2025年10月12日日曜日

ZOOM AMS-22 オーディオI/F

録音や配信では、ほぼすべてPC&オーディオインターフェイス(ZOOM  UAC-8)な私だけど、まれにモバイルデバイスでの録音や配信が必要になる場合もある
ぶっちゃければPC配信不可なライブ配信サイトだったりするのだが、それでもモバイルデバイスの内臓マイクはいやなので、可能な限りいつもの機材をそのまま使いたい

もちろんスマホやタブレットの内臓マイクが悪いとは思っていない
むしろ最近の内臓マイクは驚くほど音が良いと感心しているくらいだが、いかんせんそれではリバーブはもちろんリズム音源やギターシンセといった常用機材がすべて使えないことになるので、それを何とか回避できないかと思うわけである

モバイル配信でもPC用の機材をそのまま使いたい!
というのが今回のお題である


モバイルデバイスでの機材使用


【方法①】オーディオインターフェイスを使用する
当然と言えば当然の選択肢、最近ではモバイルデバイスOKなオーディオインターフェイスも多く存在する
ただ今回、私が必要としたことは、
 ・ミキサーの音をそのままモバイルデバイスに送ってくれる
 ・ミキサーのステレオ音声は維持したい
くらいで、多機能なものは必要ない(もちろん限りなく安価で!も大事)

それでもかなりの候補が存在したが、「確実にステレオ音声を」という部分に注目すればかなり絞られ、その中で余分な機能がなく安価のものとしてZOOM AMS-22が最後に残った
ただ、注意が必要なのは、ステレオ配信の可否はオーディオインターフェイスだけでなくモバイルデバイス側にも依存するということだ
iosの場合はまず問題ないと思うがandroidでは特に古い機種の場合外部入力のステレオ音声を扱えるかどうか確認が必要であるが、「ステレオOK?」というのは調べるといってもなかなか難しいので、所有デバイスとAMS-22で試行錯誤してさぐるしかなく購入前に知るというのは難しいかもしれない
 ※androidもおおむねは大丈夫とは思うが・・

【方法②】エミュレーションソフト(エミュレーター)を使用する
androidにもiosにもエミュレーターというPCソフトが存在する
androidではBlueStacksなどが有名だが、まあPCからの音声配信だがandroidやiosからの配信と偽装することでPC用の機材一式をモバイル配信で使っちゃおうというものだ

これもなかなか有力な手段ではあるが、残念ながら今回私の使いたかったサイトの配信アプリはBlueStacksでのエミュレーションが不可であったっため、それ以上突っ込んだ検証はしていない

ZOOM AMS-22


2022.6の発売から3年以上経過するので、新製品というわけではないが、実は私知らなかったw
このAMSシリーズにはAMS-22、AMS-24、AMS-44の3機種があり、それぞれ入出力数や機能が異なるのだがAMS-22はその中でも最も簡易かつ安価なモデルである
それでも「LINE IN端子(ステレオミニジャック)」を備え、取説を見ても「ステレオミニケーブルを接続」とうたっている以上はステレオ配信できるのだろうと想像できた時点で、私にはもうこれで十分であった


使おうと思えば、マイク&ギターのコンボジャックもあるし、ループバックも可能


コンデンサーマイク用のファンタム電源もありと結構多才である


電源に関しては、電池駆動不可なので接続デバイスによっていろいろ対応が分かれる
 ・PC接続:バスパワー給電可(USB-Cケーブルから給電される)
   ※ ハブ経由ではうまく給電できない場合もあるので注意が必要である
 ・android接続:機種によって異なる
  ちなみにうちにあるandroidデバイスでは以下のような状況だった
   やっすいタブレット→バスパワー給電不可
   Pixel9a→バスパワー給電可
 ・ios接続:機種によって異なる
   lightning端子の機種→おそらくバスパワー給電不可
   USB-C端子の機種→(持ってないのでよくわからない)
バスパワー給電不可の場合は別途5v給電(モバイルバッテリー等)が必要だがこの場合は、デバイス接続用のUSB-C端子の左に給電専用のUSB-C端子があるのでそれを使用する


肝心の音は??
LINE INからの音に関しては悪くないと思う
モニター用のヘッドフォン出力やデバイスからの音質に関して、ネット上では疑問の声も多くあるが、そういった情報抜きにして先入観無しで聴いてみれば・・それほどがっかりすることも無いと(私は)思う

