2019年4月7日日曜日

3年ぶりのニューPC組立て

パソコンは大事なお仕事道具です
なので、おおむね3年おきに新しくしています
2011、2013、2016と新調してきましたが、
最後の製作からもう3年
2019バージョン製作の時期がやってきました

短期間でPCを更新するのは、「故障する前に」という意味もありますし、
新調によってそれまで使っていたメインマシンがそのまま心強いサブ機になってくれるという
安心感のためでもあります

新調するのはパソコン本体、形状はデスクトップです
ディスプレイ等の周辺機器は壊れたら取り替えますが、基本壊れるまで使い回しますw
デスクトップタイプは、製作もメンテナンスも容易なのと、
ディスプレイ6面構成のためにグラフィックカードの2枚刺しが必要なのが理由です

ただし、一生懸命自作しても、昔と違って既製品とコスパもそれほど変わらないので
自作にこだわる理由も、あまりないのですが、かれこれ20年近くも自作PCしか使ってないので、
ここまで来るともう意地でも自作!って気分もあるのは確かかもしれません(笑)

このPCは2016バージョン

パーツ構成


【CPU】Intel CoffeeLake Core i7-8700

完全な仕事用なので、求めるのは安定性(笑)
オーバークロックもしないし、超速も求めたりはしないので、値段がこなれてるこいつを採用


【CPUクーラー】CPUクーラー 虎徹 Mark II

CPUにはリテールクーラーもついてるけど、冷却性能不足や騒音など、あまり評判が良くない
CPUの耐久性には常用温度がかなり影響すると言うことなので評判の良いクーラーを購入


【マザーボード】MSI H370 GAMING PLUS

選定基準は「安くてそこそこ評価」なことw
当然ながらCPUのソケットが一致するのは絶対条件です
i7-8700のソケットは「LGA1151」、しかしLGA1151にもいろいろありまして、
第8世代のi7-8700が使えるのは、マザボのチップセットがIntel Z370, H370, B360, H310のみです
Z370とH370でちょっと迷いましたが、結局安価なH370を選択しました
あとはグラフィックボード用のPCIexpress×16が最低2スロットあることも私には必須条件です


【メモリー】F4-2400C15S-8GIS (DDR4 PC4-19200 8GB) ×2

仕事用なのでこれまでの経験上16GBあれば十分
でも、SSDのおかげであまり不足を感じたことがないだけで、
あればあるほど便利なのか?、そこは不明なので、いつか32GBくらいは積んでみたいですねw
そして、善し悪しはあまりよくわからないので、やっぱり「安くてそこそこ評価」を選定(笑)


【SSD】Samsung SSD 1TB 860QVO

システムドライブのSSD化は、もはや必須と言っても良いでしょう
PCパーツの何を交換するよりも、ハードディスクをSSDに交換する方が体感速度は向上します
今回は1TBを選択してますが、システムドライブとして使うだけなら500GBでも十分です
SSDは種類も多く、なかなか選びにくいのですが
今回の選定要件は・・・「運を天にまかせる」です(爆)


【ハードディスク】Seagate BarraCuda 3.5" 2TB

雑多なデータの格納用です
速度や容量はあまり重視してないので、5400回転とややもさっとしたモデルですがこれでよし!
選定は、シーゲイト、ウェスタンデジタル、日立といった名前のしれたメーカーの中から
価格と容量で決めれば、おおむね大丈夫じゃないかと思います


【グラフィックカード】GT710 2GD3H LP (GeForce GT710 2GB)

これぞ、「映ればそれでよし!」という選択です
ゲームもしないし、CADも最近では滅多にしないので、必要最低限のカードです
あえて言えば静音性のためにファンレスタイプにした、ということくらいでしょうか
あ、忘れてたw 使ってるディスプレイが結構古いこともあって
写真のようにD-sub,DVI,HDMIの3ポート出力は絶対条件です
稼働中の6面ディスプレイを、このカード2枚で駆動します


【BDドライブ】HLDS BDXL対応 内蔵Blu-rayドライブ

最近ではPCでBDを見ることもないですし
BDって喫煙環境だと壊れるのも早いので、DVDマルチドライブで十分だったんですが
安かったのでこのドライブを選定、選定基準は「動けば良し」(笑)


【USB3.0カード】USB3.0×4ポート増設 PCI Express

USBポートが足りなくなるのは、もうわかっているので、私には必須部品です
これも種類が多く選びにくいのですが、選定基準は「安価」ただそれだけ、あとは運次第です
でも、これ届いてみるとドライバーディスクには2015の文字(^_^;)
ちと・・・というかメチャ古いのに当たってしまったけど、なんとか安定稼働を祈るw
一つ注意なのはSATA電源が必要なことです(他機種は知らないけど)
SSD、HD、BD、と他にSATA電源を必要とするものがあるので、
先に必要数を確認してから、電源からの取り出し方を考えておきましょう


