2018年1月25日木曜日

イルカの誘惑 (3/4) ~終わらぬ誘惑~

「人生最後の○○○だから・・・」この言葉がどんな悲劇をまねくか
皆様の記憶に深く刻めれば、私に悔いは・・・ない!!(笑)

押尾コータロー

今はソロギタリストも群雄割拠の時代、素晴らしい才能の若手も数多い
しかし、私がソロギをはじめた5、6年ほど前は
私は、南澤大介、岸部眞明、押尾コータロー、トミーエマニュエルしか知らなかった
もちろん、中川イサト氏や吉川忠英氏といった大御所も
その他幾多のギタリストも後になって知るのだが、
当時の私には南澤大介さんが「一番エラいヒト」だった(笑)

押尾コータローさんは私が南澤さんの次に楽譜を買ったギタリスト
でもソロギを始めるずっと以前から知っていたギタリストでもある
特殊奏法を世に広めたことでメディアの露出も多く
自分もテレビで見て「ギターってこんな弾き方もあるんだ」と大きなインパクトをうけた
本来ならソロギをはじめたときに、私の「一番エラいヒト」になってても不思議は無かったが
なにぶんテレビで見たあの演奏の敷居が高すぎて
とても無理だと、敷居をまたいでみようとも思わなかった

その後、押尾さんの曲目の中には比較的弾きやすいバラードもいくつかあると知って、
「君のくれた時間」「黄昏」「桜咲くころ」「FIRST LOVE」に取り組んだ
「黄昏」は今も弾き続けている
今にいたるまで結局バラードしか弾けないのは情けなくもあるが
彼の独特のコード感、リズム感、メロディラインには練習してても魅了され、癒やされる
若手の台頭がめざましい中でも、私のヒーローの座は譲らない
(願わくば楽譜の字を、もちっと大きくしてもらうとジジイは狂喜するが・・)

そんなわけで、
彼の弾くギターに強い興味を持つというのも、自分にはとても自然な流れであった

GREVEN

もともとは、押尾さんの師匠に当たる中川イサト御大が使用していて
高校生だった押尾さんに「いいぞ、これ!」って勧めたギターだと聞いている
でも、押尾さんのメインギターとして定着するまではそれほど有名だったわけでは無いらしい
今では多くの種類のギターを使い分けている押尾さんだが
日本でのグレーベンの知名度を一気に押し上げたのは間違いない
もちろん私の中では、「GREVEN」は「押尾コータロー」とほぼ同意語だった

クレーベンギターは、アメリカオレゴン州のギターメーカーで
1975にジョン・グレーベン氏によって設立された
それまではジョージ・クルーン氏の依頼をうけてビンテージ楽器のリペアをしていたことで
氏の作るギターの目標も「ビンテージサウンド」であるらしい
また、ギター作りのきっかけとなったのが「インレイ製作」だったということもあって
美しいインレイワークにも定評がある
国内では、中川氏、押尾氏のほか岡崎倫典氏も
国外ではジョージ・ハリスン、ジョン・デンバー、エリッククランプトンもユーザーだ

まあ、細かいことはともかく・・・
押尾氏への興味とともにGREVENは当時の私の憧れギターとなった
あれから数年、このところの、ギターに食指がむかないという時間の中でも
憧れは憧れのままであり、手に入れようという思いにはつながらなかっただけで
J-GUITARでのGREVENチェックは欠かすことが無かった

終わらぬ誘惑

さすが品揃えの豊富なドルフィンギターズ、誘惑はNISHIHARAでは終わらなかった・・

J-GUITARでも数が少ないGREVENだから、情報が上がると割と頭に残っている
NISHIHARA弾の被弾でぐったりした頭にも2、3台ほどの記憶があった
その中に「確かドルフィンの商品にもあったなあ」というのが1台・・・・・
ああ、なんでこんなのがあるんだ・・・・なぜ思い出した、俺


