2017年4月16日日曜日

Yokoyama Guitars AR-SR

ブログのお友達、しばしばさんに譲っていただきました
わがままで気まぐれな私を見捨てずにいてくれるだけでも、嬉しい限りなのですが
このたびは素晴らしいギターを放出いただき、心より感謝です


Top : Solid Sitka Spruce
Side & Back : Solid Indian Rosewood
Neck : Mahogany 1p
Finger Board : Ebony
Bridge&Pin : Ebony
Bracing : Scalloped lattice
Neck Width At Nut : 44.5mm
Scale Length : 648mm
Tuning Machine : GOTOH SLG510Z CK/BL5

【Yokoyamaギターへの思い】

2012年にソロギターを始めたきっかけは天空の城ラピュタの「君をのせて」でした
楽譜は南澤大介さんのしらべシリーズ
そんなルーツですから、
南澤さんが弾くモーリスのSシリーズやYokoyamaギターはあこがれの対象でした
しかし、Sシリーズもかなり高額のギターですが、Yokoyamaはその倍近いお値段で手が出ません
初めてYokoyamaの実機に触れたのは南澤さんのセミナーのときでした


その繊細で美しい響きに驚いたのを覚えてます
でも、平均的なお値段でも概ね50万・・・
多分一生無理だなあと思ったギターが今手元にあることにちょっと感動しております

【ヘッド】

小ぶりでシンプルなヘッド形状は、ナット部で弦がほとんど曲がらないという配置を実現しています
これが音にどうつながっているのかは定かではありませんが
日頃、ギターによっては弦交換のたびにナットで方向を変える弦に違和感があったので
素直に「良いじゃ無いか~~」と喜んでおります
チューナーはゴトーの510、ルシアー系のギターではもう定番と言っても良いですね


【指板

エボニーです
最近では時々縞入りのエボニーというのも見かけますが、これは一筋の模様も無い真っ黒
指板エンドは、オプションの2段のウェーブ加工になっています
おととは関係ないのですが、ギターは見てくれも大事、良いデザインだと思います
ただ、ポジションマークが無いと自分は弾きにくいので・・・(^_^;)
また、シールのお世話になるかもしれません(笑)


【トップ&ロゼッタ&ブリッジ

トップ材はシトカスプルースです
私、これほど目の詰んだシトカというのは初めて見ます
しかも、木目と直交するさざ波のような「ササモク」といわれる紋様がもうびっしりと確認でき
木材の素人でも上質さがうかがえるような、そんな材が使われています
(ブリッジの写真をご覧ください)
当然ながらこの上質な材が何らかの形で音にも影響を与えてると想像できます

ロゼッタは、Yokoyamaギターでよく見かける木と貝の細工です
私はこの形が一番好きです
ブリッジはエボニー、写真のとおりスルーブリッジでは無くピンタイプです


【ラベル&バインディング

ラベルには横山さんのサインとともに、型番、シリアルが記載されます
バインディングはメープルです
木製バインディングというのは派手さはありませんが、
なんというか品の良さをさりげなく演出していて、良いものですね


【バック&ボトム

サイドバックはインディアンローズウッド
トップ材のシトカなどは「目の詰んだ・・」と言った表現で良さを示したりしますけど
私、ローズの善し悪しを見極める知識が無い(^_^;)
ただ、木目の雰囲気がローデンやフォルヒとよく似ているところからすると
ローズの場合は緻密な木目よりもやや豪快な木目の方が良いのかもしれないですね

嬉しかったのはエンドピンが木製ピンだったこと
通常、木製ピンは、ピックアップのエンドピンジャックを取り外した後に埋め戻すために使われます
ということはエンドピンジャック用の12mm孔がすでに開いてると言うことですから
ごく簡単にピックアップを装着できます


【演奏性など

良いギターに共通するのは「良いネック」なのでしょうね、抜群に弾きやすい
横山さんがモーリス出身であることも関係するかもしれませんが
モーリスのSシリーズとよく似た薄いかまぼこ形です
・・・というか、ネック持った瞬間に「あ、モーリス??」と思ってしまうほど似てる気がします
もちろん、ナット幅44.5mmというやや広めの指板も気になりません

また、ハンマリング、プリング、ハーモニクス、スライドと言った奏法が気持ちよく決まるので
無駄に力を使うことも無く、脱力しやすいギターでもあるように思います

【音の感想など

いつものことながら音に関するボキャブラリー不足が残念でなりません(^_^;)

