2026年1月19日月曜日

断捨離の道、26歩目

今回は5品・・今更だが「うちの事務所って機材ショップだった?」かと思えるほどの品ぞろえ(笑)
と言えば聞こえは良いが、機材沼に溺れたじいさんのあわれな末路でしかないのだが・・・

ただ、それならいっそ本当に機材ショップ化してしまえば断捨離は一気にはかどるかもなあと夢想もしてみる
準備も梱包も発送もない平和な断捨離・・夢見るくらいはいいじゃないか


AKG C451B


楽器用マイクのド定番、と言って良いかどうかはまあ人それぞれだけど、少なくとも私はド定番だと思ってる
ペンシルタイプのわりに低音をよく拾うマイクで、アコギの録音ではローカットスイッチを使うことが多かったが、力強さを感じさせてくれたマイクだった
しかし、「大事なものは大切に取っておく」という私の性分ゆえ、買ったときのまま5年以上も防湿ケース暮らしとなってしまったのは申し訳ないと思っている


Behringer XENYX 1202FX


12イン、2アウトで各種エフェクト付きというアナログミキサー
オーディオI/F機能はついていないが、コンパクトで多機能な使い勝手の良いミキサーだ
単体での使用も良いが、本領はチャンネル数の少ないオーディオI/Fの前段に置いた時だと思う
現状、BehringerのオーディオI/Fはasioを使えないか、asio4allを介するか、いずれにしてもちょっと使いにくいので、オーディオI/F機能は他の機材に任せた方が合理的で、それならいっそないほうが良いとさえ思える(極論w)
そういったことも含めて、機能、コンパクトさ、価格・・総合的にとても良いミキサーだった


RODE NT2-A


装飾性が鼻につくとか言われがちなRODEのマイク、このNT2-Aもその系統には違いないのだが、十分な密度を感じさせてくれることで、私にはとても好印象のマイクだった
特にアコギの録音では、メリハリの効いた音で下手な演奏でもワンランク上に聴かせてくれたものだが、録音するほどの演奏もできない今となっては、誰かに使ってもらった方がこの子の幸せというものだ・・と、何度も脳内で言い聞かせて放出となった


Rycote InVision USM


マイク用のショックマウント
その昔、マイクでの録音を始めたころの主な用途は「カラオケをバックにした歌入れ」だったが、「ショックマウントとポップガード」があるだけで、なんか無性に気分が盛り上がったものだ
もちろんそのころ使ったショックマウントはごく普通のものだったが、Rycoteのユニバーサルショックマウントの存在を知ってから強烈にあこがれたものである
そこそこお高いのでかなり迷いはしたが、手元に届いたときの興奮は今でも覚えている


Rycote InVision USM VB-L


VB-Lは上記の機種よりもさらに径が太いマイク(直径55mm以上)に対応するためのショックマウントで、たしかNeumannのTLM103を購入したことをきっかけに入手したものだった
しかし、手持ちのマイクで55mmを超えるマイクというのはTLM103以外にはないということに後になって気づき、そのTLM103はと言えば私の温存癖から使う機会がやってこず、自動的にこのVB-Lもずっと冬眠のままであった



これまでの成果


ようやく残り200点を切ったww、ささやかな一里塚ではあるけど、励みになる



残り198点というとなんだか途方もなく思うが、カポダストやチューナー(合計51点)のようにまとまった数の小物も含むので意外に早く片付くかもしれないというのがせめてもの救いだ
とはいえ、それらはコレクションでもあるからいつ処分に踏み切れるかがカギとなりそうではある(^_^;)


2026年1月18日日曜日

KORG STAGEMAN 80 リズムマシン内臓アンプ

2016年4月の発売らしいので 目新しいものではないですがもう数年も前から欲しかったギターアンプ、といっても、私の興味はアンプとしてではなく内蔵されているリズムマシンのほうにロックオンしてたわけですが(笑)

リズムパターン数は24種類とそれほど多くありませんが、サンプリング音源で圧倒的なリアルさというのがどれほどのものか・・・ずっと確かめてみたかったのです
しかし、発売時の価格は税抜き75,000円、当時の消費税は8%でしたから81,000円(税込)!!いやいや手が出ませんってw
末期には値下がりしてたようですが、それでも手が出せず、中古価格が2万円台まで下がった今、やっと手に入れることができました

