2026年6月22日月曜日

Blue Yeti nano

今更かよ!って声がどこからか聞こえる
いやいやきっと空耳に違いないのだが・・なぜか目の前に鎮座するこのマイクのお話



断捨離の真っ最中なのだが・・
言われずともわかっているのだけど、落札してしまったものは仕方がないじゃないか(^_^;)
まさか落ちないだろうと冷やかし気分で入札したのだった
それが2400円で落札できてしまったのは予想外だったが、「動作確認できていないジャンク品」とのことだったのでまあそんなものかもしれない

到着後すぐにチェックしたが何の問題もなかった、ラッキー!

実は購入動機はもう一つある
先日、うちで唯一のUSBマイクだった「SAMSON G-TRACK PRO」を処分して、急に寂しくなってしまった
SAMSON G-TRACK PROは音も機能も申し分なかったのだが、なにせ「でかい!重い!」ということで出番がなかった、なかったくせに無くなると寂しくなるのは機材コレクターのサガなのだろうか

Blue Yeti nano
BLUE社がLOGITECHの傘下となったことで、現在はLOGICOOLブランドで販売されている
ちなみにLOGICOOLは、LOGITECHの日本専用ブランド名であるが、Blue社を傘下とした後もこのマイクにBlueの名を残していることはBLUE Microphoneのファンとしては嬉しいことだ
ただ・・「Logicool G Blue Yeti」という商品名を見ると「元Blue社の・・」というニュアンスよりも「Blue Yeti」という単なる機種名にしか見えないのは少し寂しい気もする

さて、Blue Yetiには様々なバージョンがあって実は私自身よく把握できていない
「大きいやつ(BM400)」と「小さいやつ(BM300)」があることぐらいはわかるが、そんな適当分類で行けば、Yeti nanoは「小さいやつ」である
   ※他にも「Logicool G YETI GX 」とか「Yeti BM600」とか「Yeti X」とか・・・
    いろいろあるのは知ってるが体系的に整理できるほどの知識が無い(^_^;)

【マイクおよびパフォーマンス】
    必要な電力/電力消費: 5V 150 mA
    サンプルレート: 48kHz
    ビットレート: 24ビット
    カプセル: 独自14mmコンデンサーカプセルx2
    極性パターン: 単一指向性、無指向性
    周波数特性: 20 Hz - 20 kHz
    感度: 4.5mV/Pa(1 kHz)
    最大SPL: 120dB(全高調波歪:0.5% 1kHz)
    本体サイズ(マイクとスタンド): 長さ:10.9cm 幅:9.6cm 高さ:21.1cm
    重量: 0.63kg 

【ヘッドフォンアンプ】
    インピーダンス: >16Ω
    出力(RMS): 58mW/チャンネル(R負荷 = 16Ω)
    THD: 0.009%
    周波数特性: 15Hz~22kHz
    信号対雑音比: 100 dB 

Logitech G HUB
ロジテックGゲーミングマウス、キーボード、ヘッドセット、スピーカー、マイクその他のデバイスのための統合型をカスタマイズアプリである
Blue社時代のYetiでは「Blue Voice」というカスタマイズアプリがあったが、Logicoolとなって以降はこの「G HUBに統合された


ゲイン調整や指向性パターンといった基本的な設定に加え、EQやコンプ、各種フィルター等々、実に多彩な音声エフェクトを可能とするが、私には少々・・いやだいぶんわかりにくい(笑)
音声の変化を楽しむだけならそこそこ遊べはするが、
 ・何をどう設定したのかが一目で確認できない
 ・自作プリセットに自動保存なのは良いが、逆にせっかく作ったプリセットを
  知らないうちに変更してしまうという落とし穴がある
といった具合で本気の録音では(設定ミスが怖くて・・)かなり使いづらい

また、アコギ録音に限って言えば、使えそうなのは単純なEQ程度で、コンプ等の音質調整や各種エフェクトはそれほど高品質とは感じない(特にゲートは・・ちょっとなあ)

