このブログでも再三書いているのですが
実は自分も誤ってステレオエフェクトがかからないセッティングにしてしまうことがあるので
自戒を込めて覚書を残しておきます
そもそも
A3の各種エフェクトというのは全てがステレオ対応ではありません
取扱説明書にもどれがステレオ、どれがモノラルとは書かれていないので
はっきりさせるためには全て試してみる必要があるのですが
気の遠くなるような作業になるので、概ねのところを書いておくと
◆空間系(リバーブやディレイ):おそらくほとんどがステレオエフェクト
◆モジュレーション系(コーラスやトレモロ等):コーラスの多くはステレオエフェクトだが他は不明
◆ダイナミクス系(コンプやEQ等):はっきりしないが多くがモノラル、特にコンプとか
ここで問題
になるのはエフェクトの順番です
A3では3つのエフェクト(といっても1番目はギターモデリングに固定されているので実質2つ)を
同時に使用することができます
3つのうち3番目は設定されていない状態
ソロギだとリバーブとコンプの2つを使うケースというのが最も多いと思いますが
リバーブはステレオエフェクト、コンプはモノラルエフェクトです
当たり前と言えば当たり前ですが、
リバーブを最終(上図の3番)に置けばA3からの出力はステレオになり
コンプを最終に置けばモノラル出力となります
一般に
リバーブは最終段に置くのがセオリーですから、
それを守っている限りは問題なくA3からのステレオ出力が得られるのですが
「コンプはモノラル」と言うことを忘れて、「どっちでもいいや!」ってやっちゃうと
A3からはモノラルの音しか得られず
「どうした~~~、壊れたか~~~」なんて事態もありうるわけです
で、そうやって慌てた人の一人がワタシというわけ(笑)
ありがちではありますけど、A3に不慣れだと気付きにくいこの失敗
肝に銘じておくこととしましょう
3 件のコメント:
こんばんは。
よくわからないけど
欲しい・・・
上のは
しばしばでした。
>しばしばさん
是非ご購入を検討くださいませ(笑)
A3はマイクをつなげてマイクプリアンプにもなるし
マイク音声にもエフェクトをかけられるしと
アコギのライン出力以外にも結構使えます
エフェクトはちょっとデジくさいとこもあるけど
その分あっさりとした良さもありますよ
ステレオ出力をPCMレコーダーに入れると
結構楽しめる録音になると思います
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