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今こうしてこの記事を書いていて少々不安に思うのは
STAGEMAN 80に興味を寄せてくださる人は果たしているのだろうかということ

発売から10年近くたった今ではモバイルメディアでのコントロールが可能だったり、
多彩なエフェクトを搭載したり、リズムパターンが豊富だったりと
アンプも目覚ましく進化しています
もはやレトロな匂いすら漂うSTAGEMAN 80ですが
リズム特化というだけでなくアンプとしての基本的な音も良いことで
私の中の存在感は健在、そんな魅力を少しでもお伝え出来たら幸いです
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さて、久しぶりの長~~い記事となりました、お時間に余裕のある時にでもゆっくりお読みいただければと思います


KORG STAGEMAN 80


写真でわかるようにギターアンプというより「スピーカー付きのリズムマシン」といった風体で、同じKORGのKRminiが巨大化した感じに見えます


【リズム機能】
●リズム・スタイル数:24(8BEAT1、8BEAT2、8BEAT3、8BEAT4SHUFFLE、8BEAT5、UNPLUG1CAJON、UNPLUG2CONGA、UNPLUG3DJEMBE、OLDIES、COUNTRY1、COUNTRY2TRAINBT、COUNTRY33/4、ROCK1、ROCK2、BLUES1、BLUES2、16BEAT1、16BEAT2SHUFFLE、16BEAT3、JAZZ1、JAZZ23/4、LATINJAZZ、BOSSA、SAMBA)
※各リズム・スタイルで2バリエーションバリエーションごとに3種類のパターン(ベーシック、フィルイン1、フィルイン2)
●テンポ:48〜240bpm
●チェイン機能:30バンク(各最大999小節まで登録可)
【レコーダー機能】
●録音フォーマット:PCMオーディオ・フォーマットWAV形式(拡張子.wav)、44.1kHz16bit
●録音時間:使用SDカードに依存/1GB当たり約100分
●最長連続録音時間:3時間
●ソング数:最大50
【プレーヤー機能】
●再生フォーマット:PCMオーディオ・フォーマットWAV形式(拡張子.wav)、44.1kHz16bitステレオ
●最大データ・サイズ(時間):使用メモリー・カードに依存/1GBあたり約100分(WAV時)
●最大データ・ファイル(フォルダー数):最大99ソング(1フォルダー当たり)、PLAYERフォルダー内のM1〜M8の合計8つのフォルダーを利用可能
●プレイリスト機能:10バンク(各最大24曲まで登録可)
【その他
●入出力端子:マイク・イン(XLR)×1、インプット(フォーン)×2、AUXイン(ステレオ・ミニ・フォーン)、フット・スイッチ×1
●ミキサー・エフェクト部:リバーブ、ベース、トレブル、ACOUSTAGE(ステレオワイド効果)
●使用可能カード:SDカード(1GB〜2GB)、SDHCカード(4GB〜32GB)
●出力:80W
●スピーカー:4インチ×2
●電源:DC19V、単1乾電池6本
●サイズ:スタンドを畳んだ状態/398(W)x242(D)x231(H)mm、スタンドを立てた状態/398(W)x310(D)x285(H)mm 角度26°
●重量:8.4kg(電池含まず)
●付属品:ACアダプター(DC19V)KA410、コード・ストラップ
●別売アクセサリー:フット・スイッチ:VOXVFS5

音質や性能の前に


【中古の掟、まずは初期化・・しかし
取扱説明書を読んだ限りではSTAGEMAN 80に「全設定の初期化」という機能は無いようです
大きな問題ではありませんが、システム設定やリズムチェイン等、本体メモリに保存されているデータは前オーナーのものが残っている可能性が大です
特にリズムチェインの設定については想定外の動作を防ぐため、チェイン作成前に該当のバンクを削除してから設定開始するのがよいでしょう
下手すると「このアンプ壊れてない??」って思わないようにww