結局、ステレオ配信は可能だった??
うちにあるタブレットでもスマホ(pixel9a)でも問題なく可能だったが、下記のようにアプリ側の設定も必要な場合がある

ステレオ配信におけるアプリ側設定


上では「オーディオインターフェイスだけでなくモバイルデバイス側にも依存する」と書いたが、実はそれ以外にも「配信用アプリの設定」も関連してくる場合がある
以下は配信サイト「ツイキャス」を例にしたものだが、ツイキャスも頻繁かつ予告も通知もなしに仕様変更するので、いつまで有効かわからない

①ボイス・メディア設定を開く
配信画面の下の方に赤矢印で示したアイコンがあるのでこれをクリック


②ボイス・メディア設定でデバイス設定を選択


③デバイス設定で「ステレオマイクを使う」のチェックをオンにする



その他の配信サイトに関してはわからないが、配信アプリの設定をよく調べてみるしかない
アプリ内にステレオに関する設定事項がない場合は、デフォルトでステレオ音声となっている可能性もあるが、結局のとこと配信してみてリスナー様の意見を参考に試行錯誤するしかないのかもしれない

マイク一本の配信でステレオ音声が必要なのか疑問に思うかもしれないが、ボーカルやギターのリバーブ、リズム音源といったものがステレオ音声かどうかは、大きな要素だと私は思っている
もちろんリバーブ嫌いな方も多く、むしろそんなものは無いほうが良いとの意見も聞くことがあるが、「なんと言われても私は好き!」なのだよ(笑)

LINE INのゲインについて


取説にも記載のとおり「LINE IN端子は固定ゲイン」なので、LINE IN端子入力の音量は、接続機器の出力音量に依存する
しかし当方での話ではあるが、ミキサーのピーク音量が0dB以下の歪まない値であっても、それをLINE IN端子に入力し、AMS-22を通った後の音は盛大に歪んでしまう
電気音痴な私にうまく説明はできないが・・最大0dBに近い音源をLINE INに入力する場合は、接続機器側で音量を10dB程度下げてからAMS-22のLINE INに入力したほうが良いと思われる

的外れを承知で思うところを書いてみると
 ・AMS-22のLINE IN最大入力レベル:+1.5dBu
 ・Behringer  XR16の最大出力レベル:+16dBu
であり、多分だがXR16の0dBにおける出力レベルはAMS-22の許容値を上回るということではないだろうか

ここでXR16の出力レベルをAMS-22に送るときだけ-10dBできればよいのだが、残念ながらメイン出力もAUX出力も一つのメインフェーダーで出力レベルが決まるので、それは不可能であるため、うちではいろいろ工夫して解決したがちょっとした落とし穴であった(笑)

最大入力レベルが低いAMS-22への対応
【ミキサー→ZOOM AMS-22】ではなく
【ミキサー→ZOOM UAC-8→ZOOM AMS-22】として
ZOOM UAC-8のラインアウトを-10dBとする

下図はZOOM UAC-8のコントローラーでの処理
ラインアウト7/8はAMS-22専用にするので他の機器への影響はない


2025年10月9日木曜日

続・Jstaff S1 The Rolling Capo

まあなんだ、こういう趣味もありって話だ

Jstaff S1 The Rolling Capo、精緻な仕上げとよく考えられた機能性というだけでも魅力的なんだが、その上カラーバリエーションなんて、けしからん!実にけしからんww

種類が多すぎて(金もかかりすぎるし)あきらめたTHALIA CAPOコレクションの傷心を「どうぞ、癒してください」とばかりに目の前に現れたレインボー戦隊!

私の自制心って・・・





あかレンジャー(Red)
最初に買った愛いやつw
写真よりはもう少しだけあざやかな赤だけど写真でもそこそこ美しい
この個体だけ、なぜかアッパ-ローラーが1回転する中で1度だけわずかな引っ掛かりが感じられるが、指でコロコロしてわかる程度で実戦では問題なく使える



きレンジャー(Orange)
オレンジというよりややゴールドに近い色だが、多少暗い環境ではオレンジにも見える
全色共通で言えることだけど、レバーも黒いフレームも基本的にはマット仕上げなのだが、車で言えばパール塗装のようなキラキラがあり、これが実に美しい



あおレンジャー(Blue)
Blueもええなあwww
シックな色合いだけどなかなかの存在感である
地味すぎず派手過ぎずというところで、どんな場面でも使いやすい色合いだ



