2022年9月11日日曜日

アンプ台にマウステーブルを!

意味があるのかないのか(笑)
もちろん私には大きな意味があるのだ!

材料調達


材料は「板材」と「折りたたみ式ブラケット」
【板材】
家に余ってた端材なので調達費はゼロ
アンプ台の幅とマウスパッドの大きさにあわせて60cm×22cmにカット
多少曲がりはありますが・・・用途がマウステーブルなので問題なしです

【折りたたみ式ブラケット】
amazonで995円で調達
まあ安いから許すけど「ついてるはずのネジ類が入ってなかった」のはいただけません


組み立て


ネジが入ってないので、適当なのを探して・・・

【板とブラケットをネジ止め】
板には予め、アンプ台の板の厚みとかをケがいておくと安心です
もちろんですが木ねじが板を突き抜けないよう注意してねじ長を選びます
本来ブラケット1個に付き3箇所止めですが、特に力はかからない予定なので2箇所止めで済ませました


【アンプ台に固定】
適当にアンプ台にねじどめします
特に注意点はないですが、出来るだけ水平に・・くらいでしょうか
アンプ台の天板にそろえるのが簡単だし、見た目も綺麗に収まります


【完成!!w】
板のカットが終わっていれば所要時間は30分以内かな
総費用1000円としては、まあまあな感じだけど、これ以上板がたわまないことを祈りますw

マウステーブル使用時
折りたたみ時

なぜ必要だったのか


先日組み上がった新しいマイク録音システムですが、
写真のように、マイクスタンド設置の関係からちょっとPCからの距離が遠い
PCに近寄って「録音ボタンをクリック」、席に戻って録音し、終わればまたPCに近寄って「終了ボタンをクリック」なんてことを何度もやってれば、そのうちマイク転倒とか、何かやらかしそうな予感がするわけです
せめて、マウスだけでも手元にあればずいぶんリスク軽減できるのに!というのが今回の工作の目的でありました



蛇足動画w


どんな感じで折りたたむのか、動画撮ってみた(笑)
折りたたみ時にやや「建て付けの悪さ」を感じますけど、まあこんなものでしょう



2022年9月5日月曜日

PositiveGrid Spark mini(2/2)

いよいよPositiveGrid Spark miniの「操作&音」編です
かわいいだけじゃ無いってとこ、お伝えできれば良いのですが(笑)
あと、私の用途はアコギで、エレキは全く意図していないことをお断りしておきます

まずは「音」聴いてみましょう
以下動画は、前回ご紹介したものですが、正直、「悪くない」と思います

写真のとおりSpark miniの前にZOOM Q4というビデオを置いて録っただけのものですが、抜けの良いすっきりとした音です
ドーンという身体に響くような重低音は望めませんが、アコギの6弦程度なら十分な迫力も感じられます
サイズからすればちょっと想像できない感じの音です

動画では音量感はよくわかりませんが、10~15畳程度の部屋サイズなら十分アンプとしての役目を果たしてくれそうな音量があります
ちなみに最新のファームウェアで、ヘッドホン&USB出力の音量アップがされたとのことですが、スピーカーからの出力も少し大きくなったような気がしています

かなり大きな音量にしても、スピーカーからの音がビビったりせず、そこも好印象です
 ※特定の周波数で共鳴してビビる現象はまれに発生することがあります


音作り
では、上の動画の音をどのように作っているかをご紹介します
まず、音作りは「専用アプリを使わなければ何も出来ない」ので、前回記事でご紹介のように必ずインストールしておきましょう

今回使用しているエフェクトは3種類です
写真はスクショでは無く、webカメラで普通に写したものなので、ガラス面に反射していろいろ映り込んでますがご容赦を(笑)

【コンプ】
特にコンプレッサーの必要は無かったのですが、単純に音量アップのために入れています
GAINの正確な意味がわからないのですが、私としてはメイクアップゲインのことだろうと勝手に判断してマックス設定です


【アンプ】
アンプの種類、めちゃくちゃ多いので、どれを選んで良いか迷います
ただ、私は一応アコギ用途なので「ピュアアコースティック」というのを選んでいますが、目的は音量調整と簡易なEQのみです
GAINはアコースティックとは言え上げすぎると多少歪んでしまいそうと思ったので真ん中ぐらい、そのかわりVOLUMEはマックスです
EQは、未調整だと基本的に高音がやかましいのでTrebleをやや下げ、Bassを上げています
ちなみに、EQはAMPの右に「MOD/EQ」というセクションがあるのでそこでも調整可能ですが、「そこまでしなくてもとりあえずこれでいい」ということでアンプのEQのみを使っています


【リバーブ】
これも「何選べば???」って感じですが、今回は「ホールアンビエント」を選択
ここで問題は「レベル」と「タイム」です
レベルは、原音とのミックスレベル、タイムはディケイタイム(残響の長さ)と解釈していますが、両方ともマックス設定になっています
あとで詳しく説明しますが、この設定だと上の動画のとおりスピーカーアウトだとまあまあいけてるんですが、ヘッドホンアウトやUSB出力だとちょっと過剰なのです


