIコントローラー(AMPERO CONTROL)
 PCやCCが送信できるものなら何でもいいと思いますが、たまたま手持ちだったAMPERO CONTROLを使います
 最近MIDI端子を持たないワイヤレス専用のMIDIコントローラーが安価で売られてますがそれは使えないので注意してください
 あと、当然コントローラ用の電源も必要になるので、機種に応じて適切な電源もご用意ください


②5PIN-TRS(タイプA)MIDIケーブル
タイプAという点に十分ご注意ください
私はAmazonでこの商品を購入しました
「4本もいらんわ!」って、まあそうでしょうけどw
それにしても安価ですし、最近のTRS型MIDI採用の流れからいっても無駄にはならない?・・なったらごめんだけど(笑)


③3.5mm 6.35mm 変換アダプタ(ステレオ仕様)
上記のケーブルは3.5mmミニプラグ仕様、CloudburstのEXP/MIDI端子は1/4インチTRSフォンジャックなので変換アダプタが必要になります
もちろん特殊なものは不要で、一般的なオーディオ用のものでかまいません


④イヤホン延長ステレオケーブル
MIDIケーブルが短いので、延長ケーブルを使います
ぶっちゃけなんでもよくて、今回のは百均(SERIA)の「ステレオ延長コード 2m」です
耐久性が心配ならもう少し高いのでもいいですが、機能的にはこれで十分!


⑤接続
以下のように接続します


MIDIコントローラーの事前準備


絶対必要でもありませんが、このあとCloudburstの設定を行う上で便利なので、コントローラー側の事前準備をしておきます
例えば、AMPERO CONTROLを下図のように設定したい場合を想定してみてください
このとき、赤の帯で示したように「PC信号を送信するボタンのうち一つでもよいから設定をすませておく」というのが「事前準備」となります


コントローラーの設定方法は機種により異なりますので、お使いになる機種の取説に従ってください

Cloudburstの設定


Cloudburstとコントローラーを接続後、Cloudburstの取説のP.21、P.22を実行します
コントローラーの電源はオンにしといてください

【ステップ1 – EXP/MIDIジャックをMIDIモードに設定する】(P.21)


【ステップ2 – MIDIチャンネルの設定】(P.22)


チャンネル設定では必ず「4-16(ブルー)」を選びます
このステップ2で、「LEDがブルーに変わると、ペダルが MIDIプログラムチェンジメッセージを受信するまで点滅します。メッセージが受信されると、ペダルはメッセージを伝送したMIDI チャンネルに設定され、Power Upモードを終了して本機の使用が開始できるようになります。」と書かれてますが、このとき、コントローラーの事前準備で設定したPCメッセージを送信すると、チャンネル設定が完了します
 ※上記のコントローラー事前準備の設定内容であればチャンネルは4となります

プリセットへの保存方法


Cloudburstで作成した音をプリセットに保存します
このためにはCloudburstの取説のP.25を実行しますが・・・

MIDI モードでプリセットを保存する】(P.25)


ここからは私の理解不足もあるので、誤りがあるかもしれませんが、プリセット保存できるのは、
 ・現在のつまみやスイッチ設定の状態ではなく
 ・Cloudburstの内部状態であり
すでに何かのプリセットを読み込んでいた場合は、物理的なつまみやスイッチの状態と無関係に、プリセットによる内部状態が別の番号にコピーされるだけのようです

すなわち、現在のつまみやスイッチ設定の状態を保存したいのであれば、
 ・プリセットを何も読み込んでいない状態で、
 ・取説の①の通りグリーンの点滅状態にし、
 ・その後、コントローラーから任意のPC番号を送信すると
 ・その番号に現在のつまみやスイッチ設定の状態が保存される
ということしか現在のところ成功していません(^_^;)

ところが、すでにプリセットを読み込んだ状態のとき、そこから抜け出して、つまみ通りの音に戻る(スマートな)方法が、取説には見当たらず、結局のところ
 ・電源のオンオフ
 ・PCで127を送信
 ・すべてのつまみやスイッチを設定しなおす
のいずれかでしか実現できない・・というのが現在の私の理解であります

とはいえ、曲がりなりにもこれでCloudburstのMIDI制御とプリセットへの登録、とりあえず成功!!ってことにさせていただきます

MIDIよもやま話


CloudburstはMIDI制御で格段に便利になる・・・のは間違いない
ただ、これはほんとによくある話だけど、「どのボタンになにを設定したか忘れてしまう」→「MIDI使わなくなる」という落とし穴にはまるパターン、アルアルです(笑)

まあ、忘れる間もないほど使い倒すというのが一番良いのだけど、
 ・MIDIに割り当てる機能を厳選して複雑化させないとか
 ・コントローラーにシール張るとか
なんとか、穴に落ちない方法を模索するのもMIDI道というものなんだろうか・・・


涙ぐましい・・・

さて、そろそろお気づきだろうか?