「動画まであるやないか~ぃ」
これがまた、何百回も聴いてきたギター販促動画の中でも、1、2を争うようなええ音なのだ
もう販促というより反則じゃ!、なんてうまいこといってる場合では無い
GREVENへの憧れだけならまだ耐えられたかもしれないが
結局、この音がとどめを刺した



とうとう2台とも「うちの子」になってもらうことになった

つい半月ほど前まで「欲しいギターは無い」と言ってたのに・・・
ただ、ほんの少し言い訳を許してもらうとするなら
元々、いつか買いたいと思ってたのはGREVENの方で
NISHIHARAはいわばそこに「割り込んだ」のである
元々の恋人を捨てて新しい恋人にはしるわけにはいかんじゃない
(ん?だから二人ともって?・・・もしかして墓穴掘った?)
それにしても、NISHIHARAで悩み抜いた後では、
もうGREVENにあらがうチカラもそれほど残ってなかったと、今は思える

さてさて「人生最後の○○○だから・・・」

この、決してその通りにはならない、とっても空しい呪文をつぶやきながら
いったい、どれだけの善良なおじさんが地獄に旅立ったことだろう
いや人ごとなどでは無い、
私自身、今回含めてこれまで3度はこの呪文を唱えた
その結果は身にしみてるのに、バレればどんな恐ろしい目に遭うかわかってるのに
そそくさと「隠蔽工作」をしている我が身が、さすがに少々不憫ではある

ちなみに「運命だった」「ギターの声が聞こえた」とかの呪文も同じくらい凶悪なので
くれぐれもご注意あれ

次回(最終回)につつく・・・

8 件のコメント:

しばしば さんのコメント...

ふぎゃ~~~~~\(◎o◎)/!

なんとGREVENまで纏めて逝ってしまったとは・・・
超・・超・・ちょ~~~う・・びっくりです\(◎o◎)/!
・・・と、普通ならビックリするところですが、
訳ありでピクリともしません。。。。

自分はずっとメイプルのGREVENを狙っていたのですが
日本のルシアーのメイプルにいってしまいました。

しかしこのGREVENの音は乾ききっていて芯があって
重い音なのに軽やかに鳴っていますよね。
これがハカランダの音だよって言ってるみたいで
ハカランダのお手本のようなギターです。
最近のハカランダギターとは別物ですね。

押尾はですねー。。。
カミングアウトしますが・・・
押尾のギターは苦手です。。。
師匠と意見が食い違うのは珍しいと思うのですが
押尾の出すギターの音がアコースティックの音に
どうしても思えないのです。
簡単に言ったら木の音に聴こえない・・・
でもソロギでは押尾ファンが一番多いと思うので
おかしいのは自分の方だと思っていますが。。。

もう一つカミングアウトしますが
上記のようなことを言いながら
CDは持っていないのですが、楽譜を1冊持っています・・
矛盾だらけですが、多分好きな曲は少しあるので
自分で弾くことは問題ないのですが
押尾が弾いているのを聴くのが苦手なんだと思います。

と・・・話は反れましたが
超高級ギターを2本同時にお買い上げとは、
本当に羨ましすぎるいぞーーーー。


Zi Zi さんのコメント...

>しばしばさん

とってもとってもお約束な反応をありがとうございました!(笑)

「イルカに突撃しま~す!」の頃から
まあ色々とお世話になりまして・・・感謝感謝です
思い返せば去年しばしばさんには
「もし今年買うとすればグレーベンかSUMIかな~」なんて話してたので
ある意味ぶれてもなかったんですけど
まさか自分もほんとに買うことになるとは予想してなかったw

まだグレーベンは未到着です
週明けくらいの発送になるんじゃないでしょうか
もう40歳くらいのちょっとしたビンテージですから
楽しみにしてますけど、「どうか道中ご無事で」とも思ってしまいます
まあイルカさんの梱包なら心配ないでしょうけどw

