2020年5月4日月曜日

サイドアドレス・コンデンサーマイク2種

安物マイクコレクターとなりつつあるのか、それともすでにそうなのか(笑)

以前記事にした「コンデンサーマイク比較 サイドアドレス編 」のあとで増えた3本
 1.sE Electronics sE2200a II
 2.BEHRINGER B-1
 3.AKG P220

このうち、sE Electronics sE2200a IIは以前ご紹介したので、今日は他の2本のお話です

なお、以下の音源における録音条件は、2本とも全く同条件です

【録音条件】
 ・ギター:マーチン00-15(弦は3年もののエリクサーw)
 ・マイクプリ&オーディオI/F:ZOOM UAC-8
 ・マイク位置:14フレット前方20cm
 ・マイクに付属のローカットスイッチ:ON
 ・録音後の加工:音量増幅のみ
 ・録音ソフト:Cakewalk by BandLab

BEHRINGER B-1



SH価格は約12000円です
ただし、中古市場の球数が豊富なので、程度の良い中古でも5000円前後で入手可能です

解像感もそこそこ高く、適度に密度感もあります
ローカットONのせいか若干高域にピークがあり派手な感じもありますが、
ボーカルでもギターでもそつなく拾ってくれるという、
価格の割によく出来たマイクです(ややRODEに似てる??)

ちょっとカリッとした音にも大きな不満がなく、
加えて、安価に入手出来るので万一故障してもあきらめがつくことで
ワタクシのB-1愛は膨らみ続け、ついに3本を所有するまでになってしまいました
うち1本は一時期ノイズが発生しましたが、防湿庫に放り込んでたら「治った」という
わりと頑丈で打たれ強い印象もありますw

現在は常用マイクとして室内に出しっぱなしで、主に弾き語りのボーカル用として使用してます
録音に使ったのはノイズから謎の復活を遂げた1本であります(笑)



AKG P220



SH価格は約13000円です、中古市場はB-1ほど豊富なワケではありません
B-1よりも一回り大きく重いです
ごくごく一般的なショックマウントにはセットできないほど太いので
付属のショックマウントを使う必要があります(今回はRycoteで対応)
また重さも相当なので、かなりしっかりしたマイクスタンドが必要です

音は、柔らかいと言いますか、B-1のあとで聞くとややぼやけた感じもありますが
こちらの柔らかな音の方が好みの方もいらっしゃるのではないでしょうか
ただ、P220は新品開封直後ということで、まだ本領発揮となっていない可能性もあります
 


ショックマウント RYCOTE RY-INVUSM


おおかたのマイク径にはコレで対応可能という便利なショックマウントです
それに、ゴムを使用しないので、ゴムの劣化の心配も無いという優れもの
いろんなマイクをテストしたいときなどには本当に重宝します




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