2019年8月29日木曜日

グライコ BOSS EQ-200

【速報】をアップしてから放置状態で、あれからもう20日もたってしまいましたが
ようやくご紹介できる日が来ましたw

製品概要的なことは、以前に「絶対買うぞ!BOSS EQ-200」で書いたのでそちらをご覧ください

今回は、先日「【速報】BOSS EQ-200到着!」で意味ありげに書いた「素晴らしいです」の
ワケをご紹介できたらと思います

機能面のお話


【2台分のモノラルEQとして機能します】

音声信号のルーティングをEQ-200では「ストラクチャー」と呼ぶようですが
それと2台のEQの連動(LINKといいます)状態によって、3つのモードが使用できます


①はごく一般的なモラルアウトのエレアコの場合に有効です
INPUT Aに入力してOUTPUT Aから出力するだけの簡単操作です

②はマグネットとコンタクトのようなデュアルソースのPUからステレオアウトされる
ギターで有効です
マグネットとコンタクトで異なるEQ設定を行い、OUTPUT AとBからステレオアウトします

③の有効な使い方はまだあまりイメージできませんが、
①と②だけでも今時のPU事情に概ね対応可能というところがうれしいですね

 ※注意点①
  INPUT Bにプラグが刺さっていない場合は、LINKのオンオフにかかわらず
  ①ステレオEQモードとしてしか機能しないようです

【スライダーの中心周波数が変更できます】

パネルに印字されている周波数以外に2種類の周波数セットが使用できます
  ①規定値(印字のとおり)
  ②32Hz/63Hz/125Hz/250Hz/500Hz/1kHz/2kHz/4kHz/8kHz/16kHz
  ③28Hz/55Hz/110Hz/220Hz/440Hz/880Hz/1.75kHz/3.5kHz/7kHz/14kHz


ハイ落ちや音痩せのない素晴らしい基本音質のおかげで、規定値のままでも十分使えます
しかし、プレゼンスの領域をコントロールしたければ②の設定はありがたいです
①と②の中間的な位置づけの②があることも、場合によっては便利かもしれません
要はこれまでのグラフィックEQと異なり、選択肢が存在することが素晴らしいのです

【4メモリーだけど、MANUALモードがあるので実質5メモリー】

基本的には4メモリーです
しかし、上記のルーティングモードで②独立2系統のモノラルEQと③直列2台のモノラルEQでは
MAN(MANUALのこと)にもメモリー可能なので5メモリーとなります
(①ステレオEQのモードではMANはスライダーどおりのEQが働きます)


 ※注意点②
  モノラルアウトのエレアコで5メモリー使いたい場合は、
  ②独立2系統のモノラルEQにすればMANをメモリーに使えるので5メモリー・・・・
  と思いがちですが、そうはいかない(笑)
  上に書いた注意点①のとおりINPUT Aにしかプラグが刺さっていない場合は、
  ①ステレオEQモードとしてしか機能しないようなので、単純には実現できませんw
  奥の手として・・・
  INPUT Bにダミーでプラグを差せば、、②独立2系統のモノラルEQモードにできます
  しかし、それが機械にも音にも「無害」かどうかはまだよくわかりません(^0^;)

ちなみに①ステレオEQモードでもMANへの記録自体は可能ですが
MANポジションにしても記録した設定よりスライダーの位置が優先されます

【常にエフェクトオンの状態で起動する】

ONの状態で終了しようと、OFFの状態で終了しようと、次回起動時は必ずONの状態となります
ONにする手間が惜しいというわけではなく、ONにし忘れることを防止できるという意味で
うれしい仕様です



【ちょっとだけ残念かも】

①メモリーした設定を修正したとき、それがわかる「何かの変化」がないので
  修正したのかどうかがわからない(再度WRITEの必要があるかどうかわからない)
  せめてメモリー番号のLEDが点滅とかしてくれればいいのに・・・
  ファームウェアのアップデートに期待かなw

②たいしたことじゃないですが・・・メモリー切り替えのときのタイムラグが少し気になるかな
  いえ、全然たいしたことないですが(笑)


音質面のお話


【ローノイズ!】

これは私の中の絶対条件・・・そして、期待通りでした
セルフノイズ的なモノはほとんど感じられません
加えて、元々のPUの音を損失なく処理してるということのおかげなのか
スライダーが全てフラットな状態でも、
これまで使用したSA170というEQより篭り感の少ない、とてもリアル?な音になることで
むやみに高域ブーストをしなくても好みの音になるという点も見逃せません
(もちろん音が痩せて先鋭的になるということではありません)

もちろん、増幅度を過剰に設定したり、4k,8kあたりのバンドを大きく持ち上げたりすれば
PUによっては相応のホワイトノイズが乗ることはあります
しかし、それはEQ-200のセルフノイズでは無く、
PU固有のノイズが増幅された結果だと、今のところ思っております

【抜群の「抜け」!】

PUのライン音なので変な表現になりますが、「耳元で聞こえるような」抜けの良さがあります
ただし、それは「別次元の」ということではなく
EQとして当然備えるべき質の良さを、「ちゃんと」備えているということだと、私は感じています


【サンプル音源】

求める機能があり、操作性が良く、ローノイズであればEQはそれで良いと考えています
なので、リバーブなどと異なって、EQではサンプル音源の意味があまりないですが
加工例としてのサンプルを作成してみました
EQ処理後の方が良いとか悪いとかではなく、
こんな風に変わるのかという程度にご覧いただければ幸いです
一応の意図としては、低域がもやっとするのを低減し、エア感を出すために
120Hz以下をカットし、3k~10kあたりをかなり盛った設定にしています




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