むらレンジャー(Purple)
最初は、コレクションだから全色コンプリートのために買っとこうってくらいだったが、いざ手にしてみると良い感じの色でとてもきれいだと感じた
紫は中間色であるから、薄ければ赤っぽく濃ければ青っぽくかグレーっぽくなったりして、意外にきれいな紫って難しいのだが、うまい着色だと思う



みどレンジャー(Green)
けっこう派手さのある明るい緑、ステージとかだとあかレンジャーや、みどレンジャーはなかなか映えるのではないだろうか
もちろん、ただ眺めていても美しい(笑)



くろレンジャー(Black)
シックな黒で、紳士様御用達って感じがする
飾り気よりも質実剛健って雰囲気で、とってもスパルタン!!好感が持てる色だ
派手さよりもさりげなさ・・・良いではないか



ぎんレンジャー(Silver)
かなり明るめの銀色
上から見たときの、フレームの黒とレバーのシルバーのコントラストがかっこいい
いや~これもありだなあ



最強!ってわけじゃないが
とりあえず私はカッコエエと思ってるのだが、ツッコミどころが全くないわけじゃない

■ナットに乗らない
前回記事でも書いたが、このカポの構造上どうやってもナットには乗らないので、カポ不要な曲でどうするかはいろいろ考えないといけない
ヘッドに挟むことは可能だけど、ローラー構造なだけに落下も心配になる
 ・手の届く範囲に置き場所を確保
 ・半音下げチューニングで1カポ
今のところこのくらいだろうか

■個体差はある
大した話ではないが、部品製作や組み立ての精度によると思われるわずかな個体差があるが、いずれも使用時に問題になるようなものではない
 ・アッパーレバー回転時の重さ
 ・アッパーレバーがフレームに収まるときのクリック感
 ・アッパーローラー回転時の軽微な引っかかり感 等々



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少し残念なのは、これが国産品ではないこと
大陸製だからと目くじら立てるわけではないが
かの国の人々の発想の自由さとどんどんレベルアップする加工技術・・・
負けるな!!頑張れ!!モノづくり日本!!!

余談だけど・・・今回の写真はすべて最近入手したPixel9aで撮影してみた
まあ7年も同じスマホを使い続けてきた身としては
スマホのカメラも使えるのね、というよりすっごいのね!と驚いている


2025年10月8日水曜日

断捨離の道、21歩目

ちょっと出品疲れww今回は2点だけ


Audiotechnica AT4040


大定番といってもよいコンデンサーマイクなのに、「ヨレヨレ(4040)」などと呼ばれることも多い不憫な子です
飾り気のない音は好みがわかれるところですが、私の中では「基準音質となるマイク」を持ってることがとても大事でした
しかし、ほとんど使うことなく防湿ケースで過ごす毎日・・・やっぱり誰かに使ってもらうほうが幸せだよねと放出決定


でもまだもう1本あるんだなAT4040・・処分に向けてがんばりますww

YAMAHA AG06 


売れ過ぎて品切れになることも多く、特にコロナのころはほとんど手に入らない期間も長かったため、あり得ないほどの高値で取引されたこともあります
いや~そのころ処分しておけば小銭が稼げたのにと思うのですが、今ではmk2という後継機も発売されて、初代の中古価格は下降の一途であります

ところで、このAG06はミキサー兼オーディオインターフェイスなわけですが、基本的にはミキサーが主役な機材で、同時期に販売されていた一般的な2inのオーディオインターフェイスとは少し毛色が違っておりました
AG06はPANがふれ、エフェクトも基本ステレオ仕様なことで、配信に使用しても「片チャンネルからしか音がないよ~」的な失敗が自然に回避できたことが、それまでオーディオインターフェイスの使用経験がなかった人にも安心して使えたのだと思います
YAMAHAは目の付け所が良いなあと今でも感心します

実はTASCAM US-42も同じようなコンセプト&機能の機材でしたが、いかにも配信用オーディオインターフェイスですってデザインが災いしたのか、人気はAG06の圧勝でありました
PANつまみを本体に装備するなど、もう少し「ミキサーですよ」って外観ならもう少し競り合ってもおかしくなかったUS-42・・・私は好きでしたが(笑)