【KORG名物、わかりにくい取扱説明書
最小限の挿絵しかない文字の羅列・・・KRminiとかもそうでしたが、まず読もうという意欲がわかない、にもかかわらず多機能アンプ故、読んで理解しなければ使えないというジレンマ、ほんとストレスたまるわ(笑)
 ■わかりにくい理由(その1)
  クイックスタートと取扱説明書の2段構えになっている
  似た内容が2度出てくることで余計に分かりにくい構成となっている
 ■わかりにくい理由(その2)
  3つあるモードの意味がなかなか理解しづらい
   ① リズムモード:リズムスタイルの再生に合わせて演奏を録音します
   ② レコーダーモード:演奏を録音します。また、録音したソングデータに
    演奏をオーバーダビングします
   ③ プレーヤーモード:再生しているオーディオファイルに合わせて演奏を録音します
  操作パネルの配置上、モードという概念が必要だったのでしょう、ということまでは
  百歩譲って理解しますが、全モードで録音可能なのに、あえて「レコーダーモード」が
  あることの違和感、そしてプレーヤーといえば演奏者のことかと思いきやオーディオ
  プレーヤーの意味であることで陥りそうな勘違い・・
 ■わかりにくい理由(その3)
  そもそも小さい字で詰め込みすぎ!、読む意欲を根こそぎ刈り取られる(笑)
  もう少し紙面を工夫して見やすさ、わかりやすさを考えてほしい

は~~毒吐いた~~ww、でもこれですこしだけ気が晴れたかも
良いアンプなんから、その良さをちゃんと使えるようにしてあげないとね、KORG様

STAGEMAN 80でできること


リズムマシン搭載というだけでなく、極めて多機能なアンプで、録音機能なんて私も実機を手にして初めて知ったくらいです(笑)
以下は取扱説明書にある「STAGEMAN 80の特徴」の記載の要約です

■リズム・プレーヤー機能
 • 生録音されたリアルなドラムやパーカッションの演奏とセッション
 • 24種類のリズムスタイルを内蔵しトップ・パネルのボタンで直接選択可
 • 各リズムスタイルは、2つのバリエーションを持ち、
  ベーシック、フィルイン1、フィルイン2の3つのリズム・パターンが収録
 • チェイン機能を使用して1曲分のリズム構成を作成して自動演奏が可能

■大音量ステレオ・スピーカー
 • ライブにも使用できる大音量出力(40W×2)のスピーカーを搭載
 •ACOUSTAGE(ワイド)機能による広がりのあるサウンドが得られる

■ミキサー機能
 • マイク入力×1、ギター入力×2、AUX入力×1を使用した多チャンネルミキシングが可能
 • MIC IN端子、INPUT 1端子、INPUT 2端子からの入力にリバーブエフェクト可
 • イコライザーでの音質調節

■チューナー機能
 • 大きく見やすいメーター表示を見ながらチューニングが可能
 • チューニングのためのガイド音を出音可能

■レコーディング機能 (
SDカードを本体に挿入する必要あり)
 • チェインに組んだリズムスタイルの再生音と自分の演奏を一緒に録音可能
 • SDカード内のオーディオ・ファイルに合わせて一緒に録音可能
 • 録音データは、汎用のオーディオ・ファイルにエクスポート( 書き出し)可能

■プレーヤー機能 
SDカードを本体に挿入する必要あり)
 • SDカードに収録した汎用のオーディオファイル(WAV)を再生可能
 • プレイリスト機能を使用して、オーディオファイルを順番に再生可能
 • オーディオ・ファイルの再生スピードを変更可能

■フット・スイッチ・コントロール機能
 • VOX VFS5の使用でリズム演奏や録音/再生などの操作が可能

リズム機能(ここからようやく本題)


まず、さすがのサンプリング音源、リアルさが違います
リズムパターンは24種類と少し物足りませんが、そのそれぞれにAパターン、Bパターンのバリエーションがあることで意外に飽きることがありません
リズムパターンは多いほど良いのは間違いないのですが、使い込むうちに10パターン以内に落ち着いてくることが多いので、少なさを嘆くよりも24種類をどう活用するかを突き詰めるほうがSTAGEMAN 80を使う上では幸せになれそうです

フィルイン2種類、エンディングがあることは、私にとってはリズマシンの最低条件でしたので、ほんとにあってよかった(笑)
もちろんそれらがなければ購入もしなかったのですが、フィルインだけでも楽しさが数段向上します
ただ、演奏中に使用するにはどうしてもフットスイッチによる制御が必要になるため余分な出費につながるのですが・・