ヘッドフォンアウトの音
以下は、上記と同じ設定でヘッドフォンからの出力を録音したものです
お聴きのとおり、とても綺麗にステレオ録音されていますがリバーブがやや過剰ですね


しかしまあ、これは「仕方ない」ともいえます
スピーカーだと数m離れた人にも音を届ける必要があるので、少し過剰にリバーブかけないといけませんが、ヘッドフォンではその必要が無いですから・・・

アコギ的にこの問題に対処するとすれば、4つあるプリセットを活用するくらいでしょうか
 ・RHYTHM:ヘッドホンアウト用(リバーブ控えめ、コーラス無し)
 ・LEAD:ヘッドホンアウト用(リバーブ控えめ、コーラスあり)
 ・SOLO:スピーカーアウト用(リバーブ強め、コーラス無し)
 ・CUSTOM:スピーカーアウト用(リバーブ強め、コーラスあり)
こんな感じにしておけばいちいち専用アプリを起動しなくてもなんとかなりそうです

USBオーディオインターフェイスの音
これ、未だ上手くいってません(^0^;)
■PCの音声再生は問題ありません
■PCでの録音は可能ですが、以下の問題があります
 ・音がビリビリ歪む(音量過多とは異なります)
 ・モノラルでしか録音できない

もちろん、PCとの接続自体は問題なく出来るのですが録音音声がひどいw
販売元サイトではこんな記事があるので参考にしてみたのですが、ダメ
Spark MINIでギターをコンピュータで録音する
ただ、この記事内には以下の記載がありまして・・・・
-----------以下引用--------------
   ※Windowsをご利用の場合は、ご利用いただく前にASIOドライバの
    インストールが必要です。
    Spark MINIには現在、専用のASIOドライバがリリースされていない
    ため ASIO4ALL 等を別途ご用意いただく必要がございます。
-----------以下おわり--------------
まあダメ元でASIO4ALLもインストールしてみましたが、そもそもASIO4ALLそのものを上手く使えないという事態に陥ったり・・・

サウンドハウスに質問しても
「当社ではわかりかねますので、販売元に質問してね」との返事、聞くだけ無駄w

そこでしかたなく販売元(Media Integration Customer Care)に現在質問中です
ただ、この質問の時、「国内サポートID」「製品シリアル番号」の2つが必要になるので
参考までに、どこをみれば良いのかを書いておきます
「国内サポートID」
箱に入ってる以下の書類の赤枠内に記載
「製品シリアル番号」
SPARK MINI底面の赤枠内に記載

まあ、USBオーディオインターフェイスで録音できなくても、ヘッドフォンアウトから綺麗に録音できるので、何も問題ないのでありますが、せめて不具合なのか使用なのかぐらいは把握しておきたいです

その他
3万3千円に見合うかどうかはとりあえずおいとくとしてw
基本的な音質は「とても良い」と思います
少なくとも安っぽいとは感じないのは中低域の充実感によるものでしょうが、実際、底面のパッシブラジエターはかなり良い仕事をしているようです

USB接続での出音やBluetooth接続での出音で大音量にすると、低音と同時にSPARK MINIが激しく振動するのを感じられます
SPARK MINIとBluetooth接続したIpad miniの音量を最大にし、SPARK MINIの音量も最大にすると、手で耳を覆いたくなるほどの爆音も可能です

さらに、その爆音状態でもスピーカー自体がビビるなどの破綻がおきない点は、驚愕に値します、きっとよほど作りが良いのでしょう

価格の話に戻りますが、
 ・基本音質の良さ
 ・高品質で使いやすい内蔵エフェクタ
 ・爆音にも耐える作りの良さ
 ・携帯性に最大限配慮した機能性(小さい、軽い、充電式等)
 ・USBやBluetooth接続での出音も可能
 ・などなど
また、説明書には明記されていませんが、「モバイルバッテリー給電(充電?)」も、もしかすると可能かも知れません
写真は、Bluetooth接続で出音中のSPARK MINIにモバイルバッテリーを接続したときの電力消費を示したものですが、5v、0.8Aが供給されているようです
 ※マニュアルに記載が無いので試行の場合は自己責任でお願いします
  またこの状況が給電なのか充電なのかは不明です(電流が時間とともに小さくなるので
  充電の可能性が高いです)

こうした諸々を考えると、「上記の特徴を必要とする理由があるなら」私には十分3万3千円に見合うのではないかと思えます

もちろん、価格半分でVOX MINI GO 10のような多機能ミニアンプも存在しますが、サイズも重さも約4倍・・・このあたりは、優劣と言うより「何を必要とするか」によって選択が異なるのでしょう

SPARK MINI、アリです!!

