2020年6月15日月曜日

ポンちゃん追悼 西村歩「月夜君想」

ポンちゃんの旅立ちからもう50日以上が経ちました
追悼の気持ちを込めて弾こうと決めたのがこの「月夜君想」
あまり上手くは弾けませんでしたが、気持ちだけは満タンこもっております


「月夜君想」 ツキヨルキミオモウと読むそうです


西村歩さんの最新アルバム「Best of Ballads」に収録された1曲です
「Best of Ballads」は、西村さんのプロデビュー10周年記念のベスト盤ですが
その中に1曲だけ新曲として紹介されているのが「月夜君想」です

自分はすでに西村さんの全アルバムを持ってるので
このベストアルバムを買おうとは思わなかったのですが(笑)
幸い「月夜君想」は楽譜がダウンロード販売されてましたので即購入
西村さんのお手本演奏もyoutubeにあったので、それで練習を始めました



基本的に「難曲」ではないのですが・・・
部分セーハの絡んだ運指がそこそこ難しいです
音が出なかった、なんていうのはまだマシで、
ポジションチェンジに手間取ってメロディが途切れることが2箇所でどうしても克服できません
西村さんの動画も何度か見返したのですが・・・・
そこはそれ、あきらめも早いw

この人とは指の構造が違うのだ

と、かなり音を飛ばして手抜きも試みたのでしたが、
それでもスムーズにつながらないところは・・・ノコリマシタ(^0^;)
え?楽譜通りじゃない???、そんなご指摘はウケツケマセン(笑)


録音


今回の録音は、当初ラインで録る予定だったのですが
どうも薬指の爪の具合が悪く、ペンペンと安っぽい音にしかならない
で、何度も爪を削りなおしてるうちにどんどん短くなって・・・(笑)
もう限界!ってとこまで削ってもなぜかどうにもならないのでラインはあきらめました

でも不思議なもので、マイク録りだとそれがあまり気になりません
それに、せっかく新しいマイクもあるしで、本曲はマイク録りで挑むこととなりました

 ◆マイク:AKG C451B(150Hzローカットスイッチオン)
 ◆ギター:YOKOYAMA AR-SR
 ◆マイクプリ:ZOOM UAC-8(オーディオインターフェイス)
 ◆DAW:Cakewalk by BandLab(フリーソフト)
 ◆プラグインリバーブ:OrilRiver(フリーソフト)

使用したリバーブはフリーのVSTプラグインですが、かなり細かな設定が可能なので
今回の録音ではER(アーリーリフレクション:初期反射音)をほぼカットし
リバーブのテール部分のみを使う形で設定してみました
こうすることで、超深いリバーブなのにもかかわらず、
原音の埋もれ方が少ないようなそんな風に思っております


似たような効果として「プリディレイを長めに取る」という方法もあります
私も普段はプリディレイ=100ms前後とすることも多いのですが
初期反射を小さくする方が、なんとなくですけど自然な感じに仕上がるような「気がします」(笑)


ポンちゃんやすらかに


動画は、ポンちゃん、チーちゃんとの思い出を交えてつくってみました
もう涙は涸れ果てたと思ってたんだけど、子猫の時からの写真を見てるともうたまりません
編集してる間ずっとグスグスって(^0^;)

でも、ポン、チー、パパ頑張ったよ!天国で聴いてね!!!!



下手さ加減はもう言い訳しませんけど、
一番笑えたのは、タッピングハーモニクスにいこうとしたときに
ギターに張り付いたウデがはがれる音がすごくて、本人も結構動揺w
マイク録音なので扇風機を止めてたから汗がね~
 
長袖に着替えてもう一回トライ!なんて気力は当然ありませんでした(笑)
そろそろアームカバーが必要になりますね

あ、それと巷では「みんなで西村歩の曲を弾こう!月夜君想」という企画があるようですが
私の気持ちは「ポンチーを偲んで」ということですし
企画参加はしません、ま、こんな出来だし・・・w