リズムセクションと関連コントロール

BOSS RC-10rと比較してみる

私が常用しているBOSS RC-10rは、本来ルーパーなのだけど充実しすぎるほどのリズム機能が付属することで重宝しています
むしろルーパーを使えない私にはリズムマシンにしか見えていません(笑)
 ・280種類以上のリズムパターン
 ・一つのリズムパターンは、イントロ、2つのパターン、エンディングで構成
 ・フィルの挿入が随時可能
 ・ドラムセットの変更が可能 等々
と、ルーパーのオマケ機能としては圧倒的ですらあります
STAGEMAN 80との決定的な違いは、やはりサンプリング音源か否か、モデリング音源のRC-10rとの比較はすご~く気になるところです

以下は、両者の8beat、BPM120音源(8小節のみ)をライン録音したものです



出だし、イントロフレーズのないSTAGEMAN 80はカウントイン、RC-10rではイントロフレーズとなってるなど、まあ細かな相違はありますが、RC-10rも決して悪いわけではありません
RC-10rの音も大きな違和感なく普通に使える音ですが、STAGEMAN 80のリアルさ、迫力はやはり良いですね!
これはもう「私の主力リズムマシンはどっち??!!」ってなるところですが、 
 ・RC-10r:弾き語りの配信や録音で主にライン上のシステムとして活用
 ・STAGEMAN 80:実際に音を出してストレス?解消マシンとして活用
と、意外にすみわけができていています
まあRC-10rの場合は、システムへの組み込みや設置スペースの制約という事情から、差し替えが難しいということもありますけど・・w

弾き語り用の配信&録音機材(赤いのがRC-10r)

■リズムチェイン機能

一曲分のリズムパターンを1小節ずつ登録(パターン変更やフィルも)して作成する機能です
しかし、1曲分というのがなかなか曲者で、もっと小さな単位例えば8小節分を作成してそれをループするなんてことはできなさそうです
それに1曲の中の小節数なんてそうそう把握できないので、効果的なパターン切り替えやフィル、エンディングを組み込もうとすると頭が混乱します(笑)
私としては、正直「使わないなあ」と感じています

■フィルインのタイミング

STAGEMAN 80とRC-10rのフィルイン操作&実行にはちょっとした違いがあります
 ・STAGEMAN 80:小節内のどの位置でFill IN操作をしても次の小節で実行される
 ・RC-10r:小節前半でFill IN操作⇒その小節の最後でFill IN実行
      小節後半でFill IN操作⇒次の小節の最後でFill IN実行


どちらがいいということも無いのですが、スローな曲の場合STAGEMAN 80のフィルインは「かなり遅れてやってくる」と感じることがあります

音質など


■スピーカー出力

金属筐体の重いボディのせいか、引き締まった音です
最初はやや低音不足かなとも思いましたが、EQを調整するとなかなかの迫力、音量も申し分なしです
また、筐体の剛性が高いせいか、大音量でビビる等の破綻の気配すらなく、安心して使えそうなのも大きなポイントです

■ヘッドホン出力

これもなかなかGOOD!、ここだけの話ですがスピーカー出力よりも良い音に聴こえます
上記のサンプル音源もこのヘッドホン端子から録音したものです

■エフェクト

マイク、インプット1、インプット2にかけられるリバーブエフェクトがついています
おそらくROOM程度の小空間リバーブと思われますが、効果を大きくするとDECAYタイムもやや増加するように聴こえるので、単にMIXのみを変えているだけではないかもしれません
インプット1、インプット2にギターをつないだ時は「ちょっと弱いかな」と思ったのですが、マイクには十分すぎるほどでした、理由は不明ですが不思議な感じです
なお、リバーブがかかる範囲はシステム設定で変更可のです
 ・ MIC IN端子、INPUT 1端子、INPUT 2端子
 ・ MIC IN端子のみ
 ・ INPUT 1端子、INTPUT 2端子
最新リバーブペダルのような高度なことはできませんが、弾き語りなら十分使えそうです

■ワイド機能

いったいどういう理屈なのかはわかりませんが確かにステレオ感が増します
常時ONのまま使いたいくらいですが、電源のON/OFFとともにリセットされるので、電源オン時に再度設定しないといけません(ボタン押すだけですがw)