CloudburstにはMIDIスルー端子がないことに!
ってことはMIDIルートの終端にしか置けない????
いやいや、そんなわけは無いのだよ明智君(笑)

・・・次回「Strymon Cloudburst とMIDI(その2)に続く!!


2025年7月20日日曜日

Strymon Cloudburst

 Strymon Cloudburst・・早いもので発売から2年半
なので、もう目新しさはそれほどでもありませんが、ずっと気になっていたリバーブです
しかし、なぜ今?、断捨離どうなった?と自問しないわけでもない(笑)
「生涯最後のリバーブなのだ!!」
といえば信じていただけるだろうか・・・無理か・・・ww


Strymonリバーブの魅力
「澄み渡る青空のような」と評されるStrymonのリバーブ
すっきりとして透明感のある音が最大の魅力といえますが、加えて初代Blueskyが元祖といわれるShimmerリバーブのように単純な残響音以外の幻想的で広がりのある効果を使えることも大きな魅力です
Shimmerリバーブについては、近年多くのメーカーが採用していてStrymonでなければだめということではありませんが、さすがに一日の長といいますか、その質感や品位は他メーカーに比べて数歩リードしていると感じるのは私のひいき目とういものでしょうか

あと二つ、私がリバーブで重視するものに「消え際の自然さ」「原音の存在感」というのがありますが、どちらにおいても私は十分満足しています

ただ、「すっきりしすぎてつまらない」との意見にもちょっぴり賛同してしまいます(笑)
もちろん、そう感じることもあるって程度ですけど
とはいえ例えばLexicon LXP-1のようなねっとりと絡みつくような、そしてどこか揺らぎを感じるリバーブはStrymonとは違う意味で唯一無二、たまに使いたくなる
そんな時少しだけ思ってしまう「Strymonいい子なんだけどねぇ」・・・
なので、物足りないって感じたときはディレイを併用している


私のStrymon愛www

Strymon cloudburst
基本的なリバーブアルゴリズムは一つだけで、これに
 ・モジュレーションエフェクト
 ・アンサンブルエフェクト
の2つが付加されると考えれば少しわかりやすくなるかもしれない
「基本的なリバーブアルゴリズムって何?」といわれると少々答えにくいが、私にはやや広めのROOMリバーブのように聞こえます
ただ、DECAYが最長50秒まで設定(cloudburstの場合)できるので、ROOMというイメージ以上に深い残響が得られるのはStrymonに共通した特徴でもあります

モジュレーションは、コーラス+ショートビブラートを付加します
アンサンブルは、Cloudburstの最も特徴的なエフェクトで、入力信号に広大な弦楽アンサンブルのような効果音を付加します
Shimmerよりもさらにストリングス感があるとともに、入力ピッチに対する固定的な音程生成ではないため、ピッキングやPUの特性に応じた臨機応変な倍音生成を可能にしています

とりあえずStrymonの公式動画で音を確認してみてください



私の使用感
アンサンブルもモジュレーションも言ってしまえば「飛び道具」であるのは間違いありません
しかし、私の感覚ですが「楽しい飛び道具」に初めて出会えたと感じています
さすがに、常用したり、1曲を通して使うというのは無理があるかもしれませんが、ここぞという盛り上げには使えそうです

そして、アコギのソロギターでは「比較的音数の少ないスローな曲」であればかなり相性が良く使いやすいと思います

まあ、そもそもですが、人前での演奏が皆無な私にとってのリバーブというのは、聴いてくれる人へのアピールではなく、自分が気持ちよくなるためのアイテムであります(笑)
しかし、そんな私にとっても従来の飛び道具は、最初は良くてもすぐに飽きるだけのもので、Shimmerでさえそうでしたけど、Cloudburstのアンサンブルの気持ちよさはちょっと癖になりそうです

アンサンブルやモジュレーションを使わない単純なリバーブもBlueskyのROOMと遜色ないので、常用リバーブとしてBlueskyと差し替えても良いかもしれませんが、大事をとってしばらくはBlueskyと併用ということになりそうです

適切なサンプルとはとてもいいがたいのですが・・・
エレアコでの使用例をアップしておきます
Cloudburstにもともと収録されているプリセットの0番をもとにMIXを絞った設定としています
エレアコのピックアップが1900円の激安品なので音が少々チープですが、ご勘弁を!