2020年6月9日火曜日

コンデンサーマイク LEWITT LCT 441 FLEX

4連投記事の本日が第3回目であります
前々回のAKG C414 XLSと同じラージダイアフラムです、楽しみ楽しみw


LEWITT LCT 441 FLEX



 
LEWITTはあまりなじみの無いマイクかも知れませんが
創立からまだ10年程度のオーストリアのマイクメーカーです
しかし、プロユースにも十分耐える音と品質で、すでに各方面で高い評価を得ているようです
ただ、私的には・・・
見た目が格好ええ!というのが大きな魅力でしてw
正直言えば、音で選んだマイクではありません
それにしてもこの黒に緑の取り合わせが、なんとも言えない!
見た目だけで「さわやかな音」が予想されるではありませんか(笑)

LCT 441はLEWITTのラージダイアフラムマイクのラインナップの中では
ほぼ中位に位置するマイクですが、それでもおおむね5万円とそこそこなお値段です
大きな特徴としてはマイクの表裏で同様に使用可能ということで
特殊なマルチパターン設定で、表面でも裏面でも
単一指向性やゆるやかな単一指向性といった設定が可能というものです
  ※単に裏表を間違っても大丈夫なのではなく、それなりの設定が必要です


■コンデンサーマイク
■指向性:無指向, ワイドカーディオイド, カーディオイド, スーパーカーディオイド, 双指向
          reverse cardioid, reverse wide cardioid, reverse supercardioid
■感度:17.2 mV/Pa, -35.3 dBV/Pa
■等価ノイズレベル:7 dB (A), cardioid
■最大耐音圧 SPL (0.5 % THD):144 dBSPL
■S/N比:87 dB (A)
■ダイナミック・レンジ:137 dB (A)
■消費電流:4 mA
■内部インピーダンス:54 Ω
■マイク筐体:亜鉛ダイキャスト
■寸法:138 x 52 x 36 mm, 5.43 x 2.04 x 1.42 in
■重量:325 g


サウンドサンプル


今回も比較用音源として、以下のの2本もあわせて聴いていただくこととしました
 ・AudioTechnica AT4040:国産フラットマイクの雄!
 ・RODE NT3:お手頃なギター録音マイクとしては定番!


【録音条件】
 ・マイクセッティングは14~15フレット前約20cm
 ・マイクのローカットやパッドスイッチは全てオフ
 ・マイクプリアンプはオーディオインターフェイスZOOM UAC-8を使用し
  どのマイクの場合もゲインは同一にセッティング、80Hzのローカットスイッチオン
 ・エフェクト、EQ処理は一切使用しない、また音量調整も一切無し

【LEWITT LCT 441 FLEX】




【比較音源】






【私の感想】

第一印象はAKG C414 XLSとよく似た感じで、艶感、密度感ともに素晴らしいと思います
ただし、見た目の印象通りwどこかスッキリさわやか(笑)
スッキリさわやかな原因、かどうかはわかりませんが
このマイクの少し変わった周波数特性ももしかしたら関係があるのかも知れません


低域は500Hzから下で緩やかにロールオフし、
高域は2k以上がやや持ち上がって15k付近にピークがあります
たしかに万能性ということでいけばC414に歩があるとは思いますが
アコギに限ればLCT 441 FLEXは結構良い選択かも・・・
豊かさも十分ありながら、ほんの少し贅肉を落としたすっきり感がタマリマセンw

C414より約1万円安いというのもポイント高いですし
ショックマウント、ポップフィルター、スポンジ製のカバーもちゃんと付属します
ただ、SHでは「ケースも付属」とありますが、アルミ製のケースが付属するわけではないので
そこだけはちょっと残念です

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今回紹介予定のマイク3本は、これで全てです
参考までにですが・・・
C414にしても今回のLCT 441 FLEXにしても専用のショックマウントが必要で
使用のたびに付け替えないといけないのが少し邪魔くさいですね
実はRYCOTE RY-INVUSMでも、この2つのマイクのマウントは可能です
ただ、C414は問題ないですが、LCT 441 FLEXはスイッチとディスプレイの関係上
少し工夫と注意が必要です