音量・音質関連のコントロール

録音機能


正直「なぜかわかりにくい」この録音機能
思うにやはり3つのモードを(細かな文字で)詳細に記してある取説にわかりにくさの元凶があるように思うのですが、再度3モードを見てみます
 ① リズムモード:リズムスタイルの再生に合わせて演奏を録音します
 ② レコーダーモード:演奏を録音します。また、録音したソングデータに
  演奏をオーバーダビングします
 ③ プレーヤーモード:再生しているオーディオファイルに合わせて演奏を録音します

しかしながら、もう思い切り単純化した話をするなら・・・
 ・演奏をリズムとともに録音したい→リズムモード
 ・録音したデータを再生したい→レコーダーモード
まずはこれを理解するだけでかまいません
そして以下の操作で、STAGEMAN 80を十分活用できると思います
 ①リズムモードでリズムを選ぶ
 ②●ボタンを押す(スタンバイ)
 ③▶/■ボタンを押す(録音開始)、リズムに合わせて演奏開始する
 ④▶/■ボタンを押す(録音終了)、演奏を終了する
 ⑤レコードモードにして録音データを再生する
オーバーダビングやらBGM再生やら録音データの選択・消去やら・・それらは必要になったり疑問にに思ったりしたときに説明書を読むだけでOKですので、まずは簡単な操作でSTAGEMAN 80を楽しむところから始めるのが使いこなしの近道だと思います

録音・再生関連のコントロール

オーディオプレイヤー機能


オーディオデータを再生するだけなら割と簡単ですw
【準備】
 ①再生したいオーディオファイルをPC等で準備する(wav形式、16bit、44.1kHz)
 ②SDカードのPLAYERフォルダ内のM1~M8フォルダにコピーする(各フォルダ99曲まで)

  ※1 ファイル名は日本語でも大丈夫
  ※2 再生順はアルファベット順となります、再生順を指定したい場合は
    ファイル名の先頭を「01」・・「99」のようにします
    プレイリストを作成して指定することもできますがこの方が簡単です
【再生手順】
 ①PLAYERボタンを押す
 ②SDカード内のフォルダをM1~M8ボタンで選択
 ③フォルダ内の曲をF1、F2ボタンで選択
 ④▶/■ボタンを押す(再生開始)、再度▶/■ボタンを押す(再生終了)

オーディオデータの再生に合わせて演奏することも可能です
それを録音することもできるようですが・・・その場合は取扱説明書をご熟読くださいw

操作性、扱いやすさ


リズムに合わせて演奏する、それを録音する・・というところまでならほぼ直感的に操作可能なのですが、そこから一歩踏み込もうとするとなかなか大変です
ボタンの長押しやM1~M8ボタンの合わせ技、複雑な手順等々、取扱説明書片手でなければ到底できないことも多くあります
「扱いやすいですか?」と聞かれるとどう答えてよいか迷いますが、フルスペックで使いこなすのは容易ではないけど、用途を明確にしそれに的を絞った操作なら「そこそこ扱いやすい」といってよいのではないでしょうか

その他の留意点など


■電源について

STAGEMAN 80は電源アダプタ(KORG KA410)と電池(単一型6本)の2電源方式ですが、
 ・電源アダプタ:重い、でかい、ケーブル硬いの三重苦、コネクタの破損も怖い
 ・電池(単一型6本):8.4kgとただでさえ重い本体に単一電池120g×6本はつらい
というわけで何か手はないかと模索してみました


KORG KA410

【20vのPDトリガーケーブル+DCジャック4pinDin変換ケーブル】
STAGEMAN 80の電源は、コネクタが4pinDin、電圧が19vです
これならPDトリガーケーブル(20v)で何とかなるんじゃないかともくろんだのですが、結果は「通電せず」・・・残念ですがSTAGEMAN 80の電源アダプタは専用(KORG KA410)でなければならないようです

ちなみに、純正アダプタKORG KA-410のピンアサインは以下のとおりですが、今回使用した変換コネクタはそれとは異なる配置だったのでしょう(多分・・)
変換ケーブルを分解して結線変更すれば何とかなるかもしれませんが、試行錯誤の最中にSTAGEMAN 80がご臨終なんて惨事もあり得るので、私のような電気音痴が手を出してよいことではなさそうです(笑)