押尾さんは、滅多に生音を聞くことのないギタリスト
ライン音のイメージが強いのも無理ないと思います
それに好き嫌いは誰だってありますよ~~(笑)
僕の場合はソロギをはじめた頃から
生音よりはライン音の方にひかれたということもある・・・・
ちゅうよりも、ソロギってラインで音を出すものだって思ってた(爆)
だから、押尾さんの音もたくさんの人のyoutubeのライン音も
違和感どころか「目標」であったりしたのですよ

とにかくアコギという楽器に本格的にふれたのが6年前
どんなアコギが良いアコギなのか、いい音ってどういうものか全くわからず
そんな中でギターを闇雲に追い求めるよりも
ライン音を極めた方が手っ取り早くいい音にたどり着けると
まあ、そう考えたわけです
今だってその延長上にあるのは確かなんですが
やはり生音の魅力を存分に味わいたいという願いももちろんありますし
それにラインの音だって当然生音の影響を受けるので
どんなギターでも同じ音になるわけではないですしね

しばしばさんに「うらやましい」なんて言われると
こっちの方が恥ずかしくて隠れたくなりますよ~~~
もう日本中のお宝ギターをみんな買い占められてしまうのじゃないかと
心配したくらいです(笑)
そこで一つお願い事があるのですが・・・・
しばしばさんのギター情報、僕もある程度は把握してるつもりなんですが
やはり数が多いのと結構入れ替えもあるので
正確には良く分かってない部分もあります
現在のギターと過去に所有したギターの一覧などブログに上げてもらえると
話にもついて行きやすく、ありがたく思うのですが・・・
もしもご都合が悪くなければ是非ご検討ください~~~!

しばしば さんのコメント...

了解です。
所有ギターと手放したギターは、
小出しにしようと目論んでいたのですが・・・

簡単な一覧をブログにと思ったのですが
先にメールで送っちゃいますね。

そうそう押尾と言えば、同じ1964年製のD-28を所有しているので
共通点はあるんですよねー。
よくあんな細いネックで弾けるなーと感心していました。

Zi Zi さんのコメント...

>しばしばさん

はい、ほんとに一覧だけで十分なのです
「簡単な一覧をブログに」
メッチャ楽しみです

個々のギターの詳細・感想は小出しにされてくださいね(笑)
その方が僕も楽しめます~~


Toki さんのコメント...

こんばんは

なんと二本同時購入ですか?
んー凄まじい!
生音の旅は果てしないですね〜頂上に行き着く
日も近いのではないでしょうか?笑

僕は、おかげさまで(笑)病気の発症は
今のところ大丈夫の様ですが、
機材に関しては少しずつ増殖中です。

Zi Zi さんのコメント...

>Tokiさん

あはは、まあなんと言いますか・・・・もう笑うしかないです
消費財と違うのでまるっきり散在ってわけでもないですが
さすがに動揺しております(^_^;)

最近はTokiさんのブログの更新もないので
寂しい思いをしています
増殖中の機材などご紹介していただけると楽しいかな~
お待ちしておりますね

Akiraman Raman さんのコメント...

GREVENもですか・・・・
押尾弾きならいわずもがなですね
Nishiharaはわからないのですが、GREVENで充分じゃないですか
ポルシェとフェラーリを手に入れた気分ですかね
早く音源アップ願います
さぞかし 良い音なんでしょうね

Zi Zi さんのコメント...

>Akiramanさん

押尾弾きってほど弾けないのがつらいところですが(笑)
やっぱりGRAVENは憧れでした
最近の押尾さんはいろんなギターを使うので
ちょっと御利益が薄まったような気もしてますけど(^_^;)
まだまだ「押尾=グレーベン」は健在w

乗り手がへぼいのでポルシェもフェラーリも
本領発揮するかちびっと心配ですが
少なくとも乗り手は、かなり喜んではおります(笑)