2015年6月9日火曜日

Ovation 6868 30th Anniversary (2016.5売却)

1995年、一人っきりの事務所の孤独に耐えきれず、Fenderのアンプとともに購入
生まれて初めて買ったエレアコです


Body: USA Made Lyrachord GS
Top: Solid Spruce
Soundhole: Multi-sound hole
Epaulet: Inlaid exotic hardwoods
Neck:MahoganyNeck
Finsh: Natural Satin
Fingerbord: Rosewood
Bridge: Rosewood

真っ黒のトップ、そして代名詞のようなガラス繊維強化プラスチック(Lyrachord)のバック
当時、エレアコといえばovationというほどの知名度だったのですが、
現在ではそれほどの人気とは言い難い状況の中、fender傘下となり、
生産拠点も徐々にアジア(韓国、中国、インドネシア等)に移行し、
ついに2014.6にはUSA工場が閉鎖して「Made in U.S.A」は姿を消してしまいましたが・・・・

この個体は「Made in U.S.A」であります(笑)

しかし、「Ovation 6868 30th Anniversary」でどうググっても全くヒットしない妙なモデルで
Eliteというグレードはよく見かけますが、この「無印6868」は未だ見たこと無し!
よほどレアなのか、はたまた凡庸すぎるのか
確か購入価格は10万を超えてたと思うので、超入門用というわけではなかったと思うのですが
ともかく今でも詳細不明なギターです

買ってしばらくは、時々アンプにつないで事務所で弾いてたんですが
まだソロギターという言葉もない時代で、もちろんインストなど弾けず
コードストロークだけではすぐに飽きてきたのと
 ・アンプと一体で使うものと思い込んで、次第に億劫になったこと
 ・ファイバーボディーが膝の上で滑って弾きにくかったこと
 ・何となく音が硬い、弦も硬いと感じたこと
等々の事情から買って1年ほどで弾かなくなってしまいましたが
その当時はなぜかあまり良い弦を張った記憶もなく、
弾きにくさもギターだけのせいではなかったのかもしれないです

しかし、今こうしてたくさんのギターに囲まれるようになって改めて思うのですが
生音、ラインとも音はけっして悪くないです
生音は構造上どうしても深い胴鳴り感が希薄で、音量もやや小さめですが
十分なサスティンもあり、切れの良い音を出してくれます
ストロークでの弾き語りなんかだと良くあいそうな気がします

ライン音はさすがオベーションと言えそうな出来の良さ
分解してないので「おそらく」なのですがPUはアンダーサドルピエゾ
しかし、あの独特のブリブリした音は良く抑えられていて、かなりナチュラルです
購入後20年経過して、
 ・EQやpreshapeをバイパスすると勝手に音量変化して音が小さくなってしまったり
 ・若干ハム音がのったり
と、少々老化の気配がしてきましたが、ハムノイズはピエゾPUにはつきものですので
素子の劣化を考えれば最小限のノイズとも言えそうです
(宅録レベルで気づく程度で、小音量のアンプだと気づかないかもしれない)

なんどか身売りも検討したギターですけど(爆)
やっぱり残しておいて良かった~~~と、つくづく思います
なんといっても「最初のギター」ですものね

以下は音サンプルです
すっかり忘れてしまったWATER IS WIDEを練習し直してって思ったんですけど
忘れ具合が半端無かった(^_^;)
でもまあ、今後の音サンプルは可能な限りこの曲でいこうと思うので
そのうち何とかなるでしょう
(ラインのハムノイズは除去可能なんですが、あえてそのままにしてあります)
生音はエフェクト無しですが、ライン音の方にはリバーブを加えています


この動画Q8で撮ったものですけど、いつもは使わない「MOV+WAV」モードを使うと
生音とライン音を1回の演奏で、両方を別々のファイルに記録できます
2回弾かなくていい分楽ちんです

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