【2022.9.7追記】
USB録音については、メールでのやりとりを経て
販売元まで送り返しとなりました
その結果「不具合です」との回答を得て
現在、代替品の返送待ちです
詳細は後日ご報告したいと思います

2022年9月3日土曜日

緊急覚書 OBSアップデートとStickam配信不可

2022.8.31にOBSの大型アップデート(28.0)がありました
いつも、即時アップデートを実行する私・・・しかしアップデート後に
  ・Stickam:配信不可
  ・Twicas:配信可      という事態に陥ってしまった


【2022.9.4】OBS28.0.1がリリースされました
このバージョンだと問題なくStickam配信出来ています
以下の記事は「こんなこともあった」という
単なる騒動記としてお読みいただければ・・・(笑)

原因が定かじゃ無い、のが悔しいw


思いつく原因は以下のとおり
 ①OBS27.2.4からOBS28.0へのアップデート
 ②アップデートに伴い、よりよい音質を目指して音声ビットレートを256に変更
定かでは無いのは、①だけなのか①,②両方なのかという点です

後で書きますが、Stickam側の制限で②は確実にアウトです
ただ、アップデート後すぐに②をしてしまったならともかく、
②を実行せず①だけの状態で配信不可となったのならアップデートが原因となります
残念ながら、どっちの状況だったのか記憶に無いのが、悔しいw

【Stickam配信不可以外の不具合】
もともとOBSの映像エンコーダを「ハードウェアエンコード(NVIDIA NVENC H.264)」としていてOBS27.2.4までは問題なかったのですがOBS28.0では「使えません」となってしまいました
グラフィックボードのドライバを最新にすることでハードウェアエンコードを使用することは可能になりましたが、この時点ではまだStickam配信不可は回避できませんでした
   ※windowsのドライバ更新では最新にはなりません
    ボードの製造元(うちの場合はNVIDIA)のHP等で
    最新ドライバを入手する必要があります

とりあえずOBS27.2.4に戻す
OBSのダウンロードサイトから「OBS Studio 27.2.4」をダウンロードします
このとき、以下に注意してください
 ・かなり下の方にあること
 ・「Assets」をクリックしないとダウンロードファイルが表示されないこと
自分の環境に合うファイル、私の場合だと「OBS-Studio-27.2.4-Full-Installer-x64.exe 」
をダウンロードし実行します


【ちょっと注意 その1】
インストール中にWindowsだと「マイクロソフトエッジがファイルを使用中なのでエッジを終了してから再度実行してね」とメッセージが出ることがあります
しかし、エッジを終了してもなぜか処理が進まない・・・・
これはエッジがバックグラウンド動作している可能性があるためです

この場合、OBSインストーラーを終了せず、
CTRL+ALT+DELでタスクマネージャーを呼び出し、プロセスの「バックグラウンドプロセス」で「Microsoft Edge」が稼働していないか調べます


稼働中の「Microsoft Edge」をすべて「タスクの終了」しますが、いくつかは残ります
「タスクの終了」をしてもこれ以上は「Microsoft Edge」が減らない状態になったら、OBSインストーラーの「再試行」をクリックします
一度では上手くいかないこともありますが、その場合は再度「タスクの終了」を何度かやってはOBSインストーラーの「再試行」を繰り返すと、突然インストーラーの処理が進む場合があるのでお試しください

【ちょっと注意 その2】
OBS28.0がインストールされた状態でOBS27.2.4のインストール処理を行う場合、クリーンインストールになって配信設定やシーン情報が失われるのが心配です
しかし私の場合は、すべての設定情報を残したままOBS27.2.4に戻すことが可能でした

OBS27.2.4に戻すだけではNG
OBS28.0がStickamで配信不能となって以降、原因究明のために設定を見直したり変更したりして、その過程で確実に「音声ビットレートを256に変更」しており、OBS27.2.4にロールバックした時点でもその設定が生きていました

Stickamにおける配信制限を満たしてなかったわけです

Stickamにおける配信制限
Stickamには「無料会員」と「プレミアム会員」があります
私は「無料会員」ですがプレミアム会員より厳しい配信制限があります

【映像ビットレート】
映像ビットレートの上限値は「1000kbps」です
 ※プレミアム会員は1000以上もOK
これを1kbps超えても配信できなくなります


【音声ビットレート】
映像ビットレートの上限値は「192」です
 ※プレミアム会員は上限値320
これを「256」とかに設定してしまうと配信できなくなります


【出力(スケーリング)解像度】
出力解像度の上限値は「854×480」(縦幅最大480)です
 ※プレミアム会員は縦幅最大720
実験では481だと配信できましたが、490では配信不可でしたw


まとめ
【原因候補】
 ・OBS28.0へのアップデート自体が問題という可能性
 ・アップデートに伴い設定値がStickamの配信制限範囲外に変わってしまった可能性
 ・OBS28.0で映像のハードウェアエンコードが出来なくなったのに気づかず配信して
  「あ~~アップデートのせい??」と勘違いしてしまった可能性
 ・もしかしたらアップデートと同時に音声ビットレートを256にてしまった可能性

【対処】
 ・OBS27.2.4へのロールバック
 ・グラフィックドライバの更新
   ※これはStickam配信不可の回避には影響しなかった
 ・Stickamの配信制限の確認と整合性の確保

【結果】
まあめでたくStickam配信可となったわけですが、結局OBS28.0が直接原因だったのかどうかが今ひとつ不明のままです
とはいえ、もう一度OBS28.0に戻すのは・・・めんどくさすぎる(笑)

皆様の参考になったかどうかは不安が残りますが、以上「緊急覚書」であります