2015年7月26日日曜日

弦交換の時に

さすがに、ギターの本数が多いと「いつどんな弦を張ったか」を全部覚えておくのは至難の業で、
私の場合は、ギターヘッドに付箋を貼っておくようにしています


ちなみにこの写真の付箋は
「H27.6.14にダダリオEJ45にコスモトーンでコーティングした弦を張った」
という意味になります
必要であれば、011とか012とかのゲージ情報も書いていくと良いかもしれませんね
弦のレビューなどをするときは役に立つかもしれません

コスモトーンと言うのは、あまりなじみがないと思いますが、こういう商品です
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/123583/
ストリングクリーナーと表示されていますが、実質は「コーティング剤」になります
これを塗っておくと、ノンコーティング弦に比べると
 ・音は約1.5倍くらい
 ・見た目は3倍くらい
長持ちします
似たような商品はいくつかあるんですが、このコスモトーンは乾燥時間が30分と言うことで
とても使いやすいので重宝してます

私は基本「めんどくさがり」で、こういうことをしそうもない人なのですが(笑)
30分というと、弦交換の前に塗布しておいてから、弦交換を始めて、お手入れもして・・
という間にちょうど過ぎてしまう時間なので、特別な手間もいらないということで
ノンコーティングの弦の場合は、割とマメに塗布しています
小さい容器に入っていて、「いったいどのくらいの弦に使えるか?」と思わず考えてしまいそうですが
これが意外に長持ちで、私はもう2年近く使い続けて、やっと半分を切るくらいになりました

上の写真はナイロン弦の4,5,6弦に塗布したものですが
ナイロン弦の場合でも、音はともかく見た目だけなら効果はあります
概ね40日経過した状態でこんな感じ


普通なら、少し弾かないでおいておくと、手汗の付いたところから黒く変色してくるんですが
まだ銀色を保ったままです
慰問ライブでもメインで活躍してくれて、まあまあ酷使したあと少し放置してあったんですけど
まだまだ綺麗です

このコスモトーンを使用している関係もあって、
見た目だけでは「古い弦かどうか判断できない」ということも、付箋を貼るようになった理由です
これをするようになったのは2015に入ってからのことで
まだ全部のギターに付箋が付いてるわけではありませんが
弦交換の時に「ひょっとするとまだ新しい弦だったのか?」などと考えることが無くなりました
ただ、逆に「綺麗に見えてる」というのがくせ者で
もったいないかもと、ついつい思ってしまうのが欠点と言えば欠点かもしれません

ギターが多い人にはもちろんお勧めですが
多少に関わらず複数本所有している人なら、良い弦管理の方法じゃないかと思います




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