【電源】玄人志向 KRPW-BK 80PLUS Bronze 750W ATX電源

パソコンが安定稼働する上で最も重要かつアキレス腱になりやすいパーツが電源です
私は基本的に「600w以上で、着脱式ケーブルのもの」を選びますが
これも結局のところは運次第です
PCが起動しない、または起動後勝手に落ちてしまう等の症状は、電源が犯人の場合が多いです


【ケース】Thermaltake Versa H26 Black

何の変哲もない、やっすいケースですw
ケースのエアフローもとっても大事なんですが、120mmファンが2基ついてるからエエかなってw
昔はケース選びに結構時間かけてましたが、さいきんはどうも杜撰でいけません
特に「安い」以外の選定基準はないのですが
少なくとも中に納めようとする部品がきっちり収納可能な空間があることと
ある程度のエアフローが確保されていることは必要かなと思います



さて合計価格は?


2019.3.26現在価格で110580円、「なーんだ、全然安くないじゃん」

まあね~これに実際はOSとか加わるから、12.5万くらいになっちゃう・・・シクシク💧
これでも相当「安さ」にこだわったんだけど、ぎりぎり、BTOパソコンよりちょっと安いくらいかな
でもね、こうして自分で組み立てるとパーツの役割もわかりやすいし
故障のときの原因究明にも役立ちます
それに、修理のために購入先とやりとりなんていう面倒くさいことも発生しない(笑)
(全て自己責任ということでもありますがw)


少し注意が必要


【CPUクーラー】

リテールクーラーに慣れ親しんだ目には、虎徹markⅡは巨大です
大きいだけならともかく、ケースに収まるのかという確認が必ず必要です
といっても私自身、「偶然大丈夫だった」と言うだけのことで、
実はクリアランスが1cmほどしかなく、冷や汗をかいたのでした(笑)
最近のケースは、外見的には幅があるように見えても、
背面配線スペースのために内部空間は、案外狭いものもあります
「ふたが閉まらない!!!」なんてことにならないように、ご注意ください

クーラーの組み立ても、慣れてなければそこそこ面倒くさいですが
マニュアルをじっくり見ながら慌てずに組み立てるとなんとかなります
一番注意が必要なのは、ファンを正しい方向に取り付けることです
下の写真の反対側(PC背面側)にもファンはつけられますけど
それだとケース背面の排気ファンとエアフローが逆になってしまうためです

巨大!!、このタッパがケースに収まるかが問題です

【ケース】

上に書いたように今回のケースも背面配線を基本としたケースでした
どの配線を背面に回すか、どれを表側に回すか、十分に考えて取り回しを決める必要があります
背面配線のケースは、できあがりはすっきりして良いのですが
組立てのときには結構気を遣いますねw

【SATAケーブル】

このマザボにはSATAケーブルは2本しかついてませんでした
今回は、SSD、HD、BDと3つのSATA機器を繋ぐ必要があったのに1本足りない(^_^;)
事前に調べるのは難しいかも知れないけど、
「足りないこともあり得る」と、一応覚悟しておきましょう(笑)


無事に起動できた?


なんとか一発起動(笑)

でも3年ぶりだし、今回は初挑戦のクーラーということもあって結構疲れました
OSのインストールまでは完了しましたが、
これからソフトウエアの復旧に丸2日くらいかかりそうです
PCの更新作業も楽じゃない(笑)

実際に稼働してみた感想ですが・・・
まず「超静か!」ということです、これはきっと虎徹markⅡのおかげですね
やっぱりリテールクーラーってうるさかったんだと実感できました
そして3年前の2016バージョンPCと比べて速度が向上した・・・とは感じませんでした(笑)

これからの3年間、よろしくお願いします!!

オマケ


当初想定していなかった購入部品があったので、一応書き残しておきます

【SATAケーブル】

マザボに付属のケーブル2本では足りなかったので追加購入、5本で700円くらい



【SATA電源の分岐コード】

使用した電源ユニットはSATAの取り出し口が2カ所あり、それぞれ3個の電源供給が可能でした
それで、当初SATA電源の必要数は3つだから、2カ所のうち1カ所だけ使えばいいやって
PCを組み上げてしまったのでしたが
その後、USBの増設ボードにも電源が必要なことが判明(^0^;)
もう一度電源ユニットからの配線をやり直すのはしんどすぎるので
3個しかない供給口を無理矢理4個にすべく購入です(700円くらい)


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