といっても「究極システムにたどり着いた」ってことではありません
メンバーの固定化は、どこまで行こうとキリがないことにようやく納得できたこともあるし
単純にお財布が虫の息、ということももちろんありますw
システムの概要
接続順は、以下のとおりです
①イコライザー⇒②プリアンプ⇒③コンプレッサー⇒④ディレイ⇒⑤コーラス⇒⑥リバーブ
順番で悩ましいのは①イコライザーと③コンプレッサーでしょうか
いずれも②プリアンプの前でも後ろでも良さそうだし、
①と③のどちらが前でも後ろでも良さそうです
①②③の組み合わせとしては6通りほどありそうですが
私の場合は非力なパッシブPUを使うこともあるので、
③コンプレッサーがプリアンプの後段にある方がコンプレッサーを有効に使えそうと考えました
①イコライザーは④,⑤,⑥より前ならどこでも良さそうですが
これはもう感覚的な判断で「入り口で整えておく」ことを選択しました
エフェクター
①イコライザー:BOSS EQ-200
音の印象を決定づけるもので、システム中最も重要と考えています
また、特性の異なるPUへの対応としても必要で、そのためには
・10バンド程度のグライコ、または4バンド程度のパライコ
・可能なら設定のメモリ機能
・加えて、絶対条件としての「ローノイズ」
が欲しいところでしたが、BOSS EQ-200はそれらをほぼかなえてくれたイコライザーです
使い勝手も良く、今では頼りになる不動のトップバッターです
購入当初は4メモリーということで、やや不満もありましたが
ファームウェアのアップデートでメモリー数が128に増加して、その不満も解消しました
また、Tidemark Sound Treaterをその後購入したことで、どちらを採用するか迷いましたが
私にはEQ-200の音の方が好みということもあり、EQ-200の続投となりました
②プリアンプ:ALBIT A1FD aco
ALBITの真空管プリアンプです
2系統のPU入力などを備えた多機能プリアンプですが
私は「増幅」以外の機能は一切使っていません
しかしこれを通るだけで、
なんと言えば良いんだろう「ふくよかさ」が加わるというか、保たれるというか
デジタルアンプにありがちなカサカサとした乾燥感がないところがお気に入りです
③コンプレッサー:Miura Guitars M2 Compressor/Limitter
コンプレッサーだけは今でもようわからんw
もちろん理屈も使い方も理解しているつもりですけど
あえて「自然なコンプレッション」というのを選んだら、どう音が変わったのか???だった(笑)
もちろん、オンオフで聞き比べればある程度わかるのですが
耳が慣れてしまえば・・・わからん(^0^;)
ただ、コンプレッサーがあることで簡単にはクリップしないという安心感は捨てがたいです
このMIURAコンプレッサーは、かかり方がとても自然です
かなり強くコンプをかけてもペチャペチャ言うこともなく
GRメーター代わりの青LEDだけが、「ちゃんと働いてるよ」と伝えてくれます
①イコライザー⇒②プリアンプ⇒③コンプレッサーまではモノラル接続としています
④ディレイ:STRYMON TIMELINE
リバーブの単調な残響音に何か変化をつけたくて導入しました
「変化」のためにはディレイが良いかも、とは思いついたのですが、
あの山彦のようなディレイはあまり好みではありません
購入前にいろんなディレイのyoutubeを見まくって探し
唯一このTIMELINEでイメージに近い音を見つけました
でも、手元に届いてからが大変w
あのyoutubeの音がどうしても作れなくて、もうだめだ~!ってあきらめかけましたが
プリセットを活用することでなんとかなりました
ただし、かけ方は極小で隠し味程度の使い方です
この④ディレイ以降、すべてステレオ接続となります
⑤コーラス:Digitech CR-7
気分転換用なので、普段はバイパスしています
でもトゥルー・バイパス・スイッチングのおかげでバイパス時の音質変化は感じられません
コーラスとしての善し悪しはよくわかりませんけど、不満は全くありません
⑥リバーブ:Digitech RV-7
リバーブ大王としては、ややかかり方が控えめでお上品な感じはしますけど
基本な部分はちゃんとおさえた良いリバーブです
うちにあるたくさんのリバーブの中から何を使おうかとやや悩みましたが
CR-7とおそろい!と言うのが決定打でした(笑)
Lexiconリバーブというのが売りですが、あの濃密な感じとは少し違うなあと思う部分はあります
しかし何の違和感も感じさせない自然さは健在です
ただし、他の機材と異なってリバーブだけは気分で入れ替えることもよくあります
・Digitech istomp(Lexicon Hallを設定)
・Strymon Bluesky
・tc electronic HALL of FAME2
あたりがローテーションメンバーです
ライン音の使い道
ギターのシールドは、①イコライザー:EQ-200にさしてあり、そこが入り口となりますが
⑥リバーブからはどうつながってるのでしょうか
リバーブからステレオアウトした信号は、ZOOM Q8というミュージックビデオに入り、
その後、ZOOM Q8のアウトプットをオーディオインターフェイスにつなげています
こうすることで、ソロギターの録音・録画はQ8で行い
その音をライブ配信することも可能となります
当然ながら、これを持ち出して外でも!と言う発想は全くありません
外で何かする機会があれば、ZOOM A1XfourかZOOM A3だけでなんとかするか
慰問ライブで使ったパワードミキサーの内蔵リバーブで十分かもです
4Uで組んだ13kgのエフェクターシステムも超絶美音なんですが・・・
老体にはもう無理です(笑)
自己評価
概ね満足しています
クリアで力強い音、そして優秀なイコライザーのおかげで様々なPUやギターへの対応も可能
リバーブに関しては、そのときの気分と好みで多少変わるかもしれませんが
もう大きく変えるつもりはありません
機械のことですから故障も考えられますが・・・そのときはそのとき(笑)
4 件のコメント:
こんにちは
素晴らしいシステムですね
まさに経験値の高いラインナップだと思います。
単純な私には無理です(笑)
>bs-guitar-funnypage さん
ありがとうございます
どこまで行こうとキリのない話ですが
そこもまたのめり込む要素かもしれませんね(^0^;)
でも本当は機材に頼らなくとも良い演奏に聞こえる技量が欲しいです(笑)
ALBITもお持ちだったんですねぇ、これも気になってました~♪
Vividfocusはお蔵入りしちゃったんですか?
>Be-m.R さん
こんにちは!
ALBITのこのプリアンプは音が太い(ようなw)気がして、気に入ってます
Vividfocusはまだ手元にありますが、TUTORIAL2も含めて
TIDEMARK製品ってどこか音が「乾いてる」感じがして
どちらも結局お蔵入りです(笑)
きっと特性的には素晴らしいのでしょうけど・・・
私には合いませんでしたです(^0^;)
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