2017年8月19日土曜日

2台の宇坂ギター TG-DC ハカランダとココボロ

昨夜のお話のつづきです

宇坂ギターは、ルシアー宇坂氏が山中の仙人よろしく製作するギターです
もちろん製作本数も限られるなかで同型モデルに出会う機会は滅多にありません
そんなわけで是非とも記録に残しておきたいと、今日はオーナーのBさんにお電話
「滅多にない機会なので記念撮影とかしてみたいのですが・・・」

Bさん「いいですよ~、持っていきます」ということで
私の方で出向くべきところをわざわざ家まで持ってきてくださいました
Bさんほんとにありがとうございます!!

【正面から】

左が私の、右がBさんのです
全く同じシェイプ、エボニー指板もドットインレイもほぼ同じです
ロゼッタとアームレストのクロガキも同じです
昨日はヘッドの天神板も同じクロガキと書きましたけど、
こうして比べてみるとBさんのはハカランダでラリビーでよく見かける縁取りが入っています

最も見た目が異なるのはトップですが
実はこれ、両方ともベアクローアディロンダックです
私の方(左)が焼けでかなり変色していて、右の白さがいっそう際立っていますが、同じ材です
塗装もノングロスのオイルフィニッシュということですから
きっと数年すればBさんのも飴色に焼けてくるのではないでしょうか

よく見るとアームレストとデントカッタウェイの違いにも気付きます
右のほうがアームレストのコンター部の幅が広くなっているのと
カッタウェイの切れ込みがやや浅いですね

 
【背面から】
 
同じく、左が私の、右がBさんのです
ネックヒールの形がやや異なります
また糸巻きは両方ともグローバータイプですが私のは無刻印、BさんのはGOTOです
 
バックは左がココボロ、右がハカランダです
とにもかくにも見事なド柾目のハカランダ、まだこんな材があったのかと驚きます
白のサップも良いアクセントとなって美しいです
 


【側面から】
 
写真がないのですが、右の方が1cm程度深胴になっています
ハカランダのせいか、胴厚のせいかわかりませんが、
できたてほやほやにもかかわらず結構深みのある良い鳴りをします(悔し~~~~~w)
 
【音の違い】
 
ココボロにはダダリオEJ16、ハカランダにはエリクサー16052を張ってます
どちらも張り替え直後です
まあ、悔しさをひた隠しにしつつ感想を述べれば(笑)
Bさんのハカランダはできたてほやほやなのに倍音も豊かで良く鳴っています
ココボロはやや整理された音で、落ち着きと柔らかさを感じます
すでに5年近くの経年差があるし、弦も異なるので一概に比較はできませんが
基本的な音の傾向はよく似ているものの、それぞれに趣のある音と言って良いかと思います

【ハカランダモデル】

【ココボロモデル】


いや、それにしてもハカランダ・・・若い音であることは間違いないですが
十分、いえいえそれ以上に魅力的な音を出します
Bさん、いつの日かトップの色が同じくらいに焼けてきた頃、すり替えにまいります(爆)

2 件のコメント:

松田 "Jimmy" コウ さんのコメント...

ハカランダとココボロとでマイク位置が違うのかと思うほどの

バランスの違いを感じます.

弾き比べの楽しさを実感できます.


ウチにギターが増えていくはずです.(^0^;)

Zi Zi さんのコメント...

>松田 "Jimmy" コウ さん

コメントありがとうございました

実はこのときあまりに悔しくて(爆)
その後、宇坂さんに象牙製のナット・サドルに交換していただきました
その効果もかなりありましたし
この録音の時にダダリオだった弦をエリクサーに変えれば
もうすこしBさんのハカランダに近づけるかなって思いますが
ココボロのちょっと角の取れた音も結構気に入ってます(笑)

うちにギターが増えた理由はいろいろありますが
ソロギをはじめた最初の頃は、アコギの音そのものが全くわからなくて
いろいろ聞いてみないとダメだとおもったこと
最近は「いちいち…チューニングを変えるのが面倒くさい」という
ずぼらな理由であります(爆)