さすがに老後がマジで心配になってきたが
逆に「これで老後は何も買わずともギター楽しめるじゃないか」とささやくのは誰なの・・
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ソロギターを生音だけで楽しむ方法はある、というかむしろそちらが王道です
しかし、ワタシがソロギターをはじめたとき、
youtubeのソロギター動画にはライン録音のものが多かったということもあるし
アコースティックギターのイロハも知らなかった私にはこう思えたのでした
「いい音のためにはギターにお金をかけるより、ラインの機材にお金をかけた方が早道かも」
以来5年、まあライン好きは変わっておりませんが、
「早道」というのはどうでしたでしょうかねえ・・・、「機材リスト」の中身が示すようにまさに泥沼
ギターは1本の値段が何十万単位になるので、それなりにストッパーが機能するのですが
機材個々のお値段はそれほどでもないので、ついついポチる
それも比較したいものだから同じ種類のものをいくつも買う(^_^;)
気がつけば、そこら辺の楽器屋より機材はよほど充実しているというか・・・情けない
さて前置きが長くなりましたが、そんな機材好きの私でさえ、最後まで興味の湧かなかった機材
それが、プリアンプ
であります。
「音でかくするだけやし」
「パッシブPUにはいるけどアクティブならいらんし」
「そもそもリバーブのようにあからさまに音が変わるなんてありえんでしょ~~~~」
ということは・・・
早い話、なんでもええやん!、というのが正直なところでして
必要性はわかるものの、善し悪しにこだわる心は皆無でありました
そんな私でしたけど、妙に世間の評価は気になると言うことで最初に選んだのがこれ
【L.R.BAGGS PARA ACOUSTIC D.I.】
通称「パラアコ」と言えば、まあ誰もは知らないでしょうけど、わかる人にはわかる大定番
とにかく素直にピックアップの音を増幅してくれます
色づけはほとんど無いけれど、プリアンプに必要な仕事はきっちりとこなす
そんなイメージのプリアンプです
電池と48vファンタムでしか動かないということで、少し使いづらい面もありますが
とにかく持ってれば安心ということで長期間お世話になっております
次にエフェクター兼用のマルチとして選んだのがこれ
【ZOOM A3】
いやはや、多機能で便利!プリアンプとして、エフェクターとして、2音源のミキサーとして
何をやらせてもそこそこな仕事はこなしてくれます
買った当初はプリアンプとしてしか使ってなかったのですが
エフェクターとしても「使えん」ってことは決して無く、
最近ではマルチエフェクターとしてほぼ常用していたのでした
そんな「プリアンプにはこだわりません派」の私でしたが
どうも最近ネット界隈でアコギ用プリアンプの話題がアツいと感じ始めたのが運の尽き
「ホンマかいな」「そんなん気の迷いやわ」「フラシーボやわ」
との懐疑的なところは捨てきれないのではありましたが
とにかく自分で見て試さない限り信じないという悪い癖も災いして・・・
試すだけは試してみようと重い腰を上げたのは、つい最近のことです
ところで、試すは良いけどプリアンプの知識もほぼ無く
善し悪しの基準もないわけで、試す対象をどう決めるかがまずは問題となりました
ただ、いまさら一般的なメーカー製のものを試す気にはどうもなりません
生意気にも「無名の名器」と言ったのを見つけたい、などと大それたことを考えながら
ネットをさまようこと数日・・・(笑)
結局、無名の名器といわけではないのですが
ハンドメイド的な雰囲気が漂う中で評価の高い製品と言うことでこの2つを選びました
もちろん「金に糸目はつけん!」というわけにもいきませんから
頑張れば買えそうかなと言う範囲ですけどw
【PAS Vivid Forcus Type.G】
熊本で製作されるハンドメイド(多分)製品です
PASの製品は実は結構前から興味がありました
EPASという製品でしたが、うえに書いた事情から興味はあっても買うほどでは無く
うじうじしてるうちに販売完了となってしまいました
その後継機種、なのかどうかは定かではないですが
PASのHPで見かけたこの機種を選んでみました
【ALBIT A1FD aco】
これも埼玉県で製作される日本製です
何に惹かれたかと言えばこれ、「真空管プリアンプ」
それと左右にそびえ立つスイッチガード(笑)
中身的にはA1FDというベース用プリアンプと同様なのだそうですが
ベースは意外にも音のレンジが広く
アンプなどもそうですが「ベース用」という機材はアコギにも相性が良いことが多いのです
それに加えて2ピックアップのステレオ入力も可能というところが
ziziさんの心をくすぐりました(笑)
試した結果は如何に・・・・
まあ正直に言えば、「たまげました」w
ちょっと長くなるので、詳しい話はまたの機会に!