【もう少しコンパクトな互換電源アダプタを探す】
コネクタ形状が4pinDINということもあり、私が調べた限りでは存在しません

【充電式の単一電池】
USB充電式の単一電池は非充電式の1/2以下程度の重さしかないので重量対策には有効と考えられますが、6本で5千円前後することや性能にばらつきがあることから結構な冒険となりそうです(私は勇気が出ませんでした)

【ダミー電池を9vに改造】
4.5v仕様のダミー電池を2セットとか、何らかの改造で9v仕様にするとかですが、あまりにめんどくさすぎて試す気も起きませんww
また、ダミー電池は意外に高価で充電式単一電池との価格差が小さいことや手間を考えると、あまり大きなメリットも見出せません

【ということで結論です】
結局のところ、
 ・代替のDC電源はPDトリガーケーブルは使用不可、小型軽量の互換アダプタもない
  ということで、現状あきらめざるを得ない
 ・電池に関しては、充電式単一電池がよさそうだが、けっこう高価だし性能にばらつきも
  ありそう
ということで、これという解決策は見つかりませんでした
最も現実的なのは、安価な単一乾電池を使用しながらSTAGEMAN 80の自分なりの使い方(ほとんど据え置きなのか持ち運びが多いか等々)を見定めた上て、電源アダプタを使うかどうかを決めるのが現実的と言えそうです(あるいは電池込9kgをものともしない上腕二頭筋を鍛えるとかww)

フットスイッチについて

STAGEMAN 80はフットスイッチを接続することで、リズムのスタート/ストップやフィルインなどが足元で処理でき利便性が一気に向上します
取説で指定のフットスイッチはVOX VFS5となっているが、「フットスイッチなんてなんでもだいじょうぶに決まってるサ~」とばかりに、手持ちの2ボタン、3ボタン、6ボタンフットスイッチを試してみたものの、軒並み使用不可でした
結局フットスイッチコントロールを有効にするには、指定通りVOX VFS5を用意する以外に手はなさそうです(私は中古品を購入・・痛い出費です)


VOX VFS5

■録音用SDカードについて

STAGEMAN 80では録音用にSDHC32GBまでのSDカードが使用可能です
ただし、うちの場合だと規格的にOKでも数枚試したうちで正常動作したものは8GBのmicroSD(SDアダプタ使用)のみでした
STAGEMAN 80でのフォーマットが成功しても録音途中でエラーになったりすることもあるので、取説の「SDカードに録音できるかをテストする」に従い事前のチェックを行うことで安心して使用できます

まとめ


まずギターアンプとしての基本性能=====⇒合格!!
 ・大音量でしかも音が良い
 ・マイク×1、ギター×2のミックス可
 ・簡易だがリバーブエフェクトあり
 ・ワイド機能が意外に良い仕事
リズム機能は=====⇒まあ合格!!
 ・24パターンは少ないがサンプリング音源の良さを実感
 ・1パターンに2つのバリエーションがある
 ・フィルインやエンディングの存在で楽しさUP
 ・リズムチェインは使い勝手が良くない
録音機能は・・=====⇒条件付き合格
 ・単純な録音・再生だけなら割と簡単
 ・16bit44.1kHzと低スペックだが悪い音とは感じない
 ・少し込み入ったことをしようとすると説明書の読み込みが必要
全体的な操作性は・・・=====⇒ぎりぎり合格(^_^;)
 ・リズムに合わせて演奏するという単純操作ならすごく簡単
 ・演奏の録音&再生もまあ取説読んですぐに理解できる
 ・それ以上に細かなことをしようとすると一気に難解になる

以上を総合すると私としては「大満足!」なわけですが、不満がないわけではありません
 ・とにかく重い、電池使用ならさらに重い
 ・演奏中にフィルインなどする場合はフットスイッチが必須
 ・純正アダプタが大きく重くコードが硬い 等々
まあでも、それらを考慮しても良いアンプという評価は変わりません
なんにでも欠点というのはあるものです(笑)


2026年1月5日月曜日

ユニバーサルショックマウント対決 RYCOTE vs CLASSIC PRO

でかいマイクも随分ダンシャリしてしまって、ショックマウントの必要性はもうほとんどなくなってしまった
そうなると当然次の断捨離候補となるわけだが、処分する前に少し記事にさせてもらおうということで書いてみた




