録音や配信では、ほぼすべてPC&オーディオインターフェイス(ZOOM UAC-8)な私だけど、まれにモバイルデバイスでの録音や配信が必要になる場合もある
ぶっちゃければPC配信不可なライブ配信サイトだったりするのだが、それでもモバイルデバイスの内臓マイクはいやなので、可能な限りいつもの機材をそのまま使いたい
もちろんスマホやタブレットの内臓マイクが悪いとは思っていない
むしろ最近の内臓マイクは驚くほど音が良いと感心しているくらいだが、いかんせんそれではリバーブはもちろんリズム音源やギターシンセといった常用機材がすべて使えないことになるので、それを何とか回避できないかと思うわけである
モバイル配信でもPC用の機材をそのまま使いたい!
というのが今回のお題である
モバイルデバイスでの機材使用
【方法①】オーディオインターフェイスを使用する
当然と言えば当然の選択肢、最近ではモバイルデバイスOKなオーディオインターフェイスも多く存在する
ただ今回、私が必要としたことは、
・ミキサーの音をそのままモバイルデバイスに送ってくれる
・ミキサーのステレオ音声は維持したい
くらいで、多機能なものは必要ない(もちろん限りなく安価で!も大事)
それでもかなりの候補が存在したが、「確実にステレオ音声を」という部分に注目すればかなり絞られ、その中で余分な機能がなく安価のものとしてZOOM AMS-22が最後に残った
ただ、注意が必要なのは、ステレオ配信の可否はオーディオインターフェイスだけでなくモバイルデバイス側にも依存するということだ
iosの場合はまず問題ないと思うがandroidでは特に古い機種の場合外部入力のステレオ音声を扱えるかどうか確認が必要であるが、「ステレオOK?」というのは調べるといってもなかなか難しいので、所有デバイスとAMS-22で試行錯誤してさぐるしかなく購入前に知るというのは難しいかもしれない
※androidもおおむねは大丈夫とは思うが・・
iosの場合はまず問題ないと思うがandroidでは特に古い機種の場合外部入力のステレオ音声を扱えるかどうか確認が必要であるが、「ステレオOK?」というのは調べるといってもなかなか難しいので、所有デバイスとAMS-22で試行錯誤してさぐるしかなく購入前に知るというのは難しいかもしれない
※androidもおおむねは大丈夫とは思うが・・
【方法②】エミュレーションソフト(エミュレーター)を使用する
androidにもiosにもエミュレーターというPCソフトが存在する
androidではBlueStacksなどが有名だが、まあPCからの音声配信だがandroidやiosからの配信と偽装することでPC用の機材一式をモバイル配信で使っちゃおうというものだ
これもなかなか有力な手段ではあるが、残念ながら今回私の使いたかったサイトの配信アプリはBlueStacksでのエミュレーションが不可であったっため、それ以上突っ込んだ検証はしていない
2022.6の発売から3年以上経過するので、新製品というわけではないが、実は私知らなかったw
このAMSシリーズにはAMS-22、AMS-24、AMS-44の3機種があり、それぞれ入出力数や機能が異なるのだがAMS-22はその中でも最も簡易かつ安価なモデルである
それでも「LINE IN端子(ステレオミニジャック)」を備え、取説を見ても「ステレオミニケーブルを接続」とうたっている以上はステレオ配信できるのだろうと想像できた時点で、私にはもうこれで十分であった
使おうと思えば、マイク&ギターのコンボジャックもあるし、ループバックも可能
コンデンサーマイク用のファンタム電源もありと結構多才である
電源に関しては、電池駆動不可なので接続デバイスによっていろいろ対応が分かれる
・PC接続:バスパワー給電可(USB-Cケーブルから給電される)
※ ハブ経由ではうまく給電できない場合もあるので注意が必要である
androidにもiosにもエミュレーターというPCソフトが存在する
androidではBlueStacksなどが有名だが、まあPCからの音声配信だがandroidやiosからの配信と偽装することでPC用の機材一式をモバイル配信で使っちゃおうというものだ
これもなかなか有力な手段ではあるが、残念ながら今回私の使いたかったサイトの配信アプリはBlueStacksでのエミュレーションが不可であったっため、それ以上突っ込んだ検証はしていない
ZOOM AMS-22
2022.6の発売から3年以上経過するので、新製品というわけではないが、実は私知らなかったw
このAMSシリーズにはAMS-22、AMS-24、AMS-44の3機種があり、それぞれ入出力数や機能が異なるのだがAMS-22はその中でも最も簡易かつ安価なモデルである
それでも「LINE IN端子(ステレオミニジャック)」を備え、取説を見ても「ステレオミニケーブルを接続」とうたっている以上はステレオ配信できるのだろうと想像できた時点で、私にはもうこれで十分であった
使おうと思えば、マイク&ギターのコンボジャックもあるし、ループバックも可能
コンデンサーマイク用のファンタム電源もありと結構多才である
電源に関しては、電池駆動不可なので接続デバイスによっていろいろ対応が分かれる
・PC接続:バスパワー給電可(USB-Cケーブルから給電される)
※ ハブ経由ではうまく給電できない場合もあるので注意が必要である
・android接続:機種によって異なる
ちなみにうちにあるandroidデバイスでは以下のような状況だった
やっすいタブレット→バスパワー給電不可
Pixel9a→バスパワー給電可
・ios接続:機種によって異なる
lightning端子の機種→おそらくバスパワー給電不可
USB-C端子の機種→(持ってないのでよくわからない)
ちなみにうちにあるandroidデバイスでは以下のような状況だった
やっすいタブレット→バスパワー給電不可
Pixel9a→バスパワー給電可
・ios接続:機種によって異なる
lightning端子の機種→おそらくバスパワー給電不可
USB-C端子の機種→(持ってないのでよくわからない)
バスパワー給電不可の場合は別途5v給電(モバイルバッテリー等)が必要だがこの場合は、デバイス接続用のUSB-C端子の左に給電専用のUSB-C端子があるのでそれを使用する
肝心の音は??
LINE INからの音に関しては悪くないと思う
モニター用のヘッドフォン出力やデバイスからの音質に関して、ネット上では疑問の声も多くあるが、そういった情報抜きにして先入観無しで聴いてみれば・・それほどがっかりすることも無いと(私は)思う
結局、ステレオ配信は可能だった??
うちにあるタブレットでもスマホ(pixel9a)でも問題なく可能だったが、下記のようにアプリ側の設定も必要な場合がある
肝心の音は??
LINE INからの音に関しては悪くないと思う
モニター用のヘッドフォン出力やデバイスからの音質に関して、ネット上では疑問の声も多くあるが、そういった情報抜きにして先入観無しで聴いてみれば・・それほどがっかりすることも無いと(私は)思う
結局、ステレオ配信は可能だった??
うちにあるタブレットでもスマホ(pixel9a)でも問題なく可能だったが、下記のようにアプリ側の設定も必要な場合がある
ステレオ配信におけるアプリ側設定
上では「オーディオインターフェイスだけでなくモバイルデバイス側にも依存する」と書いたが、実はそれ以外にも「配信用アプリの設定」も関連してくる場合がある
以下は配信サイト「ツイキャス」を例にしたものだが、ツイキャスも頻繁かつ予告も通知もなしに仕様変更するので、いつまで有効かわからない
①ボイス・メディア設定を開く
配信画面の下の方に赤矢印で示したアイコンがあるのでこれをクリック
②ボイス・メディア設定でデバイス設定を選択
③デバイス設定で「ステレオマイクを使う」のチェックをオンにする
その他の配信サイトに関してはわからないが、配信アプリの設定をよく調べてみるしかない
アプリ内にステレオに関する設定事項がない場合は、デフォルトでステレオ音声となっている可能性もあるが、結局のとこと配信してみてリスナー様の意見を参考に試行錯誤するしかないのかもしれない
マイク一本の配信でステレオ音声が必要なのか疑問に思うかもしれないが、ボーカルやギターのリバーブ、リズム音源といったものがステレオ音声かどうかは、大きな要素だと私は思っている
もちろんリバーブ嫌いな方も多く、むしろそんなものは無いほうが良いとの意見も聞くことがあるが、「なんと言われても私は好き!」なのだよ(笑)
LINE INのゲインについて
取説にも記載のとおり「LINE IN端子は固定ゲイン」なので、LINE IN端子入力の音量は、接続機器の出力音量に依存する
しかし当方での話ではあるが、ミキサーのピーク音量が0dB以下の歪まない値であっても、それをLINE IN端子に入力し、AMS-22を通った後の音は盛大に歪んでしまう
電気音痴な私にうまく説明はできないが・・最大0dBに近い音源をLINE INに入力する場合は、接続機器側で音量を10dB程度下げてからAMS-22のLINE INに入力したほうが良いと思われる
的外れを承知で思うところを書いてみると
・AMS-22のLINE IN最大入力レベル:+1.5dBu
・Behringer XR16の最大出力レベル:+16dBu
であり、多分だがXR16の0dBにおける出力レベルはAMS-22の許容値を上回るということではないだろうか
ここでXR16の出力レベルをAMS-22に送るときだけ-10dBできればよいのだが、残念ながらメイン出力もAUX出力も一つのメインフェーダーで出力レベルが決まるので、それは不可能であるため、うちではいろいろ工夫して解決したがちょっとした落とし穴であった(笑)
的外れを承知で思うところを書いてみると
・AMS-22のLINE IN最大入力レベル:+1.5dBu
・Behringer XR16の最大出力レベル:+16dBu
であり、多分だがXR16の0dBにおける出力レベルはAMS-22の許容値を上回るということではないだろうか
ここでXR16の出力レベルをAMS-22に送るときだけ-10dBできればよいのだが、残念ながらメイン出力もAUX出力も一つのメインフェーダーで出力レベルが決まるので、それは不可能であるため、うちではいろいろ工夫して解決したがちょっとした落とし穴であった(笑)
最大入力レベルが低いAMS-22への対応
【ミキサー→ZOOM AMS-22】ではなく
【ミキサー→ZOOM UAC-8→ZOOM AMS-22】として
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