ローズサイドバックらしい粘りと深み、そして芯のある音と感じています
昔Yokoyamaに感じた「華やかだけどいまひとつ線が細い」といったイメージとは大きく違っていて
十分な倍音はそのままに、押しの強さもある音を聞かせてくれます

理由の1つは、私自身初体験となった「ラダーブレーシング」にあるのかもしれません
ブレーシングパターンは、マーチンなどで有名なXブレーシングが最近の主流で
うちにあるギターも、ほとんどがXブレーシングのはずなんですが
このギターはラダーブレーシング(ただしメインのブレースはX形状ですが・・)
具体的にどう音に影響するかは残念ながら知識不足でわからないのですが
以前に聞いたイメージと異なるのはブレーシングの違いというのもあるかもしれません

以下サンプル音源ですが、我ながら・・・ひどい(爆)
デスペラードの練習で、他曲はほぼ忘れかけというのに気付いてガクゼンとしております
音の良さが伝えられないサンプル音源で、ほんとすいません(^_^;)



【おわりに

長年モーリスで手工ギターのルシアーとして活躍されてきた横山氏ですから
上記の「ネック」でも書いたように、モーリスのSシリーズと似た雰囲気は確かにあります
音についても、どこか同じルーツを感じてしまうのは、思い込みのせいなのかもしれませんが、
やはり決定的に違うのは、「音の張りと艶」じゃないかと思います

前オーナーしばしばさん、素晴らしいギターを譲っていただいてありがとうございました!!!



7 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ご無沙汰しております。

7本放出の後に高級ギターが~、、
ziziさんのギター熱には脱帽です(笑)
耳が肥えてきてらっしゃるのか、段々と
高級ギターにシフトされてませんか??

私はとんと落ち着いてしまいましたが、、w

yokoyamaですが、最近、まさぼーさんも手に入れられてます。
トップブレーシングがラティスとのことなので
トップ板が薄くなってるのかもしれませんね。
ということは、鳴りがいいということでしょうか?
私の想像ではありますが。。

Toki さんのコメント...

またやってしまったorz Tokiでした。。

しばしば さんのコメント...

師匠
こんにちは。

ヨコヤマくん元気そうでなによりです。
早速動画までアップしていただきありがとうございます。
しかしギター以外にカメラもお上手ですねー。
まわりの写り込みもなく杢目までクッキリと分かります。
自分が撮るといつも適当で酷いものです。

そういえば自分はブログでヨコヤマくんの紹介していなかったです。
まあ師匠が詳しく説明してくれたので勝手によしとします。

あれ?
今コメント書きながら気がついたのですが
トップ材のことが書かれていないような?

Zi Zi さんのコメント...

>Tokiさん

お久しぶりです!!
そうですか、まさぼーさんもですか
Yokoyamaにもかなりの個体差があると聞いてますが
いい1本に巡り会えていると良いですね

確かに僕には超高級ギターですけど(笑)
今回は破格と言って良い条件で譲っていただけたのと
残りを意識する年齢になって、できるだけいい音に接したい
ということで踏みきっちゃいました(^_^;)
Lowdenともども良い相棒になってくれると思います!!

Zi Zi さんのコメント...

>しばしばさん

はい、横山君元気ですよ~w

確かにシトカの話抜けてましたね
早速ちょっと書き足しておきました
あのシトカは木目も色も確かにシトカなんですが
めちゃくちゃに詰んだ木目は、僕も初めて出会った良材です
具体的に音にどう影響するかは良く分かりませんが
ネットでは「スプルースは針葉樹であるから、一般に、目幅が広くなるほど強度劣り、音の張りや高音域の抜けが弱くなる。」
とされているし、何より眺めてるだけでも楽しめるのは嬉しいですね

カメラはゴルフの更に前の趣味だったのですが
買い換えとかしていないので、普段はパナソニックのコンデジを使ってます
ギター紹介の時だけ、CANON 5Dmk2という一眼レフを使うので
少しだけ解像度が上がってます
カメラ機材も、もう防湿庫2台が無駄に電気食ってるだけの状態なんですが(笑)
ブログネタになってもらおうかなあ・・・

丸に橘 さんのコメント...

横山さんは、やはりこちらでしたか。
根強い人気なのですね。
ziziさんは手放してもリバウンドしそうですね。(笑)
リバウンドすると、以前よりも増えるのが通常ですから、要注意ですね。

Zi Zi さんのコメント...

>丸に橘さん

いや~~、まだまだ放出予定はありますので(笑)
リバウンドはないと思うのですが
でも「増えませんように!」って注意してないと確かに危ないかも
早いうちに20本以下になるよう頑張ります!!