ユニバーサルショックマウント


ユニバーサルショックマウントの「ユニバーサル」は、「汎用的な」の意味で、一定の制限はあるものの「どんなマイクでもどんとこい!」的なコンセプトのショックマウントであり、マイクを買うと付属する専用ショックマウントとは異なる
とはいえ、専用ショックマウントといってもAKG H85のように様々なマイクで使用できるものも多いわけだが、それではここでいう汎用性とは何かといえばそれは「一定範囲のマイク径に対応可能」ということである
以下は、今回比較する「Rycote Invision USM」と「Classic Pro CMS1」であるが、4本のマイク固定ネジにより様々な径のマイクに使用可能となっている

Rycote Invision USM

Classic Pro CMS1

※上の写真はネットショップから拝借したものだが
なぜかどちらも上下さかさまで撮影されている
これでもマイクはセット可能だが
構造上、この写真の方向でマイクをセットすると
ショックマウントの機能を十分には果たせない
と(私は)思うのでご注意くださいませw!

RYCOTE vs CLASSIC PRO


下表は両者の緒元を比較したものである

 緒元 Rycote
 InVision USM
Classic Pro 
CMS1
 最大外形 116mm 129mm
 重量 157g 160g
 仕様としての値 対応マイク径   18mm~55mm  22mm~55mm
最大マイク重量  750g 750g
実際の値  対応マイク径 18mm~56mm 18mm~62mm
 最大マイク重量 750gの
RODE NT2-Aも
しっかり保持可能
角度固定もOK
750gの
RODE NT2-Aも
しっかり保持可能
角度固定もOK
 ポップガード × 〇 
変換ネジ  3/8→5/8
変換ネジ付属
5/8、3/8兼用の
ため変換ネジは
付属しない
 サウンドハウス価格(税込) 11,800円 3,980円

【最大外形】
Classic Pro CMS1のほうが1cm以上も大きく、限られたスペースでの使用では多少邪魔になる場面があるかもしれない

【対応マイク径】
Rycote InVision USMは製品仕様と実際の値にそれほど違いはないが、Classic Pro CMS1は製品仕様以上に幅広いマイク径に対応できる点で有利と言える

【最大マイク重量】
両者ともに手持ちマイク中最大重量のRODE NT2-Aでもしっかり保持可能である
上限重量は測りようがないが750g以上でも保持は可能と考えられる
ただし「最大重量」が単に保持可能かどうかということではなく、ショックマウントとして振動ノイズを有効に吸収可能な上限重量という意味であるなら、検証手段がないので言及できない

【価格】
Classic Pro CMS1はRycote InVision USMの約1/3の価格である
ケーブル、スタンド、床からの振動ノイズへの対応力が同等であるなら、Classic Pro CMS1のコスパが際立つといえるが、私は明確にその差異を計測できないので優劣の判断はできない
ただ、ユニバーサルショックマウントに求める性能が「多様なマイク径への対応」に重きを置くならClassic Pro CMS1は良い選択と言える

【その他】
 ・Classic Pro CMS1のネジ部(4本とも)にはややがたつきがある
  保持力に問題はないが気になる人はいるかもしれない
 ・Rycote InVision USMはスタンド取り付け部のネジ径が3/8インチなので5/8変換ネジが
  付属するが、Classic Pro CMS1のスタンド取り付け部のネジ径は3/8、5/8兼用なので
  変換ネジは付属しない
  ただし、3/8径のネジ穴は結構奥にあるのでスタンド側の3/8オスネジが
  やや長めでないと、届かないか咬合長が短すぎて固定が不安定となる可能性には
  注意が必要である(場合によっては5/8→3/8変換ネジを用意したほうが良いかも)


総評

正直、厳密なノイズカットを必要とする環境でないならClassic Pro CMS1で十分かなという気がしている
もちろん私自身も「RYCOTEブランド」にはちょっとした憧れのようなものがあったので、ブランドイメージでRycote InVision USMを選ぶのもありだ
ありだが・・・最近はショックマウントどころか、1000円もしないこんなのを愛用しているとてもココロザシの低~いワタシにどうこう言う資格は無いのかもしれないが・・(^_^;)