未だ現行販売品ですし、小型で取り回しも良く音も良いということで
一定の存在価値はあると思います
喫煙環境で1年半使い倒したので、かなりくたびれてきましたが、もうチョイ頑張って貰います
ZOOM Q8については以下にまとめてみましたので
http://zizii2015.blogspot.jp/search/label/ZOOM%20Q8
ここでは、Q4と同時期に発売されてよく比較対象になるHDR-MV1との比較をしながら
Q4の特徴についてレビューしてみたいと思います
なお以下記事は、過去に他所でまとめたものの再掲ですので、
記事内容が古い情報となってる場合もあります、その点ご了解下さい
■Q4にあってHDR-MV1にはない特徴
【外観とか操作性とか】
①外側サイドパネルの切り替えスイッチが便利、特にゲインとローカット
②USBがミニ端子で、コードの汎用性が高い(HDR-MV1はマイクロ端子)
③ウインドジャマーが高性能(逆に無いと屋外ではつらいけど)
④録画ボタンが押しやすい
HDR-MV1は押し込む感じで開始終了時に結構揺れるし、押したかどうかがわかりにくい
この部分の使い勝手の差はかなり大きいです
⑤USB給電中でも全操作可能(ソニーにも裏技はあるが・・)
⑥やはり、小さいとはいえ可動式のLCDユニットはめちゃくちゃに便利
⑦ゴープロ用のアタッチの使用が可能
※)三脚穴があるのでゴープロアタッチが無くても三脚の利用は可能だが、いろんなアタッチ利用が可能と言うことで利用の幅が
広がる。また三脚穴に三脚を取り付けると雲台の大きさによってはバッテリーやSDカードの交換時に蓋が干渉して開かない
ことがあるが、ゴープロアタッチ経由で三脚をつければこの心配はない。
【録音機能】
①96/24のPCM録音が可能
②マイクのゲイン切り替えが、3段階ながらライン入力時でも有効
③音質は甲乙つけがたいし好みもあるがギターの生音では、主観ながらQ4が高評価
④USBマイクとして使用することが可能
【録画機能】
①画角の切り替えが可能
②720p、480pのモードであれば60fpsで撮影することが可能
③露出がHDR-MV1に比べるとやや安定
④WEBカメラとして使用することが可能
■HDR-MV1の方がよいと思える特徴
①見た感じ、レンズやマイクの作りがなんかゴージャスで、全体のすっきりしたデザイン
と良くマッチしてやや高級感がある
②レンズ性能はたぶん優れている。パンしたときや歩行時の画像のぶれ方が少ない。
総じて解像感、発色、ぶれの少ない安定感から「画質はQ4より良い」と感じる人も多い
かもしれない
③Q4より広角に撮影可能(35mm換算値 HDR-MV1は18.2mm、Q4は22mm)
④内部メニューから録音レベルを31段階に切り替えられる(ただしラインは一定)
⑤Wifi機能が使える(モニターとか、撮影の開始終了とか)
ただし、操作できるのは撮影の開始終了のみ、またインジケーター類も表示されない
⑥雲台によるが三脚穴周辺に干渉しそうなものがない
⑦音声だけの録音ができるので、SDカードの容量節約につながるし、波形編集ソフト
にダイレクトに放り込める。
⑧超広角の割に周辺の歪みがよく抑えられている(Q4よりもあの「丸くなる」たる型歪み」
が少ない)
■Q4の「ここはちょっと何とかならないか」
①マイクがちょっと取り出しにくい(私はストラップを結んで対応中)
②サイドパネルスイッチや、IO端子、LCDユニットを取り外したときの端子などむき出し
の仕様が多くて不安
③光の状況によってはホワイトバランスの関係だと思うがやや黄色みが強いときがある
④4GBの切り替わり時に停止する場合有り、ZOOMでも検証中
20MB/秒クラスのSDカードなら96/24モード、60fpsモードは避けるのが吉
ZOOMの公式サイトに、2013.12時点で使用可能なSDカードの一覧が掲載
http://zoom.co.jp/img/text_img/text_img_4506.png
⑤HDMIでモニターしたとき、外部モニターに音量レベルやその他のインジケーター類が
表示されない(HDR-MV1も同じだけど)
■Q4のその他の情報
①最新のファームウェアおよびwebカメラ用のオーディオドライバはこちらから
動画の色合いやSDカードへの対応性が改善されています
②USBマイクとして使用する場合はwindowsの標準ドライバでwindows7(64)環境で
あっさりと接続、録音も検証したが問題なくできた③バッテリーの持続時間は
【ケース1】
「1080p 30fps × 48kHz 24bit LCDユニットを装着し、90゜に開いてモニター状態」
で、電池切れによる録画終了まで「2時間12分」
【ケース2】
「1080p 30fps × 48kHz 24bit LCDユニットを装着し、収納状態(モニター非点灯)」
で、16GBのSDを撮りきるのに「2時間3分」
その後、SDをフォーマットしてから録画を再開し、電池切れによる録画終了まで「44分」
合計、「2時間47分」が電池切れまでの総録画時間でした
LCDユニットを装着していても、モニターが点灯しない状態にしておけば30分以上
録画可能時間が延びるみたいです。
④WindowsMediaPlayerで音声再生可能なのは、Q4の音質設定で
PCM44.1kHz16bit、AACの全モードのみです
PCMモードの多くは再生できないので注意、realplayerだと全モード大丈夫
⑤モバイルバッテリーで給電しながらの操作、動作に関しては全く問題なし
■比較結果のまとめ
実際に比べてみるとどちらかが圧倒的に有利とか勝っていることは無い!
というのが正直な感想です。言い換えれば一長一短(笑)
どちらか自分のニーズに合う(近い)ものを選んで、・・
たとえばフィールド録音やアウトドアが多いならQ4のウィンドジャマーやゴープロアタッチが便利
でしょうからQ4を選んで、・・・とかですね
でもどちらを選んでも何かしら不都合がでるでしょうから、
そこは知恵と工夫で解決する・・そういう部分は必ず必要になると思います。
逆に言えば「どちらを選んでも心底悔やむことは多分ない!」とも言えそうですね
【用途や好みによる選び方の目安】
・Q4の良さは、何より使い勝手の良さ(可動LCD、録画ボタン、外部スイッチ類)にあります
屋外でもウィンドジャマーのおかげで便利に使えます
また、音もHDR-MV1よりは原音に近い感じがして、そういう指向の人には向くと思います
ただし、画質(特に色味)に関してはやや我慢が必要かもしれません
・HDR-MV1は、画質と音質が高いレベルでバランスしていて
特に画質に関しては素晴らしいと感じます(色合い、解像感、歪みの少なさ等)
音質も良いと感じますが、Q4に比べると私にはやや装飾的な音に聞こえます
ビデオレコーダーとしての性能だけを比較すればHDR-MV1に歩があるかもしれません
ただ、Q4に比べると使いづらい
モニタが撮影者の方を向いてないのがかなり不便だし、画角の切り替えも不可
録画ボタンが押しづらいし、屋外用のウィンドジャマーも付属しない・・・
そのあたりが問題にならない方はHDR-MV1を選ぶのもよいかもしれません
・価格帯が異なるので比較するものアレなんですが(^_^;)
ZOOM Q8が発売された今、HDR-MV1と比較するとすれば
画質が著しく改善されたQ8を私は選びたいと思います
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