4 件のコメント:
ziziさん こんにちは
リバーブに続いてプリアンプですね^^
以前、レアアースのピックアップをパラアコに
繋げて使用してた時期がありました。
たいへん癖の無い音質でコスパの高い機材と思います。
センドリターンでリバーブを繋げることもできますし・・
また、それに並行して安価なチューブプリも使用してました。
その後、ピックアップの変更に伴いあのM-factoryを使用
するに至るのですが、、
僕が気になったのはコレです→【ALBIT A1FD aco】
初めて知りました。。チューブプリらしくゴツイ外観なのに
ステレオin などちゃんと分かってらっしゃる(笑)
音は太くてウォーミーなんでしょうか?
>Tokiさん
なるほど~~「PAに繋ぐと酔いしれる」のはM-facだったんですね
お持ちだったとは知りませんでした
が・・・・超ウラヤマシイ(笑)
いやうらやましすぎます~~~~!
ALBIT A1FD aco
いえいえM-factoryをお持ちだとそれほど必要は無いと思うのですが(^_^;)
自分はA3からの変更でしたのでそこそこインパクトはありました
ただし「差がものすごい!」という驚きでは無くて
値段を考えるとA3だってよく頑張ってるというのも気付かされたのですけど・・
気付いた違いというのは2つあります
一つは音がA3よりまろやかに感じるのに、ハイ落ちの気配がまるでないことです
太さと言うよりはまろやかさという表現になってしまうのですが
人によっては「太い」と表現されるかもしれません
それでいて高音をカットした感じが全くない活きの良い音です
2つめは和音の分離感がとても良いと感じたことです
A3だとややにごって(といっても気持ち程度ですが)
時々「ん?」って感じたところがほんとにすっきりと出音されます
このためかどうかわからないですが
リバーブのかかり方にも変化が出てきた感じです
まあ、基本的にそんな劇的な変化ではないのですが
この僅かの差が、気持ちよいかどうかにかかってくるんですよね
うまく言葉にはできませんが
とりあえず自分としては「気持ちよい」状態であります
PASの方は「ちょうど売り切れてしまったので10日くらい待って!」
というわけで実はまだ着いていない(笑)
楽しみに待ってるところです
ziziさんのブログは見所がありすぎて楽しいですね。
ALBIT A1FD aco
初めて知りました。
特集楽しみに待ちます。
どうも真空管というものは男心をくすぐります
(^^)
>Akiramanさん
おはようございます!!
たしかに「真空管」の3文字は不思議な魔力がありますね(笑)
僕の場合はそれに加えて「つまみの多さ」が
飛行機のコックピットを連想させて高得点!(^_^;)
それにやっぱりジャパンハンドメイドということで
ギミック的にはもう非の打ち所がないです(笑)
プリは今色々浮気中で、なかなかALBIT A1FD acoのご紹介にならないのですが
正直、この太く力強い音はすごいなって思います
かといって、ボケたり甘くなったりというところが無い
エフェクターを通しても、この力強さが生きている感じがします
ただちょっと古い機種なので新品で手に入るかなというのが懸念されます
自分はamazonで最後の1台が手に入りましたけど
もしかしたらオークションで中古が出るのを待つしか無いかもしれませんね
ご幸運を!!
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