ソロギターを始めて半年ぐらいたって、「君をのせて」や「いつも何度でも」を
なんとか弾けるようになったのですが、使うギターはエレキばかり
オベーションが手元にあったのに、どういうわけか、あまり弾こうという気になりませんでした
しかし、エレキでソロギターを弾くのもちょっと違和感を感じるようになり
どうしても「普通のアコギ」が欲しくなった
■ボディスタイル:ドレッドノート、カッタウェイ・タイプ
■トップ:スプルース単板
■サイド/バック:ローズウッド単板
■スケール:644mm
■ナット幅:43mm
■指板/ブリッジ:ローズウッド
■ネック:ウォルナット
■ボディバインディング:メイプル、アバロン
■サウンドホール:アバロン
■マシンヘッド:GROVERGOLD(18:1)
■フィニッシュ:グロス・ナチュラル
■ピックアップシステム:AGE-MC(ピエゾ/マイク・ブレンドタイプ)
というわけで、SHさんでお買い上げ!
現在は6万円半ばの値段になっていますが、
当時は衝撃特価だか限定特価だかで39800円だったと記憶してます
オベーションは持ってましたが、サイドバックが木でできているアコギ、
という意味では初めてのギターです、いやもうほんと嬉しかった(笑)
それに、ただ手に入れて嬉しいというだけじゃなくて、
・よく見ると安っぽいが一見豪華なインレイワーク
・なんとピエゾとマイクのブレンドが可能なピックアップシステム
・ドレッドらしい重厚感のある音だけど、高音の伸びも良く意外とオールマイティ
・中華製とは思えないしっかりとした作りの良さ
・しかも総単板
「なんでこれがサンキュッパやねん!」と一人つぶやいたのを覚えております(^_^;)
いやはや、驚くべき中華ギターであります
まあ、元々の売り出し定価は12万8千円だったという説もありますけど
少なくとも5~10万円クラスの価値はあるかと思われ、
もしもヘッドインレイが「ZENN」ロゴではなく、トーチインレイだったりすれば
バカ売れだったのではと思えてなりません(^_^;)
さらに私は、購入後に「もっとゴージャスに!」ということでブリッジピンも交換して
今ではかなりコッテコテなギターとなっております(笑)
生音は、上記のとおり重厚感もありつつ上も良く伸びるのですが
やや低音弦が「つまり感」を伴う感じもあり、「スカッ!」とした抜けは今ひとつです
しかし、音量も十分にあり、生音勝負も可能なエレアコという意味では
なかなかどうして、「できるヤツ」であります
ラインも音自体はなかなか秀逸なのですが
・マイクは胴鳴り用と割り切っているのか、かなり低音よりの味付け
・ピエゾに若干のハム音
・購入後2年半経過して、ボリューム位置によっては音が出ない現象が発生
と、ちょっと注文付けたい部分もあります
でもトータルで価格とあわせて考えれば、買って損がないギターだと言えそうです
ただし、僕の個体に関しては出荷時の弦高が高くて、とても弾きづらく
リペアショップで調整して貰いました
現在の出荷状況はよくわかりませんが、購入時は弦高チェックと調整が必要かなと思います
それと、ついでにちょっといわせていただければ(^_^;)
プリアンプのせいでしょうか、他のギターに比べると少し重いです
たいした重量差ではないのですが、
何本かギターをお持ちなら「手が伸びる回数が少し減るかも」と思ってしまいます
もう少し軽く、かつヘッドにトーチインレイなら・・・・
間違いなく最強部類のエレアコ入門機となりますのに、ちょっと残念かも(笑)
ちょっと古い音源ですけど、ライン音のサンプルです
WATER IS WIDEで弾き直してって思いましたが・・・チョイ手抜きさせていただいてます
【岸部眞明さん 「花」】
【2015.9.1追記】
このギターを検索で探して当ブログに来ていただいている方が意外にも多いのに驚いています
せっかく来ていただいて「生音がない」というのは申し訳ないので
サンプル音源を追加しておきます
いつものギター紹介どおり、前半:生音、後半:ライン音(リバーブ付加)です
なお、この録音の時のプリアンプの設定は以下の写真の通りです
このギターのピックアップシステムはマイクとアンダーサドルピエゾのミックスです
マイクはプリアンプの下部にフレキシブルアームでくっついてますが、
マイクの方向を私は写真のようにサウンドホールを向くように設定しています
できるだけ抜けがよい音になるようにという意図ですが、
このセッティング次第でマイクの音は相当変わりますので、いろいろと試してみて下さい
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