2015年9月28日月曜日

Taylor 510

どうも仕事に行き詰まるか、何とか乗り切ったタイミングのどちらかが
ギター購入の危険時期となっているようです
2014.11、その例に漏れず、行き詰まったあげくに買ってしまった2台目のテイラーです


Body : Drednought
Top : Solid Spruce
Side & Back : Solid Mahogany
Neck : Mahogany
Finger Board : Ebony
Bridge : Ebony
Bracing : Scalloped X Bracing
Back Construction : 2p
Neck Width : At Nut44mm
Scale Length : 25.5"(約647.7mm)
Tuning Machine : Original
Rosette : Wood
Pick Guard : Original Tortis Color

taylor510という2005年製のギターです

【外観とか】
トップはスプルース、サイドバックはマホガニー、マーチンで言えばD-18と似たスペックになります
インレイはヘッドロゴと指板のドットインレイのみという、ほぼ光り物無しのギターで
極めてシンプルな外観となっています

【音とか】
最近ちょっと思うのですが・・・ギターの好みの音はと問われれば、
多分「スプルース+ローズのちょっと厚みのある深い感じの音」と答えると思うんです
それは変わってないんだけど、
マホガニーの軽快で明るい音が意外に好みでもあると言うことに最近気がついてきました
手持ちギターの範囲内の話ですが、マホの場合は割とハズレ無く良い音のような気がします

そんなこともあって、今回の510と言うことになったわけですが、
テイラーにハズレ無しと言うことで(笑)
なかなか良いギターです
弾いても聞いても疲れない音というのでしょうか、重厚感というのは無いんですけど、
ドレッドノートながら、低音のこもり感もなく、軽快で抜けの良い音で
いつまで弾いてても疲れない音という感じです

【ちょっと得したこと】
手元に届くと、多分元の持ち主が使おうと思って買ったものだと思いますが、
L.RbaggsのELEMENT VCというピエゾピックアップが同梱されていました
新品で買えば2万円近くするものです
確認してみると機能的には全く問題のないものでしたので、別のギターに流用しました

【購入後メンテ】
 ■ネック調整
  やや逆ぞりに調整してあったネックをストレートに
  弦高は少し高くなるけど、わずかなネック起きもあるので逆ぞらせておくと波打ちが心配でした

 ■サドル調整
  サドルの溝とサドルの間に隙間があって、傾いてしまっていたので、
  調整用のシムをつくって隙間に差し込み、直立するように調整

 ■SkySonic T-903を装着
  510はピックアップ無しのモデルですが、
  エンドピンを外すと12mmの穴がすでに開いているので、比較的簡単に装着可能です
  SkySonic T-903はマグネットとマイクのブレンドPUです
  音は悪くないと思うのですが、ちょっとマイクが弱いです
  ライブ主体で使用する場合は、
  ハウリング対策上、これ以上のマイク感度は不要なのかもしれませんが
  宅録用途や小音量のアンプ使用なら、もう少しマイクが強めでも良いです
  「強めに設定できる」と言うことが重要であって、不要なら絞るという使い方ができないことが
  最も不満な点です
  同じタイプのPU、SEYMOUR DUNCAN SA6はもう少しマイクブレンド量が上げられます
  私のような宅録用途だと、そっちの方が使いやすいです

【サンプル音源】
いつもどおり、前半:生音、後半:ライン音(リバーブ付加)です
在庫消化のため、ダダリオのEJ11を張ってみたのですが、とても相性が良いと感じました
マホガニーとブロンズ弦って意外に相性が良いのかもしれませんね
ライン音では、SkySonic T-903のマイクをマックスで使用しています



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