2015年6月12日金曜日

Godin Multiac Nylon SA

購入時期はちょっと忘れてしまったが、ソロギターをはじめてすぐの頃、
手元にはエレキしか無く、「君をのせて」とかも最初はSGやレスポールで弾いていました
(OVATIONはあったんですけど、なぜか全く弾かなかったので)
こういうとき、普通なら「アコギが欲しい」というのが多分自然な流れなんでしょうけど、
その頃はギターシンセサイザーにも興味があって
おそらく2012の秋頃、シンセサイザーと同時に購入したと思います


Top : Solid Spruce
Body : Mahogany
Neck : Mahogany
Fingerboard : Richlite, 16" Fingerboard Radius
Scale : 25 1/2", 648mm,22frets
Nut Width : 47.6mm
Bridge : Rosewood
Pickup : Custom RMC Piezo
Color : Natural
Strings : HTC ' PRO ARTE CLASSICAL - HARD TENSION

同機種の中でもかなり初期のモデルで、
 ・指板エンドとコントロールの間にあるロゴがかなり太字
 ・電池ボックスがねじ止めの蓋の下にある(バック側写真の右上の蓋の中)
といった特徴があります

同時購入したシンセサイザーはROLAND GR-33です
GODINのGR対応ギター(型番にSAとつくもの)をGRコードでつなぐだけで
シンセサイザーとして機能します


シンセサイザーっていったい何?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
ギターを普通に弾くだけで、アンプからはピアノとかラッパの音が出てくる機械
という感じでしょうか
もちろん、そういったシンセサイザーの音と元のギターの音を混ぜて使うこともできます
 ①ギター音(エフェクト可能)だけを出す
 ②シンセ音だけを出す(全部で384種類の音を選べ、2種類まで組み合わせできる)
 ③ギターとシンセの混ざった音を出す
この3種類の使い方ができるんですけど、
②の場合は感度調整とか結構シビアにやらないと変な音が出たり、
ギターを弾く技術もそこそこ高くないと、なかなかまともに使えなかったりしますので
私の場合は①または③の使い方しかできませんでした(^_^;)
しかも①の場合はこの機械をわざわざ通さなくてもできますから
実際は③だけ、といっても良いです

試しに、慰問用に練習してる、吉幾三さんの「酔歌」を混ぜ混ぜパターンで弾いてみました



多分お感じになったことと思いますが
全曲これで通してしまうと、結構邪魔と言いますか耳に付くと言いますか・・・
ここぞと言うときにだけ「ちょっとした味付け」程度にしないといけないように思います

こっちは、混ぜ混ぜではなくて、シンセ音のみを使ってます
こんな感じだったら、少しは使い道あるかな


しかし、384種類も音が出せると言っても、曲の雰囲気に合う音ってことになると
相当限られたりもしますから、手に入れたときは相当喜んで遊んでたんですが・・・
今は年に数回さわるかどうか」というのが実情でございます(笑)

話が飛んでしまいましたが、ギターの話に戻ります
ナット幅は約48mmということで、アコギに比べるとかなり広いのですが
ネックが割合薄くできているので、むしろ弾きやすいくらいです
一時期は、アコギの曲でも弾きやすさや指への負担が少ないことで
曲になれてくるまではGODINで練習するというパターンでやっていたこともあります
ひとつ慣れが必要だったのはアコギと違って16Fジョイントになっているため
ハイフレットの位置を間違いやすかったことですが、まあこれは慣れだけの問題です

実はこのギター、生音もかなりしっかりと鳴ります
サウンドホールもなく、ボディの厚みも6cmしかないのですが、中空構造になっていて
意外に大きな音がしますので、練習だけならアンプも不要です

旧型なので電池交換がかなり面倒なのが玉に瑕なんですけど
とにかく使い勝手も音もよい、優れたギターだと思います
あまりに気に入ってしまったので、このあと
SLIM SA、MULTIAC STEEL SAの2台が加わることになりますが
そのお話はまた後日に・・・




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