そんなこんなで結局私はG HUB(BlueVoice)をあきらめて、素のYeti nanoで使うことにしたのだがG HUBを使わなくてもYeti nanoはそこそこちゃんとしたマイクだと思う

あと、Yeti nanoにはゲインつまみがないのでG HUBのゲイン調整を使わないといけないと思いがちだが、G HUBのゲイン調整はWindowsの録音デバイスの音声レベルと連動しているだけなのでゲイン調整はそちらで行えばよい


音は?
私がマイクの音で最も嫌うのは「乾いた」感じ、これをうまく言葉にするのは難しいのだが、なんとなく厚みが足りないとか、密度感がないとか、そんな感じだろうか
幸いYeti nanoの音はそれほど乾いておらず、とりあえずホッとした
やや低音が弱いかもと感じなくもないが、その分すっきりしてて聴きやすいともいえる

【Blue Yeti nano 生音】

【Blue Yeti nano リバーブ】 ※G HUBではなく、生音録音後にリバーブプラグインを使用

正直なところUSBマイクを少し舐めていた(笑)
このところ、良い録音には、良いマイク&良いマイクプリが必須と思考が固定されていたのか、USBマイクでギターを録ろうという発想自体がなかった
しかし、PCとUSB接続するだけでこのレベルの録音ができるのなら、これでいいかもなんて思えてくる

ショックマウント
Blue Yeti nanoで使えるショックマウントは、専用からyetiシリーズ汎用まで様々存在するが、専用だと問題ないもののyetiシリーズ汎用ではいくつか注意点がある

【底面のネジ径】
以下の違いがあるため、場合によっては5/8→1/4変換ネジが必要
・Blue Yeti nano以外のYetiシリーズ:5/8インチ
・Blue Yeti nano:1/4インチ(なんとカメラ三脚用のサイズ・・マイクに採用は珍しい)

【USB端子やヘッドフォン端子への干渉】
ショックマウントのプレートサイズによってはUSB端子やヘッドフォン端子に干渉する場合があるので、Blue Yeti nanoで使用可能か確認が必要
私もYetiにあまり詳しくなかったのでテキトーに購入して失敗した一人である(^_^;)


大丈夫そうに見えるが実際は干渉して
USBケーブルがささらない

まあ、どうしてもショックマウントが必要かといえば正直微妙で、私としては付属のスタンドで十分じゃないかと思っている
でも「ショックマウントがあるだけでなんかテンション上がる~」という気分は私にもわかるし、かつて経験もした(笑)
それにスタンドのままだとマイクセッティングの自由度が限定されてしまうことにも少し問題がある

ここでいよいよBlue Yeti nanoのコンパクトさが生かせるというものだ

一例だが、「Classic Pro CMS1」という商品がある
いわゆるユニバーサルショックマウントというもので、20mm程度~60mm程度のマイク径なら概ね使用可能だ
Yetiの「大きいやつ」は難しいがBlue Yeti nanoであれば十分使用可能、もちろんUSB端子やヘッドフォン端子への干渉も発生しない
そして何よりマイクセッティングの自由度が格段に向上するのが大きなメリットである


【底面の1/4ネジ穴の活用は?】
カメラ用のネジ径なのでカメラ三脚等の活用が可能だが、カメラ三脚はカメラの安定性のため比較的座面が大きいものが多いので、USBケーブルと干渉して使えないことがほとんどである
1/4ネジ穴の活用が困難で、スタンドで使用するという結論でも全く問題ないが、上記のユニバーサルショックマウントのようにマイクセッティングの自由度を向上させることはできないだろうか

まあ、思いつきのような話ではあるが・・・
巷でよく見かけるマイク用のアームスタンドに取り付け部が3/8インチ仕様のものがあるので、それに3/8-1-4変換ネジを付けて使うなら、なんとなくいけそうに思う


この場合、アームスタンドに直付け状態となるのでアームの軋みとかのノイズ源には十分注意が必要なことはもちろんである

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