これまでの成果


進捗は微々たるものですけど、まあこんな時もあります




2025年10月7日火曜日

復活のBehringer RX1202FXとミニラック

前回記事のとおり、想定外の紆余曲折はあったものの、なんとかBehringer RX1202FX&手持ち機材でミニラックが完成した



構想を練る
機材ラッキングの専門家でも何でもない私が、構想や設計を語るのはおこがましすぎるのだがw、まあ「ド素人ならではの考え方」もあってよいのではと思い、恥をさらしておく(^_^;)

①まずは「何がしたいのか」を決める
・・なんだけど、もともと手持ち機材を有効活用するという以外、特にこれといった目的は無かったのだから、今回の場合はほぼ「行き当たりばったり」に近しい
それでも、ぼんやりながらやりたいことはあった
 ・ソロギターのマイク録り(ステレオ)
 ・ソロギターのライン録り
 ・弾き語りの録音&ライブ配信
 ・カラオケ(笑)
 ・電源の取りまとめ
今冷静に考えれば、この程度の「やりたいことリスト」ならオーディオインターフェイス(Steinberg 816c)の8チャンネル入力で十分可能であり、ミキサー(Behringer RX1202FX)が本当に必要だったのかははなはだ疑問ではある
・・が、「ラックの隙間を埋め尽くしたい」という欲望に勝てなかった私、そして、「今はいらないけどいつか使うかも」・・ああ、もう笑うしかないが、それが私である・・・実に私らしい(笑)

②機材の配置を考える
ラック機材は正面のサイズは規格化されているが、奥行きに関しては様々である
今回のミニラック形式だと、「奥行きの長い機材が上の段にあると配線もメンテもやりにくい」ので、可能ならば奥行きが下の段から上の段に行くほど短いのが私の理想である
ただし、そうはいっても信号の流れと機材配置があまりにも違ってしまうと、配線も美しくなく、また使用上の混乱にもつながるので、そこも無視できない
というわけで、意外にも頭を使う(悩ます)作業となる
あと、今回のミニラックのように傾斜のあるオープンラックだと、最下段に奥行きの長い機材を配置すると「しりもち」をついてしまうことも考慮しないといけない
実際、「下の段ほど奥行きの長い機材」としたとき、今回の場合WARM AUDIO WA273が最下段となるのだが、28cmもある奥行きのため8Uの最下段には配置できなかった

③配線と必要なケーブルを考える
②と同時進行的に考えないといけない部分もあるが、これも意外に悩ましい
配線のためのケーブルは、「種類」とともに「必要長」を考えておかないとラックの裏側はラーメンぶちまけたようなカオスになってしまう
例えばXLR-XLRのケーブルにも30cmもあれば3mもあって、機能的にはどちらでも用は足りるのだが、必要以上の長さのケーブルはカオスの元にしかならない
余談だが、昔Behringerのパッチベイの取説で見かけた言葉を思い出す
「機材の配線はそれ自体が芸術であり、時間をかけて正しく行う価値があります」
もちろんこれはスタジオレベルの巨大かつ複雑なシステムを念頭に置いたものであろうけど、小さなシステムでも適切な配線はトラブルを回避し、メンテナンスを容易にする第一歩となる・・・と私も思う

設計図を描く
構想がある程度まとまったら設計図をつくる
「こんな5台しかないラックには必要ない」って思われるかもしれないが、設計図は組み立ての役に立つと同時にメンテナンス時の貴重な情報源ともなるので、是非お勧めしたい


リバーブ(Lexicon MPX110)はDBX286sのインサートでもよかったのだが、モノラルでしかリターンできないようなので、ステレオリターンが可能なBehringer RX1202FXに接続している
上記のパッチベイ取説には「まず、アースループを避けることが重要です)ループ状のワイヤはアンテナとして機能し、ハムや電磁放射を拾います)」と書かれている
私も何度も設計図を見直してみたが、なんとなく一応大丈夫そうに思うw

できあがり
使用頻度は高くないと思うが、無事の稼働を祈るばかりである
できあがったばかりでいうのもなんだが、ソロギターを始めたころのようなモチベもない今、この先ソロギター続けられるんだろうか、録音したいほどの演奏になるんだろうかと、ラックを眺めながらちょっぴり暗い気持ちになっているのは、ここだけの話である

4Uのケースを置き台&電源として使っている
余ってたコロコロを取り付けてみたら
メンテもお掃除もぐっと楽になった
グッジョブ!自分ww


2025年10月6日月曜日

同じものが2台ある件について

先日、大きなオープンラックを処分してやれやれって気分だったのだが、残った8Uのミニラックと残された数台のラック機材をうまく活用できないものかと「ふと」思った
こういうのをきっと「魔が差した」と言うんだろうなあ
「なぜか同じものが2台事件」はこうして幕を開けた