 

2020年6月3日水曜日

コンデンサーマイク AKG C451B

4連投記事の本日が第2回目であります
前回のC414 XLSと同じAKG製ですが、今回はスモールダイヤフラムの代表格C451B
どんな音を聴かせてくれますでしょうか


AKG C451B


 
C451は、1960年代から金物やアコースティックギター用のマイクとして
不動の地位を得てきた名マイクでしたが、1993年に廃盤となりました
AKG C451Bはその後、2000年代に入って復刻版として発売されたものですが
それまでの451シリーズ(EやEB等)とはややキャラが異なるようで
ビンテージの方に魅力を感じられる人もまだ多くいらっしゃるようです

旧版C451はオークションなどでもよく見かけ、入手はさほど困難ではないのですが
状態確認も難しいし、私の場合旧版へのコダワリというのも全くないので
あえて冒険は避け、現行C451Bの購入となったわけです

一般的なペンシル型スモールコンデンサーマイクということで
ショックマウントを使うラージダイヤフラムと比べると取り回しが圧倒的によく
気軽に使えるメリットは大きいです
また、パッドスイッチやローカットスイッチなど機能面でも充実しており
アコギ録音なら持ってて損は無いマイクです

■ 形式 : コンデンサー型
■ 指向特性 : カーディオイド
■ 周波数特性 : 20Hz~20kHz
■ 開回路感度 : -41dB re 1V/Pa
■ 最大音圧レベル : 135dB SPL (パッドOFF、THD 0.5%)
■ 等価雑音レベル : 18dB SPL(Aウェイト)
■ パッド : 0/10/20dB
■ ローカットフィルター : Flat/75Hz(12dB/oct)/150Hz(12dB/oct)
■ インピーダンス : 200Ω以下
■ 電源 : ファンタム DC9~52V/2mA以下
■ 端子 : XLR(3P)
■ 寸法(φ×H): 19×160mm
■ 質量 : 130g
■ 付属品 : マイクホルダー、ウインドスクリーン、キャリングケース


サウンドサンプル


今回も比較用音源として、以下のの2本もあわせて聴いていただくこととしました
 ・AudioTechnica AT4040:国産フラットマイクの雄!
 ・RODE NT3:お手頃なギター録音マイクとしては定番!


【録音条件】
 ・マイクセッティングは14~15フレット前約20cm
 ・マイクのローカットやパッドスイッチは全てオフ
 ・マイクプリアンプはオーディオインターフェイスZOOM UAC-8を使用し
  どのマイクの場合もゲインは同一にセッティング、80Hzのローカットスイッチオン
 ・エフェクト、EQ処理は一切使用しない、また音量調整も一切無し

【AKG C451B】




【比較音源】






【私の感想】

いやいや、正直驚きました
ペンシルサイズながらラージダイヤフラムのような豊かな音です
低域の破たん限界がやや早めな傾向はありますし、ちょっと平面的な雰囲気もありますが
シャキッとしながらも豊かで十分な密度を感じます
いやはや・・・でありますw
逆に少し低域を拾いすぎるきらいもあるので、セッティングを工夫するか
150Hzローカットスイッチをオンにした方が使いやすいかも知れません

同じくスモールダイヤフラムのRODE NT3とも音の傾向はかなり異なります
ただ、それは「今回のセッティングでは」という話でもあるし
それぞれの特長を生かす工夫をすれば、あとは好みの問題と言える範囲であって
優劣ではないと思います
音で選ぶなら、シャキッと感重視の人はNT3、豊かさ重視ならC451Bかな??

どっちが使いやすいか?と問われれば・・・・・そうですね~
小さくて取り回しのよいC451Bが、わずかに有利かなとも思いますが
ファンタム給電の環境がない場合は電池駆動可能なNT3だし
これもケースバイケースですね

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ペンシル型は、ただシャキッとした音という固定観念をちょっと揺さぶられたマイクでした
スモールダイアフラムもなかなか奥深いですね