ちょっと得したお話
ここ1年くらい、価格変動やポイントの多寡を観察しつつ、購入タイミングを見計らっておりましたw
慎重になりすぎて最安!ってのを逃してしまったこともありましたが、現時点ではポイント込みで3.6万円台が「踏み切り時」って結論となり、先日イシバシ楽器 WEBSHOP(Yahooショッピング)で購入に至ったわけです
しかし届いてみるとCloudburst以外にもう一つ箱が・・・いや、これStrymonのミニswitchではありませんか


別途購入すれば1万円はするミニswitch、たとえ間違いでももう返さんぞ!とか思いつつ、購入サイトを再確認してみると、


なんと小さく括弧書きで(MINi Switchプレゼント!)って書いてある
全然気づかなかったのはうかつでしたが、これで返却の必要なし(笑)
いつまでこの(MINi Switchプレゼント!)が続くのかは定かではないですが、タイミング次第ではポイントや割引チケット込みで3.6万円台(※)で購入可能という、これはもう激安!といってよいのではないでしょうか
 ※「全額Paypay(クレジット)で」という点に注意

音以外の使い勝手など
ノブやスイッチの数も少なく、わかりやすい操作性です
ただし、音の変化を楽しんでるうちは良いのですが、そのうち「何か足りないなあ」と気づきます
・・それは、そう「メモリーないやんけ!」ってこと
Strymonでいうところのfavoriteスイッチがありません、ということはせっかく作りこんだリバーブのメモリーができないということでしょうか・?

実はCloudburstの取説には、Cloudburstの隠し機能的なものが山ほど記載されており、その中でMIDIを使用したメモリの方法なども書かれています
上記のミニswitchもそういった隠し機能の中でfavoriteボタンとしての活用が可能になるわけです
Cloudburstには300ものメモリが可能で、それらすべてを活用するにはもう少し多機能なMIDIコントローラーが必要になったりするのですが・・・そのあたりのお話はまた次回ということにさせてください


2025年4月17日木曜日

激安ミニPCがすごい!!

今年10月のwindows10のサポート終了対策です
いろいろ考えては見たのですが、「windows11付のミニPC導入」ということに落ち着きました

windows10のサポート終了


2025.10.14にwindows10のサポートが終了します
しかし、サポートが無くなってもUPDATEが利用できないだけで、自前でセキュリティさえ保っていればずっと使えるはずサ~、とタカをくくっていたのですが・・
 ・EDGEを立ち上げると「もうすぐ終了!」的な表示になることがある
 ・11が不適合なPCに無理やりインストールした11は、常時警告が出たり
  重要なアップデートが適用されなかったりといろいろ不具合がある
 ・いずれ10ではまずい事態も発生すると思われる
そんなわけで、現在稼働中のwindows10マシン4台のうち何台かについて具体的な対策をとることにしてみた、という次第であります

windows11への移行


いくつか方法はあります
 ①windows11に対応したPCに買い替える
 ②自作PCなら、CPU、マザボを交換する(メモリ交換も必要な場合あり)
 ③windows11の適合条件を回避して11をインストール
まあ、③は論外ですけど(笑)

費用的には常識的に考えて①>②、しかし②だとしても最低7,8マンは必要かなあと暗い気持ちでAmazonを徘徊中に見つけたのがミニPCです
安いものなら2万円前後で、しかもなかなか評価も良いのですが、自作歴20年超の私から見れば、手のひらサイズで重さも500g未満という「こんなもの」が果たしてまともに使えるものだろうかと疑念マックス
しかし、こればっかりは実物を入手しないことには確かめようもないので1台購入してみることに・・・さてさて、実際どうなんでしょうか

GMKtec ミニpc


購入したのはこれです
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CZ45RG8R?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1


【価格】
変動が激しいです
私は22000円くらいで購入しましたが、割引がない時は3万円近くになることもあるので、「安い時」を見定める必要があります(^_^;)
しかし、この価格でOS込、しかも以下のとおりスペックも充実、すごいものです

【スペック】
 ■OS:Windows 11 Pro
 ■CPU:Intel Celeron N97 3.6 GHz
 ■メモリストレージ: M.2 SSD 512GB
 ■内蔵メモリー:LPDDR5 12GB
 ■有線LAN:ギガビット
 ■wifi接続:あり
 ■bluetooth:あり
 ■USB3.0ポート:3
 ■microSDスロット:1
 ■HDMIポート:2(マルチディプレイ可、最大3840 x 2160)

【セットアップ時の注意点】
これはうちの事情かもしれませんが、キーボードが日本語キーボードではなく英語キーボードと認識され、キーの表示通り打ち込めませんでした
これはセットアップが完了してしまえば対処できるのですが、windowsのセットアップ時はどうしようもなく、マイクロソフトアカウントを入力するときに「@」が打てず焦りましたww
どうやらそんな場合は「SHIFT+2」で「@」になるということらしいです

【OSに関する注意点】
windowsのライセンスには大別して以下の4つがあります
    ボリュームライセンス:企業などでまとめて購入されたもの
    リテールライセンス:小売された一般的なもの
    OEMライセンス:PCメーカーが自社のPCにインストールしたWindows
    DSP版:PCパーツと抱き合わせで販売されたもの
ミニPCでは、ボリュームライセンスのwindowsであることも少なくないのですが、本来的には使用権はその企業にあり、個人では使用できないとされています
  ※個人使用はブラックに近いグレーとする説もありますが・・
ただ、ボリュームライセンスが問題なのは、認証不可などにより「ある日突然使えなくなることもある」ということです
今回のミニPCはOEMライセンスということで問題ありませんでしたが、ミニPC購入の場合はライセンスの種別を確認することが大事です


OEMライセンスであることの確認

ミニPCによってはボリュームライセンスであっても購入元に申請するとOEMライセンスを発行してくれることもあるようなので、その辺は購入前にAmazonの評価などを確認して把握しておくとよいでしょう

さて、性能やいかに


普通は何かのベンチマークを測るのでしょうが、もともとヘビーユースではないので、単純な速度比較はあまり意味がなく、「ストレスなく使える」ということが評価基準となります
そこでいろんなシーンでの体感的な評価を述べておくことにします
現状、ウィルス対策ソフト(NOD32)、オフィス365、OBS、オーディオインターフェイスのドライバ等をインストールした状態です

 ・起動時間:STARTUP状況は異なるが13世代i7のメインPCより速いのは驚愕
 ・通信速度:有線LANで概ね700~800Mくらい、メインPCとほぼ同等
 ・OBS配信:フルHDでゲーム配信してもカクカクなし、めっちゃ綺麗w
 ・オフィス:特に遅いと感じることなくごく普通に動作
 ・動画視聴:全く問題なし
 ・bluetooth:イヤホンと問題なく接続
 ・マルチディスプレイ表示:全く問題なし
 ・発熱:数時間のAmazonプライム視聴でもほんのりあったかい程度
 ・SSD容量:上記のインストール状況で残り370GB・・十分です

まあ、いまのところ正直何の不満もありません
そして、これがOS込で2万円強・・一体どういうことなの!とつぶやかずにはいられません(笑)
とはいえ、小ささゆえにある程度工夫も必要になるので少し触れておきましょう

 ・USBポート不足
  USB3.0ハブで対応しますが、古いUSB機器の中にはUSB2.0でないと動作が不安定
  になるものもあるのでその場合はUSB2.0対応ハブを試してみるのも一手です
 ・光学ドライブがない
  最近はあまり必要を感じませんが、インストールメディアがCDやDVDのソフトと
  いうものもありますので、外付けの光学ドライブで対応します
  すでにPC内蔵光学ドライブをお持ちの場合、「ケースだけ買った方が安いのでは?」
  と思われるかもしれませんが、スリムタイプの光学ドライブを購入した方が安い場合
  もあります
 ・画面出力がHDMIのみ
  私もですがVGAやDVI入力しかない古いディスプレイを使ってる人も多いと思います
  以下の変換プラグを使ってみましょう
  うちではどちらも問題なく画面表示できました
 ・拡張性は皆無w
  まあ、これはもう仕方ない(拡張の必要性もそれほどないのだが・・)
  ただ、私の場合ですがPCを組むときにはシステムドライブ(C:)のほかに内蔵
  HDDを入れることが多いので、それができないのはさみしいなと思いましたが・・・
  このミニPCにはmicroSDカードスロットがあるので、そこそこな容量のmicroSDを
  挿せば、なんちゃってDドライブを作成できます
  私は今のところ64GBのmicroSDをさして、快調に運用中でございます

万一の不具合に備えて旧PCは撤去せず
ミニPCを上にのっけた状態で使用中ですが
これまでの自作の苦労は・・
置き場所確保の苦労は・・
地震対策に流した汗は・・
いったい何だったのかと、
思わずため息ついてしまいますw