Behringer RX1202FX v2
12チャンネルのラックミキサー、加えてRCAのステレオ入力が1つある
おまけにリバーブやコーラスといったエフェクトも一通り備えており、安価な割に多機能なミキサーである
音は、やや硬い感じもするがチープさはそれほどなく、簡単なPAやカラオケ、宅録などであれば十分使えるのではないだろうか
いつ頃「v2」になったのか覚えてないが、それでも数年前くらいだろうか
といってもBeringer社によれば中身は一緒とのことで、変わったのは背面にあるファンタム電源スイッチの位置くらいだろうか


v2になるまでのファンタム電源スイッチは、メインの電源スイッチの隣にあったのだけど、v2からはMAIN OUTの下に移動した
上の写真の2台はまぎれもなくv2であるが、さてなぜ2台もあるのだろう

現有機材+ラックミキサーで完結できる?
冒頭述べたようにミニラックと現有機材を活用するためには何が足らないのか考えた
そしてついに「ラックミキサーさえあればいいんじゃね?」にたどり着く・・もはや断捨離なんて頭にない、なぜ「それらを売ってしまえばいいんじゃね?」に思い至らなかったのかww
ということで、以前からちょっと気になってたBeringer RX1202FXの中古を探していたところ、メルカリで比較的程度のよさそうなv2が2万円を切って出品されているのを発見
迷うことなくポチってしまった

さて、無事に到着後簡易なテストもOK、その夜には外部エフェクタのセンドリターンにも成功し、「よっしゃ!思うつぼじゃ!!」と喜んだのもつかの間・・・

何かの拍子に突然音が出なくなった

え~~~~~なんで??
思いつくことはすべてやってみた、一晩おいたら治ってるかもなんて馬鹿なことも考えたw
しかし、無言を貫くミキサー君・・・・
まあ正直な話、不調を承知で出品されていたのかと一瞬思いはしたが、最初の数時間だけ動作して、その後無音になるなんて不調は考えにくいし、それを承知で出品するリスクも大きいだろうからきっとそれはない
可能性とすれば、私が何かいけないことをやらかして壊したとしか考えられないのだ

ちなみに、一応ふたを開けて電解コンデンサーの劣化の有無とかも見てみたが、特に異常はなかった(仮に異常があったとしても自分にはどうしようもないので、ただの別れの儀式でしかなかったのだけどw)


電気音痴にわかるわけない(^_^;)

これはもうジャンク品として売却するしかない
しかしすでに頭の中は「ミニラックの完成」しかないわけで
売却して新しいのを買う足しにしよう!って算段だったのだが、売却より前に同じ機種の新品を買ってしまうところが、きっと私の「どうしようもない」ところなんだと思う

毎度おなじみサウンドハウスから新品が届き、「音無くん」の出品準備
お掃除し、出品写真を撮り・・・そして最後にもう一度だけ試してみようと電源を入れ、あちこちつついてみた
きっともうお分かりのことと思うが、ここで「音無くん」復活なさるのですよ、それはもう何事もなかったかのように(泣き笑い)

CD/TAPE TO CTRLスイッチ
華麗な復活劇はこのスイッチでもたらされた
オフにすると出音される
とはいえ、どう考えてもそれはおかしいじゃない、取説をどう読んでもRCAから入力される「CD/TAPE」に関連したスイッチでしかなく、メインミックスの出音には影響しないはず
確かにこのあたりのスイッチを何度か触った記憶はあるのだが、それが無音の原因になっていたなどとは思いもしなかった


もしかしたら、このスイッチの動作自体が不調で意図しない動作をしている可能性も捨てきれないが、そうはいっても到着したばかりの新品と比較しながら動作チェックなどやりたくないw
新品にまで不調が伝染したら泣くに泣けないではないか・・・

ともかく、真相は不明ながらこのスイッチさえ押さなければ、「音無くん」は「快調出音くん」でいられる・・・わけだが・・・

かくして、眼前には同じものが2台
わかっている、すべて身から出た錆・・なさけない(^_^;)

今のところまだどうするか決めてないが、当面は復活したほうを使いながら様子を伺い、これでいけそうと判断できた時点で新品のほうを処分という流れになりそうだ
まあ電源にもつないでいない新品を即処分というのもしのびないので、気持ちを整理する時間も必要である