先日、大きなオープンラックを処分してやれやれって気分だったのだが、残った8Uのミニラックと残された数台のラック機材をうまく活用できないものかと「ふと」思った
こういうのをきっと「魔が差した」と言うんだろうなあ
「なぜか同じものが2台事件」はこうして幕を開けた
Behringer RX1202FX v2
12チャンネルのラックミキサー、加えてRCAのステレオ入力が1つある
おまけにリバーブやコーラスといったエフェクトも一通り備えており、安価な割に多機能なミキサーである
音は、やや硬い感じもするがチープさはそれほどなく、簡単なPAやカラオケ、宅録などであれば十分使えるのではないだろうか
いつ頃「v2」になったのか覚えてないが、それでも数年前くらいだろうか
といってもBeringer社によれば中身は一緒とのことで、変わったのは背面にあるファンタム電源スイッチの位置くらいだろうか
v2になるまでのファンタム電源スイッチは、メインの電源スイッチの隣にあったのだけど、v2からはMAIN OUTの下に移動した
上の写真の2台はまぎれもなくv2であるが、さてなぜ2台もあるのだろう
現有機材+ラックミキサーで完結できる?
冒頭述べたようにミニラックと現有機材を活用するためには何が足らないのか考えた
そしてついに「ラックミキサーさえあればいいんじゃね?」にたどり着く・・もはや断捨離なんて頭にない、なぜ「それらを売ってしまえばいいんじゃね?」に思い至らなかったのかww
ということで、以前からちょっと気になってたBeringer RX1202FXの中古を探していたところ、メルカリで比較的程度のよさそうなv2が2万円を切って出品されているのを発見
迷うことなくポチってしまった
さて、無事に到着後簡易なテストもOK、その夜には外部エフェクタのセンドリターンにも成功し、「よっしゃ!思うつぼじゃ!!」と喜んだのもつかの間・・・
何かの拍子に突然音が出なくなった
え~~~~~なんで??
思いつくことはすべてやってみた、一晩おいたら治ってるかもなんて馬鹿なことも考えたw
しかし、無言を貫くミキサー君・・・・
まあ正直な話、不調を承知で出品されていたのかと一瞬思いはしたが、最初の数時間だけ動作して、その後無音になるなんて不調は考えにくいし、それを承知で出品するリスクも大きいだろうからきっとそれはない
可能性とすれば、私が何かいけないことをやらかして壊したとしか考えられないのだ
ちなみに、一応ふたを開けて電解コンデンサーの劣化の有無とかも見てみたが、特に異常はなかった(仮に異常があったとしても自分にはどうしようもないので、ただの別れの儀式でしかなかったのだけどw)
これはもうジャンク品として売却するしかない
しかしすでに頭の中は「ミニラックの完成」しかないわけで
売却して新しいのを買う足しにしよう!って算段だったのだが、売却より前に同じ機種の新品を買ってしまうところが、きっと私の「どうしようもない」ところなんだと思う
毎度おなじみサウンドハウスから新品が届き、「音無くん」の出品準備
お掃除し、出品写真を撮り・・・そして最後にもう一度だけ試してみようと電源を入れ、あちこちつついてみた
きっともうお分かりのことと思うが、ここで「音無くん」復活なさるのですよ、それはもう何事もなかったかのように(泣き笑い)
CD/TAPE TO CTRLスイッチ
華麗な復活劇はこのスイッチでもたらされた
オフにすると出音される
とはいえ、どう考えてもそれはおかしいじゃない、取説をどう読んでもRCAから入力される「CD/TAPE」に関連したスイッチでしかなく、メインミックスの出音には影響しないはず
確かにこのあたりのスイッチを何度か触った記憶はあるのだが、それが無音の原因になっていたなどとは思いもしなかった
もしかしたら、このスイッチの動作自体が不調で意図しない動作をしている可能性も捨てきれないが、そうはいっても到着したばかりの新品と比較しながら動作チェックなどやりたくないw
新品にまで不調が伝染したら泣くに泣けないではないか・・・
ともかく、真相は不明ながらこのスイッチさえ押さなければ、「音無くん」は「快調出音くん」でいられる・・・わけだが・・・
かくして、眼前には同じものが2台
わかっている、すべて身から出た錆・・なさけない(^_^;)
今のところまだどうするか決めてないが、当面は復活したほうを使いながら様子を伺い、これでいけそうと判断できた時点で新品のほうを処分という流れになりそうだ
まあ電源にもつないでいない新品を即処分というのもしのびないので、気持ちを整理する時間も必要である
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