Behringerの・・・これはなんと言えばいいのか
簡易PAであり、キーボード用アンプであり、私にとっては「アコギ用アンプ」であります
ところでこのBehringerと言うメーカー
安い!と言うイメージとともに「当たり外れも大きい」という評価もつきまといます
たしかにハズレもありますが、これまで買ってきた経験で言えば、
はっきり期待はずれまたは不良品だったと言うことは希であって、
概ね「安価で良品」と言えそうに思っております
このアンプも「買って良かった」と思えるものの一つです
一般論ですがアコースティックギターは、エレキギターと比べると出音のレンジが広く
アンプにもより広い帯域の出力が求められると言われます
K3000FXには15インチウーハーに加えて1インチのドライバーがセットされ
より広い周波数域に対応できるように考えられています
ちなみに取説には
「PAシステムの品質を完全に備えた現代的かつ高性能なキーボードアンプ」
と紹介されています
音以外にも、多様な入出力も魅力です
写真右のシールドが刺さった部分が入力セクションですが
1~4チャンネルのステレオ入力が可能で、第1チャンネルにはマイク用のキャノンもあります
もちろんアンプ自体はモノラルなので、ステレオ入力は無意味?とも思えますが
ラインアウトはステレオで出力されるので、ステレオ入力を活用できる場面もあります
ただ、モノラルアンプとして考えた場合には
ステレオを「2つのモノラル入力」としても使えますから
アコギであれば8本までをつなげて出力することも可能になります
また、CDなどの外部音源用の入力も可能で
カラオケなどに合わせて演奏することもできるようになっています
出力もフォン端子、キャノン端子ともに利用可能ですし
もう一台のK3000FXと接続してステレオ出力するための端子まであります
簡易のPAとしては、まさに至れり尽くせりと言えます
コントロール部分も充実しています
4チャンネル分の音量調整、エフェクトミックス調整
7バンドのEQ調整と100種類もあるエフェクトセレクター、マスターボリュームなどがあります
まあ、音も機能も最強クラスで、なおかつH28.1現在で4万円という安さ
なのですが(笑)
まあね、弱点だってあります
①重い、とことん重い
重量29.5kg・・・・室内でも一度置いたら永久保存
持ち運ぶなんて、考えただけで疲労感に包まれます
コロコロもついていないので押して転がすわけにもいきません
せめてもの対応という意味では、お掃除などを少しでもしやすくするために
1枚目の写真のようにコロコロ付きのテレビ台などの上に設置することです
②回路の劣化、または個体差によるノイズ
どちらが原因かはわかりませんが、うちにある新品購入、中古購入の2台のうち
中古ではやや「シャーー」というヒスノイズが耳につきます
しかしね、2台も買っちゃってるところからして、お気に入り度がかなり高いことが伺えます(笑)
機能はともかく、音をどう感じるかというところが好き嫌いの分かれ目になると思いますが
正直、エレキアンプに慣れた耳には最初、「なんか変な音」と聞こえました
でもご心配なく!すぐに慣れます(爆)
リバーブの出来が意外と良いのも一因かもしれません
アンプの音をお伝えするのは、結構難しいのですが、出音をZOOM H2nで拾ってみました
このアンプは、ノイズのある方なのですが、参考までにノイズ除去はしていません
ギターが鳴り出すとあまり気にならないのですが
無音になると結構気になります
リバーブは録音用に控えめですが(笑)、普段はもっと効かせて酔いしれつつ練習してます
常に身近にあって、最もよく使ってるアンプです
2 件のコメント:
ZiZi師匠
いい音してますよね。
アンプの重量にも関係しているのかもしれませんが、
でも、なにがそんなに重たくしてるんですか?
もしかして、真空管?
んなわけないか(笑)
音がいいのは、腕がいいからでしょうね。やっぱり。
羨ましい。だったら練習しろ?
うぅ~、気力が・・・
ZiZi師匠の演奏を子守歌に、あちきを眠らせておくんなまし。
またまた師匠などと・・・(^_^;)
実はこのアンプの中には「金塊」が(笑)
概ね20kgで時価約6~8000万円相当であります
そんなアンプがサウンドハウスで約4万円・・・安すぎる!!
な~んてこと、あるわけないよね・・・・
たしかにスピーカーは重いほど良し!
なんて私も思ってましたし、当たらずとも遠からじなとこもあるんですが
さすがに30kgとなると
運ぶだけで腕や腰に異変が起きそうで最近はコワイです(笑)
でも、音は気に入ってるので
とりあえず壊れるまでは使おうかなあって思ってます
サウンドハウスのレビューでは、
これを2台持ち運んでライブしている猛者もいらっしゃるようですが
若いって素晴らしい!!
と感心しきりのziziであります
子守歌ですか、まだまだ修行が足